AMAN東京よりも新しく2015年1月にオープンしたAMANDAYANは中国の少し奥地のLIJIAN(レイコウ/麗江)にあります。さてアマンながらではの御持て成しを受けることができたのでしょうか?

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結果

まだソフトオープンな状態での2015年5月の滞在だったので完全な状態ではありませんでした。しかしその対応は十分にアマンを感じさせてくれる内容でした。次回はグランドオープンの後にビラで訪問したいですね。

予約

フライトの関係もあるので予約はAMEXから行います。予約可能な部屋タイプは限られておりましたがソフトオープンである事は事前に知っていたので問題なくお願いします。

ポイントはアメックスでの予約の後です。ここからアマンの予約センターの担当の方にメールで色々とお願いを致します。やはり一番重要なのはアクティビティです。ブローシャーを送っていただき話を確認して今回はDragon Snow moutainに行くことします。注意書きで要体力と書いてあったのが気になりましたが・・・

送迎

フライトが45分遅れましたがスタッフは到着ゲートで待ってくれていました。もちろんアノAMANの看板を持って・・

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軽く挨拶を行うと車がAUDIからPURADAに変更されたと言われました。どうやら道が悪くてAUDIでは通れない場所があるとの事です。まだ待ちを見ていないのでどんな山道を走るのか想像してしまいました。

しかしイメージと反して古い中国の綺麗な街並みの中を車は移動していきます。送迎に来てくれた男性二人はLijian地方の少数民族NAXIの出身との事で色々と話を聞きます。そう言われれば街中の文字にも変わった文字が併用して使用されれていますが、これが彼らの文字だそうです。

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途中でAMANDAYANの発音を確認すると「アマンダィエーン」が日本語としては近いようです。アマンのある町の名前を取っているようです。つまり次の日本にできるアマンはアマンシマ?とか想像してしまいます(笑)

リゾートは町の中心部にあり、小高い丘の一番上にあります。道もまったく荒れていなかったので肩すかしでしたが、リーゾートの直前の道が工事で30cm以上の段差があります。なるほど・・これはセダンのAUDIでは無理ですね。

到着

45分ほどの移動でリゾートに到着します。既に21時を過ぎて真っ暗ですがGM自ら迎え入れてくれました。中に入るとレモングラスの飲み物と御絞りでスッキリさせて頂きます。

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この間もGM自ら色々と説明を頂きAMANDAYANについて興味深い話を聞きました。本来の計画から既に3年以上遅れていたり、色々な物がまだまだこれからだと言われていました。レセプションの建物はシャングリラから持ってきた木を使い8m程度の高さがあります。今回のAMANDAYANはAMANFAYUNと違い古い街並みを再利用するのではなく、新しい資材を使って昔ながらの建設手法で建てられたようです。見かけは古い作りですが内部はガッチリ近代化されているようでもありましたが・・いろいろ話を聞くとこの近辺はある一定周期で大規模な地震があるようです。

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またAMAN東京の話にも触れて日本のスタッフともまた会いたいと言われていました。その後もGM自ら色々と要所要所で話を頂き大変に親近感が湧くタッチです。

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そのまま食事に行くか確認されましたが、先ずは部屋で少し着替えたから食事をする事としました。

部屋

ソフトオープンの段階なので使用されている部屋はほんの数部屋だとの事です。多分二日目の宿泊は私一人だったようです。今回私が宿泊したのは122号室ですが、番号は将来簡単に変わると思います。部屋の構成はリビングとバスルームの作りですが広さがやはり十分です。

リビング件ベッドルーム

木で作られた建物の中に入ると先ずは木の良い香りに包まれます。アマン東京とは質の違う香りです。扉と言ってもガッチリとした造りというよりは昔懐かしい感じです。しかし電子化はされているのでセキュリティは十分の様です。そもそも、敷地には簡単に外部の人が入れないように外壁およびセキュリティが配備されているので中にいれば安心です。

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部屋の中に入ると先ずは机があります。机の上にはスポットでランプを落としてリンゴが並べられています。やはり上手い作りですね。部屋は既にターンダウンして暗めに設定されていたので落ち着いた雰囲気を感じます。更にメッセージカードがあり諸所の言葉で歓迎されています。しかも平仮名でのメッセージもありましたね!日本人のスタッフは居ないのですが頑張ったんでしょう!

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そしてなんと!テレビがあります。シティタイプ以外では使われれていないのでAMANDAYANはシティタイプなんでしょうか?ちなみに私は電源を入れる事さえありませんでした。それ以上に外の景色を見ているほうが楽しかったです!

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ベッドは少し硬めの作りです。初日はぐっすりと寝てしまったのですが、二日目は疲れすぎたのか中々寝付けませんでした。もう少し柔らかいのが私の好みです。枕元には電源のマスタースイッチがありお菓子と水が準備されています。二日目からはLEDのマグライトや筆記用具もこちらにセットされるようになりました。もちろんお菓子も毎日変更されていきます。

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ターンダウンされたベッドの上にはNAXI(現地の少数民族)のお土産があります。初日は櫛、二日目は数珠を頂きました。

窓側にも書斎机がありこちらで私はPCを使用していました。初日はインターネットの接続が不安定で日本との接続もできたりできなかったりでしたが、翌日にはピタリと安定しました。ホテルの問題というよりは中国のインターネットの問題の様です。結局初日はiPhoneでLTEにローミングしてPCからiPhoneにデザリングで接続する方式で対応しました。

初日は机の上にコーヒーメーカが置いてあったのですが、コーヒーよりも紅茶が好きだと伝えると、翌日には紅茶のセットがミニバーの上にセットされるようになっていました。対応してくれたスタッフがアマンに慣れているのでしょうね。

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机の上にはランプが3つありますがこれはマスタースイッチと連動していません。寝る前には手で一個ずつ消します。手元のランプは私好みの造りでシックですが実用性がしっかりあります。

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椅子も普通の椅子の様ですが、座っていて疲れません。1時間程度は集中してPCを使用しましたが腰が痛くなるようなことはなりません。リゾートの椅子だとPCをすると腰が痛くなることが多いのですが、今回の椅子は私にぴったりでした。机の奥に小さな箱がありますが、開けるとエアコンと床暖房の温度コントロールがあります。多少寒かったので床暖房だけONにして過ごしましたが快適です!

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部屋の右手に移動するとミニバーが準備されています。ミニバーの上には氷と蝋燭が準備されています。もちろん毎日氷は準備されているので夜はこちらで冷たい水を頂きます。ミニバーの中身もそれなにりにあります。もちろん総てコンプリメンタリなので気にすることなく頂きます。アルコールだけは別料金との事ですが、そもそもアルコールを飲まない私には関係ありません。机の上にあるスナックの誘惑を断ち切りなんとか水だけでここは過ごします。

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昼間は窓を開けて空気を通すと爽快な空気に包まれます。5月も終わるこの季節は快適でした。ただしかなり乾燥しているので夜は加湿器を常時利用していました。

バスルーム

入って右奥がバスルームになります。シンクは左右ではなく前と後ろの形で二つ存在します。シンクは非常にシンプルな作りです。お湯と水と言ったところです。アメニティが少ないかと思いましたがクローゼットの中に細かいものは入っておりました。

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バスルームの真ん中にバスタブはあります。壁側にシャンプーやコンディショナーが準備されています。コンディショナーだけは取り出しにくいので注意が必要ですね。お風呂にお湯をためるのには約15分ほどかかりのでのんびりと待ちます。トイレもこのエリアにあります。ウオッシュレットでは無いもっともスタンダードな内容です。

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クローゼットは十分な大きさでセキュリティボックスもこちらにあります。バスローブもありましたが私は自前のパジャマがあるのでいつも使いません。ここの伝統はクローゼットの扉があいていると付いてしまうので寝る前にはちゃんと扉を閉めると良いですね。

一番奥がシャワールームになっています。ハンドシャワーとレインシャワーの二種類がちゃんとあります。アクティビティの後では何度もシャワーでスッキリさせました。リネンもそれなりに柔らかい素材が利用されています。アマン東京ほどではありませんが・・・

地図