前回のカッスル アル サラーブ での宿泊で気を良くした私は同じアナンタラホテルであるデザート アイランドを楽しむ事にしました。ただし車では行けません。飛行機か船しか選択肢がありませんが、勿論飛行機を選択します。さてそのフライトの内容は?

結果

アブダビを空から見て、水陸両用セスナでのフライトを楽しんで、文句の無いフライトでした。チャーターフライトなのに他の人が居るのは・・・なるほどねと思わせる内容でした。

予約

予約はもちろんAMEX経由でホテルにお願いします。今回はフライトする曜日からセスナ キャラバンになりました。フライトを他の人とセパレートして写真をいっぱい撮ろうと考えてお願いしたら、ホテル側から「お客は私一人なので心配しなくて良い」との返事だったので楽しみにして移動です。

チェックイン

フライトはロイヤル ジェット社が提供してくれます。この航空会社はアブダビ空港の中にありますがエティハド等とはターミナルが違うので車での移動が大切です。飛行場の端にターミナルはあります。

 

車を付けるとスタッフが直ぐに走ってきて荷物をピックアップしてくれます。車はバレットパーキングでは無いので自分で移動させますが、場所が適当です。ホテルが予約したのでデザート アイランドとしか知りませんでしたが正確にはSIR BANI YAS ISLANDが正式な到着先になりました。1日で帰ってくると言ったらおじさんが所定のパーキングまで案内してくれました。車は珍しいアブダビでの小雨でドロドロで恥かしいぐらいでした。

 

入口に戻るとスタッフが名前を確認してくれました。しかし確認は名前だけでパスポートや身分証明書等は一切ありません。うーん適当です・・・

ラウンジ

本フライト向けにラウンジがあります。10名位が座れそうな、アラビア風なラウンジで時間を過ごしているとアレアレ・・他にも5名ほどラウンジに来ます。私しかお客は居ないと言っていたのが変ですね・・

暫くすると王族の人が来るのでラウンジから出ないようにとセキュリティから指示がありました。良く見ると大型のプライベートジェットが横付けです。王族専用のロイヤルターミナルを使用せずにこちらを使用する理由は不明ですが、とにかく車が10台ぐらいで護衛していきなり凄い空気になりました。

 

搭乗

時間通りに搭乗します。今回は陸から飛び立って海に降りる変則パターンなのでどんな飛行機から楽しみにしていましたが見ればなるほどです。

大きなフロートにタイヤが付いています。海に降りる時にはタイヤは格納されるようになっています。飛行機の中には既にホテルのカタログが入っています。

フロートの分だけ高さがあるので階段を準備して頂いて搭乗します。私は左側の座席を選択します。手荷物の鞄は一番後ろで纏めて預かって頂けます。スーツケース等は既に後ろの座席に積み込まれていました。

   

出発

搭乗が終了すると直ぐに出発です。アブダビの国際空港はフライトが少ないようで待ち時間無く小型の飛行機も出発できました。

 

離陸すると直ぐに左に旋回してターミナルの上を通過します。そのままアブダビの町の横を順調にフライトです。

景色

空から見る海は更に色が違います。本当にコバルトブルーの色が目に焼き付けられます。ちょっと霞みかかっているので遠くの景色ははっきりしませんがグランドモスクも見えました。

 

上から見るとアブダビも本当に一部だけが都市化されており、周りの島は何もありません。そして島に接続するための橋や道路を建築しているのが良く分かります。たぶん数年で劇的に変化する町になると思います。

 

小さな島々は王族で所有しているらしく別荘があったり倉庫があったりと色々と利用されています。中には名前が大きく彫り込んである島も見えました。50分ぐらいのフライトでデザートアイランドに到着です。先ずはホテルの近くを旋回しますが、残念ながら右の席に座っていないと見えませんでした・・・・島の上空を飛びますが、植物は殆どが後からプランテーションされた物のようで整然と並んでいます。実際の着陸は少し離れたマリーナベイに着陸です。

到着

水面に浮かぶと普通の船ですね。ゆっくりと桟橋に近づいて到着です。飛行機を降りる時は何も持ちません。桟橋に降りると手荷物を渡してくれます。スーツケース等はスタッフが車まで運び込んでくれます。

ここでようやく状況が判明です。私以外の5名の内女性二名はホテルのスタッフだったようです。迎えの車も違いました。

残りの3名は同じ車に乗り込むましたが、彼らと話をして納得です。バンコクのアナンタラからホテルのプロモーションのための打ち合わせに来たスタッフとの事でした。つまり私以外は全員がスタッフだったのです。ある意味、ホテルの行っている事は正しかったのですが、私が期待していたのとは違いましたね・・・

地図