私にデザートリゾートの良さを最初に教えてくれたのは正にアル・マハ デザートホテルでした。今回はロイヤル スイートの宿泊を楽しみます。さてどの様な部屋だったのでしょうか?
結果
初めての宿泊も素晴らしかったのですが、今回は慣れてきたので更に色々と楽しませて頂きました。やはりドバイと言えばこのホテルです。
予約
ドバイのロイヤル・ミラージュの後に中東らしい宿泊に案内したかったので場所はアル・マハリゾートに決定です。初めての宿泊の時にはエミレーツ系列でしたが今ではスターウッドの中でも少し特徴のホテルが集められているラグジュアリーコレクションにブランドが移動しています。WEBサイトも二つに分かれていますがhttp://www.al-maha.com/がより詳しいと思います。
友人も同行するので自分の運転では無く送迎も含めてAMEXにお願いします。もちろんホテルでのアクティビティも予約の時点で概ね決めておきます。今回の目玉は夕食を砂漠の真ん中でスタッフが居ない状態で頂くピクニック ディナーをサプライズとして準備して頂きました。多くのホテルは到着してから決めるよりも予約の時が楽しむためには重要ですね。
送迎
ドバイのジュメイラビーチを出発してから一時間弱でリゾートに到着します。やはり砂漠のこの風景は来るたびに圧倒されつつも懐かしくもあるようになりました。
ホテルに到着するとスタッフに迎えて頂き飲み物を頂きます。一月後半の宿泊でアラブ首長国連邦を楽しむには最高の時期でした。温度も適温で昼間は快適です。同時に夜の食事についてもスタッフと色々と話し込みます。友人達は何の話か読めなかったでしょうね・・(笑)
部屋
今回の宿泊した部屋はロイヤルスイートになります。これ以上の部屋はPresidential Suiteとエミレーツスイートになります。部屋の構成は2ベッドルームにリビングそしてプールのテント型の宿泊になります。テントと言っても虫が入ってくるようなテントではありません。今回のロイヤルスイートは受付からも相当に遠い位置にあります。途中ではガゼルやオリックスと出会うこともしばしばです。
リビング
テントに入ると先ずは小さいながらも玄関になっています。これを左右に抜けるとリビングになります。テント構成だけあって砂漠のイメージにはピッタリの部屋です。引かれている絨毯もなるほどと言いたくなる逸品です。
リビングの真ん中に大きな机と二人掛けのソファーが二組あります。外の扉に近い場所にも一人掛けの椅子があります。これは左右のベッドルームから人が集まって話ができる構成となっているようです。机の上にはマカロンとデーツのウェルカムスイーツとスパのお香が置いてあります。
ソファーの後ろには電話と双眼鏡が準備されています。多くのホテルではただのオブジェですが、このリゾートでは双眼鏡は抜群の効果を発揮します。これで外のサンラウンジャーに横になりながらガゼル等の移動を見ているだけで一日が直ぐに経過してしまいます。
入り口の裏側には大きな棚があり、まず目に付くのはウエルカム アルコールドリンクです。少し舐めてみましたが甘いリキュールのようでした。
ベッドルーム
リビングを中心としてベッドルームが二つあります。基本的に同じ構成なのですが、ツイン ベッドなのかキング ベッドなのかが大きな違いです。勿論それぞれの部屋からもプールに向かうことができます。
ベッドルームにはリラックスできるソファーが準備されています。のんびりと横になれる仕様です。真ん中には机がありますが灰皿とテッシュがおいてあるシンプルな造りです。
ベッドの足元には宝箱のような箱がありますが、こちらの上にスーツケースが置かれることになります。またベットサイドには一応目覚まし時計がセットしてあります。例によって総てのカーテンを開けて寝る私は朝日で目が覚めるのであまり意味がないですが・・・
一番端の窓側に書斎机があります。多くの情報や文具はこの机にありますが基本的に仕事をするには不便な造りです。座っていても私のような人間には落ち着かない感じです。やはり仕事をするような場所では無いのですね・・・なので私はこのレターケースも含めて直ぐに横に移動してしまいます。もちろん夜はターンダウンして頂けました。
クローゼットの中に申し訳ない程度に液晶のテレビが置いてあります。DVDも見れますが、このリゾートに来てあまり見る機会は無いでしょう。またクローゼットの中にはセキュリティボックスもありますので安心です。
バスルーム
此方もベッドルームと同じように左右に二つにあります。全く同じ構成になっています。大きな湯船でのんびりとお風呂につかるのは良いのですが湯量は普通なので、お湯が溜まるにはしばらく時間がかかります。暫くはシャワーで汗を流して湯船にお湯が溜まるまで待ちましょう。
洗面所はダブルのシンクでアメニティも充実しています。また置き方もセンスが良い?です。アメニティはTimeless SPAエディションと普通の物に変わっていました。昔は瓶に入った渋い感じだったのですが・・・
お手洗いも木製の便座でゆっくりと過ごせます。型は古いのですが悪くは無いですね。
バスルームとベッドルームの間にミニバーがあります。こちらも左右に別々に同じ構成が取られています。紅茶にエスプレッソそして充実した冷蔵庫です。今回のレートではアルコール以外は総てコンプリメンタリなので気兼ねなく私は頂きました。
プール
このリゾートの最大の見せ場は各部屋にあるプールである事は間違いありません。プール用のタオル等も専用で準備されているのが良いですね。サンラウンジャーに横になりながらプールを楽しみ砂漠を見ているのは飽きません。近くまでオリックスが来たりすることも多々あります。
朝一番だと靄が立ち込めた幻想的な景色が広がることもあります。
夕食
こちらのリゾートへの宿泊回数も10回を超えてだいぶ慣れて楽しみ方は分かってきました。その一つが夕食です。普通に食べても良いのですが、事前にお願いしてピクニック ディナーをお勧めします。初めての方ならビックリする事間違いなしです。なぜなら砂漠の真ん中に放置されて自分たちで夕食を頂くからです。もちろん危険性はありませんのでご安心ください。しかし砂漠の中で友人達と食事をするのは良い経験です。
予約した時間にロビーに行くとレンジャーの方が迎えに来てくれます。そのまま車で10分程度移動してトーチが3本ほど立っている場所に到着です。食事の準備は完璧にされているので後は取り分けるだけになります。
注意点としては風が強かったり寒かったりするので、砂漠の真ん中とは言えど防寒対策をした方が良いでしょう。食事は6品程度で海鮮からカレーと肉そしてデザートまでのフルコースでした。
食事が終わって好きなだけ過ごした後に携帯電話でピックアップをお願いすると迎えに来ていただけます。ご馳走様でした。