カンボジアの首都プノンペンでの滞在を楽しむためにラッフルズ・ファンでもある私が選択したのはラッフルズ・ホテル・ル・ロイヤルです。歴史ある滞在を楽しめたのでしょうか?
結果
重厚な流石ラッフルズと言える滞在を楽しめました。建物の端々に歴史を感じさせてくれる作りでした。スタッフは卒なくこなしてくれますが、感動するほどでもありませんでした。
予約
アンコール・ワットを見てからの移動も含めてカンボジアの最終目的地としての選択しましたが、車の手配から帰りの飛行機を含めてAMEXでお願いしておきました。出発直前にも日程変更がはいるような旅程でしたが無理なく対応頂きました。流石です!
今回は特に予定も無くトランジットのための滞在なので最もお値打ちな部屋を人数分押さえて頂きました。
チェックイン
車で3時間かけて移動して来たのでホテルに到着したのが夕方の5時頃になりました。既に日が傾いていて暗くなり始めていました。その中でも優雅な造りのホテルに着いた時には感動しました。今考えるとシンガポールのラッフルズに通じる感性がありますね。
車が到着すると直ぐにロビーでチェックインです。荷物は勿論ベルが中に運び込んでくれます。この動きは安心できるスタッフです。今回は二名で来ていたのでルームチェックインではなくレセプションでお願いしました。と言ってもパスポートとクレジットカードを渡すだけです。
レセプションの落ち着いた雰囲気が部屋の滞在に向けて期待を上げてくれます。部屋のキーを渡された時にランドマーク・ルームからステート・ルームにアップグレードされた事を伝えられました。実際には景色が違うだけで部屋の内容は変わらないそうです。
部屋までスタッフに案内してもらいながら軽くホテルの説明を受けます。ホテルとしては1929年創業と古いのですが、ポルポト政権時代(1970年代)には荒廃してしまったらしいです。そのホテルを1997年に復活させたそうです。
部屋の途中のトーンも私の好きなタイプです。部屋から見えるプールも先に案内して頂きました。時間があれば入りたかったのですが、既に日が傾いていたので諦めです。
部屋
今回の部屋はシンプルにベッドルームとバスルームです。見どころは外のテラスですね!部屋には大きなベッドなど機能が詰め込まれているので空きスペースは狭いのですが、天井が高いので圧迫されるような感じはありません。このような部屋の作りはありきたりですが難しいと思います。
入口
エレベータを降りて白黒の廊下を数歩歩いて163号の部屋をはいります。入って直ぐ右手がバスルームになります。DNDの丸いボタンを見るとラッフルズだな・・・と感じてしまいます。
壁に掛けてある絵や蘭の花それをテラスランプがさりげなく良い雰囲気を提供してくれています。
ベッドルーム
部屋の真ん中には大きなベッドが設定されています。この部屋にこれだけの快適なベッドをセットしてくるのは流石です!もちろんベッドのサイドテーブルも機能的に設定されており電話機や部屋のコントローラがあります。ベッドの上にはファンがありゆっくりと回して暑い部屋での滞在を気持ちよくサポートしてくれました。通常の電源のアウトレットはあるのですが欲を言えばUSBチャージ用のアウトレットも欲しいところです。
部屋のコントローラでは電灯のコントロール、時計、目覚ましそしてエアコンをコントロールできます。すこし古めですが機能としては悪くありません。ターンダウンされるとメッセージとチョコレートが置かれていました。
ベッドの前には大きな棚がありますがかなりの機能が盛り込まれています。テレビは見る時間がありませんでしたがゆっくりとベッドで寝る前にはリラックスできました。
- テレビ
- ミニバー・冷蔵庫・ポット・食器 (エスプレッソマシーンはありませんでした)
- クローゼット
- セキュリティボックス
- 傘かけ
窓の前には書斎机ですが、かなり広くガラスで作られているので書きやすく便利でした。机の真ん中には電源やUSBチャージャーテレビとのコネクションポートが上がっているので悩むことはありません。もちろんWiFiも問題なく繋がります。引き出しの中はシンプルにホテルガイドと朝食のオーダそしてUTPケーブルです。椅子もクラシックな造りでとても座りやすかったですね。ここでは仕事をしていても問題ありませんでした。
部屋の中にはもう一つの椅子があり一番奥の角に設定されています。丸テーブルには水と簡単ながらウエルカム・フルーツがセットされているので少し頂きます。
窓を開けて外に出るとテラスです。狭くはありますあテーブルに椅子が二つと心地よい空間を提供してくれています。私もしばらく外の空気を吸いながら暫くのんびりと時間を過ごしました。
バスルーム
造りは狭いのですがバスタブ、シンク、シャワーそしてトイレと分離されています。この真っ白な雰囲気は良いですね。手入れも良くされています。
バスタブは少し深く作られているので日本人にも合います。ここにはアメニティもセットされています。アメニティは歯ブラシ、髭剃り、櫛、コットンにボディーローションです。不足していたら連絡すれば何でも準備して頂けそうです。
シンクはシングルですが水の出方や作りはやはり良いです。コップがパッと見るとプラッチックのようですが確りした作りです。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの作りです。少し弱めのシャワーでしたが問題はありません。シャンプー、コンディショナー、バスジェルはラッフルズ・ブランドです。私には少し強すぎるのでシャンプーは自分の持ってきたものを使用します。
Café Monivongで朝食を
朝ご飯はルームサービスでは無く友人と食べに行きます。場所はホテルのグランドフロアにあるCafé Monivongです。とてもスタンダードな朝食の中にエレガントを感じさせてくれます。
私は中華粥と味噌汁!!そして少しのサラダを頂きます。飲み物はオレンジジュースと紅茶を頂きました。ちょっと車に乗り過ぎて気持ち悪いお腹を休ませました。
空港までの送迎
カンボジアを離れるためにホテルから空港に向かいます。お願いしてあったBMWの7シリーズは乗り心地最高です。またラッフルズお得意のフラッグもやはり出ています。また車付けのスタッフも良い感じですね!