全日空のシンガポール便はファーストの機材が使われなくなったり、使われたりと時期によって変わります。今回はファーストの機材を狙い撃ちで搭乗です。さてフライトのレベルは?

結果

座席を大胆に使いリラックスし、相変わらずの日本式サービスでシンガポールまでは家で過ごすのと何も変わりません。海外のあっさりファーストに乗っていると恋しくなるANAファーストです。

予約

ファーストのビジネス開放ではなく、ファーストクラスとしての座席を予約できました。この区間は機材もサービスも変わる事が多いので注意深く予約を入れる必要があります。ファーストの機材が投入されても、ビジネスクラスのファースト開放だと座席はファーストでもサービスはビジネスクラスという事が多いのです。

予約は他の予定も含めて考える必要があるのでAMEXからお願いしておきます。ホテルやフライトもWEBやアプリで簡単に取れて、コミュニケーションも深く取れるようになりましたが、何カ所も短期間に移動するような場合にはやはりAMEXの総合力は助かります。

チェックイン

羽田のANAスイートチェックインも素晴らしいのですが、やはり成田のZカウンターは更にプライベート感が高くて良いですね。珍しく人が多かったので、ソファーで座って待つことになりました。

今回のゲートは51番で3時間前にチェックイン完了です。早すぎたのですがラウンジを含めてのんびりとする目的もありました。座席は1Kで隣の座席に人が居ないことを確認します。スタッフに可能な限り隣の座席をブロックするように依頼しておきます。1-2-1のアブレストなので隣に人が居るかはあまり関係ないと思われるかもしれませんが、実はリラックス具合に大きく関係します。セキュリティーチェックを受けて自動化ゲートを通過すると15分後にはラウンジに到着です。

 

ラウンジ

ラウンジでは直ぐにシャワーをお願いしておきます。チケットと引き換えに呼び出しベルを頂き30分後にはスッキリとしました。夕方の便だったのでシャワーで体をスッキリさせてから搭乗するとフライトも心なしか楽に感じれます。

ラウンジでの食事はとらず飲み物だけで過ごします。そうです・・機内ではアレが私を待っていますからね・・

搭乗

時間より10分ほど早く搭乗開始となりました。今回も一番最初に機内に入ります。乗り込んだらCAさんの挨拶と同時にパジャマをお願いします。7時間程度のフライトですが最初からリラックスモードに入りたいのです。頂いたパジャマを持ってお手洗いで着替えます。上着以外はCAさんにお渡して預かって頂きます。上着は座席の横に入れて寒くなって我慢できない場合に使います。他の人が乗り込んで来られた頃には既にパジャマ姿になっていました。

座席に戻るとアメニティとカーディガンを頂き、更に枕とブランケットを追加で頂きます。機内はかなり冷える事が多いので・・更に追加でもらうのが恥ずかしい時には持ち込んだ上着を着こみます。アメニティもリップクリーム・マスク・デフューザーそして歯ブラシを頂いておきます。特にマスクは必須です。

1-2-1のANAファースト スクエアも導入から結構な時間が経ちました。一時期はファーストの座席は色々と変わったのですが安定しています。次の変更はA380のシートですね。搭乗者は私を入れて3名でした。チェックイン時に依頼したように隣の座席1Gにも人は居ませんでした。

ウェルカムドリンクは濃厚な昔懐かしい味のするとオレンジと水を頂きのんびりとします。欄の花が何となくタイ国際航空を思い出させてくれます。ちなみにウェルカムドリンクは何杯頂いても大丈夫です。(笑)むしろ追加で一杯如何ですかと聞かれます。

時刻通りに扉は閉まり出発です。

座席

プライベート感がそれなりに高いこの座席にあまり文句はありません。しかし唯一私が思うのは・・収納スペースの少なさです。足元のスペースを有効に使えばそれなりに入りますが、知らないと小物程度しか置けない状態になってしまいます。横の収納は腕時計を入れてマスクを入れてヘッドフォンをセットすると概ね一杯です。

機材にはWiFiも設置されていますが高速ではないのでメッセージを使える程度です。時間も遅いので今回は接続はせずに過ごしました。ITデトックスの一種ですかね・・

一番のポイントは睡眠です。わざわざ隣の座席を開けておいていただいたのは寝るのは1Gを使いたかったからです。今回のように搭乗者数が少なければ可能な範囲でCAさんは対応してくれます。するとベッドメークは隣の座席で行われるので1Kは書斎、1Gはベッドと使い分けれるので利便性が高くなります。ベッドメークの時に立ちながら待ってCAさんに気を遣わせる事もなくなります。

食事

ANAのファーストクラスに搭乗した時の私の一番の楽しみは食事です。普段は機内での食事量は少なくしていますが、コレだけは別です。そうキャビアです。ホテルに滞在するとキャビアとシガーを楽しみたくなるとの同じレベルでANAファーストに乗るとキャビアと思ってしまいます。

今回のメニューを見るとキャビアでもアレが行けそうです。そう・・キャビア丼です。機内で食べる食事は味がボンヤリするのですがキャビア丼は大丈夫です。しっかりと味を感じる事ができるのです。早速CAさんと相談します。キャビアも必ず丸ごと準備されているわけでもありませんし、キャビア丼にするにも色々と準備が必要です。今回はラッキーなことに詳しいCAさんがお見えでキャビア丼と言ったらお茶では無くて「出汁」ですよね・・と有難いオファーを頂きます。キャビア丼をメインにそこまでの前菜等も話し合って準備は完璧です。先ずはアミューズから頂きます。先付け・お椀・お造りまでは和食のメニュー通りで頂きます。

 

炊き合わせから内容を変えてキャビア丼に持ってきます。しかしキャビアの最初の一口だけはキャビアその物を頂きたいので先ずはこの食べ方です。

 

よくご存じのCAさんが対応してくれて助かりました!

到着

深夜のモダンなチャンギエアポートに到着します。一晩だけ宿泊したら次の場所にまた移動します・・

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 ANA
2 フライト NH801
3 機材 B777-300
4 クラス ファーストクラス
5 出発空港 成田空港 NRT
6 到着空港 チャンギ空港 SIN
7 予定 出発時間 18:05(NRT)
8 予定 到着時間 00:15(SIN)
9 予定 フライト時間 7:10
10 実 搭乗開始時間 17:35(NRT)
11 実 ドアクローズ時間 18:05(NRT)
12 実 離陸時間 18:30(NRT)
13 実 着陸時間 00:05(SIN)
14 実 降機時間 00:10(SIN)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 7:05

地図