タイ国際航空は機材が古い事が多かったのですがサービスは私の好きなスタイルです。ちょっと前まで羽田とのフライト・TG661はB747-400が使われていましたがCOVID-19の少し前から最新のA350-900が投入されていました。さてそのフライトのレベルは?

結果

タイ国際航空のB747はファースト設定があったのでゆったりとはできましたが、古さは否めませんでした。しかし此処に来て新造機のA350-900を投入したのでビジネスクラスであっても素晴らしいサービスと機材で楽しめるフライトに早変わりしていました。記事を書きながらタイ国際航空が今後どうなっていくのか・・また早くタイにも行けるようになると良いなと願わずにはいられません。

予約

今回のフライトはスワナプームの空港について、そのまま土日はサイドトリップでソネバ・キリへ・・数日後にバンコクに戻って会議に出席し翌日にはマカオで友人の誕生会+珠海の経済特区視察へ行きまたタイに戻る予定になっておりミスが許されません。このため総てAMEXに手配を依頼しておきます。AMEXであればトラブルが出た時にも色々と対応して頂けるので助かります。

搭乗手続き

羽田空港の国際線ターミナルのタイ国際航空のカウンターに向かうとディスプレイにはA350が大きく表示されています。ビジネスクラスには数人の方がチェックイン待ちでしたが直ぐに順番は回ってきました。座席は事前に窓側を指定していたので何も言わずに希望の19Kの座席が提供されました。この座席はスタッガードシート配列なので窓側と言っても「通路よりの窓側」と「窓側よりの窓側」があります。勿論私が選んでいたのは「窓側よりの窓側」の座席です。またタイ国際航空の場合には真ん中の座席でEFが取れると隣り合わせの座席になるのが他の航空会社との違いです。子供がいる場合には座席配置が良いですねタイ国際航空!

今回はタイだけではなかったのでタイで預かって頂いている荷物だけでは不足するのでスーツケースも持ち込みました。トランジットで移動する場合には機内に手荷物として持ち込む事も考えますが、今回はタイで荷物を取るので身軽なスタイルを選択です。

ラウンジ

保安検査場も直ぐに通過できたのでANAのスイートラウンジに向かいます。タイ国際航空であってもANAのダイヤモンドメンバーの場合には利用できるので便利です。目的は・・シャワーです。昼間仕事をしてそのまま空港に向かっているので深夜便で飛行機で寝る前にスッキリしておきたいのは当然です。

ラウンジに入って直ぐにシャワーの状況を確認すると直ぐに使用できると嬉しい案内です。一時期はスイートラウンジは深夜になると人が溢れてシャワーに2時間待ちなんで事が多くありました・・受付で資生堂のバスアメニティを頂いてシャワー室に向かい軽くシャワーを浴びて身はスッキリです。

ダイニングエリアに向かい少しだけ今回は頂きます。理由はA350でタイ料理を食べるつもりだったのでココは少なく我慢です。ご飯とお味噌汁そしてサラダと言うシンプルな食事を軽く頂いて時間を待ちます。

 

搭乗

搭乗ゲート105に搭乗時間の少し前に着いて機体を眺めます。特徴ある目の縁取りやウィングレットを見てひとりで納得していました。何時もの癖でやはり一番最初に並んでしまいます。人が少ない状態で機内の写真を撮れるので良いのですが・・

5分ほど遅れて搭乗開始です。入り口にはA350XWB(エキストラ・ワイド・ボディ)と見えるように書かれています。中に入るとスタッフが歓迎のあいさつを愛想よくしてくれるのはタイ国際航空ですね!機内はやはり紫!です。良いですね・・タイ国際航空好きとしては納得の感じです。新造機だったので当然中も綺麗です。タイ国際航空のB747-400は好きですが古臭いのは否めませんでしたからこれは素直に良いです。

座席は最終的には30%程度の乗客がビジネスにはありました。座っているとCAさんの挨拶があり飲み物を聞かれるので炭酸水をお願いしておきます。シャワーを浴びてきているのでお絞りは必要ではないのですがセットですね。隣はAIR ASIA Xです。今見ると感無量です・・搭乗当時はまさかこのような事態になるとは思いませんでした。

離陸前に食事のメニューを見てタイ料理を頼んでおきます。深夜なのでか「白身魚のおかゆ」となっていました。離陸してフライトが安定して直ぐに食べるとお願いしておきます。

座席

先ずは機体の幅が広いのに1ー2ー1のアブレストのため座席の横幅が広く取られているのが良くわかります。座席の横にあるサイドテーブルも広く、ほとんどの物はここで事が足ります。

 

座席のコントロールもサイドテーブルの下にあるボタンでフルコントロールできます。下のリモコンでも操作できますが、リモコンもスマートフォンのような造りになって情報量が増えています。リモコンというよりは此方もディスプレイだと思って良いですね。

 

電源のアウトレットは下にあるのでパソコンの充電にも使えます。もちろんUSBのアウトレットもディスプレイの下にありますのでスマートフォンなどの充電もできます。ただしハイスピードではなかったような気がします。

 

準備されているBOSEのヘッドフォンが抜群に良くノイズキャンセリングも良いです。静穏性が高くなってきている航空機ならではの進化ですね(笑)

離陸

搭乗が開始されてから20分ほどで扉が閉まりタキシングが始まります。ランウェイ16からの離陸ですがこの瞬間は何時になっても興奮します。タービンが甲高い音になって空に舞い上がります。

 

外の羽田空港の景色が流れ高度が上がると東京の夜景を楽しむことができます。このために「K」席を取ったのでズーと夜景を眺めていました。

フライトが安定すると水を頂きます。インターネットをOn Airで接続しておきます。深夜なので連絡はないのですが一寸気になる情報をタイに着く前に調べておきたくなったのです。

機内は既に暗くなっていますが紫色のトーンのLEDライトは少し妖艶なイメージです(笑)

食事

続いてお楽しみの食事ですが・・しっかりドーンとでました。さすがに全部は食べれないのでお粥とフルーツだけ頂きます。お粥は薄い塩味ですがオイルを入れてピリ辛も少し楽しみながら食べるとお腹に優しくも美味しく頂けました。

ちなみに・・戻りの平日のフライトはもっとドーンです。美味しいのですがさすがタイ国際航空です。食事に妥協は一切ありません。(写真は帰りのフライトです)

 

就寝

寝る前にお手洗いに行きます。流石にウオッシュレットではありませんが清潔で良いです。頂いていたアメニティの歯ブラシと乳液で寝る前の準備します。

今回はFURLAのセットでした。良い鞄なのですが、もう持ち帰りません。

この機材は加湿や気圧が良いので寝ていても楽なのかもしれません。フルフラットに座席を倒して足を延ばしてゆっくりとして、着陸1時間前までグッスリ眠らせて頂きました。到着は予定よりも一時間早くなっていました。さあこれで少し休憩してから仕事に向かいます!

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 タイ国際航空
2 フライト TG661
3 機材 A350―900
4 クラス ビジネストクラス
5 出発空港 東京国際空港(HND)
6 到着空港 スワンナプーム空港(BKK)
7 予定 出発時間 00:20(HND)
8 予定 到着時間 04:50(BKK)
9 予定 フライト時間 5:30
10 実 搭乗開始時間 23:45(HND)
11 実 ドアクローズ時間 00:05(HND)
12 実 離陸時間 00:30(HND)
13 実 着陸時間 04:00(BKK)
14 実 降機時間 04:20(BKK)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 04:35

地図