久しぶりのタイ国際航空ですが何時の間にか50周年になっていたようです。経路は珍しく北京からタイになりますが、何時もと変わらない素晴らしいサービスを提供してくれたのでしょうか?

結果

機材は最近ではめっきり搭乗回数が減ったB747-400の古い物でした。しかし昔ながらのファーストの座席とタイ国際航空の素晴らしいサービスは今でも色褪せません。中東のキャリアと中国のキャリアを乗り継いできた私には心休まる内容でした。一番うれしかったのはRIMOWAのアメニティキット入れが頂けたことです!

チェックイン

搭乗時間を考えずに飛行場に送っていって頂いたら到着がフライトの4時間ほど前になってしまいました。北京国際空港はTGのメイン空港ではないため出発の3時間前までカウンターがオープンしていませんでした。色々と話しているうちに15分でカウンターが開くことになったので暫く待ちます。

  

カウンターオープン前にはスタッフが声をかけて頂いてチェックインです。結構な人が待っていました。中国からタイへ移動する人もかなり見えるようですね。

ラウンジ

タイ国際航空はスターアライアンスのメンバーなので同じエアーチャイナのファーストクラスラウンジが使用する事ができます。飛行機でのサービスは好きではありませんが、こちらのラウンジは茶室があったり意外と気の利くスタッフが増えてきたので最近の好みです。軽く飲茶とウーロン茶を頂いて一時間ほど楽しみます。困ったのはインターネットです。ユーザで認証しているのですが、同じユーザ名がいくつも使われおり使用することができません。スタッフに言ってユーザの書いてある紙を10枚ぐらい持って来てようやく接続できました。昔と違ってニコニコ対応してくれるだけで私としては満足ですが(笑)

  

インターネットでメール確認をしているとTGの747が着陸するのが見えたので安心しました。ちょっと天候が悪かったのでまたDelayだと面倒だなと思っていたので・・・

搭乗

搭乗時間になったのでラウンジから移動して搭乗口に向かいます。やはり全体的に遅れて20分ほど搭乗が遅れます。入口はビジネスとエコノミーの二種類にしか分離されていません。スタッフに聞くと最初は中国人のスタッフが出てきて知らないと・・・例のパターンです。隣で聞いていたタイ人のスタッフが慌てて丁寧に説明してくれました。これが私の中の中国人とタイ人の違いですね(笑)。

  

さて時間になったので搭乗です。中に乗るとそこはもうタイですね。穏やかな笑顔のCAさん達が待ってくれています。中国式の中で色々としていた後のこの微笑みは効きます!

先ずはWelcomeドリンクですがオレンジジュースを頂きながら出発を待ちます。最終的に14席のファーストクラスに対して6名が搭乗です。意外と多くの人がファーストを利用しているのですね。

フライト

少し遅れましたがかなりきつい雨の中を出発です。離陸しても30分程度はベルト着用のサインが消えません。揺れはあまりないのですがズーと雲の中ですね。

今回のフライトは積乱雲が多く見えて所々で揺れました。飛行機も雲をよけるために右へ左へと舵を切っていきます。フライトが38000フィートなんですが雲がそれ以上の高さに多く見えたのでかなり荒れていたのでしょうね。おかげで色々と幻想的な景色を見ることができました。そういえば5年ほど前に武漢に行った時はもっと酷い状態で途中名もない空港でダイバードされた事を思い出しました。

 

太陽が完全に落ちても多くの雷雲が光って見える幻想的な時間を過ごさせて頂きます。こんな時には何故かMISIAを聞いて外を眺めています。

座席

座席は流石ファーストクラスでも古いと思わせる内容です。このシートピッチは信じられない幅です。何回か乗っていますがある意味豪華な内容ですね。もちろんフルフラットになります。

コントロールする箇所は少ないのですが電動で動かすことができます。テレビも小さいながらパーソナルでコントローラも付いています。もちろん故障などは全く無く使用することができます。

食事

タイ国際航空をはじめとして搭乗が楽しみな航空会社はその食事にあると思います。中国の食事ばかり食べていた私にはタイ料理は嬉しい内容です。先ずは軽くアミューズを頂きます。そのままロブスターの前菜と入ります。そしてタイ式のスープですがピリ辛のトマトと鶏のスープを頂きます。これも胃にしみるおいしさです。食べ慣れた味を頂きます。

 

肝心のメインですが、どうしてもカレーが食べたかったのでリクエストしてみました。本当は事前に予約しておけば良かったのですがフライトが決まるのがギリギリだったので気が回りませんでした。案の定ファーストクラスには無かったのでビジネスクラスのタイ ビーフ カレーをアレンジして頂く事にしました。これが程よいピリ辛位で汗を少しかきながらおいしく頂きました。CAさんも私が如何にも美味しく食べているのを見て色々と話しかけてくれました。

  

フルーツも辛い口の中を抑えるには良い選択でした。マンゴスティン(かな?)が良い季節とお勧めしてくれたので二つほど美味しく頂きます。更にパイまであったのですがもうお腹いっぱいです。TG・CXの食事の満足度はいつもかなり高いです。その代わり食事の量には注意が必要です(笑)

アメニティ

タイ国際航空のアメニティは品質にいつも満足しています。それは中身ではなくケースです。今回はRIMOWAのケースだったので有り難く頂きます。中身もLa Maximaで統一されていますがあまり興味が無いのでケースだけ頂いて帰りました。これで今まで使っていたタイ国際航空のビジネスでもらって使っていた電源等のケースを変更です!

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 タイ国際航空
2 フライト TG615
3 機材 B747-400
4 クラス ファーストクラス
5 出発空港 北京国際空港 PEK
6 到着空港 スワンナプーム国際空港 BKK
7 出発 予定時間 17:05
8 到着 予定時間 21:15
9 フライト 予定時間 5:10
10 実 搭乗開始時間 17:05
11 実 出発時間 17:35
12 実 離陸時間 18:05
13 実 着陸時間 21:20
14 実 降機時間 21:30
15 実 フライト時間 5:25

地図