アブダビにザ・リッツ・カールトンができ2012年にオープンしました。今回ようやく訪問する機会を得る事ができました。さてどのような滞在だったのでしょうか?

結果

流石の滞在です。ザ・リッツカールトンの滞在を楽しめます。スタイルとしては香港のように大人が楽しむと言うよりは、家族でホテルやアトラクションを楽しむ事に主眼が置かれています。家族連れで是非に行ってみてください。

予約

まだアブダビは暑い季節に滞在しましたが、タイから移動しているので苦にはなりませんでした。アブダビでちょうど折り返しの旅程だったので少し休憩も入れて楽しむようにAMEXの担当者の方に色々とお願いをしました。部屋は標準スイートタイプをおねがいしておきました。ザ・リッツ・カールトンのホームページは日本語だと殆ど情報が出てこないので英語で見るようにします。

到着がドバイから自分で運転して夜の9時になるため遅めのチェックインを伝え、部屋を間違ってリリースしないようにお願いしておきます。同時にレストランやスパの情報を集めて頂き当日にそなえます。

チェックイン

予定より少し遅くなり夜の10時にアブダビに到着します。概ねの場所は分かっているのですが、最終的にはiphoneの地図にお任せです。世界中どこに行っても同じ方式でナビをして、ほぼリアルタイムで更新されるGoogleの地図はとても助かります。シェイク・ザイード モスクの前を何回か細かい道でターンしますが最後はこの威風堂々とした門構えです。

 

遅くなったのでチェックインのサービスは期待していませんでしたが・・ホテルの前に車を付けると直ぐにベルのスタッフが対応してくれます。むしろ遅い時間だったのでホテルはかなり繁忙しており多くの人が出たり入ったりしています。やはりUAEですね!

 

トランクを開けてホテルの中に荷物を運びこんで頂き、車はそのままバレットパーキングで預けます。荷物のタグと車のタグを受け取ると今度はスタッフが中に案内しウエルカムドリンクを頂きます。ここまでレジデンスである事は伝えてありますが、どこの誰だかまでは言ってありません。それでもこのサービスです。レベル高いですね!

パスポートとクレジットカードを渡すとチェックインまで数分です。流石に自分の車で乗り付けたのでルームチェックインにはなりませんでした。手続きが終わるとスタッフが部屋まで案内して頂きます。ホテルの中も軽く案内して頂きますが多くの設備と複合的に設置されているので説明がかなり長くなりました。ポイントは・・お腹減ったので何か食べたかったのですが・・なんと日本料理??をだすお店もあるそうです。しかも11時でもオープンしているとの事です。あまり遅くなるとクローズするかもしれないので荷物を置いたらすぐに行くことにしました。もちろん彼女にお願いしてレストランに予約を入れておいて頂きます。

 

AMEXのFHRだったので以下の特典がありました。

  • 正午のチェックイン (夜のチェックインだったので使えませんでした)
  • 部屋のアップグレード (部屋に空きがなくありませんでした)
  • Giornotteでの朝食 二人まで (美味しくいただけました)
  • WiFi (無料で使わせて頂きました。
  • スペシャル アメニティ (これは頂けませんでした)

部屋

ザ・リッツ・カールトン アブダビ グランド・カナルには多くの部屋があります。今回はメイン棟の部屋を選びましたが、このホテルはビラが多いので家族で泊まりに来るのが一番良いようです。実際に家族連れの方が多くお見えでした。他のザ・リッツカールトンではあまり見られない光景でした。今回の2350号室の部屋の構成はリビングルーム、ベッドルームそしてバスルームの王道スイートの作りです。

リビングルーム

重厚な扉を開けて中に入ると、ひんやりとした大理石の床のリビングルームです。左側にはお客様用のお手洗いになっています。トイレはスタンダードな物ですが、洗面台は大きく来客用のお手洗いのレベルではありません。

 

部屋の真ん中にはローテーブルと3人分の椅子が準備されています。ローテブルの下には絨毯が引いてあるので裸足で過ごす私にも快適です。

向かいにはテレビがあり、下にはミニバーです。エスプレッソマシーンもありコーヒは美味しくいただけました。それ以上にカップが一糸乱れずピシッと並んでいる姿は流石だと思います。冷蔵庫の中は品数は十分ですが数は一本ずつと少なめです。ハードリカーも相当に揃っています。チョコレートやスナックも良いですね!

 

左側の書斎机はガラスでできており下が見えています。使い勝手は悪くないのですが慣れないですね・・机の上にはインルームダイニングのメニューに電話機そしてランプです。壁には電源のアウトレットにAV接続用のコネクターが準備されています。机の後ろには別の棚があり収納容量は抜群です。

椅子は少し大げさで仕事をするよりはゆったりと腰掛けるほうが良いような作りです。向かいには二人分の椅子が置いてあり、部屋の造りがハッキリしています。

ベッドルーム

正方形サイズの大型ベッドが部屋の真ん中に鎮座しています。高さもあり私の好きな寝心地です。既にターンダウンされておりチョコレートが準備されています。隙間なくびっしりと詰めたベッドメーキングは見た感じからホテルの方向性を示しています。ただし・・寝るときには私はシーツは全部出します。ベッドのサイドテーブルも電話、電燈、リモコンそして水のスタンダードなセットです。いつものようにカーテンを全開にしておいて太陽と共に体が目覚めるようにします。時差は感じにくくなりましたが、やはり太陽と散歩が重要な対策です。

ベッドの向かいにはテレビがあります。テレビの下にはセーフティーボックスが埋め込まれています。最初は発見するのに時間がかかりました。そして謎の白いボックスがテレビの横にあります。目覚まし時計のような・・ラジオのような・・ドッキングステーションのような・・結局は使えませんでした。

    

ウエットエリアに向かう途中にクローゼットがあります。二人で滞在しても十分な広さがあります。スチームアイロンもあるので軽く皺を伸ばすぐらいな私でもできました。因みにジャケットはヴェネツィアのグッチで買った思い出の品です。着ていると作業着のようですが、脱いで見る人が見ると分かる私のエレガンティにピッタリのデザインです。

バルコニー

ホテルのセンターに位置したバルコニーからの景色は良いですね!まだまだ暑さはありましたが気持ちの良い時間を過ごせます。特に夜はお勧めです。

 

 

バスルーム

バスルームも落ち着いたトーンでまとめられています。バスタオル等も十分な数があり一人の滞在では不足する事はありません。今回は湯船には浸かりませんでしたが、深くて長いのは日本人にもぴったりです。

シャワールームのタイルのデザインも流石です。ハンドシャワーとレインシャワーで湯量も十分です。直ぐに必要な温度になるのも新しい設備ならではですね。バスルームは窓を開けるとベッドルームと接続可能です。部屋の中から目を離せない場合には良い作りです。

シンクも少しデザイン的に凝った作りです。水を溜める栓も蛇口の後ろにあると判りにくいのですが、ここは大きいので一目でわかります。準備されているアメニティもAspreyと何時もの品ぞろえです。

 

トイレはビデも大きくレトロでついていますが中東では重要な設備です。

夜はお寿司

夜はホテルのスタッフに聞いたBarfly By Buddha Bar Abu Dhabiを訪問します。予約してあるのでスムースに入れます。この時間ですがほぼ満席でした。

 

ホテルアリアにはあるのですが、この近辺はモールのようになっており宿泊者以外も気軽にショッピングや食事を楽しめるエリアになっています。今回のレストランもホテル直営では有りませんでした。

中に入るとセンセーショナルなデザインです。ブッダ バーとはいったい何のか・・分かりませんでしたが寿司は美味しく頂けました!

 

朝はウエスタン

金曜日でUAEは休日だったので朝はGiornotteレストランが大混雑です。10分ほど待つとスタッフが案内してくれます。外か中か・・と聞かれるのでやはり外を選びます。食事の内容はウェスタン・中華・アラビックと豊富です。私は卵とサラダと少しだけ頂き体調を整えます。

温度も最初は良かったのですが徐々に熱くなり1時間程度で退散する事になりました。

プール

ここのシグニチャーはホテルの真ん中にあるプールとビーチになります。ホテル名にもあるように運河に面していますが運河(ほぼ海)で泳ぐ人はほとんど居ませんでした。

見ての通り雰囲気は最高に作ってあります。ライフガードや子供用の設備もあるのでファミリーには嬉しいでしょう。

 

地図