ヒルトン・ハイブランドの一つであるLXRが満を持して開業です。ヒルトンが京都に進出するのも初!LXRがアジアに進出するのも初!というROKU KYOTO(ロク京都)です。LXRのコンセプトは「卓越したサービスとその土地ならではの素晴らしい体験」とありますが開業日の滞在から今後のパフォーマンスを期待できたのでしょうか?

結果

予約段階から素晴らしい対応です。実際に滞在するとスタッフの対応が個人を向いてくれています。もちろん部屋などのファシリティもトラブルなく使えます。アマンジャンキーとしてはアマン京都を押したいのですが、強力なライバルROKU KYOTOができて今後が楽しみです。そして正にDive into Kyoto できた滞在でした。開業おめでとうございます。

予約

LXRとは先にも記載しましたが”卓越したサービスとその土地ならではの素晴らしい体験を提供する、個性豊かなホテルズやリゾートが揃ったラグジュアリーコレクション。”とWEBにあります。これは私好みの内容なので色々と検索します。一番情報が正しく乗っているのは https://www.rokukyoto.com/ でした。コンラッド大阪の開業時にも記載しましたが系列ホテルの場合には多くの公式WEBサイトが作られるので何時も苦労します。しかしPCサイトは悪くないのですが・・モバイルサイトがクールではないと感じます。予約の文字がトップページを開けた場所に4か所も見えます・・どこかの安売りOTA(Online Travel Agent)を思わせます・・ハイブランドらしいイメージが伝わる内容だと安心して予約できると思います。

最初はスイートタイプの部屋が予約できなかったので、ヒルトンの知り合いの方に「スイートに空きが出たら教えてください」とお願いしました。そして開業の3カ月前の2021年6月に空きが出たと連絡を頂いたので、そのままプレミアスイート(WEBではこの時はプレミアスイートという名前でした)を予約します。当初の予定ではROKU KYOTOの滞在後はそのままUAEとUKへ行く予定があったのですが諸所の事情からキャンセルとなりました。このため翌日はアマン京都に滞在して少し休暇を取ることとしました。

スイートが二部屋あり、ROKUスイートはツインタイプ(依頼すればベッドを合わせて使えるようにしてくれると思います)、PEAKスイートはキングタイプのベッドになります。私は大きなキングタイプのベッドが好きなのでPEAKスイートを希望すると連絡すると・・・もともとPEAKスイートの予定ですと頼もしい返事です。私のことを良くわかっていますね!

8月にレストランの予約を開始したといつも拝見しているshackinbabyさんのブログで見たのでROKU KYOTOに電話で予約の内容を細かく決めに入ります。開業日を楽しむ方法はだいぶ慣れてきたので、以下の内容を依頼します。細かい点はメールでやり取りをしましたが、最初のコンタクトから到着まで洗練された30通近いメールのやりとりを実施しました。これなら開業日も期待できると思わせる対応です。

  1. コンシェルジュ対応で伊丹空港からホテルまでの送迎をお願いします。最初は京都駅との送迎を考えていましたが、メニューを見ると空港からの送迎があり京都駅と料金もそれほど違いがないので空港送迎としました。車種も色々とありましたが今回は一人なので一番小さなBMWでお願いしておきます。
  2. 伊丹空港に直接ピックアップしに来てくれるので、時間が少し空いたのと同時にランチを取る場所が無くなりました。このためコンシェルジュにお願いしてランチについて提案を依頼しました。話がまとまってくると部屋でも色々と考えたランチを提供してくれるとの話です。そうなんです!このような対応を待っていました。
  3. ランチ後のスパは、開業で忙しいホテルにチェックイン前に入ってのんびりとする私のテクニックの一つですが私の期待以上の対応を取ってくれます。食事の関係で時間がずれたりもしましたがコンシェルジュからスパ担当に連絡を入れてうまく調整してくれました。内部での調整を多くの場合に宿泊者が対応する必要があるのですが、ROKUは内部でコントロールしてくれます。これが当たり前だと思うのですが他のホテルでは難しいのです。予約段階では「期待大」のホテルになります。
  4. スパの後は「しょうざん北庭 非公開の茶室で茶道体験」です。頂いたアクティビティのリストから色々と考えますが海外の友人に茶道を説明する事が多いのですが、私に知識が無いので一般的な事しか言えませんでした。折角なので今回勉強しようと思い立ちます。コンシェルジからは場所の提案が二つありました玉庵(しょうざんリゾート様の催事など特別な時にだけ利用される茶室)と酒樽茶室(元々酒樽だったものを茶室に改装したもので、ROKU KYOTO 開業に伴い、移築後初めて利用される茶室)です。最初は酒樽茶室と考えましたが、私の体の問題で正座が長時間できないので椅子の持ち込みをお願いしました。すると上記の二カ所は広さなどの問題から別の場所「非公開寺院での茶悌体験」で提案頂きました。条件を後出しして申し訳なかったのですが、機敏に対応頂きます。星のや京都で楽しんだ朝のお務めは瑞峰院でしたね・・
  5. 到着日の夕食はTENJINで予約します。これはレセプションで対応です。フル フレンチを勧められて一回は断りましたが、量を少なく対応できるとの話だったので折角なのでお願いしました。夕食後にシガーをと思いましたが、シガーは取り扱っていないとの事です。喫煙場所はあるとの事ですが・・いやそういう事ではないのです。ちょっとシガーについては理解されていませんでした。
  6. 翌日の朝食をホテルの敷地内のレストラン以外の場所で頂くことができるか確認しましたがCOVID-19の影響で提供できないとの事でした。少し残念ですが代わりの案としてテラス席で天神川の流れを感じながら頂く朝食で提案頂きました。ただし雨が降ると別の場所になると当然の話も頂きます。
  7. 翌日はアマン京都に移動するので荷物に関してはアマン京都のスタッフに取りに来てもらうことを伝えます。実はアマン京都のこの動きが少し鈍く対応できるか検討すると言っている間にROKU側からアマン京都が対応できなければ我々が運ぶとの話がきたり、アマン京都より先に「アマン京都から連絡があり荷物の移動について決定したので安心ください」と連絡が来ます。いや・・アマン好きの私ですが開業前のROKU KYOTOに負けてますよアマン京都さん・・・

実は・・期待した宿泊を提供いただくまで、最初の連絡は少し噛み合っていませんでした。何をしたいのか伝わっておらず、一部最初は断られていたような内容も私の要求がハッキリしてくるとコンシェルジュが理解できて対応可能と変わります。開業前のコンシェルジがここまで対応できるとは素晴らしいの一言です。隣のアマン京都もボンヤリしている場合ではないですよ!

開業前日に旅行系のサイトを見ていたらデラックスルームなどは開業日に予約ができたので、余裕のある滞在になるかと思いました。また珍しく開業に向けてAMEXがプラチナ会員以上に向けてアメックス・オープニングキャンペーン(通常ルームのレイトチェックアウト・一万円のホテルクレジット)FHR相当を展開されていました。多くの場合に開業の手配は苦手なのですが今回は攻められています!

東京から伊丹空港へ

新幹線移動も考えましたが、やはり飛行機好きの私はANAでの移動を優先します。一週前ぐらいから天候を確認しますが開業日の9月16日は雨の予報です。悩んでも仕方が無いので当日を待ちます。

いざ当日を迎えると快晴の空となっていました。羽田空港に到着し出発時間を飛行機を見ながら待ちます。機材はA321だったので古い座席をイメージしていましたが、中に乗り込むと新シートです。この座席なら更に快適に過ごせるので安心です。ひとつ前のプレミアムクラスは座席全体から体が滑り落ちるような角度で疲れやすいと感じます。

今回はホテルで食事を頂くのでフライト中にはお茶だけ頂きました。羽田から伊丹は1時間のフライトで到着です。

送迎

今回は荷物を郵送せずにハンドキャリーしました。空港で荷物をピックアップして外に出るとROKU  KYOTOのボードを持った方がすぐにわかりました。声をかけてスーツケースをお願いいたします。

車が到着して乗り込みますが少し普通のBMW 740eと違います。後部座席の背もたれが倒れないのも気になりますが、社内の雰囲気が違います。よく見ると通常と違い西陣織で作られた特別車です。更によく見ると車の説明書に記載がありました。

 

1時間の運転で無事にROKU KYOTOに到着します。しかし全てが順調に進みすぎて予定より早くついてしまいました。ちょうどプレス向けの開業セレモニーを行っていたため、入ることができません。ちょうど良い機会なので翌日の滞在先であるアマン京都を訪問して距離感を掴んでおきます。

ドライバーの方にセレモニー終了の連絡がはいり、さっそく移動です。ホテルに入っていくとWEBで見ていた入り口が見えます。セレモニーの直後なので多くの車が停車しており賑やかな雰囲気です。

チェックイン

車を止めて降りると、今までメールで対応していただいていたコンシュルジュの方が出迎えてくれます。かなりお忙しい中ですが丁寧な対応を頂きました。そしてこの場所は例の入り口です。思ったより高さはありませんが、吹き抜けとなっているこの場所は立っているだけで気持ちの良い場所です。先に進むと庭が見えます。この流れは日本らしさを強く感じることができると思います。

運転手さんにお礼を述べてスーツケースを確認すると既に中に運ばれているとのことでした。素早い!まったく気が付きませんでした。私の到着はドライバーの方から聞いていたとは言え素晴らしい連携です。ホテルに送迎を頼むと、到着時に色々と面倒なことをする必要が無いのも良い点です。

気が付くと私の隣に一人の方がピッタリと着いて対応していただきます。バトラーはホテルとして設置していないので何かと思っておりましたが、彼は「ゲストエクスペリエンス」の位置づけで私の滞在をサポートしてくれる方でした。スイートに滞在したので付いていただけたのかもしれません。彼がその後は「こまったら」「気になることがあったら」「見かけたら」つまり私が必要なことすべてをサポートしてくれます。下手なバトラーより私としてはうれしい距離感で対応してくれます。

 

夜に来るとまた雰囲気が変わると聞いていたので遅い時間に来ると・・良いですね・・重厚な感じがあります!

レセプションに移動してチェックイン!かと思ったら違い、案内と予約の時にお世話になった方々と引き合わせて頂きます。いろいろなヒルトン系列から来られているので話も盛り上がります。

ここでマスクをしていますが木の香りがしっかりとします。匂いは記憶を呼び戻すトリガーなのでまた来た時に懐かしいと思うのでしょうね・・(エッセンス・シャングリラも同じ効果ですね)

次に隣のティーハウスに移動して設備を紹介いただきます。クラブルームではないけれど、時間によってはスイート滞在者や一部の方に向けてサービスを提供するそうです。逆に普通はだれでも入れるようになっていました。

 

部屋の中心にはお茶の準備がされています。そして窓側に向かうとこの素晴らしい景色です。水田からつながった空間が流れを感じさせてくれます。想像した通り・・いや想像以上にうまくスペースを使われています。ここで初めてチェックインとしてクレジットカードをお渡しします。

 

その間にウエルカムドリンクとしてすっきりしたお茶(ハーブ)を頂きます。ここで気が付きますがROKU KYOTOはシンメトリックなデザインを使用することが多いですね。

カードキーを頂きますが・・・プラスチックではありません。木の手触りです。ここまで拘りますか!

部屋まで移動するときにプロパティについて説明を色々と頂きます。水田を見ていると「島にある北山杉の形・別名 台杉がROKU KYOTOのロゴの起源になります」と言われます。確かに!よく考えたら車付けの場所にも植えられていました。

(音があります)

部屋の数をざっと数えると100室ぐらいのようです。話によると開業初日から50%を超える部屋を解放したそうです。かなり挑戦したと思いますがスイートに滞在し「ゲストエクスペリエンス」が付いていただいた私には混乱はありませんでした。他のブログやSNSを見ると開業日には全体的に時間が掛かっていたようです。

スイートの部屋は私の想像の逆にあり、サーマルプールに近い一番奥の4階に位置していました。窓は外からも見えるようになっているのでプライバシーを気にする方はシェードをおろしておくことを進めます。

今回はかなりのアクティビティやダイニングを頼んだので本人もよく覚えていません。ここでちゃんと紙でスケジュールを頂きます。これなんですよね・・ほとんどのホテルは口頭で言うので私が覚えられない・・

部屋

部屋番号は425となります。リビングとベッドルーム、ウオークスルークローゼットそしてウエットエリアの最近の標準的なスイート構成です。開業日の滞在にも関わらず不足・トラブルは一切ありません。これは出来るホテル・リゾートですね。

(音があります)

到着日の昼食

到着して色々と案内いただくとおおよそ12時になります。朝から飛行機の中でも何も食べずに来たのはこのためです!そうです特別ランチをお願いしてあったのです。しかも私の趣味をよく理解していただいた特別メニューです。前菜に縞鯵とキャビア、そして近江牛に黒トリュフです。話をしているときに黒トリュフのいい香りがしたので話を中断してしまうほどでした。しかも9月の黒トリュフでここまで香りが強いのは珍しいので話を聞き入ってしまいました。

 

デザートのシャインマスカットは私の好物ですが・・さすがに全部食べるのは控えました。総て美味しすぎて完全に食べすぎです。シェフが私の好みを理解したうえで作ってくれたので美味しいのは当たり前かもしれませんが感動しますよコレは!

そして素晴らしいデザインの花物語です。最近はやってきたので一度飲んでみたかったのですが見栄えも良いですし、季節の柿が入って美味しく頂けます。おっさん一人旅ですがこれも有りです!グラスもそれぞれの飲み物に合わせて変えてあり繊細な対応が光ります。

リビング

真新しい扉のヒルトン クリーン ステイのステッカーを剥がして中に入ります。入ると同時にドレープが上がって部屋からの景色を演出します。高層階のホテルでこの演出はありますがROKU KYOTOの場合には4階でも爽快な景色が広がるので良いですね。

 

壁全面の窓ガラスが広く開放的に感じます。目の前に鷹峯三山の頂がよく見えます。

入って右にお手洗いがあります。スイートなのでお手洗いが二つかと思いましたが、こちらの一か所のみです。今回はお客様や来客を予定していないのでこれで十分です。ウオッシュレットも完備して私も安心して使えます。シンクも普通ではありません。

 

リビングに入って直ぐの右がミニバーです。コロナが流行しておりレストランでのアルコール提供ができないので部屋のアルコールもこの部屋は全てコンプリメンタリーとなっているそうです。と言っても私はアルコールを飲めないので意味がありません・・と思っていたら夜のターンダウン時にはノンアルコールのワインがキンキンに冷えて到着です。この心遣いがうれしいですね。もちろんコーヒメーカ・お茶・スナックそしてミネラルウォーターもあります。

 

お茶の急須が少し変わっておりペリカンのような口をしています。部屋を見渡すと多くの調度品があるのですが、後から聞いた話では陶芸家の方が焼いた一点物で至る所に京都のこだわりがあります。特にスイートルームには強く出ているようです。話を聞いてからは部屋の物でも触るときには注意するようになりました(笑)

下を開けると冷蔵庫とケトルです。今時のタイプですね。コーラ、ビール、シャンパン、ミネラルウォーター、フレッシュジュースはありますが・・私の必須である炭酸水が無い!とおもったらありました・・その名も「山崎の水 発泡」です。これは知りませんでした。また中身はありませんがワインセラーも既に準備されています。

 

部屋の真ん中にはローテブルがあり囲むように椅子とソファーが配置されています。ソファーの傍には電話もあります。

 

最初は気が付かなかったのですが台の下にUSBやACのアウトレットそしてHDMIのインプットがあります。HDMIのケーブルはお願いするとハウスキーピングの人が持ってきてくれました。

 

ソファーの向かいに壁に埋め込まれた大きなテレビです。テレビからはインルームダイニングやランドリーを依頼できるようになっています。また靴磨きも可能といえば可能といわれていました。最近はスマートテレビが標準なので何でもできるようになりました。

窓側には丸テーブルと椅子が二つあります。ここでランチは頂きました。最初はここでパソコンを使っていたのですが私にはちょうど首が痛くなる角度だったので、電源の位置も考え結局は椅子の上にパソコンを置いて、床に座ってキーボードを叩いていました。

 

ライトコントロールはライトごとにON・OFFではなく、部屋ごとに明るさをコントロールする仕組みです。夜はムードを使うと落ち着いた雰囲気です。

ベッドルーム

リビングルームからベッドルームには二つの扉で接続されています。ベッドはキッチリと織り込まれているタイプなので、私はすぐに四隅を外してしまいます。フットベンチも大きなものが準備されています。私はフットベンチは靴下をはいたりする場合に座るのに利用するので助かります。ちなみにROKUスイートはツインタイプ、PEAKスイートはキングになります。

ベッドのサイドテーブルにはブルートゥースで接続できるスピーカ・電話機・時計・本が置いてあります。コントローラでリビング側もコントロールできますから寝転んでしまえば動く必要はありません。また最近の流行らしくUSBはC-TYPEとなっています。

サイドテーブルの下には引き出しがあり、小物が入れれます。またライトも入っているので非常時にはこちらから取り出します。

そして一番のお気に入りは窓側のディベッドです。部屋の幅いっぱいに取られているのでゴロゴロしながらホテルを眺めていました。電源も埋め込まれているので長時間の使用も問題なさそうです。

テレビはリビングのテレビの後ろ側にあり同じことができるようになっています。

そして夜の景色は更にしびれます。いい雰囲気でゆっくりと過ごせました。ターンダウンされたベッドの上にはパジャマが準備されています。これでどうぞ・・という感じです。

ウエットエリア

シンクが二つシンメトリックに配置されています。シンクもやはり特別です。なんだか歯を磨くのが勿体ない感じですね。

 

タオルはふかふかで十分な数が配置されています。バスアメニティはVOTARYです。私は使ったことが無かったのですが、ホテルにあるのは使い切りタイプが選ばれていました。歯ブラシや髭剃り等も総てそろっているので、なにも持ってこなくても快適に滞在できそうです。

お風呂場がまた広々としています。木でできた椅子がありシャワーを浴びながら一休憩なんて使えました。ハンドシャワーとレインシャワーの二種類があります。シャワーはスイッチでON/OFFするタイプなので湯量はコントロールできません。温度はすぐに暖かくなり安定しています。朝5時でも同じなので安心して使えます。当たり前ですが、この辺りができていないホテルも結構多いと思います。

 

バスタブは深くて広いのでのんびりと・・私には逆に広すぎたかもしれませんが。お湯を張るのに結構時間はかかりますがバスソルトを入れてのんびりとジャグジーを楽しめば疲れも飛んでいきます。

ウオークスルークローゼット

入り口とウエットエリアをつなぐのがクローゼットです。左右に分かれて二つのハンガーエリアがあるので相当数の収納が可能です。

 

引き出しをあけるとパジャマがあります。触り心地がいいのでお土産として購入させていただきました。本当は大手町のフォーシーズンズを考えていたのですがこちらも良かったです!さらに下には草履やスリッパが置かれています。

右側には小袋や消毒用のクリーナです。小袋はデザインがよく小振りなので、持ち帰れるのかと思いましたが確認すると持ち帰りは不可だそうです。お気を付けください。

 

セキュリティボックス、傘もこちらにあります。

THE ROKU SPA

昼食後にスパをお願いします。硬くなった体を伸ばす目的でホットストーンをお願いしておきました。また開業特別プランで30分の無料の施術も追加されていたので、これはセラピストさんと相談して決めることに。

地下にある受付で名前を伝えるとまずはコンサルティングフォームに記載します。スパのマネージャーの方も来られて軽く挨拶します。

 

準備が整うと更衣室に移動して服を着替えます。更衣室は別の鍵が必要になります。奥にはシャワーも完備されているのでこちらで体を温めてからスパに向かうのもいいでしょう。もちろん部屋で着替えてバスローブでスパまで移動するのはOKです。ちなみにバスローブでレストランに来るのは宜しくないと思います。ディスポーサルの下着に着替えて上はバスロープです。このバスローブがフカフカで温かいので直ぐに汗がでてきます。スパも私が一人目のお客さんになったらしくスタッフの方は結構緊張されていました。

 

準備が整うとまた受付に戻り、違う扉を開けてスパエリアに移動です。更衣室はプールと共用なのでこのようなつくりになっているのですね。中の座席に座りお茶を頂きながら使うオイルや施術の内容を決めます。30分の追加部分は相談の結果フェイシャルとして使うことにしました。順番としてはフェイシャルをしてからホットストーンの流れですね。

部屋に移動してまずはお手洗いです。合計120分ですからね・・正直なところは時間が長すぎて逆に疲れないか心配でした。しかしこの心配は無用な話になります。

まずは角の椅子に座り足を洗って清めて頂きます。部屋の扉にオブジェクトを飾り、清めの紙を肩から背中に向かって舞わせるという儀式がユニークで良かったですね。やり方が下手だったせいか髪の毛や体に紙が纏わりついてしまいましたが・・そして一番心打たれたのがスタッフからのメッセージカードです。スパでメッセージカードなんて初めてです。

 

施術が開始されると暖かいベッドで快適な姿勢、そしてリラックスできる内容であっという間に寝てしまいました。いつも通りとも言いますが終わる直前まで爆睡です。途中で仰向けになったりした事も覚えていません。施術後にまたお茶を頂き喉の渇きを満たしてから部屋に戻ります・・いや癒されたスパ時間でした。

アクティビティ 非公開寺院での茶悌体験

スパの後は茶悌体験に向かいます。ホテルの車で非公開寺院に向かいます。この時には私一人ではなく紹介者という形でコンシェルジュの方がアテンドして住職に引き合わせてくれます。なるほど・・

到着した場所は通常は非公開で入ることができないように柵が立っています。車が付くと案内人の方がお見えになり中に案内してくれます。観光用のお寺とは少し雰囲気が違いますが秋も近い庭を少し楽しみながら移動です。中に入ると住職の方が迎え入れてくれました。コンシェルジュの方が紹介をしていただき私と案内人の方は靴を脱いで上がらせていただきます。なんだか子供のころの日曜学校を思い出します。

奥の部屋には椅子が準備されており安心です。お茶の飲み方を教えていただきながらもいつの間にか話は人の悩みや座禅になります。なかなか自分を見直すことができず日々を急いで生活している私には久しぶりの時間でした。お茶というより自分を少し見直すきっかけを頂く時間でしたね。お茶の後に少しお寺の中を案内していただきながら座禅の話やお寺の歴史について教えていただきます。

TEA HOUSEでの舞子さんによるお茶のサービス

開業の日らしくちょっと楽し気なセレモニーも開催されていました。お誘いを受けてティーハウスにお伺いし話を聞くととんでもない茶器が並んでいます。話を聞いてみているとなるほど少しわかる(気がします)

また舞子さんと写真タイムもあり少し観光気分でたのしめました。先ほどは固い雰囲気で、今回は華やかな雰囲気でお茶を楽しめた素晴らしい時間となりました。

TENJINでのフルフレンチ

夕食を食べる場所がTENJINですが、こちらは場所が天神川の前にるのが名前の由来だそうです。まだ寒くはありませんが既にこの景色です・・紅葉が楽しみです。スマートカジュアルのドレスコードなのでサンダルやバスローブでは入れませんので注意ください。

 

川辺のこの場所は紅葉がはじまったら更に素晴らしい景色になると思われます。

 

時間を少し超えてしまいましたがTENJINに到着するとスタッフが素早く縁側に案内してくれます。縁側とは屋根があり全面の窓を開ければオープンになる席です。更に外にあるのがテラスでこちらには屋根も何もありません。

今回はすでにフレンチのコースをお願いしてあるのですが、メニューを見ると更に魚料理・肉料理・デザートを選択するようになっています。スタッフと話をして選択します。

   

心配していたのは量ですがこれも問題ありません。全体的に出汁に拘った料理が出てくるので日本人の私には懐かしくおいしいと思える料理を結局おなか一杯食べてしまいました・・

 

スタッフの方もいろいろな話をしていただき食事も雰囲気も存分に楽しみました。全体的に食事の提供は遅れていたようですが、私は遅くに入ったのであまり影響がありませんでした。

(音があります)

朝食

朝食はお願いしていたとおり川の音を聞きながら楽しめるテラス席でした。しかし空は雨が落ちてきそうな曇り空です。それでもテラス席に拘りました。

 

案の定 コーヒを飲んでいる段階で少し雨が落ちてきたので中の縁側に移動します。

今回はアペタイザーはビュッフェだったので、サラダだけ頂きます。そして久しぶりにお米を頂くために和食定食です。量も私にはぴったりで綺麗に頂きました。

 

アフタヌーンティー

チェックアウトの日にどうしてもアフタヌーンティーを頂きたくて少し無理をお願いして頼みました。場所は何時ものTENJINですが今回は建物と水田が見える側です。名前を伝えるとすぐに角の座席に案内いただきます。直ぐにアフタヌーンティのメニューを頂きます。6段ぐらいのプレートが書いてあるので量が多いのかと驚きましたが、実際に出てくると一つのプレートに乗っている量は多くありません。それでも一つのセットを二人で食べたら丁度良いぐらいだと感じました。

合わせるのは紅茶です。紅茶も京都紅茶から始めます。2煎目は京都アールグレイです。茶葉は同じらしいので飲み比べます。ちなみにスタッフのおすすめは蕨餅ですが・・これは必ず食べたほうが良いです。私も美味しく頂きました。

サーマルプールとフィットネス

ROKU KYOTOの楽しみの一つが温泉を利用したプールです。冬でも暖かいので季節に関係なく入れるそうです。

 

まだコロナの関係で食べ物や飲み物はNGでしたが将来はいろいろと楽しめる場所になりそうです。

プールの隣の芝生は緑がいっぱいの気持ちい場所です。最初は入っては行けないのかと思いましたが、「どうぞ奥まで」と言われました。庭の片隅にはロボットの芝刈機があり自動である程度は手入れされているようです。

 

フィットネスはプールの一つ上の一階にあります。プールを眺めながら体が動かせるのは良いですね。と言っても誰も今回はトレーニングしていませんでした。

チェックアウト

スーツケースはアマン京都の方に取りに来ていただいたので、秋が近い京都を楽しむためにチェックアウトした後にROKU KYOTOから歩いてアマン京都に向かいます。ホテルを通常は使わない裏手にある道から出ていきます。ROKU KYOTOのスタッフの方が近くまで一緒に歩いていろいろな話をしながら楽しい時間を過ごせました。

地図

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私が何時も拝見し尊敬しているshackinbabyさんにも取り上げていただきました!ありがとうございます。