サムイ島での滞在を色々と考えた時にたまたまご案内を頂きバンコクでの滞在と合わせてバンヤンツリー・サムイを選択です。人数が多かったのでファミリー・オーシャン・プール・ヴィラを選びましたが、どのような滞在だったのでしょうか?
結果
文句なしの滞在です。部屋からみる絶景は見飽きることはありません。このリゾートは高い位置にあるビラに滞在する事をお勧めします。いや必ずそちらにしてください。低い位置のビラだと行く意味がなくなります。その位言い切れるレベルで良かったです!!
予約
最初はバンコクのどこかの島に友人達と大人夏休みを取りに行こうと考えていました。たままた知り合いの方からバンコクのプレジデンシャルスイートと合わせてサムイ島のバンヤンツリーを紹介いただきます。そのままホテルの方に滞在から送迎まで総てお願いする事としました。本当はAMEX経由でお願いしようかと思っていましたが、そこまで手配頂けるならダイレクトですね・・・
最初はデラックス・プール・ビラを二つ借りようかと思いましたが、色々とWEBを見ると景色がいまいちです。と思って友人に聞いたら既に低層階は滞在したことがあるとの事です・・・おみそれしました・・そうなると高い位置にあり景色を楽しめる部屋と考え相談するとファミリー・オーシャン・プール・ヴィラとの事です。ではそちらに決定です!
ちなみに値段もかなり考えて頂きアーリバード(先払い)でカードオースを取りお願いしておきました。
送迎
セキュリティものんびりしている感じのサムイ空港です。バンコクで既にイミグレーションを通過している私達は荷物も直ぐに出てきて空港を後にします。出た場所で既にスタッフがバンヤンツリーの札を抱えて待ってくれています。
送迎は人数が多かったのでバンタイプで来ていただいていました。此方は街の乗合では無くバンヤンツリー所属の車でした。
車に乗り込むと冷えた御絞りに、WiFi、スマートフォンの充電用のバッテリーそして水が準備されています。ノンビリとしたサムイ島をゆっくりと車で移動して30分でバンヤンツリー サムイの入り口に到着です。
チェックイン
リゾートのゲートを通過してかなり上った場所にレセプションがありました。ここで降りると私の担当の方が迎え入れてくれます。レセプションから見える海の状態で既に相当にイケているリゾートである事を感じます。興奮して少しはしゃいでしまい、ロビーに居る他の滞在者の方に笑われる程でした・・・
場所をロビーバーにかえてウエルカムのレセプションです。冷たい御絞りに飲み物そして蓮の花です。蓮の花は折って部屋に持って帰ってくださいとの事です。しかし女性が居ない我々のチームでは誰も折ろうとしません・・最後は我々のバトラーの女性が折ってくれました・・
パスポートを渡して準備を待つ間に周囲を少し散策しますが、風の通りも良く本当に良い場所でした。バトラーの方に我々の部屋の位置を聞いたら、向かいの丘の殆ど頂上です。これは景色が期待できます。
朝10時位でしたが既に部屋は準備できているとの事で大変に助かりました。このために苦手な深夜便で羽田からバンコクそしてサムイまで来たのです。カートで連れて行って頂きながらホテルの構成を教えて頂きます。それにしても急勾配が続きます。電動カートが悲鳴を上げていました。
このタイミングで楽しみにしていた2日間4ダイビングの予定もバトラーに確認しましたが、内容はダイブショップに確認してほしいが予定通りであるとの連絡を頂き一安心です。
入口
部屋の入り口は微妙に鍵がかかります。と言っても誰でも開けることができます。ちょっと無機質な入り口でメッセージボックスやDND、MURを示す電灯があります。
メッセージボックスにはリゾートからの色々な情報が入るので部屋に入るたびにチェックしました。扉を開けるとビラの後ろ側です。そこから長い通路を通過するとようやくビラに到着です。通路では良く見るとリスが居ることもあります。私は3回ほど遭遇しました!
ビラに入ると専用の携帯電話が渡されます。この電話はリゾートの外でも使える端末になっています。つまり通常の携帯電話ですね。ここから電話するとレセプションや専任バトラーに繋がるようになっています。バンヤンツリー バンコクのプレジデンシャルスイートでも同じ考え方でしたね。
ビラの構成
今回の部屋の作りはメインビラ(リビング、ベッドルームそしてバスルーム)
サブのビラ(ベッドルームとバスルーム)
待望のプライベートプールです。最初に敷地に入って行って視界が広がった時には鳥肌が立つぐらいの景色に感動しました。
メインビラのリビング
扉を開けて中に入るとリビングルームです。入口のスイッチにはリビングの電灯と外のプールの電灯もコントロールできます。最初はどこにプールの電灯のスイッチが分かりませんでした。ACも各部屋で準備されているので細かく制御できます。
入口の右側にはコーヒメーカやケルトがあります。ソファーの逆側にはミニバーと冷蔵庫が準備されています。バーの準備も万端です。また冷蔵庫の中には如何にもリゾートな雰囲気の飲み物が幾つか準備されていました。今回は珍しくモエを友人達とプールで頂きました。私も少しだけ頂き気持ちよくプールでプカプカと・・・
部屋の真ん中には大きなテーブルとソファーが準備されています。机の上にはフルーツと食器そして雑誌類が準備されています。フルーツは毎日補充されるので好きなだけ頂きます。特にランプーチンは私のお気に入りです。そして何故かこのテーブルの周りだけ蟻が入ってきます。他の場所には全くいないのですが不思議です。
部屋の角にはテレビがあります。バンヤンツリーの情報が音楽と共に流れているので暫くは聞いていました。何時もと同じでテレビの番組を見るような時間は作りませんでした。
窓を開けると素晴らしい景色とプールの入り口が見えます。時たま凄い勢いでスコールが来るのですが、その時はこちらのリビングに入り窓を開けて雨を楽しみます。雨が通過すると水の匂いとすがすがしい空気に一気に切り替わります。本当に素晴らしい場所です。
メインビラのベッドルーム
部屋の真ん中に大きなベッドが目に入ります。寝心地抜群のマットレスに二種類の枕で完璧な睡眠を楽しみました。ピシッと伸びたシーツは気持ちいいですね。天井のファンやデザインは流石にバンヤンツリーです。
ターンダウンされるとまた雰囲気が変わります。暗く落ちたライトの中も素敵です。同時に朝頼んでおいたラウンドリーも戻ってきていました。これはバンヤンツリーらしいです。
そしてバンヤンツリーのチャリティータートルも健在ですね。二日目は少し違うものを頂きました!枕元のクッキーを少し頂いて歯を磨いておやすみなさい・・・
ベッドサイドにはホテルの案内と時計そして電話機があります。もちろん寝るときには電灯マスターのスイッチも枕元にあるので便利です。そしてバンヤンツリー得意のお香です。これも夜中に焚きながらゆっくりと時間を過ごすには良いです。お香も毎晩補充されるので気兼ねなく過ごせます。この気兼ねなく過ごせる事がとても良いリゾートの条件です。
書斎机も部屋の角にあります。机の上には文具なども置いてあります。真ん中を持ち上げると鏡がでてきて化粧台に一気に早変わりです。ちなみに右の引き出しを引くと電源やLANのアウトレットが準備されています。そしてプレゼントにフォトフレームが準備されていました。
逆の角にはまたまたテレビが設置されています。
ここも窓を開けるとそのままプールに飛び込めるようになっています。
メインビラのバスルーム
バスルームに入って直ぐに左手にはクローゼットがあります。ここは広くはありませんが機能的に出来ています。スーツケースを開けておき取り出してはクローゼットに入れていくことが簡単にできます。
セキュリティボックスやアイロン、アイロン台、ドライヤー懐中電灯などが所狭しと並んでいます。その中にはバンヤンツリーの服とサンダルも入っています。またラウンドリーの紙もあるのでここで記載してから提出します。クリーニングもエクスプレスで頼むと直ぐに出来て届けられるので助けられました。
シンクはバンヤンツリー得意のガラスの台とダブルのシンクです。アメニティはバンヤンツリーブランドで揃えられています。もちろん歯ブラシも入っており満足できる品揃えです。
バスタブは窓に面したとてつもない広さを持ちます。湯量も十分に有り15分程度で湯船が一杯になります。バスタブにはハンドシャワー等もあるので体を温めながら過ごすのにも最適です。ただし使ったのは一回のみです。なぜなら外のプールに温水のジャグジーがあるのでそちらの方が気持ちいいのです!
バスタブの近くにはシャンプーやコンディショナーも並べられています。ここには虫除けのスプレー等も準備されています。が・・・見て下さいこの収納の仕方・・単に置くのではなく気遣いが嬉しいです。またターンダウンのタイミングでここから取り出して部屋にセットアップされていました。
バスタオルも6枚あり十分な数が準備されています。外のプールで使うもよし、中のシャワーやお風呂で使うもよし、とにかく総て私が好きなように振る舞えるのが良いところです。
シンクの先にはトイレが準備されています。ここはクラシックな造りになっています。ウオッシュレットもありません。使い勝手はまったく問題ありませんでした。
そして一番突き当りがガラス張りのシャワールームです。ハンドシャワーとレインシャワーの二つがありデザインも只者ではありません。ここの扉を開けて外に出てプールとの間を移動する事ももちろん可能です。
デッキ
外にでると風が吹き抜けるデッキです。机も準備されておりここで朝食を頂くことも可能です。
更に先端に向かうとソファーでフカフカなエリアに入ります。壁もガラスで出来ており落下は防止されますが、視界は妨げられません。この造りです!私が必要なのは・・・
そして肝心のプールです。三つに分かれていますが手前が浅い(15CM程度)のプールになり、外に違い部分がジャグジーです。放置しているとジャグジーは冷めてきますがボタンを押すとドンドン熱くできるようになっています。プールで体が冷えた時はこちらにて温まっていました。
そしてメインプールは普通に泳げます。深さもそれなりにあるので十分に楽しめます。ここで外を見ながら過ごす時間が最高です。バンヤンツリーサムイに行くならこの景色です。狙うべきなのは!
風は涼しく太陽の下でなければ快適な気候です。ただし太陽が照ると一気に熱くなります。理想的な場所ですね。このリゾートはサムイ空港のフライトパス上にあるのでどうしても上を飛行機が上を飛びます。飛行機好きの私にはご褒美ですがちょっとうるさいかもしれません。逆に帰りの飛行機ではリゾートを飛行機からカメラに収めることができました。
夜になるとここの雰囲気も一気に変わります。こんな部屋で滞在できるなんて幸せです・・・
サブビラのベッドルーム
サブなので大したことが無いと考えていましたが、全く違います。先ずは扉を開けて中に入ると大きなベッドが真ん中にあります。これはメインビラのベッドと同じ仕様です。
こちらもターンダウンされるとバンヤンツリーの服とクッキーが部屋に設定されます。もちろん蚊取り線香もこのタイミングでセットされます。と言っても部屋の中で蚊に部屋で遭遇したことはありませんでした。
部屋は小さいのですが窓が二面に張り出しており大きな窓があるため逆に空を飛んでいるかのような感覚になる部屋です。その一つは窓を開けて外のベランダに出て過ごす事ができます。もう最高の時間を過ごすしかありません。
狭いからと言って必要な機能はまったくそぎ落とされていません。小さいながらテレビも角に設置されています。そして完璧なミニバーはこの部屋にも準備されています。よくぞここまで準備しようと考えたと思います。
サブビラのバスルーム
サブビラにはシャワールームももちろんあります。バスタオルの数はメインよりは少な目ですが問題はりません。
シンクは一つだけですがアメニティ等の品ぞろえは二人分準備されています。たぶん子供用の部屋なんでしょうか?
お手洗いそしてコネクティング部分がクローゼットを兼ねています。
流石にメインビラよりは狭いのですが機能としては十分ですね。
バンヤンツリーバンコクからのプレゼント
今回はバンヤンツリー側の方に総てをお願いしていたのですが、サプライズがありました。バンコク側から日本語のメッセージ入りで差し入れを頂きました。かなり美味しくいただきましたが、それ以上にこの心遣いはバンヤンツリーのファンになるには十分ですね!
実は今回のプレゼントは本当は到着時に頂く予定でしたが、バトラーの方がお茶目にもタイミングを逸して二日目の夜になりました。サプライズですから難しかったですよね・・
朝食をデッキで
この素晴らしい景色の中でやはり一度は外で朝食を食べてみました。ダイビングの関係もあるので太陽が昇るのと同じタイミングで起きて熱くなる前に朝日を浴びながら食事する事としました。
先ずはオーダですが選択肢が多すぎるので万遍なく、そして適当にチェックを入れておきました。私の好きなホテルはこのような時に概ね私の好みを感じ取って最大公約数のサービスを提供してくれることです。今回も余すことなく朝食を持って来て頂きました。
外のテーブルにこれでもか!と言うほどプレートが並びます。足りないのでサブの机を持って来てくれました。そちらにはフルーツやパンの御代わり飲み物そしてトースターが置かれます。オッサン連中でバラの花を真ん中にロマンテックな雰囲気で野郎飯・・美味しかったです(笑)
間違いなくまた来ます!