モルディブに行ったときに経験したかったのは小さな無人島を貸し切ってピクニックに行く事です。その願いをミレイドホーのエクスカルージョンが叶えてくれました。さてどんなピクニックだったのでしょうか?

結果

AMEXからのミレイドホーへの予約が微妙に違っていたようで少し焦りましたが、最終的には希望通りに無人の砂洲(サンド・バンク)でサンドイッチを頂くことができました。平成最後の日を素晴らしい場所で過ごせました!

予約

モルディブでの旅を考えた時に一番に考えたのが、友人から聞いていた白い砂浜の小さな無人島を貸し切っての食事です。具体的にどのように手配するか考え調べていたら此方に「楽園!!プライベートサンドバンクで朝食 ミライドゥ モルディブ」として記載されていました。なるほど!勉強になりました。この情報以外も「私が旅した海外絶景リゾート」をかなり熟読させて頂きました。(注:ブログを書かれているMiaさんとは連絡方法が分からなかったので、リンクの許可が取れていません。Miaさん→問題あればフェイスブックインスタグラムでご指示ください)

記載されていた内容をAMEXに伝えると手配可能との事だったので宿泊含めて依頼しておきます。それ以外にもスキューバダイビングやSPAも併せてお願いしておきました。

現地での確認

多くの場合にAMEXからの依頼は正しくリゾートに伝わっているのですが、今回は現地で確認すると全体的に怪しかったです。チェックイン時に彼らが恐る恐る私の依頼を確認するときには理由があります。今回のサンドバンクでの夕食の依頼も可能か不可能か即答されませんでした。到着時には波も少し高かったのですが・・天候以外の理由がありそうな感じです。

そこで私から明確に「サンドバンクで食事がしたい」のではなく、「サンドバンクに行きたい」だけだと明確に伝えると、スキューバダイビングの直後の15:30出発で1時間の滞在なら確実に行けるとの回答を頂きました。どうせ行けるならサンドイッチを準備してピクニックできるか確認したところ「それは調整可能」との頼もしい返事です。

AMEXからの依頼が明確に伝わっていないときは焦りましたが、日本人バトラーの方の対応で目的は達成されそうで安心します。

出発

スキューバダイビングを時間通りに終了させて、部屋にも戻らずにレセプションに移動します。レセプションではバトラーの方が待ってくれており、疲れている私を見て、16時出発に変更してくれました。先方の準備もあったのでしょうが、私も部屋に戻り・ミレイドホーのカバンにドローンを入れて・シャワーを浴びて・一息つけたので助かりました。

念のために船酔いの薬も頂いていたので、スキューバダイビングの前に飲んでおいたので準備は万端です。出発時間になるとバトラーの方がバギーで迎えに来てくれますが、バギーの後ろには依頼したサンドイッチが入っている紙袋が準備されています。そのまま港に連れて行って頂きクルーザーに乗り込みます。クルーザの名前はジャスミン号です。

スタッフ2人で私の面倒を見て頂きます。船の中はゆったりとしたソファー席が7人分あります。水も頂き見送りを受けながら出発です。

サンドバンクへ

英語ではサンドバンクと知っていましたが、逆に日本語が分からなかったので調べると「砂洲」と言うらしいです。クルーザは快適でほとんど揺れません。因みに滞在するサンドバンクは天候によって変更されるとの事です。また公共の場所なので誰も居ないかどうかは保証できないとの事でした。

15分ほどで目指す場所に到着です。サンドバンク周辺は水深が浅いので小型ボートに乗り換えます。人間だけでなくバスタオルやサンドイッチも此処で受け渡しです。彼はクルーザとは別に先に来て準備してくれていました。ゆっくりとサンドバンクに近づき砂浜に船を付けます。どうやら誰もお見えにならないようです。

自分の荷物だけ持ち砂浜に飛び降ります。私の準備は海水パンツ・麻のシャツ・カメラそしてドローンだけです。

 

島の景色

小型ボートから見ていたので砂浜のある方向に向かい歩きます。海の色はエメラルドグリーンで煌めいています。真っ白な砂浜には色々な果物が打ち上げられており、ヤドカリが何十匹も群がって食べています。あーモルディブに来て良かったと思う瞬間です。

途中で変に土が盛り上がった場所があったのですが気にせずに進みます。途中で振り返り彼の場所を確認すると、彼が持って来ていた荷物を先ほどの砂が盛り上がった場所においていました。親指を立ててOKのサインを送り私は撮影を開始します。

ピクニック

荷物が置かれた場所に戻ると彼が草の茂みから出てきて準備してくれます。既に日差しも落ち始めていたので影が無くても気持ちよく過ごせる状態になっていました。先ほどの土が盛り上げられている場所にバスタオルを広げて横になる場所を作ってくれます。空は多少曇っており、遠くにはサンダーストームが通過しているのが見られます。

寝転んでいるとお願いしていたサンドイッチと水が出てきます。スキューバダイビングでお腹が減っていたのでフライドポテトと合わせて美味しくいただきました。もう何も言う事はありません。そのまま一時間程度サンドバンクで寝転んで贅沢な時間を過ごします。

帰途

時間になると帰らないといけません。しかし・・彼が申し訳なさそうに「クルーザーが他のお客様の対応で遅れている。小型ボートでリゾートまで帰るが大丈夫か?」と聞いてきます。もちろん問題は無いのでOKです。

彼は大急ぎで片づけて小型ボートに乗り込みます。クルーザで15分なので小型ボートでも30分程度と見込んでいたのですが・・見込み違いなのが波でした。クルーザの時にはまったく揺れなかったのですが小型ボートだと大揺れで、更に海水を頭から受けながらの移動です。また当然ながら小型船で帰る事を想定していないのでライフジャケットもありません。私は濡れることを前提としていたのでOKですが、濡れたくない人・船酔いが怖い人・海に落ちたら怖い人はクルーザが来るまで待つことをお勧めします。

しかし小型ボートで半分進んだところでクルーザが迎えに来てくれました。クルーザに乗り換えるとやはり揺れません。ふと後ろを見ると小型ボートの彼がほぼクルーザと同じ速度で付いてきています。しかも・・波に乗り上げるたびに宙を舞っています。本気出すと早いんですね(笑)

最後にお世話になったのでチップをと思いましたが財布を持って来ていませんでした。後からバトラーの方にお願いしてUSドルで渡して頂くこととしました。

地図