バンコクから羽田に戻るにはTG660が最適かもしれません。昼に出発して夜に到着するB747-400のファーストはどのような搭乗をたのしませてくれたのでしょうか?

結果

やはりタイ航空のバンコク発の地上セクションは最高です。これを体験してしまうと日本の航空会社の日本のラウンジは物足りません。そしてB747-400に未だ乗れるのも良いですね。そして今回の目玉は・・ファースト貸し切りです!

予約

今回は6レグの中の最終レグをタイ航空でお願いしました。タイに向かうにはANAやJALは積極的には使えません・・タイ航空のサービスを受けると値段もサービスも素晴らしすぎです・・

今回の予約はEXPEDIAを使いましたがフライト変更などが無ければ特に不自由はありません。少し余裕のある旅程の場合にはありですね・・

チェックイン

タイ航空のファーストはターミナルの中でも一番端にあります。車付けはビジネスと共有です。車を降りると直ぐにスタッフが荷物をピックアップして中に持ち込んでくれます。

中に入り右側がビジネス・左がファーストになります。この構成も長い間変わりません。パスポートを提出してソファーで待っているとチケットの準備が完了です。今回は機材が747ー400である事は確認済なので座席も簡単に決まります。

同時にスパの予約もここでいれて頂きます。体調の問題から全身ではなくフットマッサージを一時間でお願いします。ビジネスよりもファーストの場合には色々と無理を聞いてくれるのが良いですね!

地上セクション

チェックイン後も専任のスタッフが隣に着いてアテンドしてくれます。荷物や上着も総て彼に任せればOKです。セキュリティチェックはビジネスの方と混じりますが、タイ航空のビジネスとファーストの客のみなので並んだことがありません。最近はボディースキャンに変わりましたが必要な時間は変わらないので問題ではありません。

ABTCよりも早いイミグレーションでのチェックを終えて下の階に移動するタイミングで電動カーのスタッフにバトンタッチです。

電動カーのドライバーはゆっくりとファーストのラウンジまで連れて行ってくれます。ラウンジに着くと台座を準備して下におろしていただきます。此処からはラウンジのスタッフにバトンタッチして個室に案内して頂きます。オープンな個室ですがゆっくりと寛ぐには良い雰囲気です。スタッフが食べたいもののチョイスをPADやメニューで聞いてくれます。同時にWiFiのパスコードをお願いするとボーディングパスを渡して取ってきてもらいました。

 

ホテルを出てからここまで、私は荷物を一切持つ必要はありません。体調が悪い時や少し荷物が大きく面倒な時にも大活躍ですね!タイ航空大好きです・・・スパも一時間ほど寝ながら楽しんでいると既に搭乗時間です。スタッフの案内で飛行機に向かいますが747ー400綺麗な機体です。見ていて飽きません。

搭乗

座席に座るとモスグリーンのリモワのアメニティです。非常に便利なのですが余分な物は持って帰らない事に決めているので眺めて写真を撮って終わりです。一時はこのケースが10個以上あり集めていたのですが無駄な事に気が付きました。フライト中ではお手洗い用にアメニティと取り出しておきます。

恒例のCAさんの挨拶を受けて・・案内して頂いているときに気が付いていましたが・・・今回はファースト貸し切りです!座席は9つあるのですが、好きな場所に好きなタイミングで食事をしてもらって構わないとの事です。偶にあるのですがCAさん二名にファーストの乗客は私一人・・慣れない時はCAさんに気が利いた事でも・・なんて思っていましたが、最近は自分の好きなように過ごしています。つまり・・いつもと同じってことです(笑)

ドアクローズの前にスティルの水を頂き日本の新聞を読みながら時間を過ごします。

座席

A380程の広さではありませんがセミプライベートのファーストの座席はリラックスできます。ちょっと古くなってきているのはご愛敬です。タイ航空のB747ー400の退役は明確にはアナウンスされていませんが一般的には長くないでしょうからね・・

大型の目の前のディスプレイに横にある蘭の花はタイ航空らしいですね。因みに蘭の花は・・・空席にも総てセットされています。ポリシーが一貫しているというのか凄いですね・・今回は一人なので他の人が居ると見れないような場所も色々とみてしまいました。CAさんもそれにドンドン答えて頂きました(爆)

 

奥のマガジンラックには電源のアウトレットがありますが、PCの電源は8時間バッテリーで駆動するような時代なのでACはもう使いません。それ以上に手元のコントローラ部分にあるUSBのアウトレットが重要です。残念ながら急速充電仕様では無いようですが日本に着いた時に携帯電話が完全に充電されているのは重要なので有難いです。

コントローラの奥には深く広いスペースがあるのですがヘッドフォンと先ほどのリモワのケースを入れておきます。つまり・・今回は映画も見ないということですね。

敢えて真ん中の座席はCAさん達が休憩する場所として利用していたようです。免税品の計算をしたりと・・普段では見れないような事をされていました。

食事

メインの食事の前にはアミューズでナッツとペリエを頂きます。これだけでもボリュームはあるのですが・・やはり食事は食事でしっかり頂きます。

行きのフライトはタイカレーが食べたかったのでタイ国際航空のWEBからプレオーダで頼んでおきますが、帰りは特に食べたいものは決まっていませんでした。よってメニューから選択しますが・・そんなに食べたいものが有る訳でもないので結局いつものカレーになりました。大好きなので問題はありません。

 

普段ならカレーだけ頂くのですが今回はコースでちゃんと頂きました。何故か前菜の一皿に和食のようなものが出てきますが・・あまりお勧めできません。

 

スープに入るとペッパーのサービスが何時も通りあります。今回は一人なので完璧に私のタイミングでサーブされてきます。CAさんも私の速さには驚いていました。(余談ですが・・私は叙々苑の焼肉に友人4人で行っても45分で食べて出てくるようなタイプです・・)

最後はカレーも頂き大満足の食事は終了です。

着陸

食事の後は直ぐにベッドモードにして睡眠です。バンコクで色々と忙しかったので飛行機の中は全て寝ると決めていました。フルフラットの座席は疲れている私を直ぐに眠りに落としてくれました。目が覚めると既に羽田へのアプローチ状況です。

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 タイ国際航空
2 フライト TG660
3 機材 B747-400
4 クラス ファーストクラス
5 出発空港 羽田空港 HND
6 到着空港 スワンナプーム国際空港 BKK
7 予定 出発時間 14:50(BKK)
8 予定 到着時間 22:30(HND)
9 予定 フライト時間 05:40
10 実 搭乗開始時間 14:25(BKK)
11 実 ドアクローズ時間 15:00 (BKK)
12 実 離陸時間 15:10 (BKK)
13 実 着陸時間 22:50 (HND)
14 実 降機時間 23:00 (HND)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 06:00

地図