イスタンブールへのフライトにはやはりターキッシュ・エアラインズが最初に気になります。中東の友人とイスタンブールでステーキを食べるために選択する移動手段としては最適だったのでしょうか?
結果
ビジネスクラスとしては最高レベルのフライトです。フルフラットの座席にセンスの良い食事を見ているとファーストクラスのような錯覚に陥ります。ファーストより狭いのは仕方ありませんが・・素晴らしいフライトでした。
予約
ホテルも含めて当然考える場合にはAMEXと相談です。やはりトルコに行くならターキッシュ・エアラインズが便利です。最近は機材も食事にも力を入れいそうな広告が多いので期待を大にして予約です。長距離線ですがファーストの設定は無く、ビジネスになります。この辺りにはターキッシュエアラインズの戦略があるようです。
座席はもちろん窓側が好きなので前方の窓側を事前に押さえていただいておきました。
チェックイン
スターアライアンスなのでANAと同じ第一ターミナルです。成田空港としては夜遅い時間の出発なので21時には空港についてチェックイン手続きです。
ビジネスクラスのカウンターで発券していただき座席も問題なく予定していた場所になっていることを確認しました。隣の座席がブロックできるか質問したところ、ビジネスおよびエコノミー全て予約でいっぱいとの事でした。やりますね!
セキュリティチェックはスターアライアンスのゴールドトラックを使用して抜けて行きます。と言ってもかなり多くの人がいるのであまり優先はされません。上の発着便の表示を見るとTK53便が成田の最終便となっていました。
ラウンジはANAのダイヤモンドの資格+スターアライアンス便だったのでスイートラウンジで時間を過ごします。丁度ラウンジから今から搭乗する機材が見えていました。
搭乗
時間より少し早く47番ゲートから搭乗を開始します。例によって一番で搭乗してしまいます・・癖ですね。分岐点でクラスを見るとビジネスとコンフォートそしてエコノミーになっていました。機材はB777-300ERです。
3Kの座席に座って準備をしているとウェルカムドリンクのサービスを受けます。珍しい選択としてイチゴジュース??を楽しんでみました。一番前には航空会社のエンブレムが光っています。ちょっと独特の雰囲気が良いですね。話を聞くとビジネスクラスの日本人CAさんは一名のみだそうです。
アブレストは2―3―2の4列ですが、事前に聞いていた通りに満席でした。ここまで埋めれる航空会社って凄いですね!
座席
ビジネスクラスですがこの広さとフルフラットは素晴らしいです。横を眺めるとかなり広々としています。目の前のモニターとモニターの下のオットマンが長い座席を象徴しています。
オットマンの下には少しだけ荷物を入れることができますが、全体的に収納は不足している感じでした。結局私のかばんは窓と座席の間に挟み込みました。
眠るときは座席を倒してCAさんに毛布をいただきます。よく見ると頭の上にDNDや座席の制御ができるようにスイッチが付いていました。なるほど!横幅は狭いのですが縦は十分あるのでかなりぐっすりと寝ることができました。
モニターにはエアーショーが当然ありますがチョットユニークな表示の仕方で楽しませていただけました。
最近のデザインというのでしょうか・・もちろんカメラも付いているので飛行機の前も見れます。しかしほとんど闇の中をフライトする今回はあまり活躍する場はありませんでした。
テレビの横には小物を収納する場所もありヘッドフォンはここに収納されていました。
シートコントロールは至ってシンプルで座席のリクライニングとフットレストのコントロールがメインです。
シートコントロールの下の肘掛のしたにディスプレイのコントローラとUSBのチャージャー用アウトレットとイヤホンジャックがあります。USBチャージャーは最近では当然ですが、あると便利です。
アメニティとスリッパはオットマンの上に置いてありました。ケースはCERRUTI 1881が使われ中身は靴下・アイマスク・ブラシ・歯ブラシ・クリーム・耳栓そして食事への意思表示です。なかなか気が利いています。
寝る前までに各自に小さなLEDのランタンが配られます。これが機内を真っ暗にしたときにいい雰囲気になります。このサービスは初めてですがOKです!
お手洗い
日本の航空会社ほど常に清掃はされませんが使用には問題ありません。水もボタンを押すと暫く出る仕掛けです。アメニティも柑橘系の香りでトイレをすっきりとさせていました。
お手洗いの後に少し歩くと、お菓子、果物、紅茶やワインそしてお握りとサンドイッチが置いてありました。何時でも持って行って良いとの事でした。
インターネット
フライト中もインターネットに接続できるようになっていました。まずはWIFIで機内に繋いで発注すれば使えます。しかもかなり高速です。他の航空会社よりも2倍ぐらいは帯域があったのは気のせいでしょうか?
もちろんWIFIでフライト情報も提供してくれます。ビジネスクラスの乗客は無料で使用でき、認証は座席の番号と苗字になりますが私の情報は無茶苦茶でした。他人の情報が見えているのは気持ちが悪いですね・・・
食事
さてフライングシェフがいる肝心の食事ですが、日本食に拘らなければ悪くありません。しかしアミューズからこれです!スゴ・・・
オーダーもホテルの朝ご飯をシートで頼むようような感じで記載するので簡単です。日本食は食べれますが「美味しい!」というレベルではありません。
サーブもスタッフが傍まで持ってきてくれた上でさらにお皿に入れてくれます。ビジネスでこのサービスは良いですね。むしろファーストに近いサービス内容です。
果物まで全部頂き完食です。
朝は日本食ですがマアマアです。これは仕方ありませんね。
到着
真っ暗な中をアタテュルク国際空港に向けて着陸です。フライトパスを見ると見事にウクライナを外しているのがわかります。さて地上に降りると窓が濡れてまったく外が見えません。かなり湿度が高かったようです。
そしてB777で満席なのに沖止めというレアな扱いです。
ビジネスの乗客は分離されて扱われるので多少は楽でした。しかし・・・荷物が出てくるのに30分以上待たされたので結果は疲れましたね!
フライト情報
Rec | 項目 | 内容 |
1 | 航空会社 | ターキッシュ・エアラインズ |
2 | フライト | TK053 |
3 | 機材 | B777-300ER |
4 | クラス | ビジネスクラス |
5 | 出発空港 | 成田国際空港(NRT) |
6 | 到着空港 | アタテュルク国際空港(IST) |
7 | 予定 出発時間 | 22:30 (NRT) |
8 | 予定 到着時間 | 04:40 (IST) |
9 | 予定 フライト時間 | 12:10 |
10 | 実 搭乗開始時間 | 21:30 (NRT) |
11 | 実 ドアクローズ時間 | 21:55 (NRT) |
12 | 実 離陸時間 | 22:30 (NRT) |
13 | 実 着陸時間 | 03:25 (IST) |
14 | 実 降機時間 | 03:40 (IST) |
15 | 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) | 11:35 |