アラブ首長国連邦にはだいぶ慣れてきましたが超えていない壁があります。それがレンタカーです。普段は料金も安いので、なるべくリモサービスやタクシーを使用します。しかし自由度を考えると・・・と言う事でレンタカーを借りますが、どのように楽しめるのでしょうか?
結果
初めてのレンタカーは多少手続きが面倒でしたが、やはり機動力は抜群です。おかげでアブダビ、ドバイ間を何回も往復し砂漠のホテルにも自分で楽しんでいけるようになりました。ただし海外での運転なので注意はするようにしています。
レンタル方法
AMEX経由でレンタカーをお願いします。ポイントは色々とあるのですが先ずは運転手が不要なレンタカーである事を明確に伝えます。場所はアブダビの空港でしか貸し出せないとの事でしたので宿泊しているエミレーツ パレスからアブダビの空港までタクシーで行く事に・・
レンタル方法
当日、時間になってアブダビの空港に移動するとレンタカー会社のスタッフが私のネームプレートを持って待っています。
手続きを始めようとすると、運転免許所のコピーやパスポートのコピーが必要だと言います。勿論ですが、空港にはコピー機が無いと言います。どうやらオフィスは違う場所との事なので、一緒に車で移動する事になりました。
移動すると、空港に近いのかと思っていたら、むしろアブダビ市内にあります。「何故アブダビ空港でしか受け渡ししないのか」と質問したら・・・「そんな事は無い」との返事です。あーやっぱりです・・何回も念押ししたのですが・・今回はAMEX側で適当な確認しかしていなかったようです。ここはAMEXに電話して問題点を伝えておきました。
事務所に付くと今度は更に面倒は事が・・・日本の免許と国際免許を見比べて私の運転歴を探りますが和暦で書いてあるのでもちろん分かりません。西暦との変更について説明しましたが、彼らが分かるわけはありません。途中で変な日本語を話すフィリピン人の女性が出てきて話を更に混乱させて約1時間かかりました。
良かった点はGPSを頼むのを忘れていたので、これをついでに借りる事にしました。日本のGPSほどではありませんが無いよりは凄く便利です。速度も算出してくれているのですが、車のスピードメータとピッタリ5km/h早く表示されます。直線で図って見ると、GPSの方が正確な値をしめしていました。車の速度は少し遅く表示されていると言う都市伝説は本当だったのですね!
車
お楽しみの車はベンツのC200です。これならそれほど大きくありませんし何度も乗っているので安心できます。
ベンツは一度砂漠にスタックしてしまったので、ホテルのスタッフに引っぱり上げて貰いました。御蔭でベンツC200に詳しくなりました。前のここにボルトを付けて引っぱります。ちょっと砂漠を甘く見ていました。
車のシガーレットの電源は世界共通で12V(だと思います)なので日本から持って行ったシガーレットからUSB給電できるコンバータは有効に利用できました。これでiPhoneで音楽を聞きながら移動できます。
運転方法
日本とそれほどルールは大きく変わりませんが、以下の部分が違います。
- 高速(??)は基本無償
- 高速は平気で6車線とかあります。
- 町中に入るとかなり道がゴチャゴチャしています。
- 工事している箇所が多いので前使えた道が使えなくなっていたり。
- 周りの車の速度が速い。制限速度は120km/hのはずが・・・
- 温度が高くなっているので常に道がおかしく見える事が問題です。水に浮いている状態で見えたり、曲がって行ったりと慣れないと吃驚します。
ガソリンは基本的にスタッフが入れてくれます。セルフと書いてあっても日本人が悩んでいるとスタッフが来て勝手に入れてくれます。料金は満タンでも1000円しません。やはり安いのです。C200の燃料タンクは外から押すだけでオープンになるので簡単ですが、盗まれそうですね・・
バレーパーキングが殆どのホテルで提供されていますので楽々です。入口まで車で乗り付けてスタッフに渡すだけです。もちろん引換のチケットを貰う事だけは忘れないようにしてください。これでドバイ セレブの気分を少しだけ味わいます(笑)
レンタカーの楽しみ
時間があればエミレーツパレスホテルが提供するスーパーカーレンタルが次の狙いです。ランボルギーニ―とかフェラーリとか借りれます!