ヴェネチア を理解するために空からの景色を楽しみたくなりました。 写真のような素晴らしい景色が本当に見れるのか、 本当に水の都なのか確認したいと思いました。 さてヘリコプターを使った散歩の結果は?
結果
完全に水の都です。またヴェネチアの周囲にも素晴らしい町々があることが良くわかりました。 空から見るヴェネチアはお勧めです!
予約
予約はAMEXからホテルのコンシュルジュ経由で概ね取っておきます。ただしヘリなどの手配は前日ぐらいにならないと天候などの問題でハッキリしないため、仮に予約がちゃんと取れていなくても良いと大らかな気持で臨むことにしています。
案の定、ホテル ダニエリに到着した時に確認したらAMEXからの予約も入っているような入っていないような・・・不思議な対応でした。一度動き出すと素晴らしい対応のスタッフなので安心はできました。結果的には朝一番にOKの確認が取れました。すこしホッとします!
移動
ヘリのフライトだからと言って、どこに降りてもいいわけではありません。やはり近くの空港から飛び立つ必要があります。最初は到着したマルコポーロ空港かと思いましたが、実はあるんですね・・小型の空港がヴェネチアの近くに・・・
スタッフに部屋まで迎えに来ていただき、そのままパワーボートまで移動です。どこに行くのか良くわかりませんが、船に乗って進みます。しかも私が思っているのとは逆方向にです!!
空港
10分ほどの船での移動で到着したのはAEROPORTO NICELLIです。リド側の空港ですが私は存在も知りませんでした。船が付くと運航会社 ヘリ エア ベニスのスタッフが迎えに来ていただいていました。
空港の中に案内され先ずはコースの確認をします。地図を見ながら話を聞きますが事前に調べたグーグルマップ以上の事は分かりません。ここはスタッフの言う通りに選択します。お土産販売されていますがスタッフはまったく販売する気はありません(笑)
準備
先ずは簡単なブリーフを受けます。そして変わった袋を体に巻きつけられますが、これは救命衣でした。ちょっと変わった形なのですが、水の上を飛ぶのでコレなんでしょうね。
出発
既にパイロット側は準備できているらしいので早速駐機場に向かいます。今回のヘリコプターはR44です。これは小型ながら俊敏な機材なので私も好きです。残念ながらコパイの位置のサイクリックやコレクターは取り外されていました。残念・・・・
R44に乗り込んで準備です。シートベルトを付けてヘッドセットを付けてパイロットと準備が完了したところで早速エンジンスタートです。毎度のことですがヘッドセットのマイクを口に近づける事を忘れてマイクを使いにくくしてしまうので今回は気を付けて唇と当たる位置に最初からセットです。
軽くホバーして早速テイクオフです。今日の風は北から少し強く吹いていますが、一定なので揺れは大きくありません。また逆に視界は風のおかげで最高です。一言で言うと最高のタイミングでした!
リド島
最初にリド島を北から南に移動します。この島は外洋にさらされているので上から見ても波が強く当たっているのが良く分かります。右手側を見るとヴェニスの町が見えますが、こちらは次のお楽しみです。
ヴェネチア
予定通り島の南端まで移動するとUターンをして待望のヴェニスに向かいます。途中にサン クレメント島やサンタ・マリア デッラ グラッアなどを見ながら進みパイロットから色々と説明を受けます。今度はこちらの島のホテルにも泊まりたくなりました。
ヘリはサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の上空700フィートで暫くホバーで止めてくれます。見てください景色を・・・一人で大興奮してしまいました・・・
もう少し町の上を飛びたいとリクエストしましたが町の上空は飛行禁止区域なので入れないとの事です。でもこの角度から見るヴェニスの町は最高です。陸と海と空と3方向から見たヴェネチアは一生忘れないでしょう。
眼下にはヴェネチア マルコポーロ 空港、本島と接続するリベルタ橋、サンマルコ広場、 勿論宿泊しているホテルダニエラも完璧に見えます。ヘリはヴェネチアの東側にさらに移動します。徒歩ではこの辺りまで来ると人影が少なくなりますが、実はハーバーが完備されており色々な設備があるそうです。
ムラーノ 島 プラーノ島
ヴェネチアの東端を抜けて更に北に移動します。こちらにも大小様々な島がありますが基本的な作りはヴェネチアと同じです。だだし観光色は弱く、本島に生活している町なのでまた見え方が違います。本当はこのような場所を邪魔にならないように散歩したいですね。
着陸
十分に景色を楽しませて頂いてから無事に着陸です。高度を下げて空港にアプローチするときもまた景色が変わり楽しませて頂きました。