私の中でSOソフィテルと同じくアバンギャルドな雰囲気を持つホテルとしてWがあります。さてバンコクのWホテルのマーベラス・スイートの滞在は如何に?
結果
香港のWホテル以上に切れた滞在を楽しみました。知らなければ、ノリは日本で言うブテックホテルかと思うような作りです。スタッフも勢いがあります!
予約
経路としてはドバイからの帰り道にバンコクにふらりと立ち寄ったので、かなり気ままで複雑な経路を移動していました。今回もAMEXの担当者の方にホテルからフライトを総て綺麗に整えて頂いていたので完璧な予約になりました。
バンコクでのホテル選びでは今までに宿泊していない事を前提に探して頂いたところ、Wの名前があがります。あのWホテルであれば雰囲気に負けないように行こうと心に決めて予約をいれます。内心はノリノリでしたが・・・まさかこのノリノリがあそこまで行くとは思いませんでしたが(笑)
送迎
エミレーツ航空のファーストでバンコクに移動したので今回はエミレーツ航空のショーファーサービスでWホテルまで移動します。夜に到着する便だったのでホテルのチェックインは心配せずに楽しみます。写真は帰りの送迎時の車内です。
ホテルに到着すると相変わらずアップテンポな受け入れを行っています。この雰囲気はやはり圧倒されます。
一方で敷地内には古い建物が保存されています。昔の大使館を保存してあると言われていました。
チェックイン
ホテルの送迎では無かったのでルームチェックインはありません。普通にレセプションに移動してチェックインをお願いします。チェックインが終わるとスタッフが部屋まで案内してくれます。今回は特にアップグレード等はありませんでした。しかしスタッフは「この部屋はテンションあがりますよ!」とノリノリで踊りだしそうな雰囲気です。
うーん・・・途中の通路もノリノリです。
うーっむ・・・確かに入り口2911もノリノリです・・・ここはクラブのルームなのかと言うぐらいのデザインです。
部屋
部屋の構成は玄関エリア、リビング、ベッドルームそしてバスルームの構成です。話だけ聞くと普通の部屋ですが、そんなに簡単ではありません。見てくださいこの部屋を・・・
入口
部屋に案内されて入った瞬間にオッと思わされる椅子とクッションそして音楽です。Wホテルに関しては「何故ここにコレがあるのか・・??」なんて考えて泊まってはいけません。感じるがままに見た物を受け入れて滞在するように心がけています(笑)
扉も近くのボタンも他のホテルとは違いクローム調で作られています。クローゼットおよびセキュリティボックスもこのエリアにあります。見かけ倒しでは無く必要な機能や物は総て入っているのがWたる所以でしょう。
右側にはお客様用のお手洗いがあります。ここまでアップテンポでセットされているのも凄いですね!
リビング
入口を前に進むとリビングになります。ここも黒を基調とした造りです。正直にいうと見ずらい・・・部屋には4人が座るソファーと真ん中に使いにくい四角の机があります。
リビングの右側にはミニバーと壁にはテレビが埋め込まれています。先ずはエスプレッソマシーンに下の冷蔵庫です。品数も十分でここまでは至ってアルアルの構成です。
しかしこのミニバーでさえも只者ではありません。クロコ調の壁にシェイカー月のミニバーそして山ほど積み込まれたお菓子。もう遊びのために泊まると言っても可笑しくないぐらいです。そして何故かここに電源やオーディオのコントローラが埋め込まれています。
部屋の奥には書斎机が大きく構えています。このぐらい大きいと使い易くて便利です。
机の上にはホテルガイドと何故かセロテープです。このデザインでわざとおいてくるのがWらしいですね。その他の文具もクロコ調の箱の中に綺麗に必要な物が収められています。これも良いですね。電源やLANも綺麗に並べられています。しかしこの雰囲気です。うーん凄い!気になるピンクの四角の箱は・・・クッキーです。この箱に入れられているとは思いませんでした。良い意味で意表を突かれます。
ベッドルーム
ベッドには更にショックをうける造りです。先ずは上のボクシンググローブです。これで何をしろと・・・いや「新婚さんいらっしゃい」のYES・NO枕と同等の効果があるのか・・などと一人で物思いにふけります。
枕元には電話機とパッドがあるのみです。電燈のコントロールでさえ殆どありません。このパッドで総てをコントロールするのが前提です。その他のDND、アラーム、エアコンそしてメッセージ等も此方で集約されています。
ベッドの向かいにもテレビが埋め込まれています。
バスルーム
落ち着いた雰囲気でありますがベッドルームとの境が殆どありません。カーテンがかろうじて分離してくれているだけです。バスタブは意外とシックなデザインです。お湯を貯めるのに少し時間がかかりましたがココで湯船につかると意外と快適です。アメニティはWらしくblissです。
シンクですが二人分ありますがドーンと長く掘ってデザインしてあるのもなるほどです。
シャワーにもblissのシャンプーなどがありますが態々ここを上からスポットで照らしています。見やすくなるほどですが、ここまで!と思わせるデザインです。しかも壁は鏡です。
the Kitchen table
朝食は部屋では無く外でいただきました。部屋がこんなイケイケなのでレストランも・・・と思いましたが意外とこちらは落ち着いています。うーん益々不思議なホテルです。
プール
これもデザインが凄い!湾曲した壁に何故か猫などが並んでいます。
ガゼボもあるので暫くこちらでのんびりと過ごします。ここは意外と落ち着いて時間を過ごす事ができました。