成田とアジアの各路線はどんどんファーストの数が減っているような気がします。また機材も古い物が多く使用されています。その中でようやくワンワールドであるキャセイパシフィック航空のファーストを試す機会を得ました。さてそのフライトは楽しめたのでしょうか?
結果
成田と香港の間でのフライトでは間違いなく最高です。どうして、このフライトを今まで選択しなかったのか・・反省ばかりです。機材、食事、スタッフは私にピッタリの内容でした。Viva キャセイパシフィック!
チェックイン
チェックインは勿論CXのファーストクラスのカウンターです。今回のチェックイン時にはだれも居ませんでした。私一人のチェックインなので非常にスムースな対応です。
問題はファーストのセキュリティ レーンでした。こちらの記事でも議題として上がりましたが、キャセイのファーストクラスのチケット+JALダイヤモンドを持っていても、こちらの優先レーンは使用する事ができませんでした。係りの人曰くJALのフライト番号が付いたチケット以外は使えない・・・との事でした。なるほどなるほどですが、かなり意外でした。エコノミーでもJALチケットを持っていれば使用できるんですがね・・・
搭乗
JALのファースト ラウンジはCX ファーストおよびJALダイヤモンドで問題無く使用できました。ますますセキュリティ レーンは不思議ですが取り合えず話は置いておいて飛行機に搭乗です。今回も一番に搭乗して写真をかなり撮りました(笑)
今回の機材は私の中で「飛行機の中の飛行機」である747-400です。搭乗前にこちらで座席配置は確認してあったので期待して近づきます。
座席
ファーストは私一人の貸し切り状態です。CAさんも乗り乗りです。これでもかーって言うほどのサービスで私を出迎えてくれます。飛行機に乗り私は左に案内されます。すると!
これです!私が乗りたかった機材は!!ようやく当たりました。スイートとはいきませんが、目線の隠れ具合といい、設備の新しさ、座席の便利さはこの成田、香港間では最高のレベルです。他のフライトのほうが良いという情報あれば教えてください。直ぐに試してみます!
私の位置はスイート2Aです。もちろんスイートタイプだと1Aでも良いのですが、通常の座席だと一番前は収納が少なくなるため避けるようにしています。そして早速飲み物のサービスです。楽しいスタッフに囲まれてワイワイとやらせて頂きました。
座席の幅も十分な広さです。普通の座席+アルファーが嬉しいです。そして前のオットマンも嬉しい仕様です。2人で飛ぶとこちらで食事を楽しめるのですよね・・・そろそろ一人旅脱出計画も立てないといけないかもしれません。(笑)
座席のコントロールはそれほど細かく設定ができませんが十分な内容です。それ以上にフルフラットになるのが一番のメリットです。この広さ香港に行くには十分です。この位の機材を日本の航空会社も香港線に投入して欲しいですねーー!
テレビ
こちらの液晶テレビは相当に大型で、自分で場所を必要な場所に変更できます。フライト情報も細かく出るように出来ています。良く見るとコントローラー側にまで情報が出ていました。
アメニティ
こちらはセットとしては提供されませんでした。忘れている訳でもなく単品でお願いすればその都度総て出てきましたのでシステムが違うようです。
食事
食事は和食を選択です。こちらは私の好きなタイミングとしてフライトから2時間後にお願いです。この自由度がファーストクラスだと嬉しいのです。そして前菜から一品一品頂きます。テーブルには食べ物だけでなくメッセージカードも付いています。まあ良くある手法ですが私としては嬉しいのです!
刺身やメインの寿司まで美味しく頂いて大満足です。私の食べるスピードは尋常ではないのですがスタッフはちゃんと着いて来てくれましたね。常に私の動きに気を配ってくれているので、食事が終わった雰囲気をつかむと直ぐに話を聞きに来てくれます。人によっては面倒と思うかもしれませんが私は悪くないと思いますよ!そしてさらにデザートを頂く頃にはもうお腹一杯です。
到着前にフルーツと紅茶を頂きます。ほんとうに食べすぎですが美味しく頂いてしまいました。
トイレ
トイレの広さも普通の機材の2倍以上はあります。蛇口も色々と凝っていますし、それ以上に景色が非常に良いのがお気に入りです。
Yamanaka様
こんばんは、お疲れ様です。
CXのFクラスはもう香港線から撤退したと思いきや、まだまだ存在しているのですね。良かったです。
写真を一通り拝見させていただきましたが、CXのファーストもかなり綺麗にできているようですね。
コントローラのほうも何年前の携帯のように見えてなかなかカッコいいと思います。
CXのFクラスの座席幅についてですが、写真から見るとエミレーツのFクラスシートよりも、
少し広いように見えましたが実際はいかがでしたのでしょうか?
ところで今年10月31日からJALの香港行きJL731,JL732便の運休が決まり、
Fクラスも731,732便と共に、香港線から撤退するようです。
731,732便の代わりにに羽田新国際ターミナルからの昼便が増設されるようですが、
744の退役も決まっており、ファーストクラスで香港に行く選択肢はCXのみとなるかもしれません。笑
今となってはレアなF設定便ですね。どうも不定期にCX521とかに設定されている気がします。この座席、ドアやらバーやら飾りっ気はないながらも、EK SUITEよりいいと思います。777だとEK SUITEで1+2+1、CX SUITEは1+1+1なので確実に幅が違い、寝心地もCXのが上でした。寝返り半回転分ぐらい違うのではないでしょうか。
747では卵を焼くマシンが搭載されており、長距離便の朝食で目玉焼きやらを楽しめるそうです。777にはありません。いつか長距離の747に乗ってみたいんですよね。卵料理目的で…現在は専ら欧州便に投入されているようです。
yamanakaさま
さすがCXですね。私も香港路線はCXがメインです。JALのFは今までもイマイチでしたので(笑)
CXはSQをライバル視しているので気合が違います。最近のエアラインは二極化路線がはっきりしてきましたね。
Fに力を入れて上級顧客を囲い込む戦略とそうではないかです。
今月LHのA380搭乗を予定しております。一番機を成田線に投入する気合に期待大です。
また行きはトルコに寄るので最近評価が急上昇中のトルコ航空のFも楽しみにしております。
http://www.thy.com/ja-JP/corporate/news/press_room/press_releases/press_release.aspx?pid=3095&utm_source=ja-JP&utm_medium=news&utm_campaign=Turkish_Airlines_to_start_“First_Class”_Service.._
私はスタアラ派なので参加エアラインの上級顧客戦略はこれからも進化するのではと期待を抱いてます。
Pierce様
こんにちは。CXのFですが後でteppei101さんが言われているようにレアなF設定便です。6月のフライトを見るとこの機材は運航していないようです(泣) これが毎日飛んでいれば私の香港へのフライトはCX確定だと言えるぐらいの機材でした。
JALさんもANAさんもFが無くなるのは悲しいですが・・・ビジネスがファーストに近くなると考えると良いのかもしれませんね。(周りの友人は「無理」言っていますが・・)
座席の幅については、推測されているように座っている部分はEKのFより広いと思います。ただし足の部分はEKのFの方が広いと感じました。私の中ではファースト(スイート)はEKのような四角形と今回のような三角形の二つが主流なのかな・・と思っています。
teppei101さん
こんにちは。流石に良く御存じですね!こちらの便はかなりレアなフライトです。今までは乗りたくても乗れなかった便でした。今回はたまたまラッキーな日程で移動できました。日本のGWの移動を見越してCXが投入したのかな・・と深読みまでしてしまいました。
今回は5時間足らずの中距離フライトでしたのでぐっすりと睡眠とはいきませんでしたが、席の幅の広さには感動です。
またスタッフが非常に面白くて乗客に絡んでくると最高に楽しめました。何時もの免税品の販売も「XXHK$以上購入するとスピードくじが付いてくる」「今日は当たりが出るはずです」とか滅茶なネタですが楽しませて頂きました。
これでの長距離フライト+目玉焼きは狙う価値がありそうですね。今後はチケットの買い方を変更して行く予定なのでCXの欧州便狙えそうです!
momo様
こんにちは!JALのFと比べると今回のCXのFの良さは抜群ですよね!同じ値段払うなら(むしろ安い・・)この便は有りだと思いました。今後はCXとSQ+NHの戦いは乗客としては楽しみです。と言いつつSQのスイートにまだ乗った事が・・・ありません。
また憧れのLHのA380とは羨ましい!是非フライト楽しんでください。トルコ航空は私も今月末に乗ってきます!ただしドバイ→イスタンブール→ドーハのCクラスなのでmomo様が記載されているようなレベルのフライトでは無さそうなので覚悟して行ってきます!6月末のフライトはエティハド航空(F)、トルコ航空(C)、カタール航空(F)とスターアライアンス関係が多く入っているので事前に確認してきます(笑)
では
yamanakaさま
実は今回LHのA380のFに乗るためにドイツ経由で帰国することにいたしました。
LHファンとしては試さずには居られませんので(笑)。
往復LHではないので成田から赤坂へのヘリ移動のサービスはありませんが別手配にいたしました。
最近は都内~成田のヘリ利用ばかりになってしまいました。
以前の新木場~成田のヘリは欠航が多いのと新木場までの時間がかかるのが難点でしたが・・・
トルコ航空は最近欧州で評価が高くなってきましたよ。中東エアラインの躍進に刺激を受けているようです。
またイラン・イラク戦争、湾岸戦争の時に日本人救出のためだけに救援機を飛ばしてくれたトルコ航空です。
実は私の身内もその時に救出されたので親近感があるんです。
momo様
やはりLHファンとしては外せないフライトですよね。私も試したいのですが、試したいフライトが一杯有り過ぎて、幸せな状態になっています(笑)
また成田へのヘリは便利ですよね!私も良く利用させて頂いています。もしかすると縁があれば相席させて頂くかもしれませんね(笑)
以前の新木場だと私の場合、そのままハイヤーで向かうのとあまり変わりが無いなーと思っていました。またフライトのキャンセルもあまりプロセスがはっきりしていなかったので時間的に不安要素が大きすぎるので実際は試して2回目以降はありませんでした。
トルコ航空のエピソードは有名ですよね。このような話は単身で海外に切り込む私にとっては心強い話です。多くの場合に私は現地の日本人とは連携せずに先ずは現地で人脈を無理やり作る事が多いので、不安な部分が多くあります。AMEXも普段は豪華なイメージですが、実は保険も含めていざという時に助けてくれる可能性が高い(100%ではありませんが・・)ので普段から利用させて頂いています。
もしイラン・イラク脱出の時にトルコ航空が助けに来なかったらどうなっていたのか・・もしかしたら別のハッピーエンドもあったかもしれませんが、普通に考えると・・恐ろしい事になり得たと思います。日本の政府の対応については色々な話があるとは思いますが、それとは別に行動を起こしたトルコ、そしてその理由に私は涙がでます。
6月末にはトルコに初めて行きます。何時ものとおり単身で切り込みますが、色々なエピソードから非常に楽しみです。
ではでは!
yamanaka san
その免税品無茶売りは、もしかしたらですが、すらーっとした日本人紫制服女性ではありませんでしたか?今日は私の誕生日です!とか、ホワイトデーのお返しを私に恵んでください!とか、そうゆう滅茶苦茶な事を言って楽しませてくれる、かつ免税品販売率が極めて高い名物(!?)スッチーさんがいます。
大して細かいマニュアルがない(以前CXスッチーの内定をもらったので、サービス&エアバス機材入門マニュアルは持ってます)、それ故、乗務員それぞれの個性が生かされていて、時には愉快な、時にはダメダメなフライトを提供してくれるのがCXの特徴かなーと思います。
teppei101さん
こんばんは!残念ですがすらーっとした日本人の方ではありませんでした・・最後に支払いをする時に日本の方が出てこられましたが上品な感じの人でした。情報頂いたCAさんには是非お会いしたいですね!この乗りで来られるとかなり買ってしまいそうです(笑)
私が購入した時も非常に良い香港の人のコンビネーションで楽しませて頂きました。書かれているように個性が生かされて私と合ったタイミングでした。もし疲れていたらちょっと乗れないテンションだったかもしれません。どちらにしてもCXの方には楽しませて頂きました!
CXのF、愉しまれていますね!自分も何度泣く御世話になったCX、しかもTPE経由便(今はF設定が廃止か)は極上物でした!C/A、ミール、アコモ、非常にくつろげる空間ですよね。中国語系クルーとは会話を愉しみながらいろいろと教えてもらうことも多く(シニアの方ならほんといろいろ教えてくれますよ)、印度系、東南亜細亜系の方とは英語やクルー母語の簡単な練習など、言語好きにはたまらない空間です。今までの仕事での雑事はこのフライトを愉しむためにあったなあと何度も思い出すこと頻りです!最近はF設定減便になったのが残念でなりません。日本人ゲストはなかなか乗ってくれないのでしょうか?
いつも楽しく読ませていただいています。
ただし,
>今回も一番に搭乗して写真をかなり撮りました(笑)
とのことですが,飛行機の地上滞在中は全ての電子機器(デジカメも)の使用が禁止されています。
これはいかがなものかと。
銀塩カメラをご使用でしたら,申し訳ございません。
龍心様
こんにちは!CXのこちらのフライは良いですよね。クルーの方とは毎回楽しませて頂いています。若いCAさんも悪くありませんが渋みのあるCAさんも大変に色々な意味で楽しませて頂きました。しかも今回はF一人ですからもう私と話がしたくてしたくて仕方が無いようでした。これをモテモテと言って良いのか微妙ですが(笑)
昨今はアジアの便だとF設定が減ってしまい残念至極な状態です。日本初のアジア便でFへの搭乗は確かに少ないような気がします。
以上です
Fantastic light様
コメントありがとうございました。また何時も読んで頂きありがとうございます。
今回の件ですが私にとっても実は大きな疑問な部分になっています。
何故かと言いますと、日本の航空会社に搭乗すると間違いなく「飛行機の地上滞在中(搭乗してからベルトのサインオフまで)は全ての電子機器(デジカメも)の使用が禁止されています。」となり撮影はできません。
しかし今回のCXも含めて海外のキャリアはドアクローズまではデジタルカメラは勿論、携帯電話の使用も認められている事がかなりあります。今回もCAさんに携帯の使用とデジタルカメラで駐機中に写真を撮って良いのかと確認したら「OK!」と軽く言われてしまいました・・・・
たまたま、このCAさんだけがOKなのか?航空会社全体としてOKなのか?法律(この場合はどの国の法律なのか)としてOKなのか?等等 疑問が多く出てきました。
毎回気持ちがモソモソするのも嫌なのでCAさんに確認するのが私の毎回のパターンに最近はなりましたね(笑)
他のフライトで面白かったのは搭乗して直ぐにカメラを持っていたら、写真を取りましょうか?と逆に言われたこともありました。
どなたか情報お持ちの方は居ませんでしょうか?折角の良いコメントなので紳士的に情報を集める事が出来ればと思います!
以上です
すこし気になったので出発前ですが検索してみたらこのような有識者懇談会(MLIT)がありました。ますます謎が広くなった気がします。
http://www.mlit.go.jp/koku/04_outline/08_shingikai/17_anzen/h190223_img/gijiroku.pdf
駐機中の電子機器についてコメントを幾つか頂きましたので、私でまとめてみました。正確かどうかは不明ですが御参考までに!
1.国際的な取り決めは実は明確な物ではないようです。
2.日本は日本の法律に定められているので日本の旅客機に乗った時点で使用は禁止されるようです。
3.海外のキャリアは航空会社に個別に任されれいる国が多いようです。
4.日本で駐機していても海外キャリアの飛行機の中は日本国内とはみなされないようです。
5.逆に言えば海外であっても日本の航空機に乗った場合には、使用できないとなるようです。
6.コードシェア便は運航会社側に準じるようです。
7.fantastic lightさんの言われるように銀塩カメラは問題ないようです
頂いたコメントの中には着陸して直ぐに携帯電話の使用を認めるアナウンスが流れるKLMの便もあったとの事でした。
本件について紳士的にコメント頂ける方、引き続きお待ちしています。もちろん個別にコメント頂いても問題ありません。