エミレーツ航空がA380の運行を開始してから10年以上経過しましたが、A380は機材の特徴は今後の航空業界のニーズと合致していないと言われており将来が少し不安定です。しかし私が大好きな機材なので少しでも楽しむために搭乗です。さて今回のスイートのフライトは?

結果

ドバイ国際空港にあるA380専用ターミナルのファーストクララウンジの広大なエリアから専用ブリッジで乗り込み、完全個室のフライトで自分の部屋と同じように寛ぎ、飛行中にシャワーで体も気持ちもリフレッシュできるサービスは特別だとしか言いようがありません。やっぱり好きですミレーツ航空のA380!

予約

ドバイで中国、タイそしてUAEの人たちと会議を行い、UAEの友人のファームで時間を過ごした後に日本に帰る便に成田行きのエミレーツ航空を選択します。今回はエミレーツのスカイワーズのマイルが余り過ぎているため完全マイルでのフライトです。エミレーツ航空のマイルは溜まりやすいので概ね一年に一回はドバイまでファースト往復分は貯まります。

エミレーツのWEBからタイミング良くフライトが取れたので、特にUAEで待つ必要なく帰ることができるようになりました。また後から話を聞くとタイから来ていた友人もほぼ同じタイミングのフライトだったので空港まで一緒に行くことにしました。

チェックイン

ドバイ国際空港にレンタカーで戻りターミナル3のエミレーツ航空のファーストクラス・ビジネスクラス専用のチェックインカウンターに移動します。このエリアはほとんど人がいません。真っ赤な絨毯が特徴のファーストのカウンターで荷物を預けて発券してもらいます。慣れた手続きなので数分で終わってしまいます。

稀にVIPの方が搭乗すると直前で座席が変わることもありますが、今回は座席も一番前の窓側がちゃんと予約したとおりに取れていました。出国も昨今はUAEに向かう日本人は顔認証が取れていればわざわざUAE GATEも使う必要はなく、数秒で終了します。便利になってきましたね!

 

A380専用ターミナルのファーストクラスラウンジ

微妙にお腹が減ったので友人とターミナルの中にあるShake Shackでハンバーガーを頂きます。U.A.Eでは2019年にちょっとしたブームになったようで、UAEの友人から是非に食べるように勧められました。またラウンジの食事は恭しいのですが、いまいち美味しくない気がしますからね・・

ラウンジに移動しますが何時来ても豪華であり・・人がいません。レストランもフルサービスなので私が近づくと食事なのかとウエイトレスの方が身構えるほどです。

 

今回も食事は要らないので搭乗口の近くで座って待つことにします。ラウンジに入ったファーストの客を置き去りにして出発するとは思いにくいのですが、何が起こるのか分からないので注意は必要です。

A380専用ターミナルの詳細は昔の記事を参照してください。

搭乗

搭乗時間になっても案の定、スタッフは搭乗口に現れません。ここが何時もドキドキさせられるポイントなのです。もしかして搭乗口が変わったのではないか・・とか置いて行かれたのかもしれない・・なんて思います。しかし周囲を見ると似たような人が数人いるので軽く話をして同じステータスである事をお互いに確認して安心します(笑)

 

ゲートオープンの予定時間より10分ほど遅れてグランドスタッフが到着して手続きを開始します。ファーストの搭乗者だけ集まった状態で一つ下のフロアに移動して機内に向かいます。ビジネスクラスの乗客は既に搭乗が完了しているようでした。

 

グランドスタッフからCAさんに引き継がれ、座席に向かいます。

挨拶を頂きながらすぐにパジャマに着替える旨を伝えます。身長が170cmぐらいの私はMでもLでも使えるのですが今回はLサイズをお願いします。パジャマはエミレーツのバッグに更に黒いケースに入って頂きます。デザインが変わって少し変な感じです。スリッパやアメニティも一緒に頂きます。このパジャマやアメニティは持ち帰ることができます。私はフライトが多すぎてアメニティやバッグは持ち帰らなくなりましたがパジャマだけは持ち帰ることにしています。

着替えるのは前方にあるシャワールーム兼お手洗いで行います。既にシャワーが可能なようにセットアップされていますが、離陸前にはまた片付けるので大変な手間がかかります。

 

A380のシャワールームはCAさんではなく専用のスタッフがフライト中も清掃や片づけを担当されています。

脱いだ服はCAさんが綺麗にハンガーにかけてくれます。私は寒くなった時のために、座席にあるクローゼットに服を入れておいて頂きます。

エミレーツ航空は乗るたびに何かがバージョンアップされている気がします。

   

次は流れるようにアラビックコーヒーとデーツのサービスです。これが旅の最後のデーツになるので味わいながら頂きます。もちろん一回はお代わりをしておきます。

離陸

私の準備が整った頃に飛行機も移動を開始します。ふわりと浮き上がる感じのA380の離陸は大きな機体とは思えない感覚です。離陸後にアミューズや飲み物の話もありましたが、シートベルトのサインが消えて直ぐにベッドモードに変更していただきます。ベッドメイクをしながら朝食の時間とシャワーの時間を確認していただいて時間になったら起こして頂くようにします。

飛行機がパキスタン上空に入ったあたりで座席の扉を閉め、全てのライトを落としてゆっくりと眠りに落ちます・・

シャワー

成田到着の3時間前にCAさんに起こして頂きます。思った以上にしっかりと寝れましたがまだ目は眠い状態です。ゆっくりと起きてシャワールームに向かいます。飛行機の位置を確認すると北京を超えて中国のエリアを出る直前になっています。バスアメニティからシャンプーとコンディショナーを取りシャワールームに移動します。

 

シャワーの水が出せる時間は5分なので今回はシャワーを途中で止めながら楽しみます。もともと水圧は強くないのですが、水を止めると一気に寒くなるのでなるべく短時間で終わらせます。お陰様で目が覚めてすっきりした状態に戻りました。しかし女性だと時間が短くて楽しめないでしょうね・・

座席に戻るとシャワーの後のフルーツが準備されています。そしてそのまま朝食につながります。

キャビア丼に挑戦

エミレーツ航空のキャビアは搭乗する時期により量が大きく変わります。今回は山盛りキャビアだと言うことだったので和食に合わせてエミレーツ航空でのキャビア丼に挑戦です。細かいニアンスは海外のCAさんには通じないので「キャビア」「和朝食」そして「お茶」をお願いします。概ね想定通りの準備ができましたが唯一の想定外はご飯が「炊きこみご飯」だったことです。ANAの場合だと出汁が準備されていたりと私にとって完璧なのですが・・・

 

まずはたっぷりとキャビアをご飯に乗せていきなりお茶をかけてキャビア茶漬けにします。色合いは微妙ですが味は間違いありません。さっそく美味しく頂きました。海外キャリアの日本食はイマイチなのですが大満足な朝ごはんになりました!

 

バーカウンター

到着までまだ時間があったので体を動かすために機内を散歩します。目的地は最後尾のバーカウンターです。ファーストクラスのバーカウンターは面白くないのですがビジネスクラスのカウンターは何も飲みませんが見ているだけで楽しい雰囲気です。

少し遅れましたが無事に成田に到着し、既に日本では夕方です。お疲れさまでした!今回はこのまま家に向かいます。

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 エミレーツ航空
2 フライト EK318
3 機材 A380ー800
4 クラス ファーストクラス
5 出発空港 ドバイ国際空港(DXB)
6 到着空港 成田国際空港(NRT)
7 予定 出発時間 02:40(DXB)
8 予定 到着時間 17:35(NRT)
9 予定 フライト時間 9:55
10 実 搭乗開始時間 02:20(DXB)
11 実 ドアクローズ時間 02:45(DXB)
12 実 離陸時間 03:05(DXB)
13 実 着陸時間 17:50(NRT)
14 実 降機時間 18:10(NRT)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 10:25

地図