アメリカ合衆国には多くのナショナルパークがありますが、世界初の国立公園であるイエローストーンで空から見たい景色がありました。この景色を見るのに最適な宿泊場所を探すと・・・なんとアマンガニがあります。さてその宿泊は?

結果

私もアマンジャンキーの第一歩を踏み出した感じです。最高の設備で最高のスタッフに囲まれての宿泊は申し分ありません。イエローストーンに行く場合には是非にこちらに行ってください。いや違います・・このホテルに泊まるついでにイエローストーンを見ても良いと思います。私は次回は必ず冬に来てバックスキーを楽しみたいです。30歳の頃はSAJ1級をとるために年間滑走が40日-60日あったのですが今は数日ですから・・・

予約

最初はワイオミングでの宿泊、イエローストーン国立公園との関係から色々と細々と悩んでAMEXの担当者と相談しました。情報はいっぱい持っていたのですが、それが繋がっていませんでしたが提案を受けているうちにつながりました。

宿泊を決めてからもイエローストーンの見学やアクティビティについて多くの事をAMEX側にお願いしたのですが、最後はアマンガニのスタッフと直接連絡を取ることをアマン側から提案頂きました。連絡を頂いたのは日本人のAssistant General Managerの方からでした。ヘリの手配の件も含めて私は位置関係が分かっていませんでしたが色々と提案を頂いて綺麗にまとめて頂きました。見たい位置の写真をメールで送付してヘリ会社と調整して頂いたり、支払のアプリケーションを手配して頂いたり、到着日の食事を調整頂いたりと素晴らしい対応です。結果的には20程度のメイルを交換して総て決めて頂きました。もうこの辺りから普通ではないですよね・・・

到着

ジャクソン ホールの空港に到着すると何とAssistant General Manager自ら迎えに来てくれました。普通は迎えに来られないと思いますが、私があまりにも我儘を言ったから心配になったのかもしれませんね(笑)

 

そのまま車に案内して頂き40分ほどのドライブでホテルに到着です。この間に色々な事を教えて頂き大変に参考になりました。やはり日本人は日本人の知りたいところが伝えやすいですね。英語だともう少し大雑把な話になってしまうので・・・

ホテルに到着した所で日本が大好きと言われる General Managerの方も出迎えて頂きました。その他のスタッフもかなり歓迎と言った感じでした。ただ疲れていたので依頼しておいたとおり直ぐに部屋に移動させて頂きました。ルームチェックインと言うのでしょうか・・・

部屋

大きな扉を開けて部屋に入ると右手がリビング兼ベッドルームそして一番奥にトイレ、左手がバスルーム兼クローゼットになっています。そして外のベランダも総て私の部屋になります。部屋のタイプはスプリング ゴーチ スイートになりアマンガニでもほぼ最大の部類になるそうです。ここに一人とは良い(贅沢過ぎとも・・)経験でした。

リビング

中には大型のベッド、書斎、ソファー、机そして暖炉があります。テレビは小型の物がありますが基本は見ませんでした。自然の景色と暖炉の傍でのんびりしているのがアマンガニらしい気がします。室内の照明も間接照明が上手く使われており、夜の雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。書斎の隣の壁は左右に動かしてミニバーを取りだすことができるようになっています。

  

ベッドはフカフカなんですが芯は入っており素晴らしい寝心地です。到着した時にはベッドの上にアマンジャンキーのTシャツがありました。日本からここまで来るのはアマンジャンキーとして始まったという事でしょうか(笑)枕元には水やライトのコントロールがあります。スイッチ類は少し分かりにくい場所にあるのでチェックイン時に確認する事をお勧めします。

  

この部屋の大きな特徴として暖炉がある事です。本当に薪を焚いているのではなく基本はガスなんですが、周りの素材と上手く組み合わせており近くによるとかなり暖かく感じます。6月の宿泊でしたが夜は結構冷えましたのでかなりの時間を暖炉の前のソファーと椅子で過ごしました。この暖炉は家にあると良いかも・・・また高度が約2000mと高いので水をかなり取るようにアドバイスがありました。幸い私はまったく問題なかったのですが、たまに調子を悪くする人がいるので頻繁に水を飲むことをお勧めします。

 

部屋の中にはBOSEのCDプレイヤーが準備されており、ここにはKeith BearのCDが入っています。凄くシンプルな音で違いが良く分かりませんが聞いていると何だかインディアンが訪れたこの地に想いを馳せている気になる音楽です。なので、ホテルのお土産屋さんでこのCDは購入させて頂きました。

リビング側の奥にもトイレが準備されており寝ているときはこちらで簡単に済ますことができるようになっています。

一点問題だったのは扉です。外を覗くセキュリティホールが無いのはホテルのポリシーとして良いのですが、普通に扉を開けて手を放すと、途中で停止して鍵がかかりません。これをホテル側に伝えるのを忘れてしまいまいました。想像では「言えば直ぐに治った」と思います。このホテルの対応速度を見ていれば・・・

バスルーム

バスルームにはクローゼット、二つの洗面台、お風呂、シャワールームそしてトイレに分かれています。クローゼットも左右に二つに分かれており広さ機能共に十分です。セキュリティボックスもこのエリアの引き出しに縦入れで準備されています。クローゼットの一番奥にはリュックサックがありイエローストーン観光などに持って行く事ができます。話を伺うと持って帰っても大丈夫との事でしたが、念のためにスタッフに確認した方がいいでしょうね。持ち帰りは。

 

お風呂のシンクも大きくゆっくりと湯船につかります。お湯の流量も十分でしたので直ぐにお風呂に入れます。それ以上に外の景色にも取れて過ごす時間は何とも言えません。

 

洗面台も大きく使いやすくはできていますがアメニティが日本人には足りないかもしれません。アメリカ、ヨーロッパでは多いのですが歯ブラシがここも標準ではありません。私は自分の物を持っているので問題ありません。

 

シャワーの湯量も十分ですが普通と使い方が逆の部分がありました。お湯の量はコントロールできません。ひねり具合で温度が調整できるケースですが、普通とは逆で少しひねると熱いお湯がでて、一杯ひねると冷たい水になります。これに気が付かず最初はお湯が出るまで延々と待ってしまいました。

こちらにもトイレがあり外の景色が楽しめるようになっています。ここではトイレもエンターティメントですかね?

テラス

テラスは相当に大型です。ここからはアマンガニが大きく見渡すことができプールも下に見えます。私が宿泊したのは南側の棟だったのでグランドティトンが少ししか見えませんでした。次回は北の部屋が良いですね。

 

昼間は山々の間にある牧場の緑を見て過ごし、夜になると満天の星空を見ることができます。私は部屋の中では基本は素足で過ごすのですが、このベランダは常時温められています。多分凍らないための心遣いだと思いますが、普通には気が付かない場所で一杯の心遣いがこのホテルにはあると感じさせてくれます。

食事

部屋での食事は二回お願いしました。最初は遅くに到着したので夕食を部屋でお願いします。これも事前にホテル側と相当に話し込んで、メニューを頂き、肉の焼き方を決めて、量のコントロールまでお願いしました。今回はフィレをレアで頂きサラダとスープを選択です。これが非常に美味しかった・・・肉は期待していなかったのですが、部屋でチェックインするタイミングでシェフと連絡を取って頂き、部屋の説明を受けている最後のタイミングで食事が届く凝りようです。もう素晴らしいとしか言いようがありません。

一度だけテラスで朝食を頂きました。景色は最高!食べ物もおいしく頂きます。ただし・・風が強くて寒くなったので途中で退散しました(泣)

スタッフ

スタッフは非常に細かく気を遣ってくれます。たまに大雑把な部分もアメリカンな感じです。しかし今回の宿泊が上手くいった一番の要因は日本人スタッフとのコミュニケーションです。おかげで事前の調整から実際の宿泊まで完全にサポートして頂けました。年末のバリでのアマヌサの宿泊に関しても彼女からアマヌサに連絡を入れてくれる事になり年末はアマヌサ決定です。またチップは基本的には不要との事でしたが受け取らないわけではないので感謝の気持ちを示す程度には良いかもしれません。

地図