単純に飛行機に乗りたい!そんな日が私にはあります。どうせならと・・色々な機材のプレミアムクラスを乗り比べてきました。さて新しい座席の乗り心地は?

結果

2021年12月から提供を開始した新しプレミアムクラスの座席は広くて良いですね!2時間越えのフライトも苦になりません。国内線も進化してフライトが楽しくなります。プレミアムポイントもしっかり頂け来年もダイヤモンドメンバーに向けて歩みが進みました。

予約

予約の段階から今回の座席を楽しむ方法を考えます。やはり私の飛行機に乗りたい気持ちを満足させるには沖縄か石垣島に向かいます。石垣島のフライトは選択肢が少なくプレミアムクラスを乗り比べるには難しいので今回は沖縄一択になります。タイミング的には直近で予約したため窓側の座席がこのフライトでは取れませんでした。空を眺めている私が大好きな私にとっては残念ですが、シートマップを見ると既にほぼ満席でした。

今回のフライトはプレミアムビジネスきっぷで予約します。この運賃はフルにプレミアムポイントを頂けるので3、352ポイントです。更に今の期間はダブルプラチナポイントになるので6、704ポイントとお得です。今回は2往復しますので一日で26,816ポイントとなります。更にさらにライフソリューションサービスの条件に合致させるとANAのダイヤモンド資格には50,000ポイントで到達できるので、その気になれば二日でダイヤモンド資格に必要なプレミアムポイント獲得となります。昔のことを考えると格段に達成しやすくなりました。

朝一番のフライトから機材を見て座席の当たりを付けて行きます。それぞれの便の間は少し開けて違う機材に乗れるように調整します。機材としてはフライトレーダ24シートグルを駆使して選んでいきます。しかも今回はシートが古い順に乗れるように考えます。ただの飛行機オタクですが、その通りです(笑)

チェックインとラウンジ

今回は飛行機に乗ることが目的なので空港から出ません。この場合のチェックインはスイートラウンジで対応して頂く事もありますが羽田折り返しの場合には面倒です。しかしモバイルチェックインが使える昨今はスマートフォンで事前・制限区域内・飛行機の中からオンラインチェックインをしてしまえば到着から出発への制限エリア移動も簡単でQRコードを発行しておけばOKです。国内線という事もあり悩むことはありません。もちろん預けるような荷物も無く手荷物も携帯電話と充電用のアダプターだけです。

間の時間を大きくとっているので羽田空港のターミナル2を運動代わりに端から端まで歩いておきます。だいぶお店がオープンしていますターミナルの端の店舗はまだクローズしている場所がありました。目新しいのは自動運転モビリティサービスですが歩数を増やして運動したかったので今回は使いません。

スイート ラウンジでも時間は過ごしましたが国際線にはかないません。朝から断食で何も食べていない私でも飲めるものがあります!それがスープです。いつの間に導入されたのでしょうか?そしてお茶を飲んで飛行機が並んでいる外を眺めるのが他にはない一番の贅沢です。

搭乗

時間前に搭乗口に向かいます。と言っても64番ゲートなのでラウンジから徒歩30秒で到着してしまいます。新しい機材で写真を撮るため一番乗りを目指して搭乗開始前の5分ほど前に並びます。修学旅行生と思われる学生たちの前で並んでいるのは少し気恥しい感じさえありました。

タイミング的にお子様連れの家族も多くお見えになり楽しそうに飛行機に乗り込む子供たちを見ると楽しくなってしまいます。ダイヤモンドメンバーの一番前に陣取っていた私は子供たちの後に続いて飛行機に向かいます。今回の機材はB777-200になります。

 

中に入るとほとんど人が居ないので気兼ねなく写真を撮ります。また広さを実感できるタイミングです。4Hの座席に座って出発の準備をします。国内線でもブランケットの貸し出しは開始しているので有難く使わせて頂きます。枕は提供されていないのですが国内線はもともとなかったのか・・?ともう分からなくなりました(笑)

座席

完全に満席のフライトになりましたが座席がとても良いです。今日は三種類のプレミアクラスの座席を朝から楽しんだので違いがよくわかります。B767で座った座席も昔は素晴らしいと思いましたがドンドン進化しており私の感覚も変わります。今乗ると背中の角度が私には合わず倒しても常に背骨に負担がかかり2時間のフライトでも疲れます。その後に乗ったB787-8のクレドールタイプの座席はやはり背中への負担が全く違い2時間程度のフライトでは何ともありません。むしろもっと搭乗したいと思います。

今回の新しい座席は更に広く感じます。横幅が特に感じるのですがシートピッチも十分です。実際にはクレドール型よりシートピッチは狭いのですが逆に広く感じる構成です。

 

そして国内線ですが目の前の個別のエンターテインメント用の大型ディスプレイも準備されて・・本当に国内線?というレベルです。エアーショーも最新でインタラクティブです。難点は反射が強すぎて明るい場所だと見ずらい位です。タッチパネルとして操作もできますが、体を前に出して操作する必要があるので少し不便です。今回の機材は手元のリモコンに一工夫ありリモコンの上部がタッチパネルになっておりマウスのように画面のポインターを操作できます。最近のビジネスクラスでは取り入れられることが増えましたね!

リモコンの近くには電源のアウトレットがあります。特にUSB側がハイパワー出力になっているようでiPhoneの充電にも助かりました。Wifiにも対応しており飛行中も色々と確認に使わせて頂きました。

ヘッドレストの部分にはパーソナルライトも完備されていますが夜のフライトではないので今回は意味がありません。深夜便でフライト中に寝る場合には活躍しそうです。

 

テーブルもサイドテーブルと引き出して使えるカクテルテーブルそしてダイニング用の大型テーブルがあります。それぞれしっかりと作られているので揺れて不安な環境ではありません。ただしカクテルテーブルは小さいので飲み物を置くと足で引っ掛けてこぼしそうなので携帯を置くように私は使っていました。大型テーブルは収納時にノッチがかかるのでしっかり上にしてから倒さないと収納できません。後ろから見ていると私と同じようにノッチで悩んでいる人が数人お見えになりました。

食事

さてお楽しみの食事です。24時間の断食を終えてちょうどフライト時に食べれるように準備してきたので食べる気満々です。と言っても間食の時間なのでいっぱい出るというよりはスナックレベルを楽しみます。

メニューとしてはサンドイッチと軽いアパタイザーレベルで一口で食べれます。量もちょうどよかったので総て頂きます。一口大でおいしく頂きフルーツまで食べたところでお茶から飲み物をコーヒにチェンジしてパンプキンロールケーキを頂きます。もうこれは最高です!次の便で夕食ガッチリも良かったのですが私の健康管理には是ぐらいが適切です!

フライト

今回は窓側ではなかったので外の景色は楽しめませんでしたが食事を終えてゆっくりと目を閉じて過ごします。少し遅延していたので機長からのアナウンスも面白く「飛行機の最大性能で頑張って時間を短くします」と言われていました。そういえば今回の4レグの中で機長のアナウンスは一回のみでした。

しばらくして飛行機のノイズと心地よい振動で寝てしまい気が付くと既に沖縄です。飛行機を降りると既に外は黄昏の時間です。折角なので前の便で撮っていた富士山の動画を掲載します。

注:音があります

このまま同じ飛行機に乗って羽田に戻り4レグも無事に終了です。ちなみに帰りのフライトは同じCAさんで運行されており、私が同じ場所に座っていたのでニコニコされてしまいました・・と思うのは自意識過剰かと思っていたら「またご一緒ですね」と声掛け頂きました。ありがとうございます。

フライト情報

Rec 項目 内容
1 航空会社 全日本空輸
2 フライト NH475
3 機材 B777-200
4 クラス プレミアムクラス
5 出発空港 羽田空港(HND)
6 到着空港 那覇空港(OKA)
7 予定 出発時間 14:30(HND)
8 予定 到着時間 17:10(OKA)
9 予定 フライト時間 2:40
10 実 搭乗開始時間 14:50(HND)
11 実 ドアクローズ時間 15:20(HND)
12 実 離陸時間 15:30(HND)
13 実 着陸時間 17:45(OKA)
14 実 降機時間 17:50(OKA)
15 実 フライト時間(ドアクローズから降機まで) 2:30

地図