世界を旅するにはまだ時期が早く2022年の夏は国内の星のや竹富島を選択です。2009年のアラマンダ(現:星野リゾート リゾナーレ小浜島)に滞在して以来の八重山諸島は、多くの海を見てきた私を楽しませてくれたのでしょうか?

結果

沖縄の海って本当に素晴らしい!再認識できる旅でした。世界で多くの海を見てきましたが間違いなくトップレベルです。以前は宿泊施設の選択が弱点でしたが「星のや 竹富島」で完全に解決です。海のアクティビティは子供も安心・安全・最高の「ビッグビーチ」さんの対応で完璧です。小学生の子供達も大満足で来年も行きます。このリゾートが良くないと言う人が居れば、それは頼み方が間違っていると思います。

予約

星のや 竹富島は2012年6月の開業当時から滞在したいリゾートでしたが宿泊する時間を取ることができませんでした。ようやく時間が取れそうな2021年の夏に予約を取るもCOVID-19の影響でお伺いできず2022年に再度の挑戦となりました。2021年の予約時にお世話になっていたので連絡はメールで始めます。本来であればWEBで予約を入れてから諸所の依頼は始まります。

夜の食事もインルームダイニングがメインになるのでレストランで食べる場合には事前に予約を入れておく必要があります。基本インルームで良いのですが子供達にはレストランでの食事も経験してほしいので夕食一回を入れておきます。と言ってもレストランはリゾート内で一か所だけなので悩むところはありません。

スパに関しても海で遊んで帰る日の午前9時からでお願いしておきます。これもWEBで申し込むとすぐに予約完了のメールが飛んできます。

訪問するタイミングもありますが、その日に予定を決めて何をするのはかなり難しいので事前にメールでアクティビティの希望を伝えます。星のやは多くのアクティビティを準備してWEBでも提示してくれているので分かりやすいのですが、正式なお願いは部屋の予約をした後になります。

今回は以下をお願いしますがタイミング的に「西表島ジャングルバトラー」は協賛会社の問題で提供できなくなった「三線の調べ」は予定がいっぱいで取ることができないと後で連絡を頂きます。滞在の4か月前でしたがお盆の季節は多くの人が2022年の訪問が決まっているようでした。

  • 朝の静けさ 水牛車散歩
  • 三線の調べ
  • 西表島ジャングルバトラー
  • スパ

海のアクティビティはやはり折角の八重山諸島なのでがっちり楽しみしたいと考えて他の方法を紹介いただくように依頼して「ビッグビーチ」さんを教えていただきます。WEBで拝見すると・・うーんお兄ちゃんお姉ちゃん用のツアー会社かな・・支払い方法は現金・QR決済のみ?集合場所も竹富島でない場所が書かれています。一言で言うと不安な内容です。

WEBから見て最初は本当に大丈夫かな・・と思いながらメール等で連絡しますが、普段から星のやのオフィシャルツアーを提供しておりいやいやどうして!私も安心のビッグビーチさんシッカリとした対応です。娘たちに見せたい景色や経験を伝えると万全の体制と最適な内容について話し合うことができました。支払いも何のことはありません・・クレジットカードOKです。ピックアップポイントも竹富港まで迎えに来ていただき、星のやさんの車手配等の連携もスルスル決まっていきます。船での準備物はWEBに多少記載されています・・が・・初めての人は不安だとおもういますので、本記事の下にもう少し詳細を記載します。実はビッグビーチさんは相当に準備万端な運航会社で子供連れで行くには本当にベストです。WEBでは分からないのですが・・私個人として唯一残念なのはスキューバダイビングの対応はされていないことです。久しぶりに沖縄の海を潜りたかったですね・・なかなかシュノーケリングと同時に提供とはいきません。

念のため石垣島から竹富島の間のフェリーも往復予約しておきます。調べると八重山観光フェリーがあります。うーん この会社は私が20歳の時に小浜島に渡った時にも使いました・・貧乏旅行でお金が無くなり「はいむるぶし」に住み込みでバイトするために渡ったことを思い出します。若いころの記憶はいつでも鮮烈に残っています。しかも今は申し込むとWEB決済でQRコードが乗船券替わりです。また竹富港から星のや竹富島までは車での送迎ですが特に予約は要りません。毎回フェリーに合わせて車で迎えに来られているそうです。しかし・・星のや竹富島は送迎サービスの提供範囲が限定的なのが残念です。星のや京都の船・星のや沖縄はクルーズチェックインもあるそうなのでこのぐらいがうれしいですね!

結果として予約だけで全体で30通以上のメールで連絡を取り合い対応頂きました。皆様ありがとうございます!

東京から星のや竹富島まで

朝早い羽田発石垣島への全日空で移動します。お盆の季節だったので機内は通常席含めて満席になっていました。チェックインはスイートチェックインでセキュリティを通過して混雑を避けます。一人の場合にはあまり関係ありませんが家族で移動する場合にはとても助かります。荷物は総て宅急便で送ってあるのですべてハンドキャリーするものだけに絞ります。

  

約3時間のフライトで石垣空港に到着し外に出ます。東京とは質の違う暑さを楽しみながらタクシーでユーグレナ石垣島港離島ターミナルに到着です。

渋滞を想定していましたが30分ほどですんなり到着です。フェリーのチケットは既にQRコードで持っていましたが念のため八重山観光フェリーで使い方を確認です。少し時間に余裕ができたのでターミナルを散歩すると何とプラネタリウムがあります。ゆっくりし様として入りますが、何気なく今日の夜の星空を教えてもらい、月が出る時間を知ることができます。これは・・ピーンと来ますね!つまり竹富島で星を見るのに最適な真っ暗な時間を知らずのうちにゲットです。

 

船に乗る直前のスタッフにQRコードを提示すればOKとの事で安心です。海の色も変わって来ているので竹富島が楽しみです。

 

流石にお盆の季節だけあり多くの人が乗り込んでいました。フェリーが出航するときに瞬間的に大雨です。スコールを楽しみながら船が走りだすとすぐに天候は回復です。アッパーデッキで多くの人が早速、八重山諸島の風を楽しんでいましたね。15分ほどで竹富港に到着です。

船を降りて桟橋を渡ると「星のや」のプレートが見えます。他にもアクティビティの会社の送迎もありますが迷うことなくピックアップして頂けました。名前を伝えると予約表と照らし合わせて確認して頂けます。またスーツケースがある方は此処で預かって頂きます。他の方も居るので近くの車に乗り込んで出発を待ちます。今回は3台の車で迎えに来ていただきましたが、どれに乗っていても案内頂けるので安心ください。

港を出てメインの道路を外れると未舗装路になりかなり揺れます。島の道路や景観については保存のために細かい規定があるそうです。ゆっくりと進むと待望のリゾートに入ります。バスを降りると沖縄に来た感が強い日差しの中で門をくぐります。ちゃんとスタッフの方が付いてレセプションの座席まで案内します。かなりの人が居ましたが立って待つような事も無く座席に座れます。

チェックイン

座席に座るとまずはお茶とお菓子が出てきます。お腹は減っていませんが口がすっきりするお茶は嬉しい歓待です。少し落ち着いたところで手続きを始めます。最初はやはりこの時世なのでCOVID-19の同意書にサインを行います。

 

ここからが肝心でアクティビティの確認です。先ずはお願いしていた翌朝の新田観光が提供する水牛観光ツアーの中身から確認します。すると思っていた時間より1時間遅くなっています。何かのスケジュールが変更されるのは想定していたので、直ぐに船のチャーターをお願いしてたビッグビーチさんに連絡が必要です。すると星のやのスタッフの方が機敏に対応してくれます。良い動きですね!ビッグビーチさんも少し後で連絡が付き問題なく時間をずらして頂きました。料金は総て星のやではなく現地払いです。

 

食事についても確認が進みます。朝ごはんはもちろんインルームでお願いしてあります。6個あるセットの中から選びますが朝からカレーライスは行けないので・・お握りなどをメインでお願いします。実は二日目の朝ごはんは気持ちが悪くてスキップさせて頂きました。本来であれば前日の夜8時までに決める必要があるのですが、決めていないと電話で確認も頂けました。

     

夜の食事もこちらで選びます。一日目はダイニングで頂き二日目の夜はインルームで頼んであるのでゆっくりと過ごします。二日目の夜は海で疲れ果てて夜ご飯を食べることなく寝てしまったので翌朝見る事が出来た程度でした。これらの予定をすべて手書きでも頂き間違いが内容にしていただけました。ありがとうございます!スタッフがとても気を利かせてくれるのが星のや竹富島の良いところの一つです。

 

部屋が準備できるのは15時だったのでそれまでは「集いの館」で過ごす事にします。集いの館までの移動もスタッフが案内してくれます。この移動も設備を案内してくれながら楽しみます。よく見るとバナナまであります。どうやってバナナが取れるのか子供たちは興味津々です。

 

集いの館

集いの館には休憩するゆんたくラウンジだけでなくショップもあります。併設してレストランもこちらにあるので、ほぼこの建物にリゾートの機能が集中しています。時間によっては簡単なデザート(今回は島バナナアイス)が提供されたり、三味線のライブが開催されたりと正に集いの場所です。お土産もありますが今回はグっと来るものはなかったので見るだけで終わりです。

 

そして目の前のプールが星のや竹富島のアイコンですね!やはり見せ方がいいですね。

スタッフの方と話をしてチェックインの時間まで折角なのでアイヤル浜に星の砂を取りに行くことにしました。量は多くないとの事でしたが子供達にはとても良い思い出になる事間違いなしです。スタッフの方にはガラス瓶まで頂きました。また場合によっては太陽の砂もあるそうなので期待は高まります!もちろん取るためのコツも教えて頂きます(笑)

アイヤル浜

集いの館からゆっくりあるいて10分ほどで浜に着きます。沖縄らしい森を通過して通り雨に濡れながらの散歩も悪くありません。と思っていると傘を持って後からスタッフの方が追いかけてくれます沖縄の雨は直ぐに乾くので気にしていませんでしたが気持ちがいい対応です。

海につくと少し潮が引いており潮溜まりができています。さっそく教えてもらった方法で星の砂を探します。少し慣れると結構な数を見つけることができました。ただし太陽の砂は残念ながら見つかりませんでした。集めた星の砂は大切に頂いたガラス瓶に入れて持ってきました。子供には夏一番のお土産になったようです。

海で過ごしていると直ぐに部屋に向かう時間になります。集いの館に行くとスタッフが待ってくれています。今回アサインされたのは101になります。部屋番号の場所には貝などが置いてあり雰囲気が盛り上がります!この場所はもっとも利便性の高い場所で集いの館もレセプションも目の前です。静かな滞在が欲しい場合には奥の部屋も良いと思いますが、子供がいる場合にはプールも直ぐに入ることができる最高の場所でした。

 

これぞ沖縄という壁・屋根を見ながらビラに向かいます。屋根の上にはシーサーが一体鎮座しています。庭も砂帚が掛けられてきれいに砂目が立っています。柑橘系の木も植えてあり身もたわわに実っていました。門には机と椅子もありますが・・むしろ服・水着を乾かすのに使いました。部屋の中だと湿気が多く乾きにくいのですが日差しが出ていると外では30分ぐらいで良い匂いで乾燥が終わります。ただし時折雨が降るのはご愛敬です。

部屋のガラス窓を全開にして網戸として外の空気を感じながら雨の時間を楽しむのは気持ち落ち着く素晴らしい過ごし方です。これだけでももう一回行きたくなります。今回の滞在中に蚊には遭遇しませんでしたが夕暮れや温度によっては発生するらしいので注意は必要なようです。

動画を取るために門を右から入ってしまいましたが、どうやら神様側の入り口だったようです。話には聞いていたのですが・・それを忘れてしまうぐらい素晴らしい沖縄の空気でした。

(音はありません)

ビラ

ビラは入った場所にあるリビング、リビングと扉でも仕切れますが一体感の強いウエットエリア、琉球畳の寝室にクローゼットとお手洗いになります。それなりの広さがあるので家族で来ても狭いとは感じませんでした。部屋の前側は全面の窓ガラスですべて開くことができます。建物の後ろもウエットエリア部分で窓が開くので風が上手く流れます。これ気持ちい良いんです!

そしてTVはありません。携帯電話の電波は強くはありませんが入ります。そしてWiFiは全く問題ありません。バランスがうまく取れていますね!

(音はありません)

リビング

玄関というものは明確になく、建物に向かって左側の扉から入ります。扉を開けて靴のまま部屋に上がります。マットで靴を脱ぐと砂が入りますがちゃんと掃除する箒がありました。スリッパや夜で歩くためのフラッシュライトもこちらにあります。入り口の隣には小さな棚がありツボがあります。申し訳ないのですが・・気が付いたらこの壺に子供たちはヤドカリをいつの間にか入れていました・・親は慌てて綺麗にします(爆)

 

鍵もセンス良く作られています。鍵を扉にかけるときには少しコツが必要です。

部屋の真ん中には丸テーブルがあり今回は家族の人数分の椅子が準備されていました。奥のデイベッドは広くてこの上で寝ることもできます。まさにお籠り滞在のためのビラです!エアコンも大きいのが付いていましたが不調なようで気が付くとエラーで止まってしまっていました。まあこの暑さですからね・・・

奥にはミニバーがあります。冷蔵庫の中には十分な飲み物があります。コンプリメンタリーではありませんが今回は暑いので気にせずに頂きます。またペリエが私は大好きと伝えたら夜にはペリエが6本補充されていました。いいですね!ミネラルウオーターはペットボトルではなくウオータージャグでの提供です。そもそも水道水がおいしく飲めるので良いエコです。このようなエコは良い方向で好感が持てます。ケルトやグラスも下に十分な数が準備されています。

滞在の案内も丁寧に書かれています。先ほどの食事もこちらで細かく書かれています。キャビアを見たときは頼みたくなりましたが今回はやめておきました。雰囲気が今回は違いますからね・・

 

上にはiPhoneと接続して楽しんだBOSEのドッグです。ここの電源アウトレットはPCやスマートフォンの充電に大活躍です。上を見ると吹き抜けで木目が良く見えます。これが圧迫感を減らしている工夫ですね。

ウエットエリア

パッと見て沖縄でこのデザインを上手く造ってくれたと感心です。床と一体化した卵型のバスタブにバスタオルを多くかけるために壁いっぱいのハンガーなど素晴らしいの一言です。

シンクは一つだけですが機能的に作られています。タオルやバスタオルもある程度は揃っています。濡れた分は天日に干せばすぐに乾きます。しかし・・部屋の中の湿度は天気が晴れていても90%以上なので直ぐには乾きません。

 

ドライヤーやバスアメニティとして必要なものはすべてそろっています。目を引くのはバームまで準備されているところです。家族で来るとウエットエリアは良く使う場所なので広く使えるのは良かったです。手提げ袋はお土産として持ち帰りOKだそうです。

 

シャワーは一番奥にありますが、これまたデザインも良い!ブラックで落ち着いた雰囲気でまとめられています。湯量や温度の安定度も文句無しです。私は何回も使わせていただきました。

ベッドルーム

この部屋はリビング側とは大きく雰囲気も仕切りも変わってきます。リビング側で窓を開けてもこちらは扉を閉めておけば乾燥して別の意味で快適な空間になります。除湿器も大活躍でフルに動きます。ただし一晩持ちません。湿度が高いので直ぐに水を捨てる必要があります。

今回は子供用に一つ寝具を追加してありました。横一面に布団が敷いてあるのでゴロゴロと楽しめます。ただし電源アウトレットが横にしかない状態となったので寝ている間の充電は少し面倒でした。

お手洗い

ベッドルームとお手洗いの間にウオークスルーのクローゼットです。宅急便で送付したスーツケースはこちらに入れて頂いていました。セキュリティボックスも大型のものがありますが今回はほとんど使いませんでした。部屋で使うためのパジャマもこちらにありました。また殺虫剤などもこの中にあります。

奥のお手洗いはとても清潔で快適です。小さいながらもシンクがありますのでよく考えられています。ベッドルームの隣に持ってきた配置もさすがです。もちろんウオッシュレットなので私は大満足です。

インルームでの朝食

朝はお握りをメインでお願いしますが気になるメニューに炙りラフテー丼 半熟卵添え(豚丼)があります。朝から重いかと思いましたが意外と食べれます。おにぎり・みそ汁と合わせて頂けば朝のエネルギーチャージには十分です。もうすこし品数を増やした本格的な和朝食もあると嬉しいですね!

プール

海も近いのですが遊泳用ではないので専らプールを使います。子供は日が落ちたら終了ですが、大人は24時間入れるようでした。プールの中に椅子が置いてあるのはモルディブのフバフェンフシを思い出させてくれました。

プールの両端は浅いのですが真ん中はかなり深いので子供から目は離せません。心配だったらライフジャケットを付けたほうが良いですね。

昼間はまた雰囲気が大きく変わるのでリゾート内を時間を変えて散歩すると新たな一面が見えます。ライフジャケットやバスタオル等も準備されていますね!

プールの周囲にはテラス席がいくつか準備されています。さらにシャワーもあるので軽く流してから部屋に向かうことも可能です。

 

夜のダイニング

折角なので一度はダイニングを訪れて晩御飯を食べることにしました。机の数は10席程度なので一度に宿泊客が来ると捌ききれないので時間予約制なのは合理的です。インルームで食べるのは気が楽なのでどちらを選んでも満足なのは間違いありません。

基本はコースメニューです。一応子供用のメニューもありますが品数が若干減っているだけで大きな違いはありません。見せ方にも気を使ったおいしい料理をおなか一杯頂きもう動けません。

 

最後のデザートまで完食です!普段は断食などをして調整しますが、それは旅先では思いっきり家族で食べるためなので問題ありません。

夜の散歩と天の川

スタッフからは絶対星空を見に行ってくださいと言われていたので夜になったら見晴台まで向かいます。時間はフェリーターミナルのプラネタリウムで月が出る時間を知っていたので、その前に向かいます。昼間にアイヤル浜まで行っているので暗くても道に迷うことはありません。外に出るだけで星が多く見えたので期待大です!

見晴台に着くとすごい!満天の星です。20歳の時に見た記憶よりも星が多く見えます。カッサルアルサラーブのアブダビの砂漠の真ん中でみる星空と同等です!

部屋の雰囲気も一気に落ち着いた感じになりました。iPhone11で撮影してこの出来栄えです。

水牛車観光

フロントに待ち合わせ時間に着くと竹富島港まで星のやの車で連れて行ってくれます。竹富島で新田観光のバスに乗り換えますが、ここは専用の車ではないので自分たちで探して時間を待ちます。連携は無いですねこの部分は・・最終的にはこのバスで新田観光の水牛乗り場まで連れて行ってくれます。

受付を済ませて料金を直接支払って水牛車に乗り込みます。ガイドの方が手放しでも牛は器用に村落を移動します。三味線と歌をガイドさんが歌うとこれぞ沖縄と思える時間です。少しわざとらしい位ですが観光客である私には良いですね。

最後は水牛車と写真を撮って戻ります。ほかの方はサイクリングなどに移っていましたが、私はこの後にシュノーケリングですから港を経由して一度星のやに戻ります。このままビッグビーチさんの船に乗ることも可能だったのですが準備含めて一度帰りました。結果的には良かったと思います。

ビッグビーチさんの貸し切りシュノーケリング

今回の旅のメインは確実にシュノーケリングです。何年もプールに通い泳げるようなってきた娘たちに本物の海を最高の海を見せてやりたかったのです。その願いは今回100%かなえられました

準備

ビッグビーチさんは非常に気が利くので個人で持っていかなくてもほとんど準備されています。しかしその中でも以下の準備はしていたほうが良いと思います。バスタオルは星のやさんが貸し出してくれます。

  • ドライバッグ(財布や濡らせないものを入れる)
  • ラッシュガード(借りれない)
  • シュノーケル用のマスク(借りれられますが目の悪い私は自分用)
  • マリンシューズ(借りれない)
  • クレジットカード(ビッグビーチさんへの支払い)
  • 帰りの軽い着替え(無くても大丈夫です)
  • 現金(基本要りませんが緊急のため)

出発前に子供に酔い止めを飲ませて、部屋で水着に着替えて、日焼け止めをシッカリと塗って部屋を出ます。レセプションに向かい竹富港まで送迎して頂きます。このタイミングでバスタオルなども貸していただけます。ちなみに私の姿は、アマンの白い麻のシャツ+真っ白なGAのジーパンの下に水着というスタイルです。東京では着れませんが、ここなら変ではありません。娘たちは帽子も忘れずに準備完了です。

ピックアップ

竹富港ではピックアップの場所を私が知らなかったので星のやのドライバーの方が探してくれます。今回は港に着岸したボートに乗り込みます。今回は二名のかたで対応して頂けます。お二人とも穏やかで子供との相性も良さそうで安心です。

軽く船の使い方と今日の予定について話を聞きます。と言ってもお任せなんですが・・出向時に船酔いの薬の話をして子供の分はあったけど自分の分が無かったと話をしたら直ぐに酔い止めを出していただけました。準備もそうですが気が利きます!ライフジャケットをつけて出航し気持ちい沖縄の海を滑るように船は移動します。パッタヤでチャーターしたブルーボイジャーとは行きませんがスタッフの気持ちはそれ以上です。海の色が色々と変化していくのは見ていて気持ちがいいですね。モルディブの環礁を移動している以上に表情が豊かです。

(音はありません)

サンドバンク(幻の島・浜島)

最初の目的地は幻の島と言われている場所です。2009年に訪問した時にとても記憶に残っていたので子供たちに是非見せたいと思っていた場所がそのままの状態で残っている事に感謝です。本当に白い砂浜ですよね・・・目に沁みます良い意味で・・

船から海に入って島に向かいます。私は裸足で移動しましたがマリンシューズがあったほうが安心です。水に濡れるとまずい物はドライバッグに入れてビッグビーチさんに渡します。そしてビッグビーチさんやってくれます!いろいろと小物を持ち込んでいただき写真を撮ると映えます!なるほどね・・さすがです。写真も後からラインで共有して頂けました。

他の方より遅く来たようで、最初はかなりの人がお見えでしたがドンドン人数が少なくなり貸し切りに近くなりました。ここは水深が1m程度で遠浅が続いているので子供たちの状態を見ながら入ります。最初はすこしドキドキしていたようですが魚が足元を通過する事を見てしまったらシュノーケリングを延々と楽しんでいました。東京ではお風呂場で練習してきましたが要りませんでしたね(笑)スタッフの方も二名が子供二人に付きっ切りなので目が全く外れることなく安心です。これですよこれ!私が欲しかった安心はチャーターでビッグビーチさんが居ればかなり安心です。

 

1時間ぐらいで楽しんだので嘉弥真島に移動することにしました。移動の間にマスクに曇り止めをと思ったら直ぐにビッグビーチさんが貸してくれます。うーんよく見てくれています。

嘉弥真島

嘉弥真島への上陸ではなく東側の海で今度は少し深い場所でのシュノーケリングに挑戦です。ボートインしますがライフジャケットを着てフロートに捉まって海に入ることは子供たちにとって既に平気な状態です。最初の浜島での練習とスタッフの案内が上手いです。子供たちはフィンを付けるのは生まれて初めてですが全く気にせずに泳いでいきます。すごい・・・私より泳げている。

スタッフの方に楽しみながらリードしてもらい自然と学んでいくスタイルには感動します。気が付くと海を満喫している娘たちです。しかしサンゴの白化現象は今回も多くみられました。台風が来て海水を混ぜてくれれば良いのでしょうが思う通りには行きませんね。

ランチ

昔のイメージで嘉弥真島を考えていた私ですが、すこし昔と事情が変わっているようでした。西側に船で回り込んで上陸させて頂きます。昔はウサギがいっぱいいて、レストランも凄く盛況だったイメージですが今はウサギは数がかなり減ったようです。レストランの建物もありましたが時間の問題かもしれませんが閉まっています。ちょっと寂しい感じですね。

そしてお楽しみのランチタイムです。予約段階から「期待してください」と聞いていたのですが・・実は私はソーキそばを本当の意味でおいしいと思ったことがほとんどありません。観光客向けの郷土料理なんて思っていたので実は話半分と考えていました・・しかし今回のは本当においしかったスタッフの家族が作られているらしいのですが留めた船の上で作って頂き潮風にあたりながら食べるソーキそばは本当に美味しかった・・食に偏りがある娘も「美味し美味しい」とお代わりまでしていました!お茶も十分準備されているので脱水症状に気を付けながら頂きました。

  

さらに石垣島の名物?!「おにささ」を頂きます。お握りとササミのコンビですが敢えて潰して固めて食べる方式です。お握りを握りつぶすのは抵抗がありますが食べるとおいしい!また懐かしい味のお菓子を頂きます。もうこれ以上は無いですね!

 

三本目のシュノーケリング

食事の後に違う景色が見れる場所として竹富島の西に船を移動して三本目のシュノーケリングに入ります。こちらも水深が丁度よく多くの魚が見れます。スタッフの方に子供たちはほぼお任せです。

訪問する前は子供が船酔いする・・疲れる・・と心配していましたが実際には私が途中で心地よい揺れで船の上で完全に熟睡してしまいました。後で写真をみましたが多くの魚に囲まれて、バブルリングで喜ばして頂き、船から海に飛び込んだり・・もう子供たちは海のプロフェッショナルです。なぜか子供はスタッフの作ったバブルリングをバケツで拾おうと頑張っている写真もあり本当に成長したなと感じます。

楽しい時間も終わってしまい竹富港に戻ります。先ずは船でペットボトルシャワーで身体を綺麗にして服に着替えます。スタッフと来年の訪問を約束しながら写真を撮り、船の上で支払いを完了です!タイミングよく星のやさんのバスが迎えに来ていただけました。この日は疲れ果てて私はホテルに戻ったら晩御飯も食べすに翌日の朝まで寝てしまいました。一応部屋には届てい居ましたが・・・まだまだ体力が不足していますね・・来年はもっと身体を整えてから来ます。

スパ

出発の日の朝10時にスパはお願いしてありました。かなり厳しい日差しの中を見晴らし台の麓にあるスパ棟を目指します。こちらも砂が綺麗に整えられています。三和土を上がり受付の処理を行います。いつものコンサルテーションですね。今回は「休 ゆくい」でお願いしてあり昨日の疲れを取る方向に振ります。

施術室に向かいますが一度外に出るのでまた自分の靴を履く必要があります。ちょいと面倒です。部屋ではお茶を頂きながら香りを選び、洗足から始まります。この桶がまたハイビスカスも浮かんで良い感じです。

 

施術自体は可もなく不可もなくと言った所でしょうか・・まあ爆睡であることは間違いありません。

   

チェックアウト

時間になると荷物を取りに来ていただけます。宅急便の伝票を事前に書いておいて渡します。特殊なのは離島なので荷物によっては船なので到着が遅れることに合意が必要な点ですね。最終的なお会計を終わり車に乗り込んでリゾートを去ります。ふと横をみるとスタッフが全力で手を振ってくれています

車の中ではさりげなくドライバーの方が港の売店で売っているあんぱんの宣伝です。あんな説明を聞いたら買うしかありません!楽しい思いを胸に竹富島を去りました・・

地図