パリからロンドンに向かうには色々な方法がありますが、今回はユーロスターを選択しました。手配はAMEXの担当者を経由して宿泊も素晴らしく、飛行機への出迎えも扉が開いたら燕尾服という私の大好きなフォーシーズンズ ジョルジュ・サンクが対応してくれました。さてどのような列車の旅だったのでしょうか?
結果
やはりジョルジュ・サンクの対応は素晴らしい!このレベルが電車に乗るまで続くとは思いませんでした。また列車の旅もそれなりに楽しめました。次回はオリエント・エクスプレスに・・・
予約
もちろん日本に居るときから予約をお願いします。簡単には内容が決まらず時間やクラスについては相当にAMEXの担当者の方に調整をして頂きました。結果としてはビジネス プレミアが最良の座席との事でした。またチケットは必ず印刷した物が必要になるので注意が必要です。
またロンドン側でのピックアップも少し面倒です。SAVOYのドライバーが駐車できる場所が無いため、到着時間を見計らって私に電話すると言う離れ業を実施するとの事です。う・・・んほとんど無理そうなんですがSAVOYが言うならできるのかな・・・なんて思いました。
送迎
送迎はジョルジュ・サンクからお願いしましたが、これは大正解です。車をパリのノルド駅の前に着けて頂きそのまま駅に入ります。駅からスタッフが駆け寄り荷物は彼が総て持ってくれます。実は彼がホテルのスタッフなのか、ユーロスターのスタッフなのか、別の所属なのかは最後まで分かりませんでした。ホテルのドライバーとの会話が無ければ我々の担当である事さえ分からなかったでしょう・・・
彼にチケットとパスポートを渡すとドンドン進んでいきます。改札口も人が並んでいると別のスペシャルレーンを準備して対応していきます。話を聞いていると彼の奥様がスペシャルレーン等の手配をしているようです。なるほど・・・また彼のトークは延々と続きます。フランス人がここまで軽やかに英語でしゃべり続ける事は初めての経験でした。
改札は印刷されたQRコードをかざすことで通過できます。なるほど・・・だから印刷したチケットが必要なんですね。
また先のチケットの紙は出国手続きでスタンプがおされます。出国手続きで少し私が揉めていると、直ぐに彼が入って私の素性を説明し旅の目的を話すと直ぐに通過できました。見た目は私より彼の方が怪しいのですが・
ラウンジ
総ての手続きを終えるとビジネス・プレミア サロン ラウンジで時間を待ちます。ここは列車の真横にあり他の乗客より優先した乗車が可能です。
かなり縦長な構成ですが例の彼が近くに立っており飲み物がコレで、食べ物がアレで、時間になったら私が社内までエスコートしますと来ました。ウーン・・・ジョルジュ・サンクの手配は凄すぎです・・・
実際の出発は少し遅れましたが彼が全部対応してくれるので私たちは何もする必要はありません。アナウンスが出るたびに報告に来てくれました。
乗車
乗車が開始されると彼が率先して移動していきます。早すぎて我々が置いて行かれるぐらいでした(笑)
ビジネス・プレミアの車両に来るとスタッフと談笑しながら荷物を自ら入れラックしてくれました。
出発間際まで彼はアレコレと対応してくれて座席は良いのか?あまり座席は倒れないぞ・・・食事はこのようなのが来るけど此れがお奨めだとか・・・半分はお節介になるほどでした(笑)。
出発
最終的にビジネスプレミアムは数組しか乗っておらず好きなだけリラックスします。雑誌も私が好きな物があり少し読ませて頂きます。出発して暫くするとおしぼりが配られました。スタッフからは「好きな場所に座っていいですよ」とのことでした。
同時に食事のメニューも頂きますがお腹は減っていなかったので不要とお伝えしました。結果としては紅茶とお菓子だけ頂きました。
到着
約2時間の移動でロンドンに到着です。
先ほどの車内のスタッフに見送って頂いて出口に向かいます。ついでなので先頭の車両に向かい写真をとってきました。飛行機とは違いますがたまには良いですよね!