アジアに初めてできたアンダーズとして有名なアンダーズ上海を狙って滞在してみます。光るバスタブなどがWEBでは注目されていましたが本質的にはどのような滞在だったのでしょうか?
結果
デザインセンスはアンダーズ東京より抜けており寧ろWホテルに近いイメージです。しかし部屋の汚さが目に付きます。アンダーズ東京より先に泊まったのでアンダーズに少し悪いイメージが付いた宿泊でもありました・・・
予約
今回は香港と上海を二往復せざるを得ない面倒な日程でした。二日連荘で上海(浦東)に降り立つとは思っていませんでした。その中でホテル、送迎、フライトをシンプルに手配して頂けるAMEXはやはり頼りになります。
送迎
上海(浦東)の空港に降りたのは20時頃になります。もちろん空港で荷物を受け取って出た場所でスムースにピックアップして頂きます。
車で新天地エリアに向かうと似たような建物のホテルもありますが遠目にも目立つイルミネーションなので近くに来ると直ぐに分かります。ホテルに着いたのは21時を過ぎていましたがベルのスタッフが直ぐに対応してくれます。
チェックイン
かなりアバンギャルドな雰囲気なレセプションで立ちながらのチェックインです。飲み物は紙コップで出てくるのが上海式でしょうか?スイートの部屋に空きが無いかも確認しますが、満室で費用を払ってもアップグレードする事は出来ませんでした。当日の現地でのアップグレードは費用も安く対応できるので当てにすることがあるのですが今回は外れました(笑)
今回は2205室が割り振られました。名刺風のカードホルダーは良いアイデアですね。スタッフの案内で軽くホテルを案内して頂きながら部屋に向かいます。話を聞くと開業は2011年とかなり立っているのが分かりました。
部屋
今回の部屋はアンダーズ キングと標準的な部屋となりましたが、雰囲気は十分に伝わってきます。夜のチェックインだったので印象が強く着きました。しかし・・部屋の掃除が駄目です・・・借金君の「くう・ねる・あそぶ」でも指摘されていましたが窓がドロドロ・・・そして部屋の隅にはゴミがまだ残っています。電話で依頼したら一時間後に清掃に来てくれましたが良い対応ではありませんでした。
ウエットエリア
扉を抜けて右手がバスルームになります。目に留まるのはシングルのシンクですが・・やはり印象にガッチリ残りました。透明ですが光が入り輝いています。下にはタオル類が十分な数だけ揃っています。引き出しの中にはアメニティが入っています。歯磨きやローション等も標準で準備されているので問題ありません。下の石も温かみを感じるタイプなので裸足でも気持ちよく過ごせます。後ろにはフカフカのバスローブがかかっているのでお風呂の後はゆったりと過ごしました。
更に奥に進むと・・バスタブとシャワーです。またバスタブが輝いています!これを見に来た気がします・・それぐらい印象深いです。湯量や温度のコントロールは問題ありません。普通に使えます。
隣がお手洗いですがちゃんとウオッシュレットが入っています。上海のホテルもかなり導入が進んできましたが、標準的な部屋で提供されているのは良いですね。
リビング兼ベッドルーム
入って直ぐにはクローゼットです。セキュリティボックスや火災時のマスクもこちらにセットされていました。ベッドサイドには時計とドッキングステーションがありますが、古いタイプでした。
そして・・ちょっとハイアット系とは思えない部屋の造りです。ベッドそのものは少し硬めですが寝心地のいい物が使われていますが、後ろの壁のデザインがイケています!赤を基調としながらも色々なパターンが組み合わされています。床は木目調なので
壁側にはミニバーと一体になった棚があります。こちらには電話機やインルームダイニングそしてコントロール用のiPADが置いてあります。最近のホテルはコレで総てコントロールできるようにもなっていますね。
引き出しの中には急須やグラスそして少しのスナックがあります。これらはコンプリメンタリなので気兼ねなく少しだけ頂きました。冷蔵庫の中もそれなりの品ぞろえです。
窓側には文字が書かれた丸テーブルと椅子が二脚そしてソファーがあります。窓の外の雰囲気は悪くなく、お決まりのメッセージが書いてあります。しかし汚れがひどく見にくい状態でした。そして部屋の隅には前の宿泊者の物と思われるゴミが山盛りに・・・
今回はルームサービスもレストランもプールも楽しむ事無くただ寝るだけの滞在になりました・・どうやらゴミで心を折られてしまったようです(涙)