タイへの移動は多くの交通手段やキャリアが選べます。しかし、やはり本丸はこちらのタイ航空のA380ファーストです。さてどのようなサービスだったのでしょうか?
結果
やはり素晴らしいの一言です。地上セクションから到着まで完璧と言えるサービス内容です。昔のB777-ERから今のA380まで素晴らしい航空会社です。
予約
最近は羽田便が多いのですが、今回はA380の昼間の便で移動したかったので色々とAMEXと相談します。しかし概ねTG676便と決まっていたので話はトントン拍子で決まります。AMEXの担当も慣れた物で、ホテルからの送迎なども阿吽の呼吸で手配して頂きます。
費用についても確認しますがファーストで飛んでも日本の航空キャリアのビジネスクラスよりも安いと言うお得な値段も選択するには十分な理由だと思います。
チェックイン
朝早い便なので4時には起きて朝5時にはスワンナプーム空港に到着です。地上セクションを楽しむためにはもっと早く空港に行きたいぐらいですが、そもそもオープンしておらず入れないので仕方ありません。
車をタイ航空のファースト・ビジネス専用車付けで止めて降りるとベルが周りで準備しています。何も言わないと何もしないかもしれませんが、少し目で合図を送ると直ぐに荷物を取りに来てくれます。これでホテルから航空会社に荷物が渡るので、私は一切荷物を触る必要がありません。
ホテルのドライバーに別れを告げると、今度はベルが荷物を持って先導してくれます。空港に入り一番左側がファーストのチェックインカウンターになります。中に入るとこじんまりとしたエリアでカウンターが3つしかありません。しかし大丈夫です。
私はパスポートさえ出せば、向かいのソファーに座ってノンビリと待つだけです。チケットの発券や荷物のチェックインなどはスタッフが総て完了させてくれます。グランドスタッフから今回の地上セクションでのスパについて質問を受けたのでオープンの6時からお願いする事としました。また今回は機内食のスペシャルミールが頼まれていないが大丈夫か念押しされました。調子が良ければステーキとかもあり得るのですが、朝からは無理なので今回は食べないかもしれないとお伝えしました。
10分ほどで対応が終了して次は出国手続きです。チェックインからはアテンドしてくれるスタッフが変わります。出国手続きの場所はビジネスクラスの人と合流しますが、そもそも早朝なのでほとんど誰もおりません。直ぐにセキュリティチェックと出国手続きを終わらせて頂きます。
一般エリアに一瞬でますが、そのまま下へエレベータで降りると其処がビジネスクラスのラウンジになります。ファーストクラスのラウンジは更に右手にあるのですが、ここからは電動カーで案内して頂きます。ここもスタッフが入れ替わるのですがスムーズなサービスは正にシルクのようで・・・感動します。ファシリティを揃えることはお金を掛けるだけでできるかもしれませんが、このサービスは歴史がつないでいると思います。
ラウンジサービス
ラウンジの前に降ろして頂くと、次はラウンジのスタッフが出迎えてくれます。名前を言うとそのまま奥に案内されます。質問は個室にするのか、オープンスペースにするのかと来るので、もちろん個室をお願いします。個室と言っても完全に締め切りのスペースはお願いしません。オープンな個室で楽しみます。ちなみに完全な個室も事前にお願いすれば対応して頂けます。
椅子に座ると飲み物を尋ねられるので暖かい紅茶をお願いします。種類について確認するとiPadでのメニューが登場します。これは分かりやすい。後はカットフルーツを少しだけ・・・食事は基本はオーダー形式ですが、ダイニングや選ぶ場所もあります。使っている人は見たことがありませんが・・・
しかし10分もしないうちにスパに移動です。こちらもスタッフが迎えに来てくれます。スパのチェックインもスタッフが対応してくれるので私は実施する事はありません。今回も足裏を楽しみました。しかし・・・30分かと思っていたら60分のコースになっていました。気持ち良くてウトウトしていたのですが、既に搭乗時間です。それでも軽くお茶を頂きラウンジに移動します。
ラウンジに移動すると全然余裕なので座って待って下さいと言われて更に紅茶をもう一杯頂くことに・・・最終コールの時間頃にスタッフが迎えに来ていただきボーディングゲートまで案内してくれます。チケットの最終チェックも直ぐに終わりこのまま飛行機に入っていきました。
搭乗
機材は当たり前の狙ったA380-800です。ファーストは1-2-1のアブレストが3列です。今回も座った座席は3Aです。慣れた機材なのですがA380はやはり広くて良いです。航空会社毎の色を色々と感じることが出来ますね!今回は6人の搭乗者がファーストにはおられましたが日本人は私だけです。そういえば日本人のCAの方も後から挨拶に態々来ていただきました。顔を知っていると困った時に助けてくれるので此れは有難い挨拶です。
座席に座って先ずは荷物を横のラゲッジスペースに入れます。来ていたシャツはサイドの収納に入れて頂きTシャツと薄いジーンズになりリラックスモードです。深夜便ではないのでパジャマは残念ながらありません。今回のアメニティはRIMOWAの赤でした!これは珍しいので有難く友人用に頂きました。因みに来るときには白のRIMOWAでした。
ここでもウェルカムティがあり紅茶をまたまた頂きます。いったい何杯飲んだのかもう分からないほどでした・・・
CAさんが挨拶に来てくれるので色々と話を聞きますが、困られていたのは食事です。今回は食べないつもりで乗っていたのですが、CAさんが食べなくても良いからオーダだけ入れて欲しいとまたまた言われます。確か来た時にも「私が食べるかもしれないのでオーダだけ入れて欲しい」と言われました。この言い方が上手いので結局は食べてしまいましたが・・・このユーモアのセンスは悪くありません。
座席
窓の広さはそれほどではありません。またシェードが手動なのはエミレーツからすると少し残念な造りです。それでも十分な広さを持っています。座席は勿論完全なフルフラットになるので楽に過ごせます。今回は昼間の便でしたが機内で3時間程度は寝ることにしました。やはり寝ると体の疲れが全然違います。
窓側の手元には使いやすいポケットがあります。この中にはPC用の電源USBの電源、リモコンそしてコントローラが備え付けられています。しかしTGのエンターティメントはリモコンでの操作性が相変わらず悪いのです。タッチパネルだとまだ良いのですが・・少し残念です。座席のコントロールはもっぱら左の肘の場所にあるコントローラをメインで使いました。
一本だけ映画を見て後は睡眠に向かいます。
食事
食事は基本的に何時でも何でも好きな時に頼めるので、少し他の人よりも遅くして頂きました。結局は朝食として甘めのヨーグルトにカットフルーツそしてアワビの御粥を頂きました。しかし予約した食べ物は結局頂きませんでした・・すこし勿体ないのですが飛行機に乗っておしいだけ食事を頂くのは非常に体にとって良く無い事なので節制が重要だと個人的には思っています。(今回は少しだけストイックに・・・笑)
お手洗い
この機材の特徴はお手洗いかもしれません。特に前方左のお手洗いは世界最大の飛行機トイレだと思います。エミレーツ航空だとシャワーブースになっている位の広さですからね!アメニティも私の好きなロクシタンで纏められています。
因みにビジネスクラスとの間のトイレも使えますが、こちらは少しだけ広いお手洗いと言った感じです。
フライト情報
Rec | 項目 | 内容 |
1 | 航空会社 | タイ航空 |
2 | フライト | TG676 |
3 | 機材 | A380-800 |
4 | クラス | ファーストクラス |
5 | 出発空港 | スワンナプーム国際空港 BKK |
6 | 到着空港 | 成田国際空港 NRT |
7 | 予定 出発時間 | 07:35(BKK) |
8 | 予定 到着時間 | 15:45(NRT) |
9 | 予定 フライト時間 | 06:10 |
10 | 実 搭乗開始時間 | 07:20(BKK) |
11 | 実 ドアクローズ時間 | 07:35(BKK) |
12 | 実 離陸時間 | 07:50(BKK) |
13 | 実 着陸時間 | 15:50(NRT) |
14 | 実 降機時間 | 16:00(NRT) |
15 | 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) | 06:25 |