香港の滞在で時には洗練されたデザインの中での宿泊を楽しみたいと考えます。その時にはThe Upper houseの選択肢は悪くありません。しかも今回はアッパースイートを狙っての宿泊です。さてどのような内容だったのでしょうか?
結果
チェックイン時に暫く待たされましたが、やはり浮遊感たっぷりの素晴らしいホテルです。 前回の宿泊から 更にスタッフのレベルが上がり 十分にのんびりと過ごさせて頂きました。
予約
何時もの通りAMEXから予約をお願いします。今回は韓国、フィリピン、中国、澳門そしての香港の何時もの面倒な旅の手配なのですが慣れたスタッフはテキパキと予約を行い必要な提案を総て実行して頂きます。何時もの事ですが感謝しています。普通の旅行会社ではこのように行きません・・・
香港の予約は完全にザ・アッパー・ハウス アッパースイート ハーバービューを狙い撃ちにしていたので簡単に決定です。空き状況も十分だったので悩みなく完了しました。
チェックイン
澳門からの移動タイミングが当日まで不明確であったためフェリー乗り場からホテルまではタクシーで移動します。タクシーにはアッパーハウスと言っても伝わらないのでJWマリオットと伝えると良いようです。
ホテルに到着しても香港はあいにくの雨です。このホテルにはレセプションが無く(厳密には有りますが・・)そのまま部屋でチェックインするコンセプトらしいのですが、チェックイン時間より一時間前に突然来てしまった今回のようなケースだと待つ場所がレストランに限られて対応が困難になります。車を予約しておけばこのようなケースは少ないのですが今回は仕方がありません・・・
しかしスタッフの対応が冴えます!慣れているとは思いますが、そのままスマートにレストランに案内して総ての飲食代自由でお過ごしくださいとの事です。折角なのでスープとHILDONを頂きながら一時間ほど待つことにします。約40分ほどで部屋の準備ができたとスタッフがレストランに迎えに来てくれるのも悪くありません。これでも既定のチェックイン時間を10分経過していたので、次回宿泊時に一泊分の宿泊を無償で提供するとの申し出も頂きましたが、それは丁重にお断りいたしました。この気持ちだけで十分です。
部屋
部屋の構成はリビングとベッドルームそしてバスルームのスイート構成になっています。全てがデザインされており機能的である素晴らしい部屋に仕上がっています。またデザインが際立つホテルですが、その素材は木なんですね!
リビング
部屋に入ると少し通路があります。オブジェクトがあり、その左奥がリビングです。右側の扉を開けるとベッドルームにダイレクトには居る事も可能です。入口の扉の横にはマスターのスイッチやA/Cそして入室御遠慮のコントロールがちゃんと綺麗にあります。
リビングに入るとやはり最初に目に入るのはソファーのセットです。部屋の真ん中にあり外の景色との親和性も最高です。この香港の景色を見るために宿泊しても良いと思います。
ソファーの真ん中には低い机があり欄の花が添えられています。更に壁側にはテレビが設置されています。今回はナガラ仕事をこのソファーでテレビを見ながらしていました。
丸テーブルが奥に設定されていますが、これが書斎ディスクです。机の隣に袖机があり、こちらに必要なセットがあります。先ずは電源が上部の蓋を開けた場所にあります。真ん中の段には例のiPodが入っています。一番下の段には文房具セット等が準備されており、ほぼ抜けはありません。ガジェット好きの私にはiPodでのコントロール等はツボです!そしてお土産も毎回頂きます。紅茶は分かりますが、なぜかトランプが毎回・・・
実はこの部屋で充実していると感じるのはミニバーです。コーヒー・紅茶は勿論ですがその包装にも心遣いがあります。ミニバーの台には水が出るシンクも併設されておりお湯を簡単に沸かすことができます。もっとも利用するのはミネラルウオーターなのであまり関係ないのですが・・
下の段に行くと冷蔵庫側にも飲み物やお酒が準備されております。飲み物はタグが付いていない物は総てコンプリメンタリ―なので飲み放題です。 更に何故かトースターがあります。
隣の扉を開けるとコーヒーや紅茶そしてスナックがあります。一番上の段のメントスが私の大好物です。チョコレートもありますが今回は遠慮しておきます。これも総てコンプリメンタリなのでガンガン食べてしまいます。私一人で二箱とも空にしてしまいました・・・
ベッドルーム
こちらも景色が最高の位置にあります。何時もの事ですが完全にカーテンも開けて私は寝ました。これで朝日を浴びてスッキリ目が覚めます。今回の部屋はカーテン等のコントロールはリモコンで行います。最初は使い方に戸惑いますが、慣れれば何のことはありません。
ベッドのサイドボードにも電灯のコントロールが綺麗に配置されています。DND等もあるので起きる事無くほとんどの事が対応できます。時計なんかもなるほどと思うセレクションです。
ベッドルームからバスルームに抜ける場所がクローゼットになっています。かなり大きなクローゼットに光を下から煽って入れるデザインは素晴らしいと思います。もちろん靴磨き用の布や復路、靴べら等も完璧なセットです。今回は雨が降っていたので近くまで移動する時は有りがたく傘をお借りしました。隣の棚の一番上にはセキュリティボックスがあります。
バスルーム
こちらの部屋そしてThe UPPER Houseの見どころはバスルームにあります。前回の宿泊も素晴らしかったのですが、今回も魅せてくれます。実はこのバスルームを「借金君の くう・ねる・あそぶ」で見てから行きたくなったのです・・・
クローゼットから移動してくると先ずは右手にシンクが見られます。ダブルのシンクはシンメトリックな作りでお風呂から出てくるとなるほどと思わせてくれます。
パッと見るとアメニティが弱いかと思いますが目線を上に移動するとポーチがあります。この中に完璧なアメニティキットがあります。流石キャセイパシフィックの親会社SWIRE-Gの運営だな~と勝手に納得してしまいました。こちらのアメニティはRENで統一されています。
さて右手に気を取られ過ぎると左手前のお手洗いに気が付きません。よく見ると扉があり、こちらからお手洗いに移動する事ができます。残念ながらウオッシュレットはありませんが、電話にメモ帳と緊急時?!に必要なものが揃っています。流す取っ手は少し独特ですね。
シンクから振り向くと其処が当にバスタブです!このバスタブのデザインは痺れます!!少し段差を上がると外の景色と相まり最高の雰囲気です!湯船も相当に大きくお湯を溜めるの相当な時間がかかります。アメニティの並べ方ももう完璧としか言いようがありません。ハンドタオル、バスソルト、シャワージェル、石鹸、テレビのリモコンとならびます。バスタオルは横に掛けられています。側面のガラスをよく見るとテレビが埋め込まれているのが見えると思います。
窓際のオブジェクトも夜には反射光で照らされて素晴らしい雰囲気を醸し出します。木と反射光の合作がThe Upper Houseかもしれません。ガラスは普通のガラスのようなので外から見えるかも知れません。入るときは部屋の光を落として入るかカーテンを閉める事をお勧めします。
シャワールームはバスタブの右手にあります。バスタブとの間に壁やガラス等の無粋な遮蔽物はありません。これは最初は慣れが必要ですが、考えれば別に分離する意味はありませんよね!
イン・ルーム・ダイニング
さてお楽しみのインルームダイニングですが例のiPodからメニューを確認して手配を行います。手配を完了すると直ぐに電話で折り返して手配の内容の確認、サーブまでの時間等を確認してくれるので安心です。iPodだけだと本当に手配されているか分かりにくいので助かります。
帰り
トラブルが少しありましたが帰り間際にマネージャーが出てきて話をして解決です。ちゃんと報告が上がっているのは良い事です。また宿泊したいと思います・・
帰りの空港までの車は斬新(古い??)方法で車のオーディオシステムと接続です。これなら新しいとか古いとか機種にあまり関係ありませんね!