上海シャングリラホテルの一番のお勧めは間違いなくここJADE ON 36になります。さてどの様な食事だったのでしょうか?
結果
モダンフレンチなのかアバンギャルドな料理なのか大変に楽しめる内容になっていました。
予約
レストランの予約は当日にホテルのコンシェルジュ経由でお願いしました。時間や場所等もお願いして希望とおりの席を頂く事ができました。
場所
ホテルのグランドタワー側の36階にあり、エレベータを降りると独特な入口が待っています。入口を通過するとワインセーラーとタウン側の景色を見ながら少し歩きます。洋と中華が混じった店内は食事を肴に、話をしながら大人の時間を過ごせる雰囲気です。
エレベータの近くにトイレがありますが、壁に入口が隠れていて案内が無いと分からない作りになっています。このへんも遊び心なんですかね・・?
案内された席はリバータワー越しにバンドが見える落ち着いた雰囲気の場所でした。雨が降っていたので完璧とは言えない夜景でしたが上海の夜を過ごすには良い時間となりました。
食事
この食事はすべてコースになります。アラカルトは選べませんので少し心配でしたが実際に食事に入ると量と質に大満足です。中国で食べる食事としては最高の創作料理でした。まあ給仕の担当者の気の使い方は半端ではありません。一人だと分かると新聞を持ってきてくれたり、食事の内容の話をしたり、上海の話をしたりと気を使ってくれます。しかも嫌味がありません。グダグダと興味のない話をするのでは無く、食事の間にスマートに声をかけてくれます。シャングリラ浦東のスタッフ全体に言えますがレベルが高い!
私が選んだコースは店のシグニチャーでもあり、そのままの名前「JADE」でした。メニューから更に量をSMALL等として選ぶことができるのは他の店でもまねして欲しいサービスです。
最初の一品から只者では無い雰囲気を醸し出します。パッとみると唯の目玉焼きですが、この卵が絶品です。今まで食べた事の無い卵の調理方法です。(今までは生まれたての卵をそのまま直ぐに食べるのが最高でしたが・・・)
二品目は見た目から違います。そう「海老」なんですが、これがまた違う・・・。柑橘系の香りいっぱいの瓶の中で蒸されており、それを東南アジア風の醤油で頂きます。食べ方は明確に手で食べてくださいと言われましたがその理由も良く分かりました。
メインはリブです。これも美味しく頂きました。美味しかったので綺麗に骨からすべてナイフとフォークで外して食べたら、給仕の担当者が驚いていました。日本人はこんなに綺麗に食べるのかって!
デザートもやはり違います。スイカのデザートですが、シャーベットなのか生なのか間なのか不思議な食感を楽しみました。その後はコーヒを飲みながら30分ほど時間を過ごし給仕のお兄さんと話をして大満足の中で終了でした。
ジェード オン 36 バー
JADE ON 36とは逆側の上海タワーが見えるJADE ON 36 BARも少しだけ使いました。上海タワーを見ると言う意味では、こちらのバーが良いかもしれません。ただし料理は軽食程度です。
夜は友人と合流して遅くに行ったので既に上海タワーの灯りは消えてしまっていました・・・