ミャンマーのヤンゴンではベルモンドの滞在も楽しめます。日本人には馴染が薄いかもしれませんがオリエンタル・エクスプレスのオペレーション会社だと言えばピンと来るのではないでしょうか?短い時間の滞在でしたがベルモンドらしい滞在を楽しめたのでしょうか?

結果

ヤンゴンの中心部なのですが森の中にいる滞在を楽しめました。ストランド・ヤンゴンに比べると雰囲気が違いますが、雨の中をショパンの音楽を聴きながら心ノンビリと滞在することができました。私の欲しかった時間は此処にあります。

予約

本来であればAMEXからとも思いましたが、昨今はエクスペディアでポチっと選ぶのが楽になってしまいました。細かいのは後からメールで直接調整するつもりで予約します。

しかし・・ここは最初のメールでの対応が鈍く・・メールをして返事が数日無いので電話して伝えて漸くやり取りが始まります。電話も日本語OKと言われていましたが、日本語があまり通じません。むしろ英語で話をすると簡単に伝わりました。なるほど・・まあ、こんな事もありますね。結局は送迎だけをお願いする事にしました。

チェックイン

今回の送迎者はトヨタのバンです。結構古めでしたが運転手さんは丁寧な対応です。雨のヤンゴンを見ながらホテルに到着です。シティタイプと言うよりは自然一杯の滞在を予感させる到着でした。

車を降りて他のゲストのチェックインが終わるのを待って手続き開始です。その間にウェルカムドリンクも出てくるので抜けはありません。レセプションもオープンスペースで自然と一体となっています。

チェックインが終わり部屋に移動する前に銅鑼の前に移動して歓迎の音が鳴り響きます。ちょっと恥ずかしいのですが・・これも有ですね!

 

部屋までの道のりも雨の池を見ながらのシットリトした雰囲気です。ショパンの音楽が聞こえてきそうな雰囲気が良いです。ホテルを案内してレストランまで来たら孔雀が先ほどの通路にでてきています。これまた立派な尾をもっています。どうやらホテルのペットのようです!

奥の建物に到着しエレベータは無く外にある階段を登り2階の221号室が今回の私の部屋になります。階段の雰囲気も良いですね・・

部屋

扉を開けて入ると大きなリビング兼ベッドルームになります。奥に進むとウエットエリアという標準的な部屋の構成です。窓の外の景色は今回の訪問時には常にシットリと濡れているイメージです。雨のヤンゴン・・そんな感じを楽しめました。

リビング

扉を開けて中に入るとDND(Do Not Distribute)の札等がデザイン良く並んでいます。仏像の顔がDNDとは思いませんでしたが・・(笑)

 

通路を超えて直ぐ左側には書斎机です。少し狭い机に電話・ノート・メモそしてディレクトリ等が所狭しと並んでいるので、先ずはこれらを総てまとめて違う場所に移動させて机の上をスッキリさせます。

机の上にはレターがありますが、内容は在り来たりですが、そのキッチリと収められている雰囲気が好きです。

書斎机の先には窓です。窓には広いソファーが埋め込んでありディベッドとしても使えます。ソファーの間にはローテーブルがありウエルカムフルーツが並んでいます。果物は軽く洗ってカットして頂きました。前を見ると書斎机の上にテレビが設置されています。なるほどソファーから見るための位置ですね。

部屋の真ん中にはベッドです。見てください!このデザインセンス。普段はクラシックはそれほど聞かないのですが、何故だかショパンの曲が頭を駆け巡ります。iPhoneに入れてある「雨音」をゆっくりと流して過ごすとピッタリです。ベッドの足元にあるスツールに置いたグローブ・トロッターのスーツケースがマッチしています。ストランド・ヤンゴンとは異なる雰囲気ですが、私が欲しかった時間は此処にありました。

ミニバーにはプリングルスやナッツも準備されています。上にはケルトやカップが綺麗に並べられています。冷蔵庫は小ぶりで飲み物の数は多くありませんが外してはいません。到着して先ずは炭酸水で少し心を落ち着かせます。

何故かミニバーの間にセキュリティボックスがある珍しい構成です。

 

ウエットエリアへの入口にクローゼットが来ており便利に作られています。一人では十分ですが二人だと少し足りないかもしれませんね。ラウンドリーバッグもありましたが、今回は使わずに過ごしました。

ウエットエリア

リビングと違い少し異質です。バスタブの壁が黒く塗られて、変わったデザインです。お湯を貯めて湯船に浸かると悪くはないのですが最初は驚きました。バスタブの上にシャワーが付いているタイプなので浸かりながらシャワーも楽しみます。湯量・温度共に問題ありません。

シングルのシンクにバスアメニティが綺麗に並んでいます。この雰囲気はベルモンドですね。引き出しを開けるとドライヤーに追加のトイレットペーパーです。

 

トイレはとても標準的です。匂いもありません。ただしウオッシュレットではありませんでした。

昼食

昼食は折角なのでマンダレー レストランの2階で頂きます。昼と言っても既に16時だったのでほぼ夕食ですがちゃんとフルメニューで提供いただきました。その名も「ビルマ カレー テーブルのティフィン ランチ ボックス」です。カレー好きの私にはたまらないセットです。夜の会食をすっかり忘れて食べきってしまいました。

この三種類のカレーの出し方は芸術的でもあります。

  

朝食をインルームダイニングで

朝は時間なく出発するのでインルームダイニングをお願いしておきます。依頼した時間通りに到着して美味しくいただきました。朝ごはんは卵とベーコンで気持ちよく頂きました。

唯一のトラブルはホテルのカウンターではUSDからしか両替できず、現金が必要となったためホテル敷地内のATMを利用したところ、現金が出てこなかった事です。ホテルのスタッフに直ぐに対応頂き銀行に確認して頂き日本との回線トラブルでATMが使えなくなったと丁寧に確認いただきました。帰ってから銀行の口座を見ましたが確かに引き出されていませんでした。

地図