日本にも色々と宿はありますが今回は熱海にあるWA亭-風こみち に宿泊します。以前から気になっていた食事と宿泊はどのような内容で何か違いを感じさせてくれるポイントがあったのでしょうか?

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結果

食事と露天風呂にこだわりがある宿泊でした。 部屋は歴史あるスタイルで露天風呂を十分に楽しみました。 設備は昔ながらの日本旅館なのであまり期待しすぎ無い事をお勧めします。 もう一回宿泊するかと聞かれると・ ・ ・微妙です。

予約

静岡で会議が朝早く入ったので、どうせなら伊豆で前泊をしてゆったりと楽しもうと決めたのは宿泊前々日です。直ぐに自分のWish Listから WA亭 風こみちを選択してWEBで予約します。 このレベルになるとAMEXもあまり関係ないようです。 ちなみに小学生以下は宿泊できないとの事なので注意が必要です。

部屋のタイプを見ると「きりつぼ」が一番よさそうでしたが、既に予約されておりました。 残念・・・予約をWEBで入れると直ぐに電話でのコンファームを頂きます。そして食事の時間を異常な位に気にされています。何時の新幹線で何時に宿に着くのか・・これは到着当日も同じです。理由は後から判明します!

到着

東京を新幹線で出るときに宿に連絡を入れて大凡の到着時間を知らせておきます。 と思ったら熱海の駅に着いた時には板長から態々の電話を頂き、そのまま宿に来て欲しいとの依頼を受けます。 うーん 神経質過ぎかと思うほどです・・・

チェックイン

熱海駅からタクシーで10分程度で宿に付きます。この距離だったので明日の静岡の打ち合わせも楽だと踏んでの宿泊です。 宿は少し高台にある場所です。 宿に着くころには日が落ちて19時を超えていました。 私以外にもチェックインする人が同時にタクシーで来ていました。 多分、同じ新幹線だったのでしょう。

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タクシーを降りると、スタッフが直ぐに迎え入れてくれます。この部分は慣れている感じです。 入り口をくぐりラウンジでチェックインです。 カードのギャランティも何も取られません。 ただ名前を書くだけです。 同時にお風呂に入る時間を決めます。 貸切浴場は事前に予約するのですね。私は22時からでお願いします。

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食事

この宿は食事がメインのようで、チェックイン後に部屋にも行かずにいきなり食事になだれ込みます。 遅く着いたので仕方ありませんが少し気忙しい感じがします。

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しかしこの食事が美味しい!一人で食べているので味を楽しむのですが細かく拘りがあります。これなら時間を気にしているのも頷けます。 また器にもかなり気が使ってあります。ただの白い皿ではなく、色々と趣を取り入れてある器が私には気を留めました。

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食事はレセプションの隣の場所です。綺麗な個室から眺める夜景は悪くありません。若いスタッフでしたが色々な話を聞かせて頂き十分に楽しめました。 初めに飲み物をオーダーしますが、私はアルコールが飲めないのでノンアルコールのロシアンハートをお願いします。 食事も全8品のかなり長めのコースとなりました。

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夜食もありましたが、ここでコレだけ食べてしまってはもう夜食は頼めませんでした。 逆に考えると食事にここまで拘りがあると連泊はかなり厳しい感じです。

部屋に移動

食事が終わりようやく部屋に移動します。内部の階段はかなり急で狭い感じです。 この部分は古い旅館そのままです。下に二つおりると部屋に到着です。

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ホテルについて話を聞くと、開業して8年程度との事で建物自体はもっと古くから歴史ある建物だそうです。改築して今の姿になったそうですが、開業してからも改善を加えて露天風呂を各部屋に付けたりとしているようです。 はなしの中で「蛍鑑賞の夕べ」の話が出たので見に行きましたが、既に閉館時間で見れませんでした。専用の提灯を楽しみにしていたのですが・・・残念です。

部屋

部屋はリビング、拡張エリア、バスルームと外の露天風呂に分かれます。 一言でいうと外の「露天風呂は素晴らしい」ですが それ以外は昔からの旅館です。

(音はありません)

入り口

昔ながらの扉を開けると日本の旅館らしい装飾です。お皿や飾りが渋い雰囲気です。少し先に進み右に曲がると部屋が見えます。その角にはバスルームです。

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バスルームは先ずはシンク一つの洗面所があり、その奥が全自動のウオッシュレット トイレになっています。 アメニティはかなり充実していました。 多分女性には嬉しい内容だと思いますが私は殆ど使用しませんでした。

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リビングとの間にはミニバーがあります。ソフトドリンクは飲み放題プランで宿泊したため総て飲んでも料金は変わりません。 またそんなにガブガブ飲む必要も無いでしょう。

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リビング

到着したのが遅かったので既にお布団が引かれています。真ん中にはテーブルがあります。久しぶりの和机ですね。 机の上には和菓子と急須でのお茶が準備されています。 流石に和菓子はお腹がいっぱいで頂くことは出来ませんでしたがお茶を有難くいただきました。

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正面には収納があり中には浴衣が準備されています。すこし右に目を移すとテレビとDVDプレイヤーもあります。しかし備品や内容をよくよく見るのは古くて寂しくなるので途中で見ないようにしました。特に金庫に関しては年代物過ぎて涙が出るほどです。

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一応テレビの下の引き出しを開けると受付につながる電話が発見されます。それ以上でもそれ以下でもない感じです。

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布団では普段寝ないので心配だったのですが、マットレスがしっかり入れてあり寝ていて腰が痛いとかはありませんでした。 枕元の空気清浄機が少し煩かったので静音にして朝までグッスリでした。

拡張エリア

この部分が日本の旅館風だと強く感じさせる場所でした。渋い椅子二つが外を向いておいてあります。 間の机には塗り絵が準備してあります。

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露天風呂

やはりこの宿の一番の見せ場は部屋にある露天風呂です。源泉かけ流し100%を贅沢に部屋で楽しめます。 さらに造りや雰囲気も悪くありません。これだけのために宿泊しても良いと思います。

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拡張エリアの一部に脱衣所があり外に出ることが出来ます。 外に出るとそこはもう露天風呂です。先ずは到着したら一度入ってみます。寝る前にも入り、朝にも入ります。合計三回入りましたがもっと入っても良かったかもしれません。おかげで肌が滑々になりました。

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通常はあまり温泉は出ていませんが、奥の蛇口を捻るとかなりの勢いでお湯が湧き出ます。すこし放置しておくだけで相当に暖かくなりました。

貸切風呂

浴場もありますが部屋の露天風呂の方がやはり素晴らしい!

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朝ごはん

朝一番の出発だったため、すこし無理を言って7時50分からの朝食として頂きました。 こちらの旅館は本当に料理の時間には厳格です。

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すこし面倒ではありますが、その分に美味しい炊き立てのご飯を頂けたるので意味はあると思います。 魚を頂き 数多くの食材と合わせて食べる朝食は完璧の一言でした!

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地図