東京からドバイへの移動にエミレーツ航空のEK319は無くてはならない便です。コロナが世界的に流行りだす前の2019年にドバイを訪問した時のフライトです。この時はしばらくドバイに行くことができないとは想像もしていませんでした。さてフライトは楽しめたのでしょうか?

結果

飛行機の中で4Gのネットワークが使えるようになっていました。もうOn-Airのような機内WiFiのレベルではありません。ただし使用すると恐ろしい金額になるようです。どちらにしても進化が止まらないエミレーツ航空です。次に搭乗できる日を楽しみにしています。

予約

慣れたドバイへの訪問は直接エミレーツ航空やホテルに予約を入れます。ドバイ国際空港で他の国の友人達と合流できるようにフライトを調整しておきます。しかし全員が同じタイミングに揃うのは不可能なので、到着後にそのままアラブ首長国連邦が初めての方のためにサウジアラビアとの国境に近いカッスルアルサラーブに向かうために先ずは空港に近いパークハイアットで合流する予定を組み込みます。ドバイに来られていきなり砂漠の真ん中を体験していただくのはアラブ首長国連邦を理解していただくには最適ですからね(笑)

チェックイン

フライトが21:20だったので18時過ぎに成田空港に到着するように移動します。今回はビジネスクラスのチェックインカウンターですが人は並んでおらず直ぐにチェックイン対応をして頂きます。今回も予約時に窓の窓側のシートを座席指定しておいたのですが、予定通りの座席が提供されました。この時はまさか今後COVID-19のために暫くアラブ首長国連邦に行けなくなるとは思いもしていませんでした。ANAやスターアライアンス系が多い私は成田の第2ターミナルに来ることが少ないのでこのコンフィグレーションは懐かしく感じます。

チケットを受け取るときに今回のゲートは66を使用しているので少し距離があるので早めに移動してくださいとコメントを頂きました。またエミレーツの専用ラウンジもお楽しみくださいとのうれしいお話です。このラウンジもどんどん変わっていくので毎回楽しみです。

ラウンジ

この時は第二ターミナルでエミレーツラウンジが提供されていました。(2021年6月現在はエミレーツのホームページ上では提供されていないようです)このデザインは世界共通なので、入ると安心するのは私だけでしょうか?もちろんスタッフの方も例の姿です。

 

中に入っても重厚な作りは健在です。かなり広いのですが40%程度の使用率と意外と多くの人がラウンジで過ごされていました。

今回はファーストではなかったので飛行機の中ではシャワーは浴びれません。このためラウンジに一日の疲れを流すためにシャワーを浴びる事にします。ANAやJALよりは大雑把な対応ですが悪くはありません。

 

食事は日本食というよりは世界共通のエミレーツ航空の内容です。ここでは食事は殆ど頂かずにデーツとコーヒで軽くお腹を温めておきます。デーツ二個のお皿はなんだか侘しくなってしまいました。

搭乗

今回のゲートは66番です。ゲートに向かう途中で撮影する飛行機はとても様になります。真っ黒な外に白い機体のコントラクトが映えます!

この角度でA380を撮ると如何にも大型な飛行機なイメージになるので私は好きです。

搭乗はビジネスとファーストが同じレーンになっています。そして若干、ゲートオープンは遅れましたが、スムースに搭乗開始です。中に乗り込み右に曲がるとビジネスクラスです。この整然としたアブレストは何時も圧倒されます。

 

座席の上には枕・マットレス・ブランケットと寝る準備が万端です。まずは寝具を足元に押し込んで座る場所を開け、荷物を窓の下にあるバゲッジに放り込みます。今回はスーツケースは預けてあるので荷物が少なく楽々です。ちなみに寝具を押し込んだ足元の更に下にはスペースがあり靴などを入れる事も可能です。私は、ここには靴は入れません。やはり機内の移動には靴を履いたほうが安心します。携帯電話はパスポートはサイドテーブルに乗せて落ち着きます。

コロナ前だったのでウエルカムドリンクも頂けます。ただし・・・私は水ですが(笑)同時にアメニティとしてアメニティバッグ・靴下・アイマスクが配られます。

機内で準備をしていたら出発です。成田空港をゆっくりと移動し、あっという間に離陸です。このふわりと浮く感じがA380だと私は毎回思います。

機内

ファーストとは見劣りしますが、ミニバーが座席についています。グラス、ペプシ、7UP、エビアンにペリエが準備されています。ここは見た通り残念ながら常温です。ペプシや7UPは私は機内では飲まないのですが常温のペリエで十分です。

ミニバーの隣にはPAD型のリモコンがあります。概ねこれで操作できます。リモコンの下に4つ並んでいるスイッチは窓のシェードです。窓の下のスイッチと同じ役割ですね。同じく座席のセットをボタン一つで切り替える事も可能です。パッと着陸前に戻すときには便利です。同じ位置にはライトのボタンもあります。この機材は一つの事をするのに複数のアプローチがあるので慣れていない人でも必要な機能が使えるように努力されています。

前のディスプレイもビジネスとしては非常に大きく見やすく出来ています。テレビの下のコントローラは昔からあるタイプなので慣れない方は此方を使うのが良いでしょう。そして200VとUSBのアウトレットです。USBのアウトレットはハイパワーではないのであまり使いません。

ビジネスクラスのアメニティもしっかりしています。もうアメニティは持ち帰らなくなりましたが、このケースは良いですね。中身もいろいろ入っていますが・・まったく使いません。

 

座席をフルフラットに倒して、準備を整えて寝ます。ビジネスクラスも睡眠時には星空サービスがありました。ちょっと上を見上げるとこんな感じです。少し目が覚めたので場所をエアーショーで確認するとインドを超えた場所です。今回は南寄りのコースを選んだようです。ドバイもすぐですね・・・と言いながらまた寝てしまいます。

インターネット接続

私は飛行機に乗ってもインターネットに接続できる場合には直ぐに接続します。慣れたエミレーツなのですぐにオンエアを使用して接続です。しかもエミレーツのメンバーだとこの時は無料、無制限で接続できます。

 

そしてなんと機内ですが4Gで接続できます。この状態だと私の携帯電話で通話もできるようです。恐るべし・・・キャリアはやはりオンエアです。SMSでメッセージが接続後に来ますが・・恐ろしい金額が出ています。地図検索するだけで¥5、000です。直ぐに4Gは切断しました。

食事

そしてお楽しみの食事です。その前に飲み物ですが下戸の私がチョイスするのはノンアルコールです。エミレーツはノンアルコールカクテルも充実しているので良いですね!

 

離陸して直ぐにアミューズとしてナッツが配られます。しかし・・良い時間なのでナッツだけでお腹いっぱいになる可能性があるため殆ど食べないようにしました。

ラウンジでもほぼ食べずに我慢してきた私は待ちに待った夕食です。まずはサラダとスープから開始です。メインはカレーになります!飛行機の中で食べる食事は味を感じにくいのでカレーは私の好きなチョイスです。お腹いっぱい食べて最後はフルーツで〆ます。

更に!どうしようか悩んだのですが朝食を頼んでしまいました。見ると美味しそう!なのですが・・実はサーモンだけはNGです。私が苦手な作り方です。少しずつ頂いてご馳走様です。しかし・・ちょっと食べすぎました。

バーカウンター

エミレーツ A380 ビジネスと言えばこのバーカウンターです。軽くオリーブを頂いて頼んだモクテルを待ちます。

(音はありません)

到着

着陸前に到着ゲートが表示されます。これなら見落とすことは無いですね。下を見るとUAEの光です。夜景は好きなのでズーとみているとブルジュ・カリファが見えます。今回は良いフライトパスです。

そのまま吸い込まれるようにドバイ国際空港に今回は少し遅れて到着です。飛行機を降りて後ろを見ると・・良いですねこの景色。地下鉄に乗ってターミナルを移動します。ドバイ国際空港はかなり移動するので大変です。ドバイはUAE-GATEからスマートゲートに切り替わっているので今回の入国で自動的に切り替えてもらいました。また審査のお兄さんたちは不愛想で何も言わないのでパスポートに張られたステッカで気が付きました。

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 エミレーツ航空
2 フライト EK319
3 機材 A380―800
4 クラス ビジネストクラス
5 出発空港 成田国際空港(NRT)
6 到着空港 ドバイ国際空港(DXB)
7 予定 出発時間 21:35(NRT)
8 予定 到着時間 03:00(DXB)
9 予定 フライト時間 10:40
10 実 搭乗開始時間 20:35(NRT)
11 実 ドアクローズ時間 21:20(NRT)
12 実 離陸時間 21:50(NRT)
13 実 着陸時間 03:35(DXB)
14 実 降機時間 03:45(DXB)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 11:40

地図