中国の麗江は霊峰・玉龍雪山(約5,600m)を抱え風光明媚な場所で私が好きな場所の一つです。前回はAMANDAYAN開業に合わせての訪問でしたが今回は憧れのバンヤンツリー・リージェン(麗江)です。さて滞在はどうだったのでしょうか?

結果

麗江も良いですが、流石にバンヤンツリーです。アマンとは建物の造りは違いますが此方も素晴らしい!そしてスタッフも良く鍛えられています。私の一押しのブランドとしても誇らしいです。

予約

アマンダイアンの滞在時に中国の麗江に惚れてしまい色々と調べていると、いつも拝見しているCielさんがお隣のバンヤンツリーの滞在記を書かれているのを発見してしまいます・・・こんな記事を拝読したら・・もう行くしかありません。タイミングを見計らっておりましたが数年後にチャンスが来ます。

中国の珠海の友人の会社でのセレモニーが終わった直後に数日休みを合わせて取る事ができたので、二泊だけでもと思い直ぐにバンヤンツリーの担当の方に相談です。フライトは中国の友人にお願いして押さえて頂いたので後はホテルです。

部屋タイプは直ぐにプランジ・プール ビラと決まりましたが、問題はアクティビティです。色々と相談して麗江側のスタッフと調整を頂きました。バンヤンツリー麗江はアクティビティ専門のWEBサイトもあり多くの情報を頂きました。結果は予約とは違うものになりましたが、麗江好きの私も大満足な内容となりました。唯の観光にはほとんど興味はありませんが、通常では見れない物・体験をする事が好きな私も納得できるバンヤンツリーのアクティビティの提供能力は良いですね。

帰ってきてから滞在を振り返りましたが、麗江のバンヤンツリーは金額的にもかなりお得なので、このプランジ・プール ビラ以上を予約する事をお勧めします。ジェットプール ビラではプールや建物が若干狭くて遠い麗江まで行くならば・・・と思います。

送迎

麗江の空港に降り立つとジットリと雨が降っていました。飛行機を降りセキュリティアリアを出ると無事にピックアップ頂きました。約40分のドライブでホテルに到着です。前回のAMANDAYANより少し北に位置しています。

車がホテルに到着すると直ぐにスタッフが荷物を降ろして、私はレセプションに案内されます。ちょうど雨も止み、入口とレセプション間が例の景色でとても素晴らしく時間を忘れて立ち止まります。スタッフも何も言いません。ゆっくりと待ってくれます。

チェックイン

レセプションの建物のほぼ全面ガラスになっており、解放感があります。そのレセプションに入りパスポートとクレジットカードを渡して処理を待ちます。その間にアクティビティ担当の方が来られてアクティビティの予定などについても再度確認を進めます。

5分ほどで処理が完了し、少し早めですが部屋も準備できているとの事だったので部屋に案内頂きます。途中で湖の周りをぐるりと回り敷地の説明を頂きました。8月の滞在でしたが暑すぎず良い気候でした。空気も悪くないですね。

夜になるとまたトーンが落ちて良い雰囲気です。湖に反射する建物の写真は空気が落ち着いている事が良くわかると思います。

今回の部屋は227号室でしたが、少し路地を入った場所の扉を開けるとビラになります。

 

ビラ

敷地に入ると大きな庭になります。庭には草花やプールが設置されています。庭から扉を開けるといきなり大きなベッドルームです。右側は書斎の部屋になっており、左側がウエットエリアです。ちょっと珍しい造りですね。しかしバンヤンツリーの息吹を感じます。

(音はありません)

扉を開けた場所には想像以上の庭が広がっています。花も咲き乱れ遠くには山々が見られるようになっています。階段を上りデッキのような場所がありましたが蓋を開けるとプールになっています。多少狭めではありますが、泳ぐ事ができました。プールは温度がコントロールされているので寒い季節でも入れるとの説明を受けましたが、夏の時期に入ると冷たく感じるほどでした。

プールの左右にはディベッドがあり、此方で日光浴を楽しむ事が可能です。部屋の中からお菓子や、コーラを持って来て、水着でのんびりと光を浴びていると直ぐにお昼寝になってしまいました。ただし夏でも寒めなので、光が無くなると風邪を引きそうです。

庭にはテーブルや椅子が置いてあるので気持ちよく時間を過ごせます。ブランチも此方で頂きましたが最高の時間の過ごし方です。偶に雨が降る事もありましたが雨もまた麗江には似合ってまた良しです。

また夜の雰囲気がやはり庭も良いのです。満月だったこともあり月明かりに照らされるビラのこの景色は一生忘れないでしょう・・

 

ベッドルーム

玄関の扉を開けて中に入ると先ずはベッドルームという大胆な構成ですが、このリゾートにはあっています。朝起きでベッドから外の山々を見ることができるようになっていると言うことですね!後ろの大きな窓も竹林が見えており山の麓の家で寛いでいるような雰囲気を全体的に提供してくれます。

またベッドはいきなり花びらが散らされておりハネムーンモードになっているかと思いましたが・・・どうやらコレが標準のようです。Cielさんの記事を読んでいなければ驚いたかもしれません(笑)更にターンダウンされる時には更に花びらの配置がバージョンアップされて提供されます!そしてローカルの飾りもベッドの上に届けられています。ちょっとした気遣いが嬉しいです。

ベッドのサイドテーブルにはランプ、水と電話機だけです。カーペットの派手なデザインが最初は慣れませんでしたが、不思議なもので数時間すると落ち着いてきます。むしろこのカーペットが良いと思いました。またこの部屋は本当に寝るためだけで他の機能はありません。加湿器も置いてありますがコレも快眠のための機材ですね。

 

天井には雰囲気のよりランプが設置されています。入口のランプと合わせて夜の暗い雰囲気がとてもマッチします。ちなみにこの場所でも高度が2000m以上の高地になるので普通に過ごしているだけでも気が付かずに疲れているようです。夜に布団に入ると気絶したように朝まで起きませんでした。

リビング(スタディルーム)

ベッドルームの右側がリビングになっています。壁側にはソファーというかディベッドのような座ったり横になったりできる場所があります。中国式の小さな机やクッションが一杯あるので夜寝る前にここでもゴロゴロしていました。なんというか・・どこでもゴロゴロできてしまうのがバンヤンツリーの良いところかもしれません。そして何故か麻雀牌まで置いてあります。雀卓は如何するのだろう・・なんて考えてしまいました。

窓側には大きな机がセットされています。このぐらい大きいと使いやすくて便利です。とは言えど・・インターネットは中国国内のため日本との接続は多少遅め・・あまり仕事をするというよりはリラックスしに来る事が望ましいですね。机の引き出しにはポストカードなどが置いてありましたが使うことはありません。

ミニバー等もこちらにセットされており、冷蔵庫も十分な大きさの物があり、飲み物も十分な数が準備されています。私はペリエがあれば普段は十分なのですが、今回の滞在では甘さが欲しくなり、スプライトなども総て消費してしまいました。また中国らしくお茶のセットも置いてありました。今回はゴロゴロしている事が多かったので面倒なお茶を煎れる気にはなりませんでしたが、スタッフから「お茶を煎れましょうか?」と何回か確認されました。

テレビも申し訳ない程度に置いてありましたが、このリゾートで見ることは先ずないでしょう。

ウエットエリア

バンヤンツリーと言えばやはりお風呂です!リビングから見ても相当に広くて深いバスタブが気になります。しかし実際にはお風呂に湯を張るには時間が掛かります。今回は外のプールとシャワーで十分でした。多分スタッフにお願いすればフラワーバス等も手配してくれたのだと思います。

 

クローゼットもさすがに広いです。私程度の荷物であれば丸ごと収納する事ができます。またバスタオルのセットも相当数置いてあるので、不足する事はありません。まあバンヤンツリーですからね・・抜けはありません。その他にはスリッパ、傘そしてセキュリティボックスも此方に収納されています。

クローゼットの向かいがシンクです。二つのシンクが並んでいますが、このデザインです!流石としか言いようがありません。バンヤンツリーオリジナルのバスアメニティなども何時もと同じで良いのですが、さりげなくデフューザーも置いてあります。

シャワーもハンドとレインの二種類で双方等に湯量・温度は良いですね。やはりシャワーはこうでないと!トイレは非常にスタンダードです。ウオッシュレットで無いのは仕方がないですね・・

 

スパ

到着した日に時間を取ってスパを受けました。なぜならば・・確実に中国国内のフライト(珠海空港から麗江まで)はエコしか無く、窮屈なフライトになる事を予想していたからです。想像よりは良いフライトだったのですが、やはり疲れていたようでオイルのマッサージを一時間受けただけでも爆睡でした。

設備も素晴らしく、終わった後にのんびりするスペースも広々でお茶を頂き、フルーツを食べてリフレッシュできました。スパとの間ももちろんバギーで対応して頂きました。

 

地図