元の予定ではヴェネチアには寄らずにフランス経由で日本だったのが、ヴェネチア経由ドバイになった事を理由に今回の旅の目的である一つに ヴェネチア にある ホテル ダニエリに宿泊する事を追加しました。さて 初めてのホテル ダニエリ はどのような宿泊だったのでしょうか?
結果
素晴らしい宿泊でした。 イタリアの歴史を感じる建物の中に素晴らしい サービスを提供して頂きました。 毎回の事ですが私の我儘にもかなりお付き合いいただきました。 ヴェネチアに行くときには是非にお勧めします。
予約
目的地が色々と変わる中で空いている最適な部屋としてAMEX側でホテル ダニエリ ヴェネチア デラックス ラグーン ビューを無事に押さえて頂くことができました。1月のオフシーズンと言うこともあり良い部屋を確保できたようです。更にAMEX経由で短いヴェネチアの滞在を楽しむためにプライベート ゴンドラツアーや プライベート ヘリをある程度申し込んでこきました。ある程度・・・と言うのがポイントです(笑)
こちらのホテルは確認するとStarwoodのA LUXURY COLLECTION HOTELにもなっています。 部屋のタイプを決めるのに通常はスイートタイプを選びますが、今回はタイプよりも景色を優先してデラックス タイプとしました。
送迎
ベニス マルコポーロ 空港に到着した時にはフライトが遅れたため経路変更を受けた影響で余分なフライトが4時間、そして何より荷物が何故かアムステルダムにあると言う状態でかなりヘロヘロでした。変更の情報はAMEXに到着フライトの変更は電話で伝えましたが、無事に送迎のスタッフにピックアップして頂きました。やはりAMEXに依頼しておくと飛行機からホテルへのスムースな連携が簡単に取れるので助かります。
最初は車に案内されますが、数分でスピードボートに乗り換えます。満月の中をスピードボートは速度を上げてヴェネチアに近づきます。島の中に入るとゆっくりと移動し私の気分が高鳴ります。ホテルは陸地側の入口よりも船で入る入口の方が立派に構えられています。
チェックイン
船が付くと直ぐにベルが私をピックアップです。結果的にホテルに着いたのは夜の11時を回っていました。荷物が無い事を確認されると「大変だったね」と言われます・・・そのまま案内されますがレセプションではなくフロント(コンシュルジュ)側です。こちらで鍵を管理している方式を取っています。ホテルの奥には支払いの区画もありますが、支払いや両替だけを受け持っているようです。
チェックインを終えると部屋まで案内して頂く間に色々と話を伺います。どうやらヴェネツィアで最も古くオペラ演奏をされた14世紀に建てられたヴェネツィア総督モチェニーゴ・ダンドロ館を、19世紀に改築した建物を使用しているため歴史を語らず何を言うのかと言うホテルのようです。
私の部屋はパラッツォ カサノバ館の264となります。この番号ですが階は3階の角部屋です。私にとっては申し分ない景色と部屋を頂きました!
部屋
部屋はデラックス ラグーン ビューでリビングとバスルームのシンプルな構成です。しかし各部に色々と思いと歴史が詰まっていると感じる事ができました。このホテルは3つの建物(宮殿と言われている)からなり、最も古くレセプション等がある本館のパラッツォ ダンドロ館、 私が宿泊したパラッツォ カサノバ館、2008年に改装を終えたパラッツォ エクセルシオール館に分かれます。
リビング
部屋に入ると先ずは通路の先にリビングが見えます。到着した時は夜であまりピン!ときませんでしたが、朝になると素晴らしいベネチアの景色に感動します。真正面にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂が見えており足元には海が広がります。私が期待していたヴェネチアとはまさにここです。
部屋の中は大きなキングベッドがあり寝心地も抜群です。到着した時間が遅いので既にターンダウンされているため夜の雰囲気も最高です。
足元にはメッセージカードとシャンパンが冷やして置いてあり飲めればロマンチックなんでしょうね・・・ベッドの上には朝食メニューとチョコレートが置いてあります。
机はとてもシンプルで上にはホテルの案内の記事があるだけです。ここで私はインターネットに接続してしばらくの時間を過ごしました。パソコンをするには向かない椅子と杖でしたが(笑)テレビはちゃんと薄型が入っており現地の音楽を軽く流すには最適です。
今回は荷物が飛行機の遅延で届かなかったのでスターアライアンスのお泊りセットを頂きました。何時もスーツケースが届かない事を想定して準備してあるので最低限な準備はしてあるのであまり必要ではありませんでした。
ただし、後の散歩の為に上着だけサンマルコ広場の奥にあるグッチで購入です。旅のトラブルとそれを凌いだアイテムは記憶に残るので個人的には大切にしますね・・・
バスルーム
入って左に曲がるとクローゼットになります。このエリアには十分な収納のクローゼットとセキュリティボックスそしてミニバーがあります。珍しい事にクローゼットの中にあるのですね・・私の場合には飲み物は総て料金に含まれていると言われました。細かい金額ですが面倒でないのがありがたいです。なので到着して早速サンペレグリノを頂きます。
バスルームもまた気持ちが行き届いています。シングルながら十分な広さを持つシンク、ビデ付のトイレそして大型のバスタブです。また窓もあり屋根側の雰囲気を味わうこともできました。
もちろんリネン類も十分に準備されており、また総てがフワフワに仕上げられています。バスタオルのかかっている場所は温水により温める方式なので寒い時期にも問題なさそうです。というか次回はカーニバルの時期に来たいのです!
ルームサービス
ルームサービスで日が昇ると同時に朝食を頂きました。朝焼けの中を頂く完璧な朝食で既に幸せ満載です。イタリアを離れ次の目的地であるドバイに着くと暫く食べれないクリスピーポーク ベーコンを頂きながら紅茶を頂きます。今でも目を閉じると思い出すほどです!
レストラン
朝食はパラッツォ エクセルシオール館(たぶんですが)の最上階にある「テラッツァダニエリ」で頂きます。何故か野菜が食べたくなったのでこちら・・ウサギになった気持ちです!
テラスに上るとサンマルコ 広場の時計塔が少し見えます。後でこちらには散歩に行ってコーヒを少し頂きました。
ホテルの通過する場所が歴史がある建物だけあって荘厳な雰囲気を保っています。