熊本県の天草と言えば15年ぶりの訪問です。当時はサーフィン目的で九州一周の最中に訪れましたが今回は宿泊とスキューバとイルカを楽しみに来ました。その宿泊先は天草と言えば「石山 離宮 五足のくつ」です。さてその宿泊の内容は?

結果

天草の素晴らしい自然に抱かれてキリシタンな雰囲気??と盛夏の宿泊を楽しみめました。雰囲気と設備は最高でしたが、遅れて入ったため晩御飯が少し忙しかったのとダイビングを楽しんだ後のスタッフの対応が私の期待値から少し足りませんでした。のんびりと宿で過ごすのには最高なんですが・・・

予約

今回の宿泊の目的は、日本を理解して楽しむのが目的です。最初の目的地は天空の森でしたが、次は五足のくつです。AMEXに確認すると車でも5時間程度との事だったので途中の宿泊無しで直接行く事に決定しました。

部屋はもちろん一番てっぺんにあるビラをお願いしておきます。同時に貸し切りのサンセットのドルフィン ウオッチと翌日昼のスキューバをホテル経由でお願いしておきます。

到着

そもそも車での経路にどうしても昔と同じ道を使ってフェリーで天草入りしたかったのが間違いでした。ドルフィンウオッチも貸し切りだったので良かったのですが船が港に戻った時には既に真っ暗になっていました。そこから更に車で道に迷いながら45分ほどで宿に到着ですが、予定の時間より大幅に遅れて21時前になってしまいました。

車がホテルの下に着くとスタッフが出てきて行き先を案内してくれます。Villa A/Bに宿泊する場合には下の入口から入りますが、Villa Cの宿泊者は更に上の入口に案内されます。途中は回り込んだりとかなり大変な道です。真っ暗な中スタッフが走り回って案内してくれました。素晴らしい対応でした。

チェックイン

レセプションである天正の前に車を付けるとバレーパーキングで対応して頂きます。スーツケースを出してもらってチェックインするかと思いきや・・いきなりレストランに案内されます。もう時間が最後なので直ぐに食べて欲しいとの事でした。

 

時間も無いので急いで食べる事にしました。食べながらチェックインの手続きもしてしまいます。

部屋へ

食事が終わった後に部屋に早速移動です。真っ暗な中をエレベータにのったり階段を歩いて一番上の部屋Villa C1に到着です。入口を開けると玄関です。こうなるとビラを超えて家です!中の構成は玄関、書斎、お手洗い、リビング、ベッドルーム、バスルーム、お風呂、外のお風呂です。

玄関

外から見ると何故かしめ縄がに飾られています。理由を聞くと天草近辺ではキリシタンでは無い事を示すために常に「しめ縄」をしているそうです。初めて聞きました。玄関は石が下に敷かれています。リビングルーム側に入る方向には絨毯が敷かれています。また外履き用の草履が準備されています。

 

それ以上に天草を感じさせてくれたのは音楽です。すこし甘い感じのアベマリアが流れていました。これは流石です。

書斎

玄関を右に入って行くとお手洗いです。壁にはガラスが埋め込まれて雰囲気は高まります。問題はトイレに行くたびに玄関の石を踏んで移動するので何か違和感がありました。

 

更に奥には書斎があります。こちらから窓を開けると外に出る事も出来ます。机の上の綺麗な箱を開けるとレターセットやアンケートが入っています。

 

後ろを振り向くとクローゼットがあります。その中には箪笥が準備されています。今回は一泊なので殆ど荷物を出さずに過ごしました。

リビング

玄関からリビングに入ると大型の部屋に驚きます。天井も高くて解放感がありました。リビングとベッドルームを仕切っているのは簡単なテレビを支えている仕切りだけです。これが部屋を上手く仕切りながらも広く感じさせてくれているようでした。

入口近くのソファーは奥行きが非常にあります。人数が多いとここもベッドになるようです。机も見た事が無いデザインです。象が持ちあげているのですね。ソファーも渋くまとめれているので、こちらで作られたよもぎ団子を頂きながら少しテレビを見ていました。良く見ると机の上にはスタッフからのメッセージです。

 

壁際にはミニバーがありコップやグラスは十分に準備されていました。しかし冷蔵庫の中は少しさみしい品揃えです。ペリエがあれば満足する私には問題ありませんでしたが・・そう言えばルームサービスはあったのでしょうかね?

 

ベッドルーム

こちらのベッドはフカフカで眠りやすく過ごしや易くできていました。デザインも設備も大満足です。音楽を聞きながら眠る前に本を読んで過ごす時間は素晴らしかったですね。

 

バスルーム

洗面所はダブルシンクですがシンクのタイルの使い方は痺れます。こういうの良いですよね!バスタブも最新の仕様です。暫くお湯が貯まるのに時間はかかりましたがのんびりと時間を過ごしました。アメニティには珍しくブルガリが選択されていました。内風呂は普通のお湯のようでした。よく考えたらこちらにもトイレとクロークはあったのですが使いませんでした。

  

肝心の露天風呂温泉ですがこのようなホテルですと部屋には温泉がひかれていない事が多いのですが、部屋にまでは源泉掛け流し(加熱あり)の天然温泉です。

特にVilla Cはホテルの敷地内から出ているそうです。これは豪華!夜は疲れて寝てしまいましたが、朝起きて東シナ海を見ながら1時間ぐらい過ごしました。これだけでこの旅館に来た価値はありました!

 

地図