シンガポールでの滞在でラッフルズを選択です。噂のラッフルズ・ホテルの真骨頂を愉しむために期待しながらの宿泊です。先ずは予約から送迎までは如何だったのでしょうか?
結果
伝説的な滞在は伊達ではありませんでした。チェックインまでにも素晴らしい対応を連発し完璧な滞在を予感させてくれました。やはり素晴らしいサービスを受ける第一歩は送迎サービスをホテルにお願いすることは間違いありません。
予約
今回もAMEXの担当の方に総てお願いします。往路のホテルは色々と悩みましたが、帰路のホテルは絶対に外せないためラッフルズ・シンガポールのパーソナリティ・スイートで最初から決まっていました。
懸念点は朝早くにドバイから入ってくるフライトだったので可能な限りアーリーチェックインを受けて頂けるように手配をお願いします。具体的には予約時にアーリーチェックインのお願いを明確に行い、送迎を確実に付けることをお願いします。これで部屋に空きさえあればラグジュアリクラスのホテルであれば多くの場合に早くチェックインさせて頂けることが多いと感じます。
今回は送迎の車を最初はベントレーでお願いしましたが、車の整備の問題でアブダビに居るタイミングでAMEXから連絡が入りダイムラーに変更されたとの事でした。連絡を受けた時はダイムラー???普段だとメルセデツベンツと表記されるのに珍しいと感じましたが後でなるほどになります。
空港ピックアップ
シンガポール・チャンギ国際空港に到着したのは早朝6時です。機内ではグッスリ寝て、寝起きの状態でエアーブリッジを進みますが、そこで既にピックアップの担当が待ってくれています。飛行機を降りて30秒程度の場所ですね!
しかもこの担当者の方が相当にできます。入国手続きから荷物のピックアップ最終的には車までの案内を完璧に処理してくれます。私は後ろについて行くだけでスーツケース等も処理してくれます。彼女がホテル専属の方なのか空港職員なのか分かりませんでしたが、「流石ラッフルズ!」と勝手に納得していました。
送迎
素晴らしいアレンジで車ままで連れて行ってくれましたが、到着した車がまた凄い!確かにこれはダイムラーだと感じます。かなり年代のクラシックカーです。ピカピカですが私よりも年上の45歳のクラシックカーに車より年上のドライバーがこれまた素晴らしい対応で早朝のシンガポールを移動します。
少し窓を開けて走ると朝一番の清々しい風とシンガポールの香りが社内に入りリフレッシュします。車はホテルを一周する格好でホテルに入ります。以前も周囲のモールは歩きましたが改めて車で走ると広い敷地を持っています。
車は例の入り口で例のベルが居る場所で停車します。早朝にも関わらず私を担当するバトラーもビシッと直立不動で迎え入れてくれます。もう全員が「ようこそ!」状態でした。
レセプション
車を降りると私のバトラーがそのままチェックインの状態を教えてくれます。朝7時ですが今回は部屋に案内頂けることになりました。事前のAMEXからの依頼なども効いてはいるのでしょうか素晴らしい!
ホテルに入っていくと既に雰囲気が違います。入口の開業当時からの時計から始まり100年以上前からの雰囲気を持つ入り口は荘厳でありながらリラックスさせてくれる雰囲気があります。
勿論このエリアは宿泊者限定です。それほど厳しくは見ていないようですが・・・ちなみに私はスタッフに顔を覚えて頂いたようで一切止められることはありませんでした。
チェックイン
チェックインは勿論ルームチェックインです。この時間なのでレセプションには誰も居ないのですが、やはり部屋でのチェックインは楽なので助かります。
部屋までの道のりも色々と案内を頂きながら楽しんで移動します。部屋はパーソナリティ・スイート(ジョン・トムソン)を準備頂きました。この部屋は良く見ると・・・ティフィンルームからも見えている場所ですね。
部屋に到着してチェックインのための手続きをし、ウェルカムドリンクとしてオレンジジュースを頂きながらホテルのサービスの説明を受けます。ここから私のお願い事項がこれでもかと言うぐらいに炸裂します。
- 朝食の手配のお願い。本当は翌日の手配をアーリチェックインした日に変更。
- スパの手配
- アフタヌーンティーの手配
- 晩御飯の手配
- ロングバーステーキ
- ロングバー
- 日本人バトラーとの面談(実際は午後からの私の担当者でした)
- ホテルツアーの手配
30分以上バトラーの方と話して素晴らしい滞在のアドバイスを頂きました。彼もそれを一緒に楽しんでいたようです(笑)しかも内容を総てちゃんと紙に書いて後から届けてくれます。この当たり前の事ができるホテルは少ないんです・・・もうラッフルズ・シンガポールのファンになるしかありません!