広州と澳門の間にある中山市での滞在にヒルトンを選択です。この近辺は良い思い出が無いので、期待せずにお願いしました。さて実際はどのようなホテルだったのでしょうか?

結果

想像以上に良い滞在でした。素晴らしいとまでは言いませんが、これなら日本の御客様でも納得の滞在となりました。微妙にトイレが凄かったりもします!

予約

色々なWEBサイトで調べますが「素晴らしい!」というホテルはありません。AMEXに聞いてもピンとくる場所はありませんでした。特に重要な人が居るわけでもないので、ヒルトンを選択します。どちらにしても日本語のWEBでは有効な情報は出てこないので、友人に任せて滞在する事としました。

今回は中国の友人の車で広州から移動して中山を経由してマカオ・香港への旅だったのでホテルへの送迎は依頼していません。日本の友人達とはマカオで合流だったので気楽に中国のメインランドを移動します。

チェックイン

昼の2時にホテルのロビーに友人が車を横付けします。ベルのスタッフが最初はココに車は止めるな等と言っていたようですが、友人の一言で騒ぎは完結です。何を言ったかは分かりませんが、こんな車に文句を付けれるベルはいないでしょう・・・

スタッフの対応も一気に引き締まり中国らしからぬキビキビした対応です。元来このような対応なのか、友人にビビッてキビキビしているかは分かりませんでした。

レセプションは中国らしく広く良い雰囲気です。レセプションでチェックインかと思ったら、横を素通りして部屋まで案内して頂きルームチェックインです。部屋のタイプは最もリーズナブルな部屋をお願いしておきましたがアップグレードされてデラックス スイートになっていました。どう見てもこれ以上の部屋はプレジデンシャルスイートしかないレベルです・・・色々な意味で感謝・・・かと思いましたが、これはどうやら、友人の戦術だったようです・・・後から後から友人の知り合いが部屋に来ることに・・・

 

部屋は5203と高層階の角部屋です。しかもこの通路の感じ・・良いですね。ちゃんと手入れがされています。

部屋

ヒルトンのWEBサイトでは一切わかりませんが広々としたちゃんとしたスイート構成になっています。入口から真っ直ぐ進むとリビングにはいります。リビングの更に先がベッドルーム。入り口の左手がクローゼットを経由してバスルームです。ぐるりと回ってくることが出来るコンフィグレーションです。

入口

入口は二枚扉になっているので、スイートはスイートでもかなり広めのスイートであることが分かります。扉を開けて中に入ると入口もかなり手入れがされています。昔の中国のような汚いホテルではありません。モダンな最新のホテルです。

もちろん入り口の右手にはお客様用のお手洗いが準備されています。ただしココはウオッシュレットではありません。しかし手洗い部分の作りは完璧です。鏡も磨きこまれています。多くの人が来た今回の滞在ではこのお手洗いは重要です。

リビング

リビングにはいると天井が高く広々としているのが良くわかります。机の上にも色々な歓迎の品がずらりと並んでいます。絨毯のデザインやシャンデリアも良い雰囲気です。

入った場所には低い机を囲むように4人分のソファーがセットされています。このソファーも手入れが行き届いています。机の上にはバラの花束に水そしてお茶です。友人達が来るまでは一人でのんびりと過ごせ、友人達が来ても8人程度はまったく問題ありません。

しかし友人が来るころには更にお菓子やチョコレートそしてフルーツ等がドンドン運び込まれてきます。スタッフに聞くと全部コンプなので好きなだけ食べてくださいとの事です。英語も完璧で問題なく滞在できるのも驚きですが、このサービス内容にも驚きです。

深夜に更に友人達が人を呼んだので増えたのですが、24時間のバトラーサービスが今回の滞在ではあったので、直ぐにバトラーの人がお茶を入れたりの対応です。これは通常のサービスでは無いと思いますが・・・今回はどこまでが特別で、どこからが通常の滞在か分からなくなりました。

ソファーの前には壁に埋め込まれた大型のテレビがあります。アメリカの番組もかなり見ることができました。部屋の奥には正方形のダイニングテーブルで8人掛けです。この形のテーブルはとても珍しいのですが、意外と便利に使えました。

角には書斎机があります。インルームダイニングのメニュー等も品揃えは良いですね。広さも十分なので少しの時間だけですが仕事をこなす事ができました。横を開けると電源アウトレットやAVとのコネクターです。こちらも問題なく使えました。

部屋の逆の角にはエスプレッソマシーンがあります。棚の扉をあけると其処がミニバーと冷蔵庫です。意外と冷蔵庫の中身はありません。私は直ぐに王老吉を頂きます。(本当は加多宝が良いのですが・・・)私は中国に来るとこの飲み物が大好きになります。

グラスもかなりあるのですが、人が出たり入ったりを繰り替えすので今回はまったく足りません。バトラーが朝まで大活躍です!

ベッドルーム

この部屋だけで通常の滞在は十分です。ベッドも正方形で十分にゆったりと過ごす事ができます。実際には殆ど寝れませんでしたが(笑)。ベッドの正面にテレビがあります。こちらのテレビはまったく使いませんでした。

ベッドサイドのには気の利いたランプや電灯のスイッチが並びます。ちょっとヒルトンを見直しました。今までは名古屋のヒルトンのイメージしか無くて・・・カーテンやシェードも電動で綺麗にコントロールされています。

 

部屋の角が建物のの角になっており景色も良く見えます。ソファーに横になって疲れた時は一時避難していました。

バスルーム

入口から左手にはクローゼットがあります。荷物を運びこんで頂き、服をリラックスモードに切り替えます。この中には簡単なパジャマやセキュリティボックスそしてラウンドリ用の用紙が普通に備え付けられています。

クローゼットを超えた場所がバスルームになりますが、同時にベッドルームからも接続しています。

シンクはダブルなんですが前面の鏡が天井から綺麗にはめ込んであります。もちろんシンクの手入れも完全で水量も十分です。積んであるハンドタオル類も気が利いています。

 

バスタブは窓側にありKOHLERのジャグジー付です。広さも十分湯量も十分外の景色も完璧です。ここのヒルトン良いですね!

シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの二つです。この優雅な造りも私のストライクです。使われているアメニティはピーター・トーマス・ロスです。偶に見かけますがヒルトンは此れが標準なのでしょうか?使い心地は良く、油脂を取りすぎる感じではありませんでした。

 

ここのお手洗いが凄い・・・中国語なのですが何か色々な機能があるお手洗いです。何となく意味は分かりますがなるほど・・・です。こんなタッチパネル型のコントローラは中国で見たことがありません。

 

地図