航空会社は出発空港のフラッグシップを選ぶと出発のサービスが良いのは当然です。今回は香港からバンコクに向かうためにキャセイパシフィック航空を選択しました。CXは機材変更されやすいのですが期待していたA350-900に搭乗できたのでしょうか?
結果
狙っていたA350-900にようやく搭乗できました。文句なく良い機材です!よく使われているA330でも不自由はないのですが、新しいコンセプトの機体は更に良いですね!コロナ前のフライトですが、今後はいろいろな意味でフライトも変わるのでしょうね・・
予約
今回は香港で2泊、バンコクで3泊して日本に戻る経路を予約しました。すべてスターアライアンスとも考えましたがキャセイパシフィック航空のA350-900が飛んでいると分かったのでエクスペディアで予約を入れておきます。
時間も都合がよく月曜日の夕方のバンコクの会議に間に合うように午前便を選択できました。このフライトは香港からバンコクを経由してシンガポールまで飛ぶフライトですが、キャセイパシフィック航空は使用機材がかなり変更される可能性があるので出発直前まで変更が無いかWEBで確認する事をお勧めします。
チェックイン
日曜日の晩は香港国際空港近くのリーガル エアポート ホテルでお世話になります。ここは昔空港が九龍城区にあった時に滞在したリーガル オリエンタル ホテルと同系列になります。30年前に初めて一人で海外旅行に行ったときにキャセイパシフィックを使い、宿泊した時に見たホテルのロゴデザインは今でも目に焼き付いています。当時と今の香港は情勢がかなり違い何とも言えない気分になりますが・・・
ホテルから歩いて6時にはチェックインカウンターに向かいます。ホテル直結なのでゆったりと移動できるのは良いですね。ビジネスクラスのカウンターは誰も並んでいなかったので直ぐに手続きをしていただきます。荷物を預けて座席を窓側で指定します。搭乗率は90%程度との事です。意外と乗っていますね!
搭乗が8時30分になりゲートがまだ決まっていないとのことでした。ラウンジに向かっている間には決まると思い移動を開始します。
ラウンジ
HKIAを使ってイミグレーションを数分で通過し、すぐ隣にあるウィングのビジネスラウンジに向かいます。キャセイパシフィック航空のラウンジは香港国際空港の中で3か所ありますが、イミグレーション近くのこのウィングが最も設備が充実しています。キャセイパシフィック航空のラウンジを制覇するなら先ずはこちらをお勧めします。ちなみに香港国際空港でスターアライアンスに搭乗する場合にはAMEXのセンチュリオンラウンジに向かいますがワンワールドならキャセイパシフィック航空のラウンジが断然良いと思います。広さ・設備・食事・サービスともに最高レベルです。
今回の私のお目当ては二つです。朝ホテルで浴びれなかったシャワーと例の担担麺です!シャワーは少し待ちましたが頭も洗ってすっきりしました。しかしシャワー室の換気が悪いので息苦しく感じるほどです。短時間でサッと済ますのが良いですね。そしてヌードルショップに移動してお目当ての担担麵をいただきます。朝からですが辛さも丁度でおいしく頂けました。担々麺は提供開始時間があるのでチェックイン時に聞いておくのも重要な点です。
搭乗
ラウンジで搭乗ゲートを確認すると32番との事です。電車で移動するまでもなかったので少し早くラウンジを出て散歩がてら32番ゲートまで歩きます。
A350-900はコックピットの窓が黒で縁取られているのがパンダのようで可愛らしく見えるのが特徴です。ウィングレッドの丸みも手の込んだ作りで私的には好きです。
予定より少し遅れて搭乗が開始されます。例によって一番最初に乗り込んでしまいます。今回の座席は18Kと窓側になります。
荷物の収納は頭の上と足元になります。小さなカバン一つの私は足元にポンと入れて終わりです。座席に座るとすぐにCAさんが挨拶に来ていただき飲み物とブランケットをお願いしておきます。同時に今回はランディングカードが無いとCAさんから最初にお詫びを頂きます。これは仕方が無いので到着後に記載する事にします。
座席
座席はヘリンボーンの1-2-11のアブレストです。もちろんフルフラットになって寝ることができます。足元が多少狭く感じますが、十分に体を休めることができました。フライト中にはサイドテーブルに物を置きます。サイドテーブルの下には机が収納されているので食事の時には引き出して使えます。またさらに下には収納があります。小型の収納は座席周りに多くあるので困ることはありませんでした。
サイドテーブルの隣のテーブルを開けるとヘッドセットが入っています。この中をあえて赤にするのがキャセイパシフィック航空ですね。さらにUSBのアウトレットやネットがあり収納性も抜群です。女性だとこの中にある鏡はお手洗いに行かなくても簡単に使えるのは便利だと思います。
正面の大型のディスプレイは前に引き出して見ることができます。解像度も最近の航空機は高くて申し分ありません。A380と同じくカメラで外の景色を楽しむこともできます。日本語の内容も充実しています。
横のパネルからは座席とライトが制御できます。またコントローラもスマートフォンのようなタイプで多くの情報を得ることができます。ここ5年ぐらいで大きく航空機も変わってきました。
もちろんWifiも使えたのでフライト中にもバンコクの状況は把握できており助かりました。
食事
ラウンジでおいしい担担麵を食べてしまっていたので食事は直ぐには食べずに到着の一時間前のタイミングで食べれるようにお願いしておきました。食事の時間をある程度変えて頂けるのは体の負担が減るので迷惑にならない程度に私は良くお願いします。軽めの食事がよかったのでそのまま朝食メニューをいただきます。
どちらにしてもパンとフルーツとヨーグルト程度しか食べれませんでしたが・・
お手洗い
新しい機種なのでとても清潔です。そして久しぶりに見ましたがお手洗いに窓がついています!ウオッシュレットまでは付いていませんが飛行機の中のお手洗いとしては最高の部類です。ただし・・カタール航空のA380ファーストのお手洗いには負けますが(笑)
到着
少し遅れましたが会議には影響が出ない程度で助かりました。スワンナプーム空港の中を足早に移動して荷物を取ればもうバンコクです。近いですね!
フライト情報
Rec | 項目 | 内容 |
1 | 航空会社 | キャセイパシフィック航空 |
2 | フライト | CX619 |
3 | 機材 | A350-900 |
4 | クラス | ビジネスクラス |
5 | 出発空港 | 香港国際空港(HKG) |
6 | 到着空港 | スワンナプーム国際空港(BKK) |
7 | 予定 出発時間 | 09:10(HKG) |
8 | 予定 到着時間 | 11:15(BKK) |
9 | 予定 フライト時間 | 3:05 |
10 | 実 搭乗開始時間 | 08:50(HKG) |
11 | 実 ドアクローズ時間 | 09:20(HKG) |
12 | 実 離陸時間 | 09:50(HKG) |
13 | 実 着陸時間 | 11:20(BKK) |
14 | 実 降機時間 | 11:40(BKK) |
15 | 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) | 3:20 |