アメリカ合衆国での旅でサンタ バーバラで宿を探しました。色々な人に話を聞いてオリエント エクスプレス が運営しているホテルがあるとの情報を頂きこちらに宿泊する事にきめました。オリエント エクスプレスが運営するエル エンカントはどのような宿泊だったのでしょうか?
結果
アメリカのホテルと言うと物足りないサービスが多いのですが今回の旅は素晴らしい宿が多かったです。エル エンカントも素晴らしい滞在で私を楽しませて頂きました。サンタバーバーラのお勧めです! 今後はオリエント エクスプレスを利用することが増えそうです。
予約
場所を決めてからはWEBとAMEXで細かい点を確認します。オリエント エクスプレスと聞くと列車のイメージなのですが世界40カ所以上でホテルを展開しているブランドでもあります。 海岸から少し離れていますがサンタバーバラを見下ろす丘の上にあり楽しめそうな雰囲気です。部屋を確認するとバンガロースイートが開いていましたのでAMEXの担当者にそのまま予約をお願いします。
宿泊となると前後のリモの手配等もありますが、完璧に手配していただけるので私はお願いするだけです。折角なのでホテルにコンバーチブルのレンタカーもお願いして頂きました。
送迎
ロサンゼルスの空港に到着すると出口に送迎の人は・・・いませんでした。やはりフェニックスからの移動に使用した便がUNITED AIRLINESとしながらも実際の運航がUS AIRWAYSであったためドライバーが間違える事は予測できていました。
早速ホテルに電話して到着したターミナルを伝えます。その間に自分でスーツケースを拾い到着を待ちます。20分程度待つとドライバーが到着しますが悪びれる様子は一切ありません。 流石 米国・・・と感じますが 何時もの事なので気にしません。アジアだったら気になるでしょう・・・車はそのまま夕暮れのロサンゼルスを北に走り一時間半でホテルに到着します。
チェックイン
車が到着すると若いスタッフが直ぐに車から荷物を降ろして、「空港では大変でしたね」と言葉をかけてくれます。若いスタッフは色々と気にかけてくれたのが嬉しかったですね。ロビーに入るとレセプションでチェックインです。部屋はツインとキングがありチェックイン時に確定するとの事でしたが私の希望がとおりキングサイズの部屋をアサインしてあるとの事でした。レセプションの先にはレストランが広がっていましたが朝早くにアマンギリを出発し飛行機と車に揺られて流石に食べるに気にはなりませんでした。
鍵を渡されると先ほどのスタッフが部屋に案内してくれます。先ほどの入り口を出て右に進むとバンガローが並んでいます。目に留まるのは美しい景色とプールです。良くデザインされているホテルだと思います。20年前にサンタバーバラに遊びに来た時には思いもよらない再訪が夜景を見て嬉しく感じました。
部屋
部屋は802号室と一番奥の静かな場所でした。残念ながらサンタバーバラの夜景は部屋からは見ることはできません。もう少し手前の部屋が良いかもしれませんね。
部屋の作りは大きなリビングにベッドルームとバスルームそしてパレオの構成です。一つ一つが大きく安心な作りです。そしてメインはやはり暖炉です!今回の米国での宿泊は リッツカールトン ハーフムーンベイ、auberge du soleil、アマンギリに暖炉がついており自然と暖炉ツアーとなりました。今回の暖炉はスイッチ一つでONとOFFができる優れものです。リビングの暖炉は問題なく仕えたのですがベッドルームは最初は使えなかったのでメンテナンスを依頼して一時間後には使えるようにして頂きました。寝るときには暖炉で・・・と思っていましたが乾燥が強くて無理でした。
リビング
入って直ぐがリビングになります。部屋の中は大きく分けてキッチン、ダイニング机、ソファーそして書斎机があります。
右手のキッチンの上にはエスプレッソマシーンと紅茶そしてなぜかトースターも置いてあります。私は自炊する気にはなりませんが、家族と来るならトースターはありがたいかもしれませんね。キッチンの中には氷も十分準備されております。ルームサービスを食べるときにダイニング机は利用しましたが、家を思い出す作りです。一度こちらでスープと魚を頂きました。
真ん中のソファーに座ると机の上にウエルカム レター、ナッツ、リンゴが準備されています。到着時は気持ちが悪かったのでリンゴを有難く頂きました。となりの壁を見ると暖炉があります。9月の上旬のサンタバーバラとは言えど夜はかなり冷えるので起きているときは常に焚いていました。見ていると落ち着くのです・・・
暖炉とは逆には小型の収納があります。中には冷蔵庫とミニバーが準備さてています。ソフトドリンクは通常と同じですがお酒の品ぞろえがかなりそろっているように見えました。上には液晶テレビがありますが、かなりサイズは小さいです。まあ見ることはあまりないのですが・・・
一番奥の書斎机は大きくはありませんが必要な機能はそろっています。上の小物入れには綺麗なレターが色々入っているので一つだけ頂いて帰りました。インターネットもWIFIで簡単に接続できるのでどこでも便利にPCは使えます。
ベッドルーム
リビングの一番奥を左に入るとベッドルームです。ターンダウンされるとベッドには明日の天気とチョコレートとYのマークが入った枕もあります。この意味はYAMANAKAの”Y”なのか他の意味があるのか聞くのを忘れてしまいました。
ベッドはダブルクッションでフカフカですが芯はしっかりあるので寝ていても疲れません。このようなベッドが大好きです。枕元にはリモコンと電話があります。一方の枕元にはレトロな雰囲気の目覚ましというかdocがあります。部屋の隅にはオットマンとセットでソファーと液晶テレビが置いてあります。 私は一人なので特に使いませんがこの部屋の作り方は先ほどと同じく家をイメージさせてくれますね。
バスルーム
バスルームも相当に広くベッドルームと同じくらいの広さがあります。ベッドルームから入ると先ずはクローゼットとスーツケース置き場があります。その上にはセキュリティボックスがあります。この組み合わせがバスルーム側に来ることは珍しいのですがなるほどと思わせる作りです。またこの部屋だけ床や壁の素材が変わります。見た目はひんやりした石ですが実際には冷たくはありません。床暖房が入っているのでしょうかね?
その先にはシャワールームがガラス越しにあります。シャワーも非常にシンプルにできており操作に悩むことはありません。湯量もそこそこありのんびりと過ごすには悪くありません。アメニティもロサンジェルス発祥のLatherを使用しており拘りを感じます。
バスタブは少し深くシャワーと連携して体を温めるには悪くありません。私は到着して調子を整えるため湯船で30分程度体を温めリラックスしました。トイレはさらにこの奥にひっそりとあります。
シンクは一つしかありませんが私には十分です。変に豪華でもないのですが素直に使用するには心遣いが良くできていると感じる内容です。
パレオ
ベッドルームの外に続く扉を開けるとそこは中庭になっています。こちらもソファーのセットに机とありパーティができそうなほどです。扉には気が利いた仕掛けがあり、空気を取り入れるために数センチだけ窓を開ける機構が付いています。これを暖炉と併用すると温度がうまく調整できました。
敷地
ホテルの敷地には風情を感じるものが多くあります。井戸のようなものであったり緑あふれる土地であったり標識であったりとします。一つ一つが上手く調和しており敷地内を歩くだけでも気分が良くなります。
先ずは入り口の建物はチェックインとダイニングを兼ねています。こちらでは日本式の朝ごはん(味は・・・です)を頂きます。
夜ご飯にリゾットを頂いたりと十分に楽しめました。紅茶にはかなり力が入っており数種類のお茶を私も楽しませて頂きました。
最後の見どころはプールです。25m程度のサイズがありサンランジャーも準備されています。こちらでも飲み物を頼んでしばらく時間を過ごしました。夜はここからサンタバーバラの夜景が楽しめます。望遠鏡で少し遠くも一緒に見ることができます。