2019年の年末はお世話になった日本の方とタイの方を招いてパタヤで過ごしました。パタヤはプーケットと比べるとラグジュアリーなホテルやアクティビティが少ないのですがバンコクから近いのが利点です。今回はどのようにパタヤを楽しんだのでしょうか?

結果

Blue Voyager Thailand はラグジュアリーな時間を船の上で我々に提供してくれました。サービスもヨットも天候も文句なしです!今年は厳しいですがまた行けるようになると良いですね。

船旅

12月のタイは天候に恵まれやすいのですが、今回も完璧な天気です。風・波共にありません。鏡のような海面を船は滑るように移動します。おかげで誰一人船酔いすることはありませんでした

(注:音があります)

予約

出発の3カ月前から各社に調整を依頼しましたが「対応できる」との返答は受ける事ができませんでした・・・AMEXも同じく友人6人でヨットを借りて無人島に行ってランチを食べたいと依頼しましたが、数日後に不可能と返事がきました。滞在するホテルにも依頼しましたがもっと対応が酷く・・・そもそもそんな事はできないとコンシェルジュから返答されました。

仕方が無いのでタイの友人に聞いてみるとブルーボイジャータイランドを紹介して頂きました。やはりこのレベルになると現地の友人が一番強いですね!

依頼内容としては以下をメールで依頼します。友人の紹介があるとしながらもメールでいきなりハイレベルな要求を入れたので返事が無いかと心配しました。返事が無ければ友人に手間をかけますが依頼しようと思っていました。

  1. ホテルへの送迎
  2. 6人乗り以上のヨット
  3. 船員とスタッフ
  4. 無人島でのランチ・ピクニック
  5. 船でのソフトドリンク・アルコール
  6. 船からのダイビング

思ったよりも直ぐに丁寧な返事がありメールで20通程度のやり取りを経て以下のように航海の内容が決まりました。予約の段階で細かい依頼・希望を伝えておいたほうが絶対に良いです。

  1. ホテルへの送迎
  2. 28人まで乗れるブルーラグーン(結果的にはこの広さで正解でした)
  3. 行先は当日の天候で決める。予定では片道2.5時間のパイ島、船酔いしたらラン島にダイバート
  4. ランチのBBQは調理器具が船に固定されているので、船で焼いてランチボックスにして島に持ち込む
  5. ランチはBBQだけでなくタイ料理のセットも数人分用意する
  6. アルコールは通常は船では提供しないが日本人なのでChang/Singha/Heineken beer を事前に予約してくれれば別料金で提供する
  7. 入港税・入島税は当日現金で清算(支払先が違うため)
  8. 内容は全く不明ですが保険
  9. 出航三日前までに手付金を支払う
  10. 総てが終わった後に残りのお金をクレジットカードで支払う(AMEX不可・・)
  11. 予約のためにパスポートのコピーを事前に送付
  12. ダイビングは手配不可能(パタヤでダイビングはそもそも無理のようです)

後から考えるとメールよりラインでコンタクトしたほうが楽だったなと思いました。

事前の料金はomise.coで支払うのですが初めてでしたが結果は無事に支払えました。総て終わるとコンファメーションレターがブルーボイジャーより届きます。ここまで一カ月かかりました・・先方の担当者もお疲れさまでした!

オーシャン マリーナ ヨットクラブ

出航を11:00としたのでホテルのピックアップは10:00となりました。が・・時間になっても来ません。どうしたのかと思ったら「違うホテルに行ってしまった」と連絡があります。まあタイあるあるですね。車は大型のバンで迎えに来ていただきました。送迎の会社はブルーボイジャーとは違ったのですが途中でお店や薬屋さんに寄ったりとお願いすれば何でも対応して頂けました。

オーシャン マリーナ ヨットクラブに入るとブルーボイジャーのスタッフが待ってくれています。最終的な書類の確認をして桟橋に直ぐに移動です。事前に話は決まっているので確認だけしましたが、総て漏れなく対応されていました。行先について最終決定をしようと話をしたら船長が船で待っているので船長と決めてくれとの事です。

乗船

ハーバーをスタッフの案内で徒歩で移動して船に向かいます。スタッフに指をさされた船を見たら、写真で見たのと同じ船で安心しました。いや・・むしろ写真よりも新しいです。後で船長に聞いたらオーナーは別にいて今回はほぼ新品の船を委託運航をしているとの事でした。アルコールをこぼして変なシミを付けたら弁償だと言われました(笑)

船に乗り込むと今回は4人のクルーが待機してくれていました。船の中に案内されると同時にウエルカムドリンクをいただきます。マリーナを歩いてきただけですが既に汗が噴き出ているので助かりました。グイっと一気に飲むとスタッフから船の説明が始まります。

スターン デッキ

ヨットに後ろから乗り込んだ場所がダイニングエリアも兼ねています。ちょうど6人で座るとピッタリでした。BBQのコンロもこちらにありましたが、食事は総てパイ島で食べる事にしたので活躍する事はありませんでした。普通の調理場はサロンのキッチンでスタッフが対応してくれました。航海の途中にデッキから釣竿を出して食料を確保すると言っていましたが、残念ながら釣果はゼロ・・でした(笑)普段は何かは釣れると言っていたのですが・・

島に上陸するための小型ボートもこちらに積み込まれています。海に飛び込むぐらいのつもりだったので濡れても大丈夫だったのですが誰も船から落ちる人はいませんでした(笑)

バウ デッキ

このヨットを選んだ一番の理由は写真で見たバウデッキにあるネットです。ネットの下には何もなく海が流れていきます。クッションを持ちこんで寝転がると最高の気分です。ネットは十分に強く張られているのでトランポリンのように遊んでもOKと言われました。ただし下を見ていると私は船酔いしそうです。

今回の航海時にはバウデッキに置いてある大型のスピーカから常時音楽が流れていました。下手なクラブより大音量です。海の上なので誰にも気兼ねすることなく楽しめるのは良いですね。

サロン

サロンの中にもテーブルとソファーがあります。意外とこの場所は誰も座りませんでした。ここにはUSBのアウトレットがあり・・・よく見るとバウ デッキのスピーカはここにあるスタッフのiPhoneとつながっていました。なので・・・途中で我々のiPhoneに変更してもらいます。動画の後半の音楽はまさにこの音楽です。

キッチンも同じ位置にありスタッフが常にスタンバイしてくれているので欲しいものを欲しい時に頼めます。全員がのんびりと思い思いに時間を過ごします。船の上では流石に皆さん話し込まないですね。サロンの上は太陽光発電が置かれています。パネルの上には座らないように言われましたが、実はこのサロンの上の屋根が一番気持ちよく私のお気に入りでした。パネルが無いマストの下でセールの影で風を楽しみます。

マスター ステート ルーム

双胴艇のために寝室およびウエットエリアを持つステートルームは左右に二つあります。サロンから左に入り階段を降りると少し荷物が置けるようになっています。サブ ステート ルームの構成はマスターステートルームと同じでサロンから右に位置しています。ただし少し荷物が置かれていたので狭く感じました。

船尾側がベッドルームです。十分な広さがありエアコンが効くので、私が船酔いした場合にはここで寝て過ごそうと思っていた場所です。実際には使わずにほとんどをデッキで過ごしていましたが・・

船首側がお手洗いとシャワールームになっています。とても綺麗で匂いもありません。これで船旅は安心ですね!

無人島でランチ

島に近づくと我々以外にも別の船が一隻だけ湾で停泊していました。上陸しているのは数人だったので殆どの方が船の上でマリーンスポーツを楽しんでいるようでした。

ここで食事の場所を決めます。船酔いはしていませんが、やはり陸地のほうが楽なので島でランチを食べることにしました。天気もいいのでヨットでBBQとも考えましたが体調優先で進めます。

まずはスタッフの数人が先発部隊として無人島に入り最低限の準備をしてくれます。その後で、我々が小型ボードでパイ島に上陸し海でくつろいでいる間にスタッフたちがテントを張ったりランチを持ってきてくれて準備万端に整えてくれます。もちろんバスタオルなどは山ほどあるので使いたい放題です。

船で焼いて持ってきてくれたシーフードなどのBBQも美味しかったのですが、意外に美味しかったのはタイ料理のランチです。辛めなのですが抜群においしく頂けました。余った分はスタッフそして島の犬におすそ分けとなりました。

 

シャンパン

帰りの船旅でパタヤの街並みが見えてくると終盤です。おもむろにスタッフから声がかかりシャンパンタイムに突然入ります。なぜかハイテンションな皆さんでクラブタイムに入り船旅の終わりを楽しみます。

 

港に入るとすでに日も暮れていました。送迎のスタッフが出たところで待ってくれていたので直ぐにホテルに戻り爆睡です。良い働きをしたクルーには感謝の気持ちとして一人当たり1,000THBのチップをまとめて船長に渡しておきました。良いスタッフで恵まれた航海を楽しめましたね!

 地図