「千と千尋の神隠し」のイメージに近いと言われる台北の九份には一度行ってみたいと思っていました。しかし・・のんびり・ゆっくり過ごすのが難しそうだったので策を講じます。さて結果は?

結果

Wホテル台北の車手配で概ねゆっくりと過ごすことができました。しかし九份があれほど複雑で長い道のりだと知らなかったのでガイドさんはお断りしてしまい、大失敗です。次回はWホテルの車+現地のガイドに依頼して海悦楼観景茶坊で写真を撮って阿妹茶でお茶をすれば完璧な観光にできる事が分かりました。あとは天気が良ければ完璧です。

計画

あまり観光に興味が無い私ですが、あの景色を見に一度は九份に観光で行きたかったと思っていました。そこで台北で時間を無理やり作って行く事を決めます。しかし時間も体力も限られているので綿密に作戦を立てます。

AMEX・色々なWEBサイトや友人の話を聞きますが、土日は人が多すぎて移動も満足にできないと想定できました。そこで台北のWホテルに依頼して九份までの移動にBMWの7シリーズを予約しておきます。Wホテルからはツアーガイドも推薦されましたが、私は「ガイドの方は好きでない」事と「そんなガイドが必要なレベルの内容では無い」と思いガイドはお断りしました。

この時点で私は大きく勘違いし、移動が大変=「九份に辿り着くのが大変」だと思っていました。しかし実際には、移動が大変=「九份に辿り着くのも大変だが、九份の中を移動するのも大変」だと言う事が後で分かりました。なるほどガイドさんは楽に移動するためには必要でした。

また昼と夜の雰囲気を楽しみたかったのと、会議の関係からWホテルの出発を15:30としました。これなら16:30に到着し夕暮れ時を楽しめると思いました。

Wホテルでの確認

Wホテルで細かい確認します。例の景色は阿妹茶だと分かって居たので、そちらを予約しようとしますが・・・休日は予約を受け付けないとWホテルから確認して頂き分かりました。しかし当日は金曜日なのに休日・・つまり祝日だったのです。日本を出るときには祝日だと意識していたのですが現地ではすっかり考えから抜け落ちてしまっていました。(爆)

車での移動

車での移動は確保していたので、深く考えずに大丈夫と思い出発です。しかし台北で既に小雨です。現地の天気の事を考えていませんでした。九份は雨が降っている確度がとても高いらしく、私が到着した時も常に小雨の状態でした。

車で一時間ぐらい高速道路と山道を移動すると到着します。歴史は色々ありますが、近づくにつれて人が道から既に溢れています。バス・電車で来なくて本当に良かったです。私の残った体力では倒れていたでしょう。

 

ドライバーの方は入口を示して頂いたので、近くで降ろして頂きます。傘を一応頂きます。帰りは携帯電話で連絡を取る事で待っていて頂きます。

九份を散歩

私のイメージでは直線距離で200m程度なので入口から10分程度で阿妹茶の景色の場所に着くと軽く考えていました。中に入ると左右にはお土産屋さんと屋台です。そして渋滞状態で歩いて前に進むこともできない状態です。更に天井が常にあるわけではないので、時折雨、時折傘のような不便な状態です。そして・・・一本道ではありません。幾つも路地を選んで進む必要があります。何度も何度も間違えて進みます。

途中でこれはとても時間が掛かる事に気が付いて散歩を楽しむことに気持ちを切り替えました。立ち食いをしたり、砂金博物館を見たり、雲の中の景色を楽しんだりと・・

 

阿妹茶

結局は一時間歩いて阿妹茶に着きます。しかし既に体力はありません。何も考えずに阿妹茶の列に並びました。

しかし・・ガイドさんといる方は行列に並ぶ事無く専用の良い場所でお茶を楽しんでいます。なるほど!ガイドさんの意味はこれですね!!

15分ほど並んで、テラスが良いか店内が良いかスタッフ聞かれます。普通にテラスと言いましたが、雨が降っている今日は只の寒い場所でした。天気が良ければテラスでも良かったでしょうが、雨が降っている場合には店内がお勧めです。

休憩を兼ねて、お茶を楽しみました。休日だと選ぶメニューもあまりありません。しかし・・休憩すると気が付きます。店内や店外の写真を見たかったのではなく、阿妹茶を外から見たかったという事を・・

お茶の後にそれらしい場所に行って写真を撮りましたがやはり微妙に違います。向かいの茶店「海悦楼観景茶坊」に行く必要があったのですね・・しかしまた並ぶほどの気力は無かったので諦めて帰途に就きます・・

帰途

帰りも人込みは緩和する事無く一時間程度かかりました。道を間違える事は無かったのですが・・もうヘトヘトです。ドライバーに連絡し車の場所まで移動すると・・そこにはバスを待つ恐ろしいぐらいの人込みです。一時間並んでもバスには乗れないでしょう・・やはり車を頼んでいたのは大正解です。

車に辿り着くと民家の狭い駐車場で待ってくれていました。ドライバーに力なく挨拶して乗り込むと・・後は爆睡です。お疲れさまでした・・

地図