北京での宿泊もかなりの数をこなしてきたので、久しぶりにThe Ritz-Carlton北京に宿泊です。今回は打ち合わせを何回も予定していたのでカールトン・スイート クラブ・フロアを予約しましたが、その内容は?

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結果

久しぶりの滞在でしたが更に良くなっていました。 部屋もさることながらクラブ フロアのスタッフの機敏な動きには感謝です 。

予約

今回の目的な私が主催する数人での会議と事前・事後のインターナルなミーティングを開催する事でした。それぞれのホテルでクラブフロアであれば8人程度までの小規模な会議室が付いて、スイートタイプであればインターナルなミーティングも可能なので後は場所と私の希望です。

そこで最近は訪問していなかったThe Ritz Carltonに決定しAMEXに予約をお願いします。会議室も含めて調整して頂き部屋も押さえて頂きました。

途中で何回かAMEXの担当者から連絡があり細かい点を修正して頂きます。最近、AMEXの担当者が変わり、以前の人とは性格は違いますが別の意味で緻密に対応してくれそうです。今後の私の無理難題に振り回されるのは可哀そうかもしれませんが・・・

送迎

日本から北京に移動し直ぐに移動して事前の会議を開くために空港もノンストップ・送迎も遅れが極力ない形でお願いしました。私もスーツケースも持たずに小さなブリーフケース一つだけで移動します。飛行機のボーディングゲートを降りた時点で迎えに来て頂き、ABTCを利用してパスポートコントロールを抜けて、荷物もピックアップせずに北京首都空港のVIPパーキングから車を出すようにして頂きました。結果としては飛行機を降りてから20分で車に到着です。私をピックアップしてくれた女性も息を切らしながら付いてきてくれましたが、最後はアメージングだと言っていました。

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あとから聞いたらThe Ritz Carltonで送迎を頼めば上記の送迎は標準的な内容になるそうです。

チェックイン

ホテルに車が到着した時点でフライトも入れて総て予定通りに進んだので一時間程度の余裕が出ていました。北京で予定通りとはなかなか珍しいです。

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車を降りるとゲストリレーションのマネージャーが出迎えて頂き、そのまま16階のクラブ・ラウンジに移動してチェックインです。会議室の予約も確認し準備含めて完璧である事を確認できました。少し余裕があったので紅茶とエネルギー補給のためにケーキを一かけら頂きました。実は飛行機では食事は頂かずにお茶だけだったのです。

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前回も同じでしたが、こちらのスタッフは昔から一生懸命な感じがあり私はとても信頼がおけます。どうやら私の昔の宿泊の事も確認していたようで、以前との違いについても説明を頂きました。さて一呼吸置けたので部屋まで移動です。

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部屋

部屋は入口、応接室、御客様用のお手洗い、ベッドルーム、クローゼットそしてバスルームの便利なスイート構成です。しかしこちらも一点一点しっかりと仕事がなされています。

入口

今回の部屋はクラブ・ラウンジと同じ16階にある1606号室になります。位置としては南端ですね。二面ある扉を開けて中に入ります。

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扉を開けてもいきなり部屋は見えません。荷物置き場と仕切りがあります。また左手にはDND/MUR/や電燈マスターのスイッチが有ります。結構今見ると古い物ですが、ちゃんと馴染んできていますね。良い歴史を積んできている風格があります。傘立ても渋い陶器で準備されています。

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左手の奥には扉があります。これは普段は使用しないコネクティング・ルーム用かと思いましたが開けると目張りがされています。GRO曰く工事中??だそうです。

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右手には御客様用のクローゼットとお客様用のお手洗いがあります。こちらも洗面とトイレが別々の部屋になっているこだわりです。つまり御客様には入口でコートを脱いで頂き準備をしてから応接室に居るメンバーと顔を合わせることになります。スイートは本当に便利な作りで、来て頂いた人すべてに喜んでいただきました。

応接室

中に入って頂くと応接室になります実は夜中に少し友人たちと騒いでしまいましたが、隣の部屋はブロックして頂いていたようで、その他の部屋とは大きく距離があるので苦情にはなりませんでした。

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部屋の真ん中にはソファーがあり4人ぐらいで話をするのに最適な作りです。机の上にはバラの花とWelcomeフルーツが置いてあるのですが、これまた凄い量です。何時ものバナナ・ドランゴンフルーツ・リンゴ・オレンジ・ブドウのセットに追加して山盛りベリー、山盛りブルーベリーと山盛りイチゴさらにチョコレートのセットです。もうルームサービス要りませんね・・・全員で食べましたが最後は余りました。

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ソファーの前にはテレビとDVDがセットで置いてあります。例によって電源も入れる暇さえありませんでしたが・・色々と収納がテレビ台にはありますが、Ritz Carltonのバッグ以外は特に何もありません。今回はブリーフケース一つしか持ってきていませんからね・・・

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振り返ると、入口と応接室を隔てていた壁の後ろ側がミニバーになっています。アルコール以外は私にはコンプリメンタリ―になっていました。上にはコーヒーメーカ、水、お茶のセットがあります。冷蔵庫の中にはペプシ、VOSS、ヨーグルトそしてアルコールが準備されています。冷蔵庫の上には軽いスナックもあります。私が好きなプリングルが無いのは残念でしたね・・

冷蔵庫の横にはお茶の急須があります。バトラー(GRO)に頼むとこれで御客様にお茶をふるまって頂きました。

部屋のカーテンは電動です。コントローラは入って右側の壁に埋め込まれています。エアコンのコントローラもありますが最初は20℃で設定されているのでかなり寒かったです。遠慮せずに最初から適切な温度にあげて置けば良かったです。

窓側には机が準備されています。机の上にはインルーム・ダイニングのメニュやホテルガイドがあります。そして私専用のレターセットです。これには私の名前が金色で入っており、名刺まで準備されています。これはRtiz Carltonの上位の部屋を予約するとたまにありますが、嬉しいですよね。

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机の上にはCISCO製の電話と電灯があります。電源などは机の前面に準備されています。引出を開けると少しの文房具と接続用のケーブルが総て入れてあります。今回は使いませんがPCとテレビを接続して話をするときには便利ですね。

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机の横にはマガジンラックがありかなりの種類の雑誌がありました。

ベッドルーム

こちらが私の滞在する部屋になります。殆どこれだけでも普通の部屋より大きく機能があります。もちろん部屋の真ん中のベッドは程よく軟らかく枕の種類も豊富です。ベッド再度の机には目覚まし・電話があります。もちろんDND,MUR/マスターの電源/ナイトランプのスイッチも両方にあります。なるほどと思ったのは昔のiPhoneと今のiPhoneの両方を接続できるようになっている目覚ましです。これは私も欲しくなりました!

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ベッドの向かいにはテレビとDVDがあります。こちらもテレビボードの引き出しにはセキュリティボックスが準備されています。ここにあるとは想定外です。スタッフの説明が無ければ発見に時間がかかったと思います。

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テレビの横に机があり、こちらが私のメインの書斎になりました。至ってシンプルで電灯と電話機しかありません。引出を開けるとこちらにも文具が準備されています。

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ちゃんと考えてあると感じるのは、机の壁には電源コンセントです。ユニバーサルデザインなので日本のプラグもそのまま使えます。PCを使うためのケーブルもありますが、私は無線LANで接続していました。中国なのでかなりの規制に掛かりますが、会社とのVPNはまったく問題ありません。しかもかなり速度が速く感じました。

窓際にはソファーがありますが、外を見ても霞んだ北京の街並みが見えるだけなので特に何も使いませんでした。電話している時に座ったぐらいです。

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クローゼット

ベッドルームからバスルームに移動するのにクローゼットを通過します。クローゼットと言うよりは一つのコネクション・ルームです。中には二つのクローゼットと化粧机があります。

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こちらにも収納箪笥が更にありますが私の今回の荷物は何もないので必要ありませんでした。どちらかと言うと鏡を見るために使っていた部屋ですね。

バスルーム

一番奥がバスルームになります。 先ず目につくのは豪華な作りな部屋です。部屋の真ん中にバスタブを備えて、左右にシンクを配置してあります。

バスタブは残念ながらジャグジーではありませんが、テレビが目の前にあります。体が冷えたので私はこちらの湯船に何回かバスソルトを入れて暖かいお湯を溜めてリラックスしました。しかしお湯が溜まるのに15分ぐらいかかるのが少し面倒です。古い建物なので仕方無しでしょうか・・

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シンクも使いやすく下には十分なだけのバスタオルやハンドタオルがあります。今回はかなりの回数お風呂に入ったので助かりました。また引き出しにはRitz Carltonのアメニティが準備されています。今回は何も持って来ていないのでコレが私の生命線です。歯ブラシもちゃんとあり不足分はありませんでした。

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バスルームの右手がトイレになります。このレベルでもウオッシュレット、暖房便座が無いのは残念です。同時に床暖房がバスルームに無いのも残念です。寒くなる北京ですから有ると嬉しいですね。

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シャワールームもシンプルな作りです。湯量も十分でこちらも有効活用しました。扉はかなりガッチリ密着して水が外に漏れないようになっているのは同意できる作りです。

地図