コロナ禍でも快適！東京ディズニーランドホテル宿泊記スタンダード・ファミリールーム

東京ディズニーリゾートが家族や友人と行って楽しいのは間違いありません。しかし無条件に楽しいかと言うと・・私は「違います」そんな問題を解決するのがオフィシャルホテルです。さてどんな快適を提供してくれるのでしょうか？

結果

コロナで色々とサービスの提供方法が変わっていましたが、東京ディズニーランドホテルでお得で便利な滞在を2020年9月の連休に経験することができました。東京ディズニーランドホテルを使うとパークチケットも簡単に手に入り、立地も最高で疲れた時には簡単に部屋に戻り休憩できる良い選択です！

コロナの影響を受けて違うところ・同じところ

コロナの影響を受けてリゾート側は色々な施策を行っています。スタッフの中でも情報が追い付かずに電話で確認するような場面がありましたが、来園者や宿泊者を楽しませようとする気持ちに変わりはありませんでした。

ホテル特典の違い・気になる点

「ハッピー15エントリー」は提供されていません。これだけだと意味が分かりませんが、説明を聞くと祝日・休日は開園前でも人が増えてくると「密」を防ぐために早く（私が滞在したときは30分ほど）開園させるとの事でした。このハッピー15エントリーを提供すると宿泊者にとってメリットが薄い・むしろ足枷となるので停止しているそうです。
ホテル滞在者向けの「ファストパス」も提供を停止しています。（昔々はホテルからもファストパスが提供されていました）
「東京ディズニーリゾートＶＩＰツアーサービス」も提供を停止していました。
一日モノレール乗り放題券が宿泊者数分提供されていました。

パークの違い・気になるところ

とにかく人が少ない。人気のアトラクションは「60分待ち」もありましたが、殆どのアトラクションは20分程度で楽しめました。結果的には普段より3倍程度のアトラクションを楽しむ事が出来ました。
そもそもファストパスが提供されていない
「スタンバイパス」も9月の連休ではまだ提供されていませんでした。スタンバイパスは特定のアトラクションの列に並ぶことができる権利を貰うことができます。これにより密な状態を防ぐのが目的だと思います。（注：9月26日現在は提供されているようです）
アトラクションに並ぶにもソーシャルディスタンスが取られるので、ゆっくりと常に歩くような状態になります。私は立ち止まっていると10分程度で足が痺れますが、歩くのは一日中歩いても平気なのでとても快適に待てました。（当日は25,000歩以上歩いていました）
園内にキャラクターが少ない。
「パレード」は規模を縮小して実施。昼間は車が1台、夜のパレードは3台程度になっていた。
「パレード」を見るにはソーシャルディスタンスを取るために足元のマークがある場所で一人ずつ見る。このために間が大きくとられているので見やすい状態となっていた。
レストランの予約がアプリでは取りにくい（実際はガラガラですが、人数をかなり絞っています）
「花火」は変わらず天候次第で打ち上げるか決める。

予約

本来はこちらに宿泊するのではなくアンバサダーホテルのみに滞在する予定でした。しかし・・友人から「パークチケットはチェックイン当日は購入することが出来ない」と教えていただきます。アンバサダーホテルに電話をして一般的な話として聞いたら「チェックイン当日のパークチケットはホテルとして提供できず、インターネットで普通にチケットを買う必要がある」と言われます。

WEBでパークチケットを検索しますが訪問の一週間前なので空きはありません。これでは意味が無いので前日のパークチケットを取るためにホテルをもう一泊することとしました。なんと前日だと「東京ディズニーランドホテルファミリールーム」に空きがあります。しかも外壁工事のためお得な料金設定です。今まではディズニーリゾートのオフィシャルホテルは激高だと思っていましたがこの値段なら納得です。そのままオフィシャルサイトで予約を入れます。ディズニーリゾートの中では新しいと思っていたホテルですが開業は2008年ですから既に12年の歴史があるのですね・・・

実はこの話には少し誤りがあって・・「スイートの部屋に滞在すると、チェックインの日も14:00以降に入園できるチケットを買える」と翌日アンバサダーに滞在したときに気が付きました。どちらにしても14:00では遅いので変わらないのですが・・

このままレストランも総て予約を入れておきます。しかしメインの時間は既に予約がいっぱいで少し外した時間に食事をする必要がありました。

電話でホテル滞在の特典が普段と違ってどうなっているか聞きますが、ほとんど分かりません。特別は事はすべてしていないと聞き取れましたが信じられません。何かあるんじゃ無いかと思って現地で聞くことにしました。

チェックイン

チェックイン日は会議があったのでホテルに着いたのは18時を超えていました。外壁補修中との事でしたが夜見ると丁寧に囲われているので分かりません。早速写真を撮り始めます。ディズニーの良いところは皆さん写真を撮るので私も気兼ねなく写真を気が済むまで撮れるところです。また朝一番でもかなり写真を・・

手を消毒して中に入り階段を上がるとレセプションのエリアです。この階段から見上げる天井は荘厳な感じがして好きです。レセプションに向かうとまずは宿泊者用の用紙に記載します。

ホテル名はなぜかアンバサダーになっていますが、ここは東京ディズニーランドホテルです。簡単に記載して再度レセプションに向かうとチェックイン完了です。ついでなのでホテルの提供しているサービスについて質問すると・・概ね返事が返ってきません。毎日変わっているのでスタッフも混乱しているようです。

チェックイン後に別の一室でパークチケットを販売している事を聞いていたので移動します。翌日のチケットを購入しながら、コロナの影響を受けており変更したホテル滞在の特典を聞いたところ電話で別の担当に確認してようやく答えが分かりませした。

すっきりしたところで部屋に向かいます。そうそう・・コロナの影響でスタッフのアテンドも今は止められていました。大人よりのデザインのエレベータや通路を歩いて部屋に向かいます。今回は7324号室になりました。

部屋

スイートとは記載されておらずファイミリールームとなっています。実際の造りはリビングとベッドルームと二つのバスルームなのでスイート構成なのですが、リビングのソファーがベッドになるので二組の滞在が可能となっています。大人２名＋大人２名や大人２名＋添い寝子供１名＋大人２名となるのでディズニーランドに祖父母と一緒に行って同じ部屋で過ごす場合にも良いのかもしれません。よく考えられた部屋のセットです。

(注：音があります）

通路

部屋にはいると少し長めの通路です。右側には大きな鏡があるドレッサーです。玩具ではなく、しっかりした造りで良いですね。

クローゼットは小さめなのですが、ベッドルームには大型のクローゼットが別にあるので問題はありません。普通のホテルなら来客用と言いたいのですがここだと来客と言うより一緒に来た別室の家族用となりそうです。ファミリールームだけあってスリッパが4足入っています。子供用のスリッパが必要だと電話でお願いすれば持ってきて頂けます。

クローゼットの隣がミニバーです。エスプレッソマシーンはありませんがケルトがあり、お茶は飲めるようになっています。残念なのは冷蔵庫です。エビアンしか入っていません。むしろエビアンがあるだけ良いのですが・・・私的にはさみしくなります。考え方によっては、逆にここには自分たちで買ってきた飲み物や食べ物を存分に入れることが出来るので良いのかもしれません。

大きな姿見鏡が壁にかかっているのでディズニープリンセスに変身した後に子供たちが遊ぶには悪くありません。

ウエットエリアその１

通路の左手にウエットエリアがあります。大きなシンクと鏡が特徴です。鏡は通路のドレッサーにある鏡と合わせ鏡になっています。そしてお待ちかねのバスアメニティは完全にディズニー仕様です。これだけでも十分にディズニーを堪能できているかもしれません。ディズニーのコップが一個足りない？心配無用です。別のウエットエリアに準備があるので兄弟・姉妹でも喧嘩になりません。

扉を開けるとバスルームです。ユニットではなくちゃんとタイルがひかれています。そして壁の雰囲気も良いですね。シャワーの湯量・温度の安定度も申し分ありません。シャンプーやコンディショナーも私には合っておりスッキリです。お風呂が外に面している事を期待していたのですが、それはコンシェルジュファミリールーム(パークビュー)でした（笑）

もう一方の扉を開けるとお手洗いです。もちろんウオッシュレットです。綺麗に収められており抜けはありません。

リビングルーム

思っていた以上に広い部屋です。書斎机はありませんが、丸テーブルと椅子が二つあります。私はこちらでPCを使っていました。机の上に今回の案内を並べると中にはポストカードも入っていました。電源アウトレットは無いので充電は寝ている間にしておきます。まあ仕事をしに来るような人は居ないでしょうが、今どきのスマートフォンやPADの需要から考えると壁にもっと電源アウトレットがあると便利ですね。

ディズニーらしいと思うのは奥まった場所にあるディベッドです。クッションはドロップダウンのライトもあるためドレスアップした子供の写真を取るにはいい雰囲気になります。そして一枚めくるとベッドに早変わりです。

テレビの前にはローテーブルがあり囲むようにソファーになっています。ソファーはベッドも兼ねており既にベッドモードに切り替わっていました。これを含めると実質は5台のベッドがエクストラ抜きで準備されていることになります。

テレビは・・ちょっと残念です。TVそのものがかなり小さいのも気になりますが、やはりプログラムが少なく・短いのです。映像のディズニーなのですからもっと専用プログラムを充実させて良い環境で提供してくれると期待しています。TVの下にセットトップボックスがありこちらにUSBのアウトレットがあったのでスマートフォンはこちらで充電していました。（今回は携帯電話が4台にデジカメが4台そしてPCという状態だったのでUSBのアウトレットがもっと必要でした）