一目見て気になったケーキがフルール・ド・ エテの提供するケーキです。ケーキ好きな方に写真を見せていただいた時には身体が痺れました。またほぼ入手できないとお話を伺ったので夢心地な話でした。しかし縁あって頂く事ができました。希少なエテのケーキをどのように堪能したのでしょうか?

結果

なんと!話が上手くつながり手配することができました。素晴らしい経験に感謝です。ケーキの味はもちろんですが、アートな演出と相まってアマン東京で食べることができて最高の幸運でした。ありがとうございました!アマン東京のサービスもとても高いレベルで安定して今は安心して滞在できます。

エテのケーキ

写真を見せていただいた時にはケーキだとは分かりませんでした。何か別のアートな作品かと勘違いするほどです。しかしその内容や歴史などブランド背景を聞けば聞くほど興味がでます。私は存じ上げませんでしたが実はフルールド エテは2022年の春において世界一希少なケーキとして扱われており手に入れることができるのは・・ほぼ不可能とのことでした。WEBサイトで申し込んでも手配はできませんでした。

そんな中、友人たちと食事をしている時にケーキの話になりエテの話題になります。そして、この方法ならお願いできるかもしれないと分かったので早速トライします!すると・・何と!手配できました!まさかの結果に舞い上がり折角ならシガーと合わせて頂く前提でアマン東京の部屋で嗜む事としました。これは究極の贅沢です。

予約

ケーキを手配できる日付が確定してから同じ日付でアマン東京の宿泊担当の方にスイートの部屋を喫煙でお願いしておきます。諸所あってエテのケーキはアマン東京の方に取りに行って頂きました。これは大正解で、ケーキを受け取り食べるタイミングまで最高の状態で預かって頂く事になりました。

また昼食も今までお伺いできていないThe Café by Amanで頂けるようにお願いしておきます。食事に関してはeteに合わせてルームサービスで頂くこととします。そしてシガーもラウンジを予約して軽く楽しんだ後に、シガーを部屋に手配して頂く事としました。アマン側のスタッフには気を利かせて頂きケーキと併せたワインも手配して頂きます。(アルコールが飲めない私には雰囲気だけですが・・)

翌日は朝早くから会議が予定されていたので、6時にはチェックアウト予定として朝食も早く頂く事で考えていました。今回の宿泊はTokyo Hideawayのプランだったので13時までのレイトチェックアウトが付いていましたが意味が無さそうです。た今回の宿泊プランには4万円分のホテルクレジットが付いていたのでインルームダイニング等に活用です。もう予約だけでも十分に楽しめる状況です。

部屋タイプはアマン東京にはかなりお世話になっていますが諸所あってアマンスイートコーナスイートにしか宿泊していませんでした。今回はスイートを楽しみたかった(見たかった)ので部屋のアップグレードをしないようにお願いして予約を入れました。

チェックイン

アマン東京には昼過ぎには到着してロビーフロアーまで移動します。一階のレセプションの担当者も慣れた手つきで人を捌いていきます。このようなサービスはもう安定の領域です。開業から数年はハラハラする事が多かったのですが、もう安心です。

レセプションフロアに移動してチェックインの手続きだけ済ませます。COVID-19への対策も決まっておりこれがスタンダードになったなと思います。ま早く到着してカフェでランチを食べる計画だったので荷物だけ預かって頂きます。

 

クレジットカードだけ渡すと後は流れるように処理して頂けました。

The Café by Aman

少し予約より早かったのですがランチを食べるためにレセプションからカフェに準備できているか確認して頂き下に移動します。ホテルの開業より少しおくれてカフェは開業しており、何時行っても満席で入れなかったのですが、最近は落ち着いたのでしょうか?座席も多少空きがある状態で案内いただきます。

 

外観からして大手町の真ん中にあるようには見えないぐらい緑いっぱいの場所です。扉を開けて中に入るとすぐにスタッフが対応していただきます。レセプションから連絡が行っていたので直ぐに私だと分かって頂きます。スタッフの動きもエレガントで一人で昼ご飯を食べに来ている私も心地よい対応をしてくれます。慣れてますね!

座席は外と中の両方がありどちらも席は確保して頂いたらしく「好きな場所をお選びください」と言われます。もちろんこのような場合に私は外を選びます。中のほうが見た目は楽しめるのかもしれませんが、外の空気を吸いながら取る食事も侮れません。外から丸見えのキッチンを少し見学させて頂き座席に座ります。

 

スタッフも手馴れており私が食事の量は多く食べたくない旨を伝えると気持ち少なめにするとのお話です。しかし・・いざ食べ始めると美味しさのあまり結局は完食してしまいました。

 

しかも最後はデザートまで見た目に惹かれて一口食べて、美味しくてそのままペロリと頂いてしまいます。断食の日ではなかったのでOKなのですが(笑)

シガーラウンジ

食後のコーヒはカフェでは頂かず上のシガーラウンジに戻ります。理由は・・シガーとコーヒを合わせて頂くためです!夜にもシガーの香りを楽しむ予定なので軽く一本だけ頂きます。そのままシガーを選択して部屋に持って行くものを伝えます。部屋にはシガーカッター、シダー、マッチも併せて運んで頂くようにお願いしておきます。

シガーラウンジに来た時のもう一つの用事は隣のブティックです。AMANのブランドで提供されているシャツが欲しかったのですが今回購入する事ができました。これで夏の沖縄も準備できた気がします。ただの白いシャツに見えますがやはり細部に拘りがあり、私好みのシルエットになります。これも後から部屋に届けて頂くことにしました。

シガーが終わりかける頃に部屋の準備ができたと連絡を頂きます。多分もっと早く準備できていたと思うのですが私がシガーが終わるのを見計らってくれていたのだと思います。部屋のカギを頂くと今回は102号室でした。

部屋

この部屋はアマンスイートやコーナースイートと比べても全く遜色がありません。景色以外で言うならば最もお得な部屋だと思います。広々としたダイニングと分離されたベッドルーム。そして真ん中に配置されたお風呂や書斎は安心のアマン東京の構成です。

 

(音はありません)

入口とホワイエ

エレベータを登り通路をあるいて部屋の前に来ると二枚扉の大きな入口です。シンプルですが味があります。

扉を開けて右側がダイニングです。ベッドルームとは入口から入って左右に分かれています。ベッドルームは私が散らかしてしまいますので他の人が来る時には楽な構成です。

コートをかける場所が木で作られており、傘もこちらに置いてあります。また靴を履いたり脱いだりする時に座りたい場合には小さな腰掛もあります。まあこの時点で帰ってきたなーという感じですね。

ダイニング

手前の大きな棚の上にはセンス良く和菓子が置いてあり、下には冷蔵庫が収納されています。

冷蔵庫の中はいつも通りアルコール以外はコンプリメンタリーなので気兼ねなく頂きます。仕事での滞在ならほぼ使いませんが今回は有難く使わせて頂きます。もちろんアマンオリジナルジュースもこちらに入っています。

壁側にはキッチンがあり食洗器やシンクがあるので便利に使えます。またカップ、グラス、電子レンジそしてエスプレッソマシーンなどもこちらの壁側に準備されています。今回はケーキがメインなので食器やカップなどは大活躍です。ワインセラーもありますが飲めない私にはあまり意味がありません。

 

ダイニングテーブルにはウエルカムスイーツがありますが、今回のメインのスイーツも含めて舞台はこの机です。この苺とアマンチョコはアマンジャンキーには外せない構成です。

 

更に窓側にはテーブルとソファーとディベッドがあります。もうシガーを吸うために存在するような部屋と言って過言ではありません。友人と二人でゆっくりと語らいながら夜遅くまで話をする事ができました。

此方の障子をあけると書斎机が出てきます。文房具ははさみや定規程度しかありませんが、そもそも使わないですね・しかしこのエリアは隠された書斎のイメージなので私は使いません。ベッドルーム側の大きな書斎机を使います。またお手洗いもこの隣に準備されています。

食事とエテのケーキ

今回のメインはケーキですがおっさんがいきなりケーキだけ食べるのは難しいので食事からお願いします。今回はミニバーガーとひつまぶしをお願いして頂きます。もうこれだけでも美味しくて満足なぐらいです。

 

肝心のケーキを届けて頂き取り出すと・・これです!バラに囲まれています。そして箱のデザインも一味も二味も想定を超えています。完全に芸術品です。更に蝶の飴細工は別の箱に入っており開ける時に割ってしまいそうで丁寧に開けさせて頂きました。

セットアップして写真を撮ると・・「これケーキですか??」と思うほどです。中身はエテ定番のマンゴーです。これは実際に見るとヤバ過ぎです。更にどうやって食べるのか悩みましたが一か所はこの横が開くのでこちらから1個づつ取り出して頂きます。味も濃厚なマンゴーとタルトとの連携がスイーツ好きの私と友人の脳天を直撃です。一つ食べて言葉を失いました。

ワインも準備頂いていたので私も軽く舐める程度に頂きます。しかしこれだけで私はもう眠くなりました。一通り頂いた後に窓側でシガーを吸いながら夜は更けていきました・・最高の一日とはこの日をしめすのですね・・

ベッドルーム

私が普段使う機能のほとんどは此方にあります。書斎机がありPCや気になる確認は此方で対応します。電源もこちらに準備されているのでPCの接続は問題ありません。

 

こちらも収納はしっかりとしており、セキュリティボックスやラウンドリーもお願いできます。今回は近所なので服も持っていないので軽くエクスプレスで洗濯物をお願いしておきます。靴もドロドロだったので軽く埃を落とす程度にお願いしておきました。スタッフも慣れており電話一本で私の依頼に応えて頂けました。

 

ベッドの向こうに丸机とディベッドが備えられています。これだけで一つの部屋として完成しています。窓側のこの場所が私はお気に入りなんです・・

ベッドサイドにエアコン、電灯そしてカーテンのコントロールはあるので便利なのですが、問題なのはUSBのアウトレットが無いので、電源アウトレットからの変換器が必要になる事です。ちょいと面倒ですね。

 

テレビのリモコンとテレビの収納用のリモコンもこちらにあります。と言ってもアマンに来てテレビを見る習慣がない私は写真だけ取って終わりです。

テレビ台の上にはアイスボックスとお菓子か置いてあります。このお菓子も危険です・・美味しいので直ぐに手が伸びてしまいます(笑)下にはダイニングとは別のグラスや冷蔵庫がありわざわざ移動しなくても大丈夫です。私は夜目が覚めて飲み物を飲むときは此方を使います。

夕方になるとターンダウンして頂きこの雰囲気です。いいですね!

ウエットエリア

ベッドルームから接続されているウエットエリアは障子を開けると壁いっぱいの鏡とダブルのシンクが目立ちます。右側にはウオッシュレットの手洗いが此方にもあります。

 

引き出しを開けるとバスアメニティも充実です。髭剃りから歯ブラシ必要な物はあります。またCOVID-19時代らしく携帯型の除菌スプレーもおいてありました。

 

窓側にある深いバスタブとシャワーブースの絶妙なコントラストが良いですよね!

軽くシャワーを浴びてユックリお風呂につかるのは私にとって贅沢以外の何物でもありません。タオルやバスタオルも十分あるので何回もお風呂を頂きました。

 

やっぱり安心とドキドキが混じるアマンらしい滞在を楽しめました。

地図