究極のラグジュアリーな滞在を期待してチェンマイのフォーシーズンズ・リゾートに滞在します。更に今回は死ぬまでに一度は見たかったチェンマイでロイカトーンに合わせて実施されるスカイ・ランタン祭りも狙います。総て上手くいったのでしょうか?

結果

2018年の滞在で最高です。リゾートは全て良く、ランタンには感激です。2019年も間違いなく行きます!ラグジュアリーで快適で感動する経験なら此処で間違いなしです。

予約

そもそものスタートはロイカトーンです。日本語で言うと「灯篭流し」でタイではソンクラーンと並ぶ重要なイベントです。更に私が見たかったのは「ランタンを飛ばす景色だ」と言うと・・実はロイカトーンとイーペンサンサーイはそもそも違うイベントを合流させた物だと言うことだそうです。しかしタイの人たちの大らかな考えもあってチェンマイではロイカトーン開催に合わせてスカイ・ランタンフェスティバルも実施されています。

先ずはスカイランタン祭りの予約を考えますが、これは色々な方法で予約しておきました。最終的には友人手配とホテル手配のミックスになりました。数少ないチャンスを確実に抑えるためには良い方法でした。

問題はホテルです。チェンマイは良いホテルが沢山あるのですが、スカイ・ランタン フェスティバルの会場と近いのか分かりません。動画を見ていて田園風景にひかれて、最後は勢いでフォーシーズンズ・リゾート チェンマイを予約です。ここまで考えたので後は実行あるのみです。

AMEXにも聞きましたが、なんとも頼りない答えだったので確実な情報が欲しかったのでフォーシーズンズと直接連絡して予約を押さえます。申し込むとフォーシーズンズのバンコクオフィスから「フライトの情報を送迎のために知りたい」とメールが来ます。往復の送迎費用は宿泊費に含まれているとの事です。また宿泊に合わせて、スカイ・ランタン祭りのチケットや車を依頼しようと考えました。友人側でも手配しているのですが良くわからないの二重に手配します。話を聞くと、ランタン祭りの会場はチェンマイの市内・郊外で大小合わせると10箇所以上で開催しているとの事です。更にフォーシーズンズホテルの敷地内でも灯篭流しとランタン飛ばしは実施するとの事でした。情報が多すぎるのでいったん保留にしておきましたが、そのまま出発まで私が忘れて友人が手配していたランタン祭りのみ予約完了となっていました。

結果だけを今後のために記載すると「ホテルに依頼してホテル近くの大きく歴史があるランタンフェスティバルのVIPシートを予約する」のが確実で分かりやすいです。

リゾート内の部屋タイプも色々とありましたが動画をみてプールがあるビラに私の気分は高鳴りました。ビラ意外の部屋はあまり価値を感じませんでしたので決まりです!この判断は大正解でした。ビラ以外の部屋を見せて頂くと・・雲泥の差です。ここに滞在するなら間違いなくビラをお勧めします。後で聞いた話では今回滞在していたビラ群は2009年に新設したそうです。ほかの部屋は旧リジェーントのイメージを引いているのかな・・なんて考えました。

送迎

フライトを終えて、荷物を持って出た場所でちゃんとフォーシーズンズのボードを持って待っていてくれます。ロイカトーンの時期なので大変な人込みでしたが直ぐに車も到着して乗り込みます。

中には冷たいお絞りと水が準備されています。タイの昔懐かしいと言われているお菓子も出てきました。

   

リゾートには約40分で到着です。途中で何か所もスカイランタンフェスティバルの看板を見かけました。どうやらリゾートの近くでも会場があるとこの時点で気が付きます。リゾートの中に入ると更に雰囲気は高まります。チェンマイに来たのが実感できる瞬間でした。

チェックイン

車を降りてチェックインに向かいます。今回も荷物は全てスタッフにお任せです。レセプションの造りもすごい!フォーシーズンズ テンテッド キャンプ ゴールデン・トライアングルを思い出させるようなチェックインです。フォーシーズンズのホテルはこれがあるのです・・たまにダメだったり・・突然素晴らしかったり・・当たり外れが大きいと言うか・・

今回はチェックインの時にランタン祭りの手配についても色々と確認したかったので座り込んで長々と色々と話をします。そのためにはお絞りと冷たいレモングラスの飲み物は有難かったです。

 

ランタン祭りについて確認するとホテルの近くでは3カ所で行っており、一番近いのは歴史もあり規模が大きいとの事です。ただし当日の予約になると確認が必要との事です。友人が手配していたランタン祭りの状況も併せて確認すると、VIP席は無理だがフォーシーズンが押さえている一般席にはまだ空きがあるとの事でした。同時に友人の確認も取れて、実は同じ会場だということが分かりました。よってホテルにはプライベートでの車の手配だけをお願いしておきます。絶対に大渋滞で面倒な事になると思っていましたので・・これは半分事実ですが結果はホテルのスタッフが良いサポートをしてくれたので楽に楽しく最高のランタン祭りを楽しめました。

ホテルの中でもランタンを上げたり、ロイカトーンをするので参加しないかとお誘いは頂きましたが時間の関係でこちらは辞退いたしました。本当は此方も参加したかったです(笑)

部屋

総ての依頼を終えて部屋に移動します。部屋へはバギーでの移動になります。多少距離はありますが、歩けないほどでもありませんが・・私はプール・ヴィラ6が割り振られていました。案内してくれたスタッフ曰くこの部屋はプールが横に配置してある珍しい部屋だと説明してくれます。他のリゾートでもたまに同じ説明を受けますが、私にはその価値は理解できません。縦でも横でも同じかと・・

 

しかし・・この部屋は素晴らしいの一言です。ため息がでます。大きく言うと・・入って直ぐにミニバーと書斎があり、次がウエットエリアになります。ウエットエリアには大型のウオークインクローゼットも完備されています。シャワールームの扉を開けて外に出るとまた外にシャワーがある造りです。

 

入口を右に曲がって進むとベッドルームそしてリビングになります。大きな窓を開けて外に出るとバルコニーになっており池が部屋の周りを囲んでいます。更に外にでるとガゼボがあり最後が自慢のプールです。言葉ではイメージできないと思いますので動画を見てください。この素晴らしいビラが少しでも伝わると嬉しいです。

入口及び書斎

入口の扉は二段構えになっており、それぞれカードキーで開ける必要があります。一枚目の扉はビラに入るためです。この扉を入ると私のエリアになるのですが、まだ外です。ここから右に進めば建物をぐるりと回ってプールに到着です。

 

更にもう一つの扉を開けて入るとビラの中に入る事ができます。左手にはミニバーがあります。しかし・・これをミニと呼んでいいのかは分かりません。棚の上端にはハードリカーが置いてあり、下の段にはエスプレッソマシンやケルトそして水とアイスがあります。アイスは電話すれは何時でも運んできてくれます。

下には冷蔵庫とワインセラーがあります。私は飲まないのですが素晴らしい品揃えです。もっぱら私は冷蔵庫の炭酸水とコーラを頂いていました。スナックもプリングルスやチョコレートなどが準備されているのでプールで泳ぎながら少し頂きました。何故だかさんオイルもこちらに置いてありました。

更に奥に進むと埋め込み型の書斎です。色々な案内が置いてあります。面白いのは多少の費用は必要ですがリゾートの中でプロのカメラマンによるフォトセッションがある事です。これは・・アレですねプーケットのトリサラの無料撮影を思い出しました。一人で写真撮影はとてつもなく恥ずかしいのです・・・インルームダイニングのメニューも充実しています。

 

書斎机の電源アウトレットはユニバーサルになっているので日本から持っていたプラグが使えるので問題ありません。一応UTPの口もありますが使えるかまでは試しません。WiFi接続で十分だからです。引き出しには電源タップや返還コネクターそして虫よけが入っています。ここに設置されているのですね!と言っても今回の滞在ではほとんど蚊には遭遇しませんでした。

 

ウエットエリア

書斎机の背面がウェットエリアになります。シンクが二つあるのですが鏡を中心に向かい合って設置されているなるほどのデザインです。シンクそのものも蓮の花のようなデザインでできており手が込んでいるのは一目で分かります。さりげなくタオルも良い位置にあるのですが、夜のライトの位置も絶妙です。

バスアメニティは櫛・コットン歯ブラシなどが準備されています。必要最低限ですね。右側にはトイレがあります。残念ながら日本式のウオッシュレットではありませんでしたが清潔さは問題ありません。

 

左側がウオークインクローゼットになっていますがかなり高い位置まで物が置けるようになっています。セキュリティボックス・アイロン・アイロン台・ドライヤー・靴磨きの依頼そしてラウンドリー等も機能的に準備されています。クローゼットとシンクの境の壁は両面ともに鏡になっています。特にクローゼット側の壁の鏡は化粧台と一体化して機能的です。こんな作り方があるのですね!電源アウトレットもあるので先ほどのドライヤーとセットで使えます。

 

部屋の奥にはバスタブがあります。バスタブの広さも湯量も文句なしです。もちろんバスソルト等も十分に準備されていました。ここもガラス張りになっており外が見えるようになっています。バスタブの左右の壁にはバスタオルなどが綺麗に収納されており、シャワーを好きなだけ浴びても不足する事はありませんでした。

 

右側の奥がシャワーになります。シャンプー・バスジェルおよびコンディショナーは専用の容器に入れられています。コンディショナーは少し硬めなので出すときにコツが必要でした。そしてこのシャワールームから外のシャワーに出ることができます。

外のシャワーは二つ準備されており左右で同時に二人が浴びることができます。このデザインはしびれますね!体を洗っていると庭全体が水につかりますが数分で綺麗に排水されていました。

ベッドルーム兼リビング

入口を入り右手に入って窓に囲まれた通路を少し歩くとベッドルームです。

 

フワフワでも腰がある素晴らしいベッドにリネンは素晴らしかったです。特に枕の感触が良かったです。更に蚊帳もセットできるのでちょっとした王様気分も味わえます。そういえば蚊が居ませんでした。部屋の中でも外でも虫よけ対策は取られていたのでその効果かもしれません。

ベッドサイドには電源アウトレットです。もちろんUSBもあります。これが欲しいんですよね!なかなか気が利いているホテルはありません。iPhoneとブルートゥースと接続できるBOSEのドックもあり便利です。充電できるタイプだったのでプールサイドまで持って行って使っていました。逆のテーブルには電話とシンプルな時計です。

ベッドの向こうがリビングになります。一段下がった位置に降りるとソファーとテーブルです。ソファーにはクッションが多く準備されているので自分好みの位置にセットする事が可能です。

 

段差の壁の部分にはテレビも埋め込まれており左右に振ることができます。左に振ればベッドの中からも見ることができました。壁側にはお茶のセットも置いてありました。ランの花と一緒に品が良いですね!

テーブルには最初少しだけ蜜柑があり少ないと残念に思っていましたが・・・後から後からウェルカムフルーツが驚くほど届きます。リンゴにドラゴンフルーツにカットフルーツにマカロンそしてタイのお菓子です。

夜に帰ってくるとターンダウンされていますが、カトーンまでセットされていました。そして更にワインとコーラとお菓子が追加されています。一体どれだけ出てくるのでしょうか???ちなみに夕食を遅めのルームサービスでカルボナーラとサラダを頂きました。これも良いですね!

庭も素晴らしいです。部屋を出るとフローリングの場所にでます。ここにはチェーンで吊られた椅子があり微妙に揺らすことができます。しかし下も鎖でつながっているので大きく動かすことはできません。ここには小さな棚があり、虫よけのセットやバスタオルが完璧に準備されています。このエリアで何が必要か良く割っています。上にはファンがあり外のコントロール盤で回転を調整できます。ゆっくりと回しておくと虫よけになっているようです。

 

このエリアを囲むように水が配置されています。ここは泳ぐエリアではないので水は冷たくなっています。この造り・・痺れます。

 

プールは庭の一番外側にあります。温水プールとジャグジーに分離されています。右手にはガゼボがあり丸テーブルの上で食事等も楽しめます。左手にはサンラウンジャーがあり寝転んで太陽の光を試すことができます。

プールは綺麗に清掃されているので存分に泳げます。プールの向こうは段差があり川と小さな滝が先に見えました。夜の雰囲気も電気が置かれるとこの通り・・最高ですね・・プールで泳いで体が冷えて、ジャグジーで温めにまたプール・・素晴らしい!

ホテル敷地内

敷地内には田んぼやコメの作業風景を再現したような場所があり、農業をテーマにしていますが素晴らしい見せ方で作られています。通路も石やあぜ道とバリエーション豊かですが総て綺麗に整備されています。道の途中には花々が奇麗に活けられています。なんだかパンコールラウを思い出しましたね。

田んぼのエリアに来ると稲が育っていますね。子供のころは田んぼの真ん中を走り回っていたので懐かしく思います。

この田んぼの真ん中にプールです。普通であれば異常な組み合わせですが、ここで見ると素晴らしいと感じてしまうようなマジックがあります。この景色を見てください!痺れます。

 

此処はバーエリアになっておりのんびりと過ごすことができるようになっています。フォーシーズンズ チェンマイに来たら必ず行くべき場所ですね。

池の周囲にはヨガ用のエリアだったり農業用の設備が置いてある建物が立っています。この周囲をぐるりと回るだけでも楽しくなってきます。私が散歩していると向かいからは牛が歩いてすれ違いました。

朝食

朝ご飯はロビーに隣接しているKhao Restaurantで愉しみます。もちろん外の座席で食事を頂きました。ディスプレイにもこだわったブッフェスタイルは見た目も楽しいのですが味も悪くありません。

座席に座って暖かい紅茶を飲んで暫くチェンマイの空気を楽しみます。私が取ってきたのはサラダとカレーにクリスピーベーコンです。特に野菜が食べたかったのでお代わり迄してしまいました。卵焼きはオーダーすると席まで持ってきてくれます。

スカイ ランタン フェスティバル

無数のランタンが飛びラプンツェルのような景色を見ることができた記事は此方を参照ください。

地図