ベトナムのハノイへの訪問回数も増えてきましたが此方のホテルが最高!とはまだ言えませんでした。その中で今回はアコーホテル系列のソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイを選択しました。さてどのような滞在になったのでしょうか?

結果

とうとう発見しました!サービス良し、設備良し、食事良し、歴史良し、シガーも楽しめる素晴らしいホテルです。まだまだハノイのホテルは制覇していませんが困ったら此処を私は選ぶことになるでしょう。間違いありません。次回はヒストリカル・ウィングに滞在します!

予約

今回の予約はエクスペディアから簡単にお願いします。ハノイの色々なホテルを検索してそのままの流れでエクスペディアから予約を入れるのは楽な話です。予約した時にはオペラウィングのグランド プレミアム ルームでお願いしておきました。

こちらのホテルには新しいオペラ ウィング(1996年)と昔からあるヒストリカル ウィング(1901年)の二つの建物があるようでした。途中で建物は増改築を行っているので行くまではどんな雰囲気なのかハッキリは掴めませんでした。

送迎の手配について直接連絡をしようかと考えていたら先方からメールで連絡が入ります。ちょうど送迎の案内と部屋のアップグレードの案内です。最初に来た案内はグランドプレステージスイートで+$3,870だったので良いか悪いか分からない部屋には高いので保留しておきましたが、更に二日後には激安のアップグレードオファーでプレステージ・スイートの案内です。これは申し込むしかありません。

同時に送迎のメニューも入ります。BMW 7シリーズ・シトロエンビンテージ(1953)もしくはラグジュアリ ミニバンです。本当はシトロエンのビンテージに乗りたいと思いましたが、空港送迎には使えないようでした。よって最もお得なBMW 7シリーズでお願いしておきます。

送迎

ノイバイ空港に到着し荷物を取って外に出ると直ぐの場所でスタッフがホテルのパネルを持って待ってくれています。私の名前を告げるとWelcome!とスーツケースを持って案内してくれます。車もすぐに到着して乗り込みます。

すると!なんと車内にマカロンです。頂いた案内にはWiFi情報、飲み物そして到着までの時間が記載されています。予約時にVND1,200VNDを送迎に追加すると更に車内でシャンパン、到着時のフットマッサージ30分を受けることも可能です。アルコールが飲めない私には意味の無いことですが(笑)

 

携帯電話の充電もケーブル付きで問題ありません。充電しながらホテルまでの40分を楽しみます。車の対応を見ただけで既に今回の滞在は間違いなく素晴らしくなると私は理解できました。

チェックイン

ホテルの車付けに到着するとベルが颯爽と車の扉を開けてくれます。数人のスタッフの対応を受けながらホテルの中に入ります。私の担当のバトラーが部屋まで案内してくれます。勿論ルームチェックインとなっていました。バトラーの話によると車が着いたのはヘリテージ・ウィング側で今回の滞在のオペラ・ウィングとは逆になるそうです。

 

オペラ・ウィングに移動するまでの間でホテルを軽く案内しますとの嬉しい申し出です。先ずはヘリテージ・ウィングのロビーの紹介を受けて、次は例のLE BEAULIEU RESTAURANTです。例のといった理由はこのホテルのアイコンになっている外のテラスもこのレストランの一部になっているからです。今回は朝食と昼間に少し水分補給で訪問する事にしました。

ヘリテージ・ウィングからオペラ・ウィングへの移動の途中にはプールとバンブーバーを通過します。ここでシガーが吸えるか質問すると、もちろん準備されているとの頼もしい返事です。そして・・なぜか防空壕のツアーもあるとお誘いを受けました。見学する時間は会議が入っていたので残念ながらお断りしました。最初は英語で何を言っているのか意味が分からず何度も聞き返してしまいました。まさか防空壕とは思いませんでした。

オペラ・ウィングに入ると直ぐにあるのはAngelinaです。こちらから見るとバーでした。そしてベトナム料理が食べれるスパイスガーデンの中を拝見してスタッフまで紹介いただきます。今は春巻きの特別メニューがあると聞いたのでその場で時間を指定して座席を予約させて頂きました。因みにオペラ・ウィングの7階にはクラブラウンジもあるのでお試しくださいとの案内でした。

 

部屋に到着すると部屋の説明と同時に荷物が届きます。そして私の興味があった隣のオペラハウスでの観劇について質問すると・・ちょうど今晩見ることができるとの事です。早速チケットの手配を依頼すると・・なんとオペラハウスのスタッフが後から部屋に伺うとの返答です。態々チケットを売りに部屋まで来てくれるのですね・・驚きの内容でした。

またスーツケースで持ってきたスーツとシャツも直ぐにプレスに出します。靴の磨き方も確認して問題が無かったので2時間エクスプレスで依頼して実際には1時間で綺麗に痛みなく仕上がってきました。なかなか腕が良いです。

今回の部屋は343号室となりカードキーもこちらで受け渡しして頂きます。同時にクラブ メトロポールのベネフィットも頂きます。総てが完璧すぎる対応のバトラーには感謝です!

 

部屋

部屋も広く、リビングルーム、ベッドルームそしてウエットエリアのスイート構成になっています。総てが機能的でとても清潔に保たれています。新しいオペラ・ウィングでこの内容ですから・・ヒストリカル・ウィングはもっと歴史を感じられるのかと思うとウキウキします!

(音はありません)

リビングルーム

真っ白な歴史ある扉を開けて部屋に入ります。Do Not Disturbは電気式ではありません。これを扉の外に掛けます。

部屋の真ん中に大きな二人掛けのソファーと一人用のソファーが二脚置いてあります。真ん中の机の上にはウエルカムスイートのマンゴとチョコレートが置いてあります。先ほど車でマカロンを食べてきたのでチョコレートは夜のために先ずはキープですね。

 

ソファーの前にはテレビが壁にセットされています。iPod等は少し古めの物が音楽満載で置いてあります。どちらにしてもテレビやこの音楽を聴くよりは自分のiPhoneの音楽を聴きます。

入口の左側にはミニバーがあります。棚の上にはカップや水が置いてあります。コーヒのカプセルと紅茶の茶葉もこちらに置いてあります。

 

下の棚を開けると冷蔵庫が入っており十分な品ぞろえです。特にペリエとコーラがあれば私には十分ですね。栓抜きも何故か冷蔵庫の中にあるので見落としやすいので気を付けて下さい。もちろんケルトやワインそしてプリングルス等のスナックも置いてあります。

  

お客様用のトイレも此方の部屋にあります。そしてシンクも専用にあり目を引くのは赤いバラです。トイレの此処に赤いバラを一輪飾る余裕が素晴らしいですね。私はこの後にリビングのテーブルに置いて滞在中は見て楽しんでいました。バラをこのように使えるホテルは少ないですからね。

 

奥にある角の部分は書斎になっています。この広くて荘厳な机は私の好みです。不要な物は置いてありません。文房具もテープ・ポストイット・テープ・修正テープ・鉛筆削り・消しゴム・ハサミ・のり・マーカと定規と完璧です。もちろんWifiも完備されているので接続に不自由はありません。あまり厳しくコンテンツを国が監査していないようで日本と同じレベルで使う事ができました。

また今回はスーツを着る必要のある打ち合わせに出ていたので机の隣にあるスーツラックはとても便利でした。行く前にセットして準備し、帰ってきたらポンと服を掛けておけば最低限のメンテナンスにはなります。昨年作ったダンヒルのスーツも綺麗に光っています。

窓の外を見るとホテルの中庭が良く見えます。このホテルは外を見るより中庭を見るほうが良いかもしれません。

ベッドルーム

ベッドのリネンがまた良いのです!目が細かくて最高の肌触りとマットレスの効果で最高の寝心地です。枕の硬さと高さも完璧で正に寝るための設定がされています。多くのホテルでも素晴らしい睡眠を提供してくれますが、ここは別格です。ベッドのサイドテーブルには電話と水と電灯のマスターのシンプル構成です。

 

窓側には丸テーブルと椅子が一つ置いてあり、その前にテレビが壁にかけてあります。逆の壁側にはお茶のセットが置いてあります。本当に使えるかは分かりませんが(笑)

またターンダウンの時にはチョコレートト共にミストスプレーとハンドクリームが準備されます。ミストスプレーは特に気持ちよく使わせて頂きました。

ウエットエリア

ベッドルームから少し狭い扉を超えるとウエットエリアです。超えた場所にはスーツケースやクローゼットがあります。この部分だけは狭く感じるので残念でした。クローゼットの中にはセキュリティボックスやシルクのナイトウェアが置いてあります。このナイトウエアのデザインも良いですね!と言いつつ・・私は何時もの自分のパジャマで寝ました。パジャマだけはシルクよりも航空会社から貰う物が性に合っています。先ほどお願いしたプレスのサービスや靴もこのクローゼットに戻ってきます。

洗面台のシンクは一つだけですが、とても機能的でエレガンティです。十分なハンドタオルにミラーやグラスそしてコットン等のアメニティも十分な数と質です。足元には体重計もあります。しかし・・この部分には段差があり、何度か小指をぶつけてしまいました。ちょっと注意が必要ですね。

バスタブもこのデザインです。暑いタイミングだったのでシャワーを頻繁に浴びましたが夜だけは湯船につかりたくなりますからね・・この深さは日本人には嬉しいです。またバスソルトも二種類あります。私はリラックスの香りで夜は少し楽しみました。

 

奥のシャワーの大理石感はとても良いです。外出から戻るたびにシャワーを浴びますが、とてもスッキリさせてくれます。足元のプラスチックの部分だけは少し異質な感じもしますが、逆に水が詰まったりする事は無く機能的ですね。バスアメニティはエルメスです。シャワージェルとしては良いのですが、私はエルメスのシャンプーは苦手なので持ってきてるラカスタを使います。もう暫くしたら40~50代の頭髪ケアも記事にしようかと思っているぐらいラカスタにはお世話になっています。

 

一番奥にはお手洗いがあります。ウオッシュレットは日本式では無いため私は使いません。日本式があると完璧だったのですが(笑)

帰りの送迎

今回は宿をホップせずに此方だけに数日滞在しました。その価値が十分にあったと思います。フライトは昼過ぎだったので朝食を食べてから出発です。また車の中にはマカロン・・ではなく暖かいクロワッサンとコーヒです。やはりこのホテルの送迎は一つランクが違います!

地図