中東の友人からのお誘いでモルジブのパーティーに出席する事になりました。宿泊する場所を選択するのに最も南の島らしいホテルを色々と調べていると部屋が完全に海に浮いている場所を発見です。しかもAMEXのFHRでもあるSONEVA GILI(現在はGili Lankanfushi Maldives)の中でCRUSOE RESIDENCEを選択です。さてその結果は?

結果

天気はかなり不安定で、嵐あり晴天ありの中で素晴らしい宿泊を楽しませて頂きました。海の上の一軒家、船が無いと外に出られない素晴らしプライベートのホテル、海好きの人には外せないホテルです。モルディブに行く場合には必ず宿泊して欲しい一軒です。

予約

先ずはAMEXに連絡しモルディブのFHRとSLHを総てリストアップして送付してもらいます。色々な場所がありますが今回の一日はどうしてもシャングリ・ラ ホテルと決めていたのである程度場所が決まっています。その中でソネバ・ギリの部屋に目が釘付けです。場所も空港に近くて良い場所です。

今回はどうしても海に浮いている部屋に泊りたかったのでクルーソーレジデンスを選択ですが、本当はPrivate Reserveも検討しました。しかしこの島は・・・一人では大き過ぎです!

送迎

シャングリ・ラ ビリンギリ リゾート&スパ モルディブの宿泊の後にGAN空港から国内線でマーレに到着し迎えに来て頂きました。マーレの空港は大雨でしたが無事にピックアップしてもらいました。良く見るとシャングリ・ラから隣にいた私と同じく男性一人の人もソネバ・ギリに行く人でした。船で話を聞くとSPA雑誌のライターをしているとの事でした。しかし後でこれが色々と波紋を呼ぶ事に・・・

スピード ボートに乗り込んで簡単な救命着を付けて15分程度で到着する予定ですが大雨で荒れた海のため30分ほどかかりました。ボートの中ではNo Shoes / No news がモットーとのことで靴を脱ぐか聞かれましたが、この嵐のため断りました。

   

帰りは夜中の飛行機だったのですがスピードボートは24時間天候さえ問題無ければ送迎してくれるので安心です。この部分はAMEX経由でしっかりと確認です。

  

大荒れの海の中到着すると私はそのまま違う船でクルーソーレジデンスに移動です。波が高くて船の中も海水が入ってくるほどです。

チェックイン

チェックインはそのまま部屋で行います。しかしこの部屋はカギがありません。本当に無いと言う意味では無いのですが、カギなど渡されません。必要無いと言う意味なんですね。基本は船でしか来れませんからね・・

歩きも可能といえば可能です海の中を歩いて行くと部屋の周りは1メータ位の深さがありますが直ぐに浅瀬になります。

 

そして何とここでは時間がマーレと違います。一時間早いのです。一種のサマータイムです。この島だけです。時間を有効に利用できますが、飛行機に出発する時間等はかなり混乱しました。

部屋の構成

構成と言うのも、部屋と言うのも今回は合いません。この瞬間は私の島だと言った方が正確です。入った場所はリビング、入って左の部屋が寝室、逆の部屋がバスルームと更に海を渡った先がシャワールームです。そして二階にもテーブルが準備されています。そして最大の見どころは海の上に突き出たオープンデッキです。

リビング

リビングは12畳以上の大きさがあり端にはソファー、机が準備されています。机にもチェスがあったり、気が効いています。しかし最も目を引くのは部屋の真ん中のガラス張りの床です。夜になるとこちらが照らされて下に魚が見えます。

 

天気が良ければ窓を総て開けて、扉を開ければ風が気持ちいい作りです。しかし・・・今回は嵐なのであまり開けれません。

こちらの部屋にはテレビも設定されており同時にiPodを接続するBOSEのドッキングステーションとセキュリティボックスが準備されています。ドッキングステーションの音は隣のバスルームのスピーカとも接続されています。

 

Welcomeセットはクッキーの盛り合わせとシャンパンそして紅茶です。毎回ですがシャンパンはのめません・・・飲めると良いんでしょうがね!

寝室

寝室も素晴らしい作りです。建物はこれで約10年ほど前の設計だそうです。シーツの折り方などはなるほどの作りです。天気が悪かったので窓を開けずにこの部屋だけは保ちました。インターネットも使えますが無線LANでは調子が悪かったのでケーブルで直接接続して使います。

本当はこちらの部屋もオープンにして寝たら気持ち良かったんでしょうが・・今回は波が強いのでたまに床を波が叩きます。

 

誰も居ない一人でこの部屋(島)なのは開放的であるのと同時に少し心細くもありました。

 

窓の外を見ると机越しに隣の部屋も見えます。この机にはホテルの使い方が満載です。十分に楽しんでください。

キッチン

リビングと寝室の間の渡り廊下はキッチンになっています。雨が降ると仕切りを下げて雨風を避けます。ミニバーやお菓子の設定は完璧です。さらにワインクーラーまで準備されていました。見る人が見れば良いものなんでしょうね。

 

バスルーム

バスルームと言ってもリビングと同じ広さを持っています。窓に囲まれていますが海にせり出したバスタブ、左右に分かれた二つのシンク。全面海を見渡せる窓ガラスです。後ろ側はクローゼットになって凄い量の服が掛けれるようになっていました。

スースケースを置く位置からも海が当然のように見えます。トイレは私の好きな木でできたタイプですね!

 

顔を洗って見える景色がこれです!もう痺れるしかありません・・・

お風呂も広く湯量も十分です。バスアメニティの置き方も良いですよ!

 

こちらも床にガラスがはめ込んであり、下を除いて魚を楽しめる作りです。そして隣の階段を下りて海に入る事も可能です。

 

遠くにはソネバギリの結婚式場が浮かんで見えます。結構なカップルの数が私の宿泊中にも式を上げていました。

シャワールーム

この部屋の最もメインなのはシャワーかもしれません。バスルームから渡り廊下を数メータ歩くと光一杯のシャワールームに到着です。お湯が出るのに暫くかかりますが、水でもまったく平気です。

 

シーデッキ

このデッキがまた痺れます。リビングから外に出ておりるとここに到着です。更に階段を数歩降りると海の中に入りますね・・

壁のような布がありますが他の視線を遮るのが目的だそうです。海に降りる階段には必ず蟹が隠れていました!

  

屋上

そして部屋の上にも屋上があります。南国で日蔭の下でのんびりと昼寝!と行きたかったのですが今回は厳しい状況です。でも屋上からの景色も最高です。

 

食事

朝食を本当は屋上で食べたかったのですが天候のため叶いませんでした。仕方無く部屋の中で頂きますがこれも悪くありません。

朝の食事もボートで部屋まで運ばれ、例の入口の鐘がモーニングコール変わりです(笑)

 

バトラー

総ての手配はバトラーが行ってくれます。船着き場にも事あるごとに迎えに来てくれます。基本は必要に応じてフルにアテンドしてくれました。流石と言う対応でしたね。一応・・・日本人のGROの方も居ましたが最初のお出迎えだけで後は特に話もしませんでした。ちょっと寂しい対応でしたね。

場所