広州には定期的に行きますが、いつもその発展ぶりには驚かされます。しかしホテルは気持ちを落ち着けて滞在したいので選択したのは安心のパークハイアット広州です。さて期待通りの滞在だったのでしょうか?

結果

パークハイアットは心穏やかに世界で同じ余裕をもって滞在させて頂けます。一切の無駄・不足が無い完璧な造りです。またルーフトップのバーは友人たちと語り合うには最適な場所です。宿泊していなくても存分に楽しめます!

予約

中国の友人が宿泊を特別レートで予約すると言って頂き、ハイアットのアプリよりお得なレートだったのでハイアットのメンバーの番号を伝えて友人に送迎込みで最もお得な部屋の予約をお願いしておきます。私がホテルが大好き(うるさい)と知っているので色々と気を遣って頂いたようです。

送迎

広州の空港に着いた時には22:00を超えていましたが空港内は多くの人で溢れています。外に出ると私の名前を書いた紙を持っている方がいるので目で合図を送ると直ぐに近くに来て名前を確認されます。そのまま私の荷物を持って車の場所まで案内してくれます。

暫くするとBMWの7シリーズが到着です。荷物は彼がそのまま積み込んで、運転手さんがドアを開けてくれます。流れるような動きはかなり鍛えられている良いホテルだと分かります。

 

チェックイン

時間が遅かったのか・・まったく渋滞せずにホテルに40分ぐらいで到着です。見慣れた車付けに到着すると既に3人ぐらいの方がスタンバイされています。車を降りるとそのままマネージャーの方から挨拶を頂き、荷物なども綺麗に運び込まれていきます。

 

途中で今回は満室でアップグレードが出来なくて申し訳ないとの話を頂きますが、全く問題ありません。

65階のレセプションフロアで一度エレベータは下りますが、友人が待ってくれていました。挨拶をするとそのまま部屋に移動です。つまりルームチェックインですね。

二つ目のエレベータに乗って59階に移動し部屋に入ります。部屋でパスポートを渡すと後は何も要りません。デポジット等は友人側で処理してくれたようです。良いホテルは色々と融通が利くので助かりますね。私もこのホテルは誰かを招待する時に利用できると記憶しました。

 

チェックイン時にはそのまま一番上のルーフトップバーを予約します。予約しないとオープンスペースのエリアが取れないのですよね・・金曜・土曜だと入るのに並ぶ必要が出るくらいなのです。宿泊者は優先されるので確実に予約して押さえましょう。

部屋

今回の部屋は最もシンプルなルームですが部屋の造りが相変わらず良いですね・・無駄に多くなく、不足なく、センス良く、使い勝手の良いように配置されています。

(音はありません)

入口

漢字のオブジェの隣にある扉を開けて5921号室に入ると木目調の落ち着いた雰囲気の部屋が待っています。

入って右手にはお手洗いですが・・・ジャジャーンちゃんとウオッシュレットが入っています。しかもシンクもお手洗いについています。もっとも基本的な部屋なのですがシッカリと作られています。

ウエットエリア

バスタブがお手洗いの先に見えますが、リビングとの境目は開くようにできています。ここのお風呂は深くできているので、バスソルトを入れて久しぶりに湯船に浸かり体を伸ばします。

奥にはガラスで囲われたシャワールームです。大理石とこの落ち着いた光に包まれているのは流石にパークハイアットです。もちろん湯量も文句なしです。温度も直ぐに安定して提供してくれます。バスタオル等も十分あり、機能的に収納されています。できそうで出来ない・・そんな積み重ねが効いているホテルです。

そして!シンクも二つあります。デザインも統一されており文句なしですね。アメニティも綺麗に箱に収納されています。私は自前の物を持ってきているのであまり使いませんが品ぞろえも良いです。シャンプーなどはベルガモット22が選ばれています。これは私好みの良いチョイスです!

クローゼット

スタンダードな部屋なのにしっかりとウオークインクローゼットが備えられています。収納量は二人でピッタリぐらいだと思いますが、セキュリティボックス・ラウンドリーバッグ・シューキーパー・スリッパそしてホテルの紙袋と申し分ありません。そして傘・アイロン・アイロン台等も完備されています。もう足りない物は無い・・そんなつもりで作られているのでしょう。

リビング兼ベッドルーム

部屋の真ん中にある大きなベッドはユッタリとシーツが掛けられています。硬さも程よくフカフカの枕で完璧な睡眠が楽しめます。そしてヘッドボードとなる壁のデザインが良いのです。

 

サイドテーブルには電話機・電源コントロール・時計・メモ・電源アウトレットと当然!USBのアウトレットも完備です。今どきのホテルならUSBのアウトレットは枕元に必ず欲しいですよね!カーテンなども電動なので眠たくなってから制御します。私は例によって総てオープンにして眠りにつきます。

 

ベッドの向かいにはソファーが置いてありますが、この大きさと質量です。テレビも低めに設置されておりソファーからもベッドからもゆったりと見えるようになっています。

  

部屋の奥には丸テーブルです。これが書斎机も兼ねているのですが広さが良いですね・・机の上にはウエルカムフルーツとしてバナナとリンゴと桃です。豪華さはありませんが、簡単に食べれる良いチョイスです。丸テーブルの傍には棚があり、電源・TVとの接続ポイント・USBアウトレットのインターフェイスも同じく設置してあります。抜けがありません・・

 

逆にはミニバーです。これまたデザインが渋い・・エスプレッソマシーンと象徴的なお茶のセットがあります。もちろんカップ・グラス・ケルトそしてお菓子も準備されています。期待している場所に栓抜きが置いてあるのも頼もしく感じます。私がホテルの部屋で一番探し回るものは・・「栓抜き」なのです。下の引き出しを開けると冷蔵庫です。水やコーラなどが設定されています。私はVOSSの炭酸水があったので大満足です。

外の夜景も如何にも広州と分かる位置です。

バー

バーは70階にありますが部屋のエレベーターからは直接はいけません。一度ロビーで降りてから乗り換えます。案の定夜遅くになると満席でお客も並んで待っています。

 

今回は宿泊者且つ予約してあったのでオープンスペースの良い場所を押さえて置いて頂けました。

中も良いのですが外の空気を感じながら過ごす時間はまた良いものです。

私は例によって飲めないのですが・・ソフトドリンクと唐辛子揚げそしてフルーツをオーダーして楽しみます。中からはライブのバンドの音が聞こえ広州タワーが煌めく至福の時間が過ぎていきます。

(注:音があります)

地図