上海の宿泊にも随分と慣れてきましたが、素晴らしいホテルはまだまだ続きます。今回は外灘側の歴史ある建物に入っているウォルドルフ アストリア 上海 ザ バンドを楽しみました。さてそのレベルは?

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結果

伊達にヒルトン最高穂のWaldorf Astoriaを名乗っていません。北京と同様にサービスと場所そして設備も素晴らしい滞在でした。ペニンシュラ 上海よりも行けているかも・・です。

予約

いつも通り予約はAMEXからお願いします。今回の宿泊はFHR対象なので色々と特典を頂けました。私の担当の方もこちらはお勧めな感じでした。宿泊はいつも通りハイフロア & ナイスビューでお願いします。しかしこれは今回は間違いでした。次回は川に近い上海クラブビルに滞在を希望します!

チェックイン

今回のチェックインは会議の合間を縫って行うため自分でタクシーを使って移動します。タクシードライバーはホテルの車付けの場所が分からないようだったので隣に付けてもらって自分で歩いて入っていきます。この扉を開ける人のタイミングが絶妙です。よく分かっている人なんでしょうね!扉を開けるだけで感動させれるって・・・凄すぎます!

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この壮大なつくりに圧倒されますが滞在すると心地よく感じるようになります。

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多くの場合に送迎無のチェックインにはホテル側が戸惑いますが、こちらはなれたスタッフが完璧な対応です。大通側から入っていくとベルが荷物を受け取り名前を確認します。私の名前を無線でレセプションに伝えておき、私がレセプションに着くころには総ての準備ができているという手筈です。なるほど・・・

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ちなみにこのホテルは大きく分けて二つに分類されます。期待していたのは古い建物側でしたが、予約されていたのは新しいタワー側でした。確かに予約票には1ベッド スーペリア スイートで予約してありました。更にハイフロアの条件でこちらになったようです。少し失敗しましたが次回の楽しみ(私の希望は「借金君の くう・ねる・あそぶ」のこちらです)に取っておきましょう。

・Waldorf Astoria Club 上海クラブビル (100年以上前の建物で川に近い)
・Waldorf Astoria Tower (新しい)

またAMEXの特典としてはかなり使える内容です。アーリーチェックインは何時になるかわからない私には有難いサービスでした。

・12時のアーリーチェックイン
・16時のレイトチェックアウト
・アップグレード
・二人までブッフェでの朝食
・プラチナカードは125USD センチュリオーンは175USDまでの食事(ルームサービス除く)

チェックインを終えるとスタッフが変わり専任のバトラーにバトンタッチです。この連携も私を全く待たせる事無く進む素晴らしい連携です。期待できますね!

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今回の部屋は1803号のKING LUXURY RIVER SUITEにアップグレードされていました。スタッフも景色は期待して下さいとのことです。

部屋

構成は入口からお客様用のお手洗い、リビングルーム、ベッドルーム、バスルームそしてウオークインクローゼットの完全スイート構成です。

一番の見どころはやはり景色です。この景色を独り占めできるのは素晴らしい!私は1時間この景色を何もせずに見ていました。

入口

重厚な扉を開けると花が飾ってある入口になります。

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中に入ると上海の景色が目に飛び込んできます。これは素晴らしい・・・以前のTHE PENINSULAの宿泊も素晴らしかったですが今回も負けていません。

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バトラーが部屋の設備について説明を行い、その他のお手伝いについても質問してくれます。食事から観光まで総てお任せくださいとの事でした。残念ながら今回は殆ど予定が組まれているのでお願いする事はありませんでしたが頼もしいバトラーです。

実際に今回の滞在でホテルのスタッフの動きは冴えわたります。日本のホテルのスタッフ以上なんて当たり前です。ホスピタリティとその能力は上海のホテルおいてずば抜けています。選択一つを見てもその受け取り方、選択の手法の確実さ問題がある場合のエスカレーション。しびれるほど良いです。

入口にはお客様用のお手洗いもあります。こちらのお手洗いもウオッシュレットとなっておりポイントが高いです。友人たちも来るのでこの景色と内容は悪くありません。

リビング

部屋に入ると手前には丸テーブルがあります。その上には何もありませんでしたが、暫くするとフルーツの大皿が並びます。毎日交換されるので好きなだけ食べても無くなりません。フルーツ好きの私には有難い内容でした。しかもマカロンなどもこのデザインで提供されフィンガーボールまで準備される手の込みようです。

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丸テーブルの後ろがミニバーになっています。料金は総て宿泊人は別になっていますが、品ぞろえも悪くありません。軽いスナックも準備されれています。本当はプリングスがあると完璧なのですが・・・エスプレッソマシーンやグラスの準備も流石としか言いようがありません。この時点でかなりこちらのホテルのファンになってしまいました。

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奥にはソファーと低い机があり友人たちが来た時もこちらで談笑して時間を過ごしました。こちらも最初は花が有るだけでしたが、ハイティをSALON DE VILLEで頂き残ったお皿をそのままバトラーが運んできてくれました。本当に気が利くスタッフたちです。

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窓際の書斎はガッチリと重厚な作りです。私の使い方は机の上から余分なものを一切どけてからPCを広げる使い方をします。最初から引き出しの中にディレクトリや情報があるので余分な動作が不要です。私好みのセットアップですね。嬉しいのはコンプリメンタリのキャンディなど細かく気が使われている点です。泊まることを楽しんでもらいたいと言うのがよくわかります。

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袖机に電気系統が準備されています。コンセントにテレビとの接続そしてUSBのチャージャ等は非常に便利な作りです。下の段にはコネクションキットが置かれているので多くの場合には問題なく使えるでしょう。

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夜になるとまた雰囲気が変わってきます。良いですよねこの雰囲気・・・

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ベッドルーム

かなり厚みのあるマットレスのあるベッドが目に飛び込んできます。良く見るとシーツもWAのマーク入が入っています。

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枕もとのコントローラがかなり逸品です。しかも日本語で楽しく表示されており少し笑えます。水のセットや時計も完璧に備えられています。

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ベッドの向かいのテレビもしっかりとAVセットが組み込まれています。セットトップボックスとの組み合わせがされておりキーボードも準備されていました。しかし操作が良いとは思えません。何時ものことですが夜は見ることなく寝てしまいました。

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窓際にもソファーと丸机があります。本当は窓を向いていたほうが良いのかもしれませんね。

バスルーム

ベッドルームの奥が大理石でできた真っ白なバスルームになります。WAのイメージ作りは本当にうまくできていると感じます。タオルのマーク、その置き方などが洗練されていますね。

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大理石にはめ込んだ形で深めのお風呂があります。タオルの置き方やアメニティのセットは文句のつけようがありません。湯量も十分で、寝る前にバスソルトタップのバスタブにつかり体をほぐしてから寝ると最高です。

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シンクもダブルで広々と使えます。目の前の鏡にはテレビが埋め込まれており、スピーカシステムも連動しています。しかし私は面倒なのでiPhoneのスピーカで音楽を聴きながらバスタイムを楽しみます。

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アメニティはフェラガモが使われています。残念ながら私はあまりフェラガモのアメニティは得意ではないので自分で持ってきた物を使います。お風呂場の鏡はスイッチでスリガラスにしたり透過させる事もできるようになっています。意味は分かりませんが関心はします。

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こちらのトイレももちろんウオッシュレットです。やはりあると助かります。しかもフルスペック??のウオッシュレットが準備されているのは私にとって高得点です。シャワーもハンドシャワーとレインシャワーの二種類があります。湯量も十分ですぐに温かいお湯がでてくるのは悪くありません

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。微妙な隙間には体重計が置いてあります。旅に出ると気になるので少し乗って確認だけしておきます。

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クローゼットはバスルームと入り口をつなぐ別の通路にもなっています。相当に広くセキュリティボックスやドレッシングルームの役割も果たしています。

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サロン

川側のサロンで軽く人と話をするために移動します。その名もSALON DE VILLEです。古い建物の中にありますが凄く手入れがされており歴史が刻まれていると直ぐに理解できます。

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アフタヌーンティを一つ頼んでゆっくりといただきます。これだけでお腹が一杯になります。味も選択も伝統的な内容になっており間違いありません。中にいる人たちも全然騒がしくなく、言い方が申し訳ないのですが中国人らしからぬ動きをされています。

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ここで残したものが先ほどの部屋に運ばれることになりました。凄いですよね・・運んじゃうんですよコレを!

朝食

朝食はメニューとビュッフェから選択する事ができます。今回は軽くウェスタンでいただきました。上から見るときれいに並べられているのがよく見えます。

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帰りの送迎

帰りは送迎で空港まで移動します。運転手もよいマナーでゆっくりと確実に運転してくれるので安心です。車の後部座席もすべてコントロールできる車種でゆったりと移動します。ちょっと壊れていましたがね・・(笑)

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周囲に泊まっている車もフェラーリやポルシェなどがメインですね。この出口は川側とは逆側に準備されています。

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地図