羽田空港の国際線ターミナルが2014年3月30日から大きく変わりました。 昔のプレハブ小屋から考えると感慨深い私は勿論 拡張当日を狙ってフライトを取ります。 さてどのようなターミナルで新しいANAのサテライト スイート ラウンジはどうだったのでしょうか?
結果
新しくなったターミナルは大きく変わったと言うよりは実用性がさらに上がり、既に人であふれかえっていた深夜帯への対策ができそうな感じです。逆に増便されて、この程度の拡張で大丈夫かと思いますが、それは嬉しい勝手な心配です。新しく追加されたANA サテライト スイート ラウンジは思ったよりは小さく引き締まった感じに仕上がっていました。
チェックイン カウンター
空港に入り3階の出発ロビーに上がるとあまり変わった感じはしません。しかし左手を見ると今までは無かったエリアが追加されています。併せて出国審査場(北)が追加されていました。ただし早朝の6時頃にはまだオープンしていませんでした。注意が必要なのは出国審査場(北)は自動化ゲートが併設されていないようです。もう暫く時間が掛かりそうですね。
今回は新しい場所を多く見たいと思い、気合を入れて通常より40分程度早く空港に到着しました。しかし全日空のチェックインカウンターのオープンは6時25分との事で海外キャリアよりも遅くオープンしました。
出国 エリア
何時もの出国審査場を通過して左手の奥に進むと新しいエリアに入ります。新しくできた飲食店は寿司、カレー、ラーメン、お好み焼き、うどんと狙いを外しません。オープンしたてのエリアを多くの関係者の方が挨拶して回っておられました。
私は取りあえず総て回ってみようと端まで行ってきます。途中には開業用のセレモニーエリアがあり既に報道陣の方が準備に入っていました。奥のゲートに移動すると高さがありチェックインカウンターが下のフロアに移動していきます。
土地の落差が結構あるのでしょうね・・・ またA380などのダブルデッカー機種専用のボーディング ブリッジは無いようです。
動画は出国エリア一番端の141から撮りました。
ANA サテライト スイート ラウンジ
今までのラウンジの拡張と共に新しいラウンジも完成です。新しいターミナルと既存のターミナルの交差する近辺にできており新しいエリア(141~148)にはこちらが便利です。
またラウンジエリアを見ると上に相当のスペースが空いているので今後の運航・拡張に合わせて広さや航空会社が増えていくことが容易に想定できます。単純に便が増えれば成田より羽田が便利だと思います。
中に入ると開業のお祝いのお花が並んでいます。またチェックイン時にはクッキーの簡単なお土産も頂けました。チェックインを済ますと右手のスイートラウンジに案内されます。朝早く出てぼんやりとした体をリフレッシュするためにシャワーをお願いします。
シャワーは標準で3つあり中の作りは既存のスイート ラウンジと同じです。アメニティも同じなので何時もと同じ感覚で楽しみます。今まで気が付きませんでしたがボディー用のシャワーは回転して水の流れを変えているのですね・・言葉では書きにくいので皆さんもお試しください。
ラウンジ側に入ると約60席程度のこじんまりとしたラウンジであると分かります。ラウンジのトーンはメインのラウンジと同じく落ち着いた雰囲気で作られています。
標準的な装備としてはマガジンラック、プライベートルーム(携帯電話)、プリンター等もちゃんとあります。
少し進むと今日限りのピエール・エルメさんのパンケーキ その場で作りますイベントを実施ておりました。 普段はカロリーから食べない組み合わせですが記念として美味しくいただきました。
少しインターネットのWiFiが接続できないという問題もありましたが、日本の玄関として更なる拡張とサービスの向上を期待できる飛行場になると思いました。