タイ航空は私のお気に入りですがA380のファーストに乗る機会には恵まれていませんでした。 今回は成田発を選択しTG677の A380のファーストを楽しみます。さて何時もサービス満点のタイ航空と A380の組み合わせは?
結果
サービスは流石と言える内容です。 エミレーツより濃厚なサービスが楽しめました。 しかし機材はエミレーツ航空には負けてしまいます。 ある意味エミレーツではシャワーブースだった箇所がタイ航空ではお手洗いになっているので、お手洗いだけはタイ航空が良いかもしれません・・・
予約
今回の旅の最終目的地はドバイでありバンコクは復路で数日会議に出席するための経路を選択です。経路が決まるとA380の乗り比べをするための方法を検討します。結果は出発を成田としてバンコク乗換で時間もスムースに接続ができる経路になりました。久しぶりですね成田・・・
チェックイン
夕方の便だったので成田空港にはのんびりと到着できます。羽田空港だと多くの場合に朝一番のフライトを選んでしまうために懐かしい感覚です。成田の全日空だとスイートチェックインになりますが、久しぶりのタイ航空のロイヤルファーストのカウンターでチェックインします。何時もと同じくイーチケットも何も印刷物は無いのでパスポートだけ提出します。預けたスーツケースの受け渡しポイントはドバイである事を伝えて、座席の確認を行います。窓際は取れていますが色々な意味でアブレストから自分の場所を確認します。面倒かもしれませんが、これを私は必ず実行するようにします。5分の確認でフライトがまったく違うものになる可能性が高いので・・・
手続きが終了すると買い物などをするか質問されます。もちろん買い物は成田空港ではしませんので「ありません」と伝えます。するとスタッフが同行してセキュリティでスタッフレーンまで案内してくれます。懐かしいですねこのウエットなサービス・・・スワンナプーム国際空港と同じように地上部分でも相当に気を遣って頂けます。
ラウンジ
搭乗ゲートが46番なので第四サテライトのANA Suite Loungeでメールの確認や細かい作業をこなします。外を見ると今から乗るA380が真正面に見えるのでレストランの窓側に陣取りました。少し雨は降っていますが大きな遅延なく出発できそうです。
本当はシャワーを浴びてスッキリと思いましたが、今回は3人待ちで時間もそれほどなかったので不可能でした。タイからドバイのエミレーツ航空A380の飛行機の中までお預けです・・
搭乗
時間の少し前になったので搭乗ゲートの前に移動すると、向こうから私を呼ぶグランドのスタッフが居ます。なぜ私を認識しているのか不思議でしたが話を聞くとチェックインの時に名前と顔を一致させて覚えてくれたそうです。なるほど・・・タイ航空のスタッフは一味違いますねやはり!
時間になったので搭乗を開始しますが今回のゲートはダブルデッカー用に出来ているのでアッパーへの搭乗もそれなりに出来ています。流石にドバイのA380専用ターミナルとは行きませんが悪くない作りですね。
搭乗するとアッパーデッキの前の部分がファーストに割り当てられています。KALのA380以外は同じくアッパーの最前部にファーストが割り当てられる事が多いようです。アブレストとしては1-2-1の3列構成です。私を入れて搭乗者は5人でした。私の座席は3Kでしたが、CAさんが通過するたびにカーテンがバシバシあたるのでお勧めしません。2列目が最適なチョイスだと思います!
搭乗が落ち着くとCAさんがあいさつに来られます。この部分がかなりウエットなサービスで、呼び方をどうして欲しいとか・・・新しく開始されたWifiサービスについての説明など・・・5分以上の時間が掛かりました・・良いか悪いかは人により違うと思いますが私には少しオーバーでしたね。
機材
流石に新しい機材は良いですね。でもプライベートな感じはエミレーツやシンガポール航空には負けています。
クローゼットは全部の横に収納できるようになっています。私は軽く上着を入れるだけなので十分な収納でした。
前面のテレビは23インチと十分で机が前後に移動するタイプです。これは懐かしいANAファーストの方式と同じですね!もちろんVODですが、使いにくいのです・・・とてつもなく・・・これは今後の操作性向上に期待します。
机の下がオットマンになっており更に下が荷物の収納となっています。私は小さなカバン一つで搭乗しているので収納スペースとしては十分です。また少し大きなアタッシュケースが入る位の収納が窓側に3つ連続してありとても便利です。
アームレストの下には小型の収納がありメガネや小物を少し収納するには便利です。またその中には100vの電源や充電用のUSBコネクターが二つあるのが更に助かります。収納と言う意味では文句なしですね!
アームレストの部分には座席のコントロールが付いていますが、素晴らしいというほどのコントロールではありません。必要最低限のコントロールができるようになっています。逆にこのぐらいが便利かもしれません。この座席コントローラの後ろに不思議な白い板が立っています。ボタンを押すと白く光るのですが意味が分かりません。CAさんに聞くとライトだそうです・・・うーん 半分納得、半分は疑問が残りました・・・その他の光もON/OFFはできますが、落ち方がスムースに消えるので良いですね。単純にOFFではありません。
夕方のフライトだったので少し寝ましたが当然のようにフルフラットで幅も長さも十分です。窓のシェードはエミレーツのように電動ではありませんでした。手で閉める普通の方法でした。
Wifi
WIFIが使用できるようになって1カ月なので色々と説明を受けました。実際使うと何時ものon airでしたね。料金はエミレーツ航空よりも高めでしたが日本を出発してタイまでほぼ常時接続することが出来て便利でした。 提供会社は同じOn Airでした。
お手洗い
今回のフライトで一番広いと感じた部分です。場所としてはアッパーデッキの最前部の左側になります。右側は軽く話ができるようなスペースになっていますが、エミレーツと比べると中途半端な位置づけです。
さてお手洗いですが入ると先ずはチェンジングルームになっており更に奥がお手洗いになっています。この広さは流石です・・・
アメニティ
毎回タイ航空のアメニティは良いものが準備されておりますが、今回は白のRIMOWAの小型のケースにアメニティは入れられています。中身もロクシタンで固められており私のストライクゾーンです。これだけの物を準備している航空会社は少ないですね。
食事
離陸して直ぐに先ずはアミューズを頂きます。毎度おなじみのペリエと今回は焼き鳥のような軽い食事を先ずは頂きます。
其の後に今回はご飯をしっかりとコースで頂きました。先ずはパスタとフォアグラのミルフィーユを頂きます。次のスープがやはり美味しくグリーンピースのスープでした。
メインにお願いしたのはタイカレーです。
最後はチーズとフルーツで決まりです。もちろん総て美味しいく頂きました。
少し寝る前にはアイスクリームも出てきます。ハーゲンダッツ ミクル クラシックです。かなり濃厚ですが私が大好きなセレクションでした。
到着
到着後も抜かりはありません。電動カーで迎えに来ていただき、エミレーツ航空のトランジットカウンターの近くまで案内して頂けました。流石に素晴らしいですね!
フライト情報
Rec | 項目 | 内容 |
1 | 航空会社 | タイ航空 |
2 | フライト | TG677 |
3 | 機材 | A380-800 |
4 | クラス | ファーストクラス |
5 | 出発空港 | 成田国際空港 NRT |
6 | 到着空港 | スワンナプーム国際空港 BKK |
7 | 予定 出発時間 | 17:30 (NRT) |
8 | 予定 到着時間 | 22:30 (BKK) |
9 | 予定 フライト時間 | 7:00 |
10 | 実 搭乗開始時間 | 17:00(NRT) |
11 | 実 ドアクローズ時間 | 17:50(NRT) |
12 | 実 離陸時間 | 18:10(NRT) |
13 | 実 着陸時間 | 22:50(BKK) |
14 | 実 降機時間 | 23:00(BKK) |
15 | 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) | 7:10 |