SNSの知り合いの方がプーケットのトリサラに家族の方と行き素晴らしかったとの記事を拝見し、これは私も行かねばならないと長年考えておりました。バンコクと香港の出張の間の土日が空いたので日本に戻らずプーケットに飛ぶことにしました。さて期待していたような滞在だったのでしょうか?

結果

きっと天国に行くとこんな場所だと思える滞在でした。設備・メンテナンス・スタッフ・食事そして体験を短い期間ながら完全に使い切って楽しめました。基本は確実に私の希望を叶えながら、希望の上を行くサービスは素晴らしいとの噂を本物に変えてくれました。

予約

バンコクでの会議の状態によってはフライトも含めて急遽変更して頂く事も容易に予想されたので今回の予約はAMEXにお任せです。同時にWEBで情報を見ていると・・何時もの事ながらCielさんのブログの記事がヒットします。しかも2015年の一番の滞在と記事には書かれています。これは熟読しておかねばなりません。また最初に参考にしていた方から写真撮影の情報も伺いました。なんでもプロフェッショナル・カメラマンによる無償の15分セッションがあるとの事です。自分自身が被写体になる事は得意ではありませんが経験としては興味があったので総て合わせて依頼します。依頼内容は・・・

またトリサラについて何となくアマンに似ていると感じていましたが、こんなForbesの記事を見つけました。なるほど・・・これなら「天国の3番目の庭」の意味を持つトリサラと名付ける理由も分かりました。その他にもAMEXだとFHR(ファインホテル&リゾート)のアップグレードが掛かりやすいとの情報もWEBにありました。

アメックスの担当の方から予約が取れた旨の返事を頂き、無料撮影も可能との返事を頂きました。これはお願いするしかありません。仮予約を入れて最終的には現地で調整する事となりました。またアップグレードの話もAMEXに確認すると・・「お楽しみに」と言った感じです(笑)そして・・予約の段階で16時のレイトチェックアウトがFHRのお陰で確定です。これは嬉しい!翌日の夕方の便だったので部屋で過ごす時間が多く取れるのは嬉しいことです。

WEBからのアーリーバード予約ではありませんでしたがAMEXからの予約でもアーリーバードの価格を適用して頂き1/3位安くなりました。

日本を出発する直前に案の定バンコクでの予定が変わり到着が遅れることとなりました。AMEXの方に連絡して到着時間の変更を依頼すると、連動して送迎・スパの変更まで提案頂き変更されます。このような事ができる担当の方がいるAMEXはとても助かります。

またトリサラの良いところはレジデンスの設定があり最大7ベッドルームまで対応できます。つまり友人達と遊びに行っても一つのエリアでこんな感じで楽しめる滞在もOKです。

送迎

何時も陽気でリラックスできるプーケットの空港にバンコクから到着です。国内線扱いの搭乗であっと言う間に空港を出ることができます。送迎ポイントではトリサラのスタッフがホテルボードを持って待ってくれています。

車はボルボのSUVです。プーケットでボルボを使っての送迎は珍しいですね。社内には既にドライマンゴーと水がセットアップされており、乗り込むと冷えたお絞りが提供されます。このドライマンゴーがまた美味しいのです!また歓迎の花を受け取ります。

 

時間は既に遅くなっており、リゾートに近くなるころには日が沈みます。部屋から見たかったのですが、今回は車からボンヤリと眺めます。リゾートに入りレセプションに向かうのかと思っていましたが、そのまま105の部屋に横づけです!これはテンポが良い!残念ながら太陽は沈んでしまいましたが、部屋から日が暮れていくのを見ながらルームチェックインになります。

チェックイン

チェックインのためにパスポートとクレジットカードをお渡しして最終確認を取ります。今回は予約の段階から色々と話をしてあったのですがフライトを予定より遅くしたのでスパを受ける時間が過ぎていました。しかし・・ちゃんと翌日のスパを入れて頂いていました。しかもスパオファーで1時間が一回 + 2時間を一回という豪華な布陣です。

部屋についてもアップグレードが掛かっておりオーシャンフロント プール・ビラとなっていました。やはり噂通りのアップグレードでした。鍵も渡されますが、カードキーではなく昔ながらの鍵です。この部分はシンプルです。

その他にも色々お願いがあったので総て整えなおし・・存分に私の想いに対応して頂きました。僅か一泊に詰め込み過ぎたかもしれませんが、軽く対応してくれる懐の深さがとてもラグジュアリーです。

  • 当日 19:30 PRUで夕食
  • 翌日 10:00 第一回スパ(一時間)
  • 翌日 11:30 フォトセッション
  • 翌日 12:00 The Deckで昼食
  • 翌日 15:45 チェックアウト
  • 翌日16:00 第二回スパ(二時間)
  • 翌日18:00 Sea Food Restaurants で夕食
  • 翌日19:00 ホテルを出発して空港へ

フォトセッションは部屋で撮影するか海岸が良いか等と色々と質問事項を頂きました。流石に外での撮影は恥ずかしさ倍増なので部屋で私はお願いしました。

帰りのフライトについても色々と話を聞かれましたが、結果としてはパスポートを渡せばトリサラがチェックインまで完了させてくれるようでした。どこまでできるか不明でしたが、一度お願いする事にしました。

ビラ

ビラはリビング兼ベッドルームとウエットエリアそして外のプールと構成だけ記載すると普通・・ですが、実は全く違います。海を見下ろすプールと広々としたデッキから始まり、これぞリゾートと言ったベッドルーム、そしてゴージャスなウエットエリアになります。到着した時は直ぐに陽が落ちて落ち着いた雰囲気になります。同じ部屋ですが昼間はまた雰囲気が変わります。

(音はありません)

特に海を見渡す景色は爽快です。オーシャンフロントの名前通り、海岸との間に他の部屋はありません。外の海を見ていると時間を忘れます。

(音はありません)

注意が必要なのは蚊です。夕暮れ時には多くなるので窓または虫よけの網戸をシッカリしめておく必要があります。

ベッドルーム兼リビングルーム

入口を開けるとベッドが目の前にあります。つまり・・入口の窓のカーテンを開けて寝ると気持ちよい朝の景色が目の前に広がります。ベッドのサイズも広く少し柔らかく包まれるような寝心地です。到着時には既にターンダウンしてありました。ベッドの上にはスパのお誘いと草で作られたオブジェクトです。

横になるとシーリングファンがゆっくりと回っています。夜も良いのですが、昼間の空気を回すともっと気持ちよく過ごせました。

 

ベッドサイドには電話・メモ・水・電灯・電源そしてUSBのアウトレットです。やはり使い易さを考えて作られています。枕元のUSBは私には必須ですから良いですね。頭の上にはタイの置物があります。よく見ると開閉可能で開けるとウエットエリアと接続する事が出来るようになっています。

 

入口の内扉を閉めると、扉の後ろ側にあるテレビが見える仕組みです。それほど大きくはありませんがDVDや音響システムは準備されていました。私は例によって電源を入れる事さえありませんでした。

重厚な造りの書斎机にはウエルカムティーが準備されていましたが・・例によって二つあります。そうなんですね・・トリサラに一人で来るような事はあまり想定されていないようです。椅子もクラシックな深く座る造りですが、背中にソファーを入れればパソコンを操作するのも問題ありません。準備されている電話機もシンプルです。

 

窓側は少しせり出して座ったり荷物を置いたりできるようになっています。この場合にもバスタオルが何枚も丁寧に畳んでおいてあり、ウエットエリアに行かなくてもプールに持ち出すことができます。よく考えられていますね。

ソファーは広く大きく作られています。ローテーブルの向かいには窓の下に埋め込まれたソファーがあり合計で4名が座れるようになっています。机の上にはバナナとマンゴーのウエルカムフルーツと二種類のクッキーが置かれています。双方ともに美味しくいただきました。

ソファーの後ろの扉を開けるとミニバーになっています。軽いスナックにグラス・ハードリカー・ケトル・ネスプレッソと抜けはありません。私は偶にネスプレッソマシーンでコーヒーを何回か頂きました。冷蔵庫の中には炭酸水・コーラ・フルーツジュース・ヨーグルト・ビール・ライムチョコレートとほぼ完ぺきな品揃えです。

 

深夜には大雨と雷で私の好きな自然のオーケストラを楽しみました。一時間程度雷雨は続きましたが、翌日は晴天です。

ウエットエリア

大きなバスタブは広く深い造りです。また頭を置く場所もあるので湯船でしっかりとお風呂に入りたかった私にはピッタリの場所です。バスソルトをたっぷりと入れて30分ほどで準備完了です。スタッフの方が食後にお風呂を入れてくれるとも言われましたが、逆にタイミングが面倒だったので自分で入れました。ダブルのシンクはソファーを挟んで二つあります。真ん中のソファーのアイデアは良いですね。お風呂を出て直ぐの場所にあり、バスタオルで体を拭きながらゆっくりと寛げます。

 

一番奥には大きなクローゼットがあります。二人で滞在しても余裕の収納です。中にはセキュリティボックス・消火器・電灯・ラウンドりバッグ・カバンが有ります。エクスプレス プレッシングも可能 で翌日出発の私には嬉しいサービスです。よくわからない人間の置物はDND(Do Not Distribute)を示し、入口においておけばスタッフは入ってこないとの事でした。またカバンは持ち帰っても大丈夫でビーチ仕様です。そしてシンプルなサンダルも二つ準備されています。

お手洗いはシンプルすぎます。本当はウオッシュレットが欲しいところです。嫌な臭いは一切しません。シャワールームも大理石で作られており明るめの雰囲気になります。もちろん湯量・温度の安定度は申し分ありません。バスアメニティも髪をしっとりと仕上がり私好みです。

 

シャワーの前には化粧台が有り、座りながらドライヤー等を使えることができます。私は使いませんが女性には嬉しい造りだと思います。良く見えると虫よけのレモングラスのスプレーやベープ・蚊取り線香なども此方に準備されています。

 

シャワーの前を通過して扉を開けて外に出ると外のシャワーになります。ちょっと水圧が弱いのですが、昼間に太陽を浴びながらスッキリするには良い場所でした。夜だと蚊が居そうでした・・

プール

やはり一番の見せ場はこのプールです。ある程度の長さがあるので少し泳げます。

 

またプールサイドにはサンラウンジャーや机がセットされており、のんびりできること間違いなしです。

PRU で晩御飯を

PRUは海辺の建物の一角で水を上手く使った場所にあります。

 

プーケット初のミシュラン1つ星店でコンセプトは産地の物をそのまま頂くと事と分かります。6コースをお願いして頂きますが、丁度過ぎて一つ一つが小さくて
凝り過ぎていて気楽には美味しく食べにくく・・見た目、メニュー、味が一致しません。かなり食にうるさい方にお勧めです。気軽に食べたかった私は選択ミスですね。

ラフな服装とエレガントな方が混じるが嫌なら感じでは無い。流石に短パンTシャツ・サンダルの方はいませんでした。

   

散歩

食後は軽く散歩と考え暗い中のリゾートを一周しました。PRUの上にはライブラリーとコンシェルジュラウンジがあります。私は総て事前に予約してあったので今回はお世話になりませんでした。

PRUの下にはプールです。夜でこの雰囲気です・・・痺れます・・

途中でレセプションも通過します。自分の車出来たらここで車を受け渡しするのでしょうね。トリサラは全体で60ビラ程度と意外と大所帯です。しかしリゾートを歩いていてもほとんど人と会いません。プールとレストランで少しすれ違う程度です。つまり一回りすると一時間ぐらいかかります。しかも夜だと街灯もあまり準備されていませんからお勧めしません。また今回は途中から雨が降り始めたので急いで部屋に戻ります。

 

昼間に少し海まで降りましたが、あまり泳ぐという感じではありませんでした。サンラウンジャーでのんびり過ごすのが良いでしょうね。

朝食

トリサラに来たなら朝食はやはり部屋で・・しかもプールサイドで食べたくなるのは当然でしょう。今回はウエスタンとタイのミックスでお願いします。一つ一つが少ないので見栄えは良くありませんがゆったりと流れる時間の中で朝食を頂きました。

JARAスパ

バギーのお兄さんが時間になると迎えに来てくれます。スパに着くと先ずはウエルカムティーとお絞りで少し時間を過ごします。

   

テラピストの方が来られて、施術の相談して顔と足を同時に行い一時間4ハンドとしました。

 

専用のビラに移動してスパを楽しみます。服を着替えた後に、先ずは足を清めて頂きます。朝一番ですが例によって爆睡です・・・終了後にビラの外でゆっくりと過ごせますが、この景色も高い位置から見るリゾートを見下ろしており爽快です。

 

帰りのバギーで移動時にトカゲが可愛らしく前を通過していきます。部屋に戻ると既に清掃が終わっています。良いですよ!

フォトセッション

スパから戻ると部屋に写真のスタジオからお兄さんが来てくれていました。こんな撮影は初めてなので話を聞いて彼の指示に従います。色々とポージングを教えてくれますが・・・やはり私は恥ずかしさが入って変な写真になりました。

出来上がった写真は数日でメールで送られてきました。経験としては良いですね!

昼食をThe Deckで

雨が降りそうなので屋根の下に 晴れてますが海の上は雨が見えます。最初の飲み物はお勧めのココナッツジュースを頂きます。

 

トムヤンクンは辛くなく作ってと依頼すると、「私は食べる専門だからシェフに言っとく」と鉄板ネタで笑わせていただきます。完成したのは依頼通りのトムヤムクン!美味しくいただきました。

  

メインのカルボナーラも美味しく軽めのランチとしては十分です。

 

暑くて湿っぽいですが風が気持ちよくしてくれます。 音楽はなく波と時に雷が音楽代わりでもてなして頂けました。

出発前の夕食を Seafood restaurantで

二度目のスパも終わり最後の夕食に向かいます。陽も傾いているシーフードレストランでは既にスタッフがスタンバイして頂いており、直ぐに座席に案内頂きます。

やはりライブシーフードが売りのようで今日のお勧めの場所に案内されます。そしてスタッフお勧めのロブスターとブルークラブを ガーリックで仕上げるようにお願いします。

やはり頂いたシーフードは見た目も味も完璧です。直ぐに周りは暗くなりましたが、ゆっくりと出発までレストランで時間を楽しむことが出来ました。トリサラ良いです!

 

航空券のチケット

チェックイン時に話の合った帰りの航空券のチケットですが、夕食時にレストランに届きました。既にチェックインが完了している状態で座席まで指定されています。なかなかここまではできないはずなのですが・・最後までトリサラには驚かされます。

地図