タイ・バンコクでの最高の滞在はマンダリン・オリエンタル バンコクになると思っています。今回はあこがれのオーサーズスイートに宿泊ですが実力は如何に?
結果
予約でミスをしてしまいましたが、通常の宿泊でも素晴らしいのですが更にオーサーズスイートになると部屋の格もバトラーのサービスもアップします。やはり離れられない大好きなホテルです!
予約
実は今回は誤って部屋を予約してしまいます。本当はオーサーズウィングのAuther’s Suiteでの宿泊を期待して予約していたのですが、結果的にはリバーウィングにあるオーサーズスイートでした。
よくよく考えるとAMEXに依頼するときにAuther’s Suiteとしか伝えませんでした。前回の訪問時に12月頃にリニューアルが終わると言われていたのは別の話でした。もう少し確認しておけばよかったですね。
また予約がかなり直前だったのですが予約と同時にキャンセル・リミットを超えキャンセルには費用がかかるという強気な設定です。こちらのホテルは契約は固く、サービスは柔らかくと言う事なんでしょう。
送迎
今回は別のホテルで一泊してからの滞在です。後部座席のリクライニングが可能なBMWの7シリーズで12時に先のホテルを出発し12時30分にはチェックインです。
車が到着すると既にスタッフの方が迎え入れてくれます。何時ものお花を頂きますが嬉しいですね・・・そのまま部屋に移動しますが、ここで・・おや・・私と思っていた方向とは別の方向に歩きます。ここで気が付きました、Auther’s WINGはまだ工事中であると・・・
少し残念でしたが15階のリバーサイドの角部屋に入った瞬間にもう満足します。この景色は宿泊する価値があります。部屋に入るときもバトラーの方が待ってくれておりスーと案内されます。この後もバトラーがエレベータを降りるたびに対応してくれるのです。やはり並のホテルでは無いですね・・・
チェックイン
ルームチェックインだったのでパスポートとクレジットカードをお見せして色々と日本人GROの方と意見交換している間に総ての対応は完了です。その間にバトラーの方が飲み物を持ってきていただき喉を潤します。このジンジャージュースが甘すぎず、冷たすぎず、でも味わい豊な絶妙な飲み物で毎回一気に飲んでしまいます。
鍵を頂きますが相変わらず大きい!このホテルではカギが大きすぎるのでホテルを出たり入ったりするたびにレセプションで渡すようにしています。鍵の名前を見るとTHE JIM THOMPSON SUITEとあります。良く考えると私が好きなあのブランドです!逆に鍵にも部屋番号が書いてないので最初は戸惑います。私が部屋番号を見つけたのは部屋の入口でした。本当はもっとスマートな場所に書いてあるのでしょうけど・・・
話を確認するとAuhter’s WINGの改修完了は2016年2月との事でしたので、これは仕方がありません。部屋の作りなどを聞くと昔とはかなり変わるようで・・これは2月も来るしかありません(笑)
部屋
作りはスイートですが各部屋の名前がSTUDY ROOM/LIVING ROOM/BED ROOMとなっています。確かにSTUDY ROOMだと一人で納得してしまいました。
スタディルーム
実際には玄関とリビングとつながっているので玄関、リビングとスタディルームで一室と言えます。一枚扉を開けて中に入ると先ずはタイの絵が目に飛び込んできます。そして目を横に向けるとチャオ プラヤ川の景色です。やはりリバーエリアにいるこの景色は必見です。しかもほぼ最上階ですから文句なしです。
右側には各電燈のコントロール用のスイッチがあります。レトロな風にはできていますが最新の機材でシッカリと作られています。
目を下に向けると受け渡し用のボックスがあります。ここで新聞や靴そして洗濯物を誰にも会うことなく交換する事が可能になります。しかし折角のバトラーがいる部屋なので私はバトラーの方に色々と話をしながらお願いしました。
更に先がミニバーです。スプレッソからスナックそしてお酒やミニバーの品ぞろえは流石です。基本的にソフトドリンクは宿泊代金に含まれていました。と言っても・・・そもそも別の机にお茶、シャンパン、フルーツ山盛りなので絶対的に食べきれません。せいぜい瓶入りのペリエとサンペレグリノを頂くだけでした。
スタディルームに入る前にはお客様用のレストルームです広さも普通の部屋以上ありお客様も納得です。今回も友人が何人か入れ代わり立ち代わりで来ましたが何の問題もなく過ごしていきました。ただし・・・シャングリラ側からMO側に船で移動するときにUAEの友人がラフな格好をし過ぎており、シャングリラ側の船着き場のセキュリティに嫌な目で見られました・・しかしMOの部屋の鍵を見せれば問題ありません(笑)
肝心のスタディルームですが、こちらが書斎です。やはりAuther’S ROOMの名前を関しているだけの事はあります。ペンの立て方、マット、文具のチョイス、花そして机や椅子は流石としか言いようがありません。
と言いつつ・・・私はほとんどの物をどけてPCで仕事をします。私の立場でこの部屋で唯一の問題点はこの書斎にPCの電源が無いという事です。電源は背中側にある電源から取る必要があります。書き物をする前提なのでPCで作業するのとは違うのは理解しているので問題はありません。
電源の話ででた背中側が電源や電話機が置いてある場所になります。隣には紙が山ほどおいてあるので、友人たちと絵をかいて相談するときにはガンガンつかわして頂きました。
スタディルームからリビングにかわる境目には食器棚があります。かなり年代物で中に入っている食器も年季が入っています。冗談でバトラーの方にこのコップでコーヒーが欲しいと言ったら、まったく問題ないと言われていました!本当か冗談かは分かりませんでしたが・・・MOだと本気かもしれませんが・・・
リビング
あーマンダリンオリエンタル バンコクに滞在していると最も感じる場所です。少し柔らかすぎますが大型の二人掛けのソファーに大型の机がります。その他の椅子が3つほどありますが、滞在しているときには存在していても当たり前と感じました。また部屋の大きさに対して間延びしない家具の使い方などは良くわかっていると思います。
ソファーの前面にはAVシステム完備の大型テレビがあります。しかし今回も一切電源を入れることなく経ってしまいました。
机の上にはこれでもか・・・と言わんばかりの歓迎の品です。フルーツにチョコレートにシャンパンにお餅そしてメッセージとこれ以上は置けないと言わんばかりです。フルーツも話をしながら簡単に食べれる物がメインでガンガン頂きます。面倒なフルーツはバトラーにお願いして切って頂きました。フルーツは毎日入れ替えと言うより・・お願いすればするだけ持ってきてくれた気がするほどです。
窓側にもリラックス用のソファーに丸机その上には花が飾ってあります。またタイの何かの食器?入れ物が絶妙に配置されているのもの素晴らしいです。
外に出ると川が目の前に飛び込んできます。扉を開けるのに少しコツが入りますが慣れれば問題ありません。高いフロアなので蚊は居ませんでしたがバトラー曰く蚊の対策は忘れないでくださいとの事でした。
外には丸机と椅子そしてサンラウンジャーがありタイの空気を楽しみながら過ごせます。変な柵も何もないのでそのまま外なのが良いですね。
ベッドルーム
リビングからベッドルームに移動するとキングサイズのベッドがドーンとあります。硬さも柔らさも私にはベストでした。寝る時にはやはりカーテンも総て開けて朝日を浴びて目覚めると最高です。今回は久しぶりに二泊したので朝も少しだけゆっくりできました。しかし出発日は・・・朝の5時には部屋を出たのでまだ外は暗かったですね・・・
ベッドの横には電燈のコントロールがあり寝ながらほとんどを制御できます。ただしUSBの充電口などは無いので自分で準備が必要です。
テレビと化粧台も準備されていますが私はほとんどこのエリアは使いませんでした。ベッドルームより中は基本的にバトラーは用件が無い限り入ってこないので、ここからがある意味ではプライベートエリアになります。
バスルーム
バスルームに入る手前にはウオークインクローゼットが準備されており相当に広くできています。二人で来ても問題が全くないでしょうね!
プールに行くときのバッグやラウンドリー等のセットもここにあります。セキュリティボックスも大型のものがあり何でも入れれそうです。しかし私にはパスポートぐらいしか入れるものが今回はありませんでした。
バスタブに向かう途中にはアメニティがまた整然と並べられています。このデザインとセンスは凄いとしか言いようがありません。通常の部屋でも良いのですがまたAUTHER’S SUITEは色々な意味で別格です。
一番奥がお手洗いになっていますが、ここは非常にスタンダードな作りになっています。
シンクはダブルで作られており広々と使います。鏡も全面なのでゆったりとしています。隣にスピーカの切り替えスイッチが有ったのでテレビでも埋め込まれているのかと思いましたが実はスピーカのみの制御でした。
シャワールームが実は一番よく使う場所です。出たり入ったりするたびに汗や雨の問題があるので直ぐにシャワーを浴びます。ここで使われているバスタオルがまた柔らかいのです・・・アマン東京やバージュアルアラブとも少し違った感じですが体をゴシゴシする感じではありません。
またシャワーもMOマジックがあります。部屋をでて30分後に戻ってくると総て完ぺきに整えられているのです。例の手法ですね(笑)しかしこれは他のホテルでは真似できないでしょうね・・アメニティも含めて常に最新で完全な状態とされている、それが当たり前にできている凄いホテルです。ただし朝一番 4時頃のシャワーの時には10分ほど待たないと温水がでてきません。
基本はシャワーで良いのですが、寝る前だけは気持ちを落ち着かせるためにもバスタブに浸かります。バスソルトを入れてタップリのお湯で時間を過ごすと日中のザワザワした感じから睡眠モードに切り替えてくれます。
ターンダウン
夜の景色もまた素晴らしく・・・ベランダ側に出ると対岸のペニンシュラも良く見えます。
夜のおつまみとしてローストビーフをバトラーの方が持ってきてくれました。一口で食べれるサイズなので寝る前の一口です。これも美味しく頂きます。
少し外を回りますがプールサイドから川まで涼しくなった時間を楽しみました。ちょっと時間があったので新しくなったザ・バンブーバーでシガーを頂き就寝です。
ルームサービス
今回の宿泊ではパスタを頂きます。これもやはり雰囲気が良いです。量は少なめと言ったのですが、そこはあまり守られていませんでした(笑)
朝食
マンダリンオリエンタル バンコクの朝食はかなりの確率でこちらで頂きます。また朝のリバーサイドを楽しむには最適な場所です。
更にスタッフの良さが良くわかります。先ずは私が前回の宿泊した時に座っていた場所を覚えています。どうやってかは謎としか言いようがありません・・しかし明確に言葉で「前と同じで良いですか?」と来ます。
オーダして暫くするとマネージャーの方が来られて今回の宿泊について色々と話をします。「前回はXXXだったので今回はYYYです」とマネージャーが私本人よりも覚えているのです・・・
更には陽が当たると傘を移動して、紅茶のお代りについても色々と意見交換したうえで持ってきてくれます。
朝食ひとつで此処まで人を感動させれるのだなと・・・・滞在すればするほど、また泊まりたくなる伝説のホテルである事は間違いありません。
出発
心残りが色々とあるのですが早朝に出発します。AM05:30に出るために早めに寝ましたが少し寝坊です。時間になるとバトラーが既に準備しておりスーツケースを渡します。ロビーで支払いを終わらせて車に乗り込む前には・・・総勢5名でお見送りして頂きました。何時も白い制服がビシッときまるドライバーさんにスワンナプーム空港まで送って頂き満足の滞在でした。